2015年10月、ダイソンから新しいキャニスター型掃除機、Dyson Ballシリーズが発売されました。
これまでは同社のキャニスター掃除機は「DC63シリーズ」、「DC48シリーズ」という名前でラインナップされていましたが、新機能とともに新しいラインナップとしてリリースされました。
どのような製品なのか、どのような特長があるのか当記事で見てゆきたいと思います。
最新版 ダイソンキャニスター型掃除機全機種比較
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Dyson Ballシリーズの特長
ソフトローラーヘッドの採用
同じくダイソンのコードレスクリーナー(スティック型)であるV6シリーズで既に採用されている、ソフトローラーヘッドを新しく搭載しています。(一部機種のみ)
全幅サイズのナイロンフェルトが大きなゴミを捕らえるのと同時に、カーボンファイバーブラシが微細なホコリを取り除きます。
ダイソンはその構造上、ヘッドが床に密着するため大きなゴミをヘッド自身で移動させてしまい吸引できないという問題も存在していました。その点、新しいソフトローラーでは大きなゴミも掻きこむことができるため、よりキレイに掃除することができるという仕組みです。
高性能フィルターによるキレイな排気
ダイソンの掃除機は、キレイな排気を売りの1つとしています。
モーターの前後に微細な粒子をキャッチする高性能フィルターを搭載しており、細かいサイズ(機種により0.5ミクロンか0.3ミクロン)のチリもしっかり取り除くためアレルギーの方にも安心して利用できるとしています。
取り回しがしやすく、軽量なボディ
これは従来モデルからの特長ですが、Dyson Ballシリーズは商品名にもあるようにボール型のボディをとっています。重心を低く設計してあり、回転半径を小さくすることにより取り回しのしやすいキャニスター掃除機を実現しています。キャニスター型となると、どうしてもその本体部の扱いが邪魔になることが多かったのでありがたい設計ですね。
Dyson Ballシリーズ ラインナップ
Dyson Ballシリーズは、以下の5機種で展開されています。
- Dyson Ball Fluffypro
- Dyson Ball Fluffy
- Dyson Ball Fluffy+
- Dyson Ball Motorhead
- Dyson Ball Motorhead+
またこの5機種は大きく2種類の系統に分類することができます。
ソフトローラーヘッドを採用した「Dyson Ball Fluffy」シリーズ、通常のモーターヘッドを搭載した「Dyson Ball Motorhead」シリーズです。
「Dyson Ball Motorhead」シリーズについては、2014年に発売した「DC63」シリーズと同等のスペックの製品です。Motorhead、Motorhead+という2機種が存在していますが、それぞれ異なるのは付属しているノズルのみの違いです。
また「Dyson Ball Fluffy」シリーズも3機種存在しますが、こちらもシリーズ内で異なるのは付属しているノズル、本体カラーのみの違いとなっています。
仕様一覧
製品のスペックと付属しているノズルを一覧にすると以下のようになります。
Fluffypro | Fluffy | Fluffy+ | Motorhead | Motorhead+ | |
---|---|---|---|---|---|
発売年度 | 2015年 | 2015年 | 2015年 | 2015年 | 2015年 |
本体カラー | ピンク | ブルー | レッド | シルバー | シルバー |
直販価格 | ¥102,384 | ¥91,584 | ¥102,384 | ¥75,384 | ¥86,184 |
本体質量 | 5.19kg | 5.19kg | 5.19kg | 4.97kg | 4.97kg |
コードの長さ | 5.0m | 5.0m | 5.0m | 5.0m | 5.0m |
収納サイズ | 250 x 712 x 685 | 250 x 712 x 685 | 250 x 712 x 685 | 211 x 721 x 701 | 211 x 721 x 701 |
クリーナーヘッド | ソフトローラー | ソフトローラー | ソフトローラー | モーターヘッド | モーターヘッド |
タングルフリー タービンツール | ◯ | – | ◯ | – | ◯ |
リーチアンダーツール | ◯ | – | ◯ | – | ◯ |
カーボンファイバーソフトブラシ | ◯ | – | ◯ | – | ◯ |
アップトップツール | ◯ | – | – | – | – |
フトンツール | – | – | ◯ | – | ◯ |
コンビネーションノズル | – | ◯ | – | ◯ | – |
まとめ
以上となります。
スティック型のコードレスクリーナーの高性能化がすすみ、以前と比べるとその存在感に翳りが見えてきたキャニスター型クリーナーですが、充電量に左右されず安定した掃除ができたりと、まだまだその存在は無視できるものではありません。
比較的短い時間で掃除が完了する部屋にお住いなのであればスティックタイプ、掃除に時間のかかる広い部屋にお住まいの場合や、安定した掃除をしたいということであればキャニスター型を選ぶのが良さそうですね。
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