[徹底検証] ジンバル内蔵小型4Kカメラ DJI Osmo、開封から撮影まで

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更新日2020/05/23

[徹底検証] ジンバル内蔵小型4Kカメラ DJI Osmo、開封から撮影まで

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最近ではカメラの高画質化がどんどん進行し、以前は最高級品質であったフルHD(1920×1080)では物足りない時代となってきました。今では2.7K(2716×1524)や4K(4096×2160)が新製品の主流となってきましたね。

そんな中、4K撮影が可能なカメラに新しい風を吹き込む製品が登場しました。2015年のCEATEC(IT、エレクトロニクスの総合展示会)でも話題になっていた、DJIの4KカメラOsmoです。

DJIと言えば、ドローンで有名なメーカーですね。PhantomやInspireといった名機をラインナップしており、世界のドローンのシェアの大部分を占める大変技術力のあるメーカーです。さらにはこれらのドローンは撮影品質の高さでも定評ある機体たちです。否が応でも機体が膨らんでしまいます。

このOsmo、当然ながらこれまでのビデオカメラ、アクションカメラとはまったく異なる出で立ちをしています。一体どのような製品なのでしょうか。手元に届いた実機をもとに、その機能を紐解いてゆきましょう。

DJI Osmo

まずはDJIが公開しているコンセプトムービーがありますのでご紹介します。

なんとなく利用シーンが想像できるかと思いますが、Osmoにできることは下記の通りです。

  • 高画質撮影(4K)
  • 内蔵ジンバルによるブレのない映像撮影
  • スマートフォン等との接続によるライブビュー、遠隔操作
  • 360度パノラマ撮影、タイムラプス、長時間露光などの特殊撮影

ハンドル部がついているのは、ジンバル(カメラを安定させるためのスタビライザー)が搭載されているためです。高画質なだけでなく、ブレの少ない高品質な映像を撮影できるのがDJI Osmoというカメラです。

実機を見てみましょう

それでは早速製品を見てゆきましょう!

まずはこちらがOsmoの化粧箱です。つや消しのブラックで、高級感ある包装となっていますね。

Osmo 化粧箱

箱に収納されている内容物がこちら。手頃なサイズの箱に、大量の同梱物が詰まっていました。

Osmo 同梱物

目を引くのはやっぱりこれですね。まるで楽器ケースのような純正ケースです。しっかりしたハードケースでベルトもついています。持ち運びのときもこれなら安心ですよね。

Osmo 純正ケース

ファスナーをあけると本体が登場します。安定感も抜群でさすが純正ケースです。他のカメラは持ち運びのとき収納に困りますが、これだけしっかりしたケースが標準でセットになっているのは嬉しいです。

Osmo 専用ケース

こちらが本体。当然のように高級感に溢れる機体。手に持った時にしっかりした質感が伝わってきます。

Osmo 本体

充電の際は専用の充電キットを使用します。

Osmo 充電キット

iPhone5を取り付けてみました。このスタイルで撮影します。もちろんもっと大きなスマートフォンを取り付けすることも可能です。

Osmo iphoneを取り付け

カメラ部分

カメラ部分も見てみましょう。

ジンバルの動きを邪魔しないようカメラは球状の形をとっています。そして表面の加工は指紋などが残りにくいマット加工。質感手触りもよく高級感にあふれる機体です。

なお、カメラの背面部と側面にはファンと放熱フィンがついています。高画質撮影できるカメラは熱がつきものですので、効率よく排熱できるよう工夫がされているのが見て取れますね。

Osmo カメラ背面部

カメラを正面から見た写真です。レンズ周りにカメラの仕様が描かれていますね。

Osmoカメラ前面部

なお、SDカードはカメラに直接差し込む形となっています。

Osmo SDカード挿入口

カメラのスペック

カメラの写真が出てきたので、ここでスペックについても確認しておきましょう。DJIのサイトから確認したスペックは下記の通りです。

  • センサー Sony Exmor R CMOS 1/2.3インチ
  • レンズ 94°FOV 20mm (35mm format equivalent)f/2.8
  • ISO レンジ 100-3200 (video);100-1600 (photo)
  • 電子シャッター速度 8s - 1/8000s(up to 30s when camera is on M mode)
  • ビデオ解像度 UHD: 4K(4096×2160) 24/25p、 4K(3840×2160) 24/25/30p、 2.7K(2704 x 1520) 24/25/30p、 FHD: 1920×1080、 24/25/30/48/50/60/120p、 HD: 1280x720p 24/25/30/48/50/60p

良いカメラですね。やはり目につくのは4K/30pの高画質撮影でしょう。フレームレートもそこそこ高いので、多少動きのある映像でもなめらかに撮影することができます。なおフレームレートとは1秒あたりに何枚の映像が切り替わるかの数字のことで、この数字が大きければ大きいほどなめらかな映像が撮影できることになります。

さらには35mm換算で焦点距離20mmの広角レンズもポイントです。画角94度と幅広く撮影できるので空間を切り取ったような迫力ある映像が撮影できますね。SONYのCMOSセンサーを使ってるのもポイントです。

使ってみます

それでは実際に撮影してみましょう!

アプリのダウンロード/接続

まずはスマホに専用のアプリをダウンロードするところからはじまります。iPhoneの場合はAppStore、Androidの場合はGooglePlayから「DJI GO」をダウンロードします。

DJI GO ダウンロード

アプリを開くと、ホーム画面にドローンを中心としたDJIの製品が並びますので、ここでOsmoを選択します。ここはGoProの初期設定にも似ていますね。Osmoを選んだら、次は接続とアクティベートです。

DJI GO 設定

本体のアクティベートのためにDJIのアカウントを作る必要がありました。インターネットに接続している状態でアカウントを作っておきましょう。

DJI サインアップ

次は本体の電源を入れます。電源は本体のコントロールパネル右側にあります。電源をONにするとWi-fiが発信されますのでスマートフォンと接続してください。初期パスワードは取り扱い説明書に記載があります。

Osmo 電源

ここまでできれば接続は完了するはずです。スマートフォンの画面にカメラの映像が映っているでしょうか?

ジンバルのロック解除

なお収納されている状態のままですと、3軸ジンバルにロックがかかっている状態です。ブレのない映像をとるためにジンバルのロックを解除します。ロックは本体の計3箇所に存在するので、全てはずしてあげる必要があります。

ロック部1

ジンバルの付け根の部分にあるロックです。ツマミ式になっているのでわかりやすいでしょう。

Osmo ジンバルロック部1

ロック部2

ジンバル側面にあるロックです。ちょっとわかりにくいのですがアーム部を奥にまわしてあげることで解除されます。

Osmo ジンバルロック部2

ロック部3

ジンバル上部にあるロックです。こちらもアームを回すことで解除できます。

Osmo ジンバルロック部3

これら3つのロックを解除してあげることでジンバル部が自由になり、手ブレ等の振動を全て吸収して大変なめらかな映像が撮影できるようになります!

また、コントロールパネルにある一番大きなボタンを操作することで、カメラの向きを360度自由に回転させることができます。

ためしにハンドルを持ってOsmoを動かしてみましょう。

手の動きに合わせてスタビライザーがカメラのブレを補正してくれているのが見て取れますね!またカメラの向きも良い感じで操作できているのもお分かりになるかと思います。

実際に撮影してみました

折角なので、実際にOsmoを使って撮影してみました。

本来なら景色のキレイな場所で撮影できたらよかったのですが、近くの河川敷です。4K画質で撮影していますので、もし興味があれば解像度上げて大画面で見てみてくださいね。

Osmoで撮影した4K映像

さて、Osmoの強みの1つにジンバルによる安定した撮影という点があげられます。上の動画では確かにブレていないことが確認できますが、仮にジンバルのついていないカメラで同じ位置で撮影したらどうなるのか気になることですよね。

そこで、手ぶれ補正機能等が一切ついていないGoProと、Osmoでの撮影映像を比較できる動画を作成しました。解像度こそ多少下がっているものの、Osmoでの撮影がどれだけ安定しているかおわかりになるかと思います。

GoProとOsmoで撮影した比較映像

どんな用途に使える?

ここまででDJI Osmoが高品質なスタビライザー、高画質撮影ができるという点がご理解いただけたことと思います。

さて、これまでのビデオカメラ、アクションカメラとは全く異なるDJI Osmoですがどのような用途が想定されるでしょうか?決して安価な製品というわけでもないので、具体的な用途が思い浮かばないことには購入に踏み切れる方は多くないことでしょう。

ハンディカムとOsmoの違い

まず手持ちタイプのビデオカメラ(ハンディカム)との違いを考えてみましょう。

従来のハンディカムは、手ぶれ補正機能もついており、Osmoと比べたときに映像のブレという点ではあまり変わらないかもしれません。しかも最近はビデオカメラも高画質化が進んでおり、機種によっては4K映像が撮影できるビデオカメラも登場しています。さらにはOsmoにはズーム機能がついていません。そのためお子様の運動会を撮影するといった用途では、ビデオカメラに軍配があがるのは明らかですね。

ただ、従来ハンディカムの多くはズーム機能に特化しているため広い範囲を撮影することには向いていない場合が多いです。Osmoは広範囲を撮影することが得意なカメラですので、遠くの対象物を撮影するならハンディカム、広範囲を撮影したいならOsmoのほうが優れていると考えてよいかもしれません。

アクションカメラとOsmoの違い

次は、GoProのようなアクションカメラとの違いです。

小型軽量なアクションカメラと違い、大きく重いです。また防水機能もありません。しかしながら高性能なスタビライザーによりブレのない、キレイな映像が撮影できます。シーンこそ選ぶものの、どちらがキレイな映像を撮影できるかは明白です。

Osmoが活躍するシーン

もちろんOsmoにしかない強みも存在します。

1つは、遠隔でカメラの向きをコントロールできる点です。他のカメラでも機種によっては遠隔で撮影の開始、終了、ズームの調整くらいはできるかもしれませんがOsmoはカメラの向きを360度、上から下まで自由に向きをかえることができます。これは他のカメラではできない芸当ですね(なお単体ではOsmoは自立しないのでご注意ください)

またカメラが360度回転すること、スマートフォンの大画面をディスプレイとして使えることから、他のカメラと比べて自分たちを撮影することに向いています。苦しい持ち方をしなくても、レンズをこちら側に向けるだけで簡単に撮影できてしまいます。

さらには360度パノラマ写真、三脚無しでの長時間露光撮影といった特殊撮影も可能。この辺りがOsmoの強みですね。

幅広いシーンで活躍できるOsmoですが、ハンディサイズのカメラでプロ並みの品質の映像の撮影が可能です。公式ウェブサイトでも紹介されていますが、例えば結婚式などのイベントを臨場感たっぷりに残したいならOsmoを選ぶのも良いかもしれませんね。

最後に

以上となります。

DJI Osmoのご紹介から開封の儀、実際の撮影風景までをご紹介させていただきました。

高品質なスタビライザーが搭載されているDJI Osmo。これまでのカメラとは一線を画した製品として仕上がっています。実際に触ってみた感じも上々。完成度の高い製品という印象を受けました。とても楽しい製品が登場しましたね!

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RentioではOsmoの貸し出しも行っています。まずは試してみたいという方は是非こちらも検討してみてくださいね!

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