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[徹底解説] GoProとソニーアクションカメラの違いと選び方

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[徹底解説] GoProとソニーアクションカメラの違いと選び方

今回は、アクションカメラの代表格GoProと、国内製アクションカメラのリーダーであるSONY製アクションカメラについて紹介させていただきます。

どちらもブランド力、製品力ともに実績あるアクションカメラ界を牽引するメーカーですが、製品に対するアプローチは全く異なる哲学のもの設計されています。

そういった背景もあってか、同じアクションカメラというジャンルの製品でありながら見た目も性能も大きく異なります。今回は、それぞれの製品の強み弱みをご説明したのち、おすすめの製品の選び方についてまとめたいと思います。

1. GoPro

最初に紹介するのはアクションカメラの火付け役であるGoProです。

最近ではアメリカにあるGoPro本社の経営不振が報じられたりと、あまり状況の芳しくなさそうなGoPro社ですが、やはりNo1メーカーだけあって製品は豊富なラインナップで高性能なものからリーズナブルな機種まで幅広く展開しています。

従来のデジタルカメラと比べて見ると全く異質に見えるデザインの製品ですが、中身は最新技術の詰まった高画質、ハイテクカメラです。

1-1. 代表的な製品

GoProの代表的な製品をご紹介します。

GoPro HERO5 Black

GoProの代表的な製品と言えばまずこちら。GoPro HERO5 Blackです。フロントパネルの脇にレンズを搭載した、ちょっと変わった外見が目を引きますね。

GoProのフラッグシップ(最上位)モデルで、4Kの高画質撮影、Wi-fiによるスマホとの接続機能などアクションカメラに求められるありとあらゆる機能を搭載しています。ちょっと値のはる製品ではありますが、水中から空まで、様々なシーンでまさに八面六臂の活躍を期待できる製品です。また背面タッチパネルによる直感的な操作、初期設定のチュートリアルなど高性能ながら、初心者にもやさしい作りとなっているのも特長です。

なお本体そのままでも水深10メートルまでの防水性能は備えていますが、専用のハウジング(防水プラスチックケース)を装着することで水深40メートルまで使えるようになります。

GoPro HERO5 Session

小型軽量のGoProと言えばこの製品。HERO5 Sessionです。

アクションカメラは、小型軽量に作られているとは言え、やはり激しいアクションシーンを撮影する際にはとにかく小さく軽いほうが良いに決まっています。そこで、不要な機能やパーツを全て切り落として撮影機能のみに特化した製品がこのHERO5 Sessionです。小型ながら4K画質の映像の撮影に加え、水深10メートルまでの防水機能も備えています。

注意点として、背面のカラー液晶は搭載していないので、撮影した写真を確認したりライブビューを使いたいのであればスマホとWi-fi接続する必要があります。

2. SONY アクションカム

日本国内のメーカーでもアクションカメラを製造販売しているメーカーはたくさん存在します。例えばPanasonic、リコー、オリンパスなど。その中でも大きなシェアを持っているのがSONYです。

ラインナップこそGoProより少ないものの、ビデオカメラや一眼レフなどで培ったカメラの技術をアクションカメラにも惜しげも無く投入、高機能・高価格なアクションカメラを揃えています。

製品の見た目もGoProのそれとは大きく異なり、ビデオカメラを小型化したかのようなビジュアルをしています。

またライブビューリモコンという、一見スマートウォッチのようにも見えるリモコンを使い、カメラを遠隔操作したり撮影している映像をライブで閲覧することができるのも特長の1つです。もちろんスマートフォンとの接続も可能で、アプリから操作もできます。

2-1. 代表的な製品

SONYアクションカムの代表的な製品をご紹介します。

FDR-X3000

SONYアクションカメラのフラッグシップモデルです。4Kの高画質撮影に加え、GoProにはないブレ補正機能が搭載されています。「空間光学ブレ補正」というビデオカメラで培った高性能なブレ補正機能を搭載しており、揺れを伴うシーンでの撮影に限ってはGoProよりも優れていると言えそうです。

ライブビューリモコンが付属しているモデル、付属していないモデルがあるのも特徴の一つです。リモコン付きかどうかで約10,000〜15,000円程度価格が変わるようですね。

HDR-AS50

SONYアクションカメラのラインナップの中では最もリーズナブルで、最も軽量なアクションカメラです。

ブレ補正こそ電子式となり、FDR-X3000と比べると若干の撮影性能の低下はありますがその分軽量で、扱いやすく敷居の低い製品となっています。

3. GoProとSONY、両者の違い

それではGoProとソニーのアクションカメラの違いについて見てゆきましょう。どちらのメーカーも、高画質撮影や防水機能など、アクションカメラとしてのベースの部分は似ているので異なる部分に焦点を当ててみたいと思います。

3-1. ブレ補正機構

揺れを伴うシーンでは、撮影できる映像の画質はブレ補正機能の有無で大きく変わってきます。ソニー製のアクションカメラには高性能なブレ補正機能が搭載されており、多少の揺れならば吸収し、安定した映像の撮影が可能です。

SONYアクションカメラの上位モデルであるX3000、AS300には光学式手ブレ補正という高性能なブレ補正機能が搭載されています。カメラ本体の揺れに対して、それを吸収するようにレンズが移動、映像の揺れを軽減します。

それに対してGoProのブレ補正機能は電子式といい、一旦撮影した映像を画像処理で揺れを軽減させます。撮影状況にもよりますが、SONYが搭載している光学式ブレ補正機能のほうが優れている場合がほとんどです。

専用のジンバル(カメラ用スタビライザー)を取り付ければGoProでも高性能なブレ補正をすることができますが、当然重くなります。この点はソニー製アクションカメラに軍配が上がりそうです。

3-2. 防水性能

GoProは本体防水10メートル。別売りのハウジング(防水のプラスチックケース)に入れて水深40メートルまでの防水機能を備えます。

ソニーのアクションカメラFDR-X3000は本体が防滴仕様、ハウジングに入れると水深60メートルまでの防水機能を持つようになります。※防滴とは防水とは異なります。水しぶきはOKだけど水中はNG。

3-3. マウントへの取り付け方法

アクションカメラは従来の一眼レフカメラやビデオカメラなどとは全く異なる利用シーンを想定されています。一眼レフのようにカメラを直接手持ちして撮影したり、ビデオカメラのように三脚に設置して撮影といったことはありません。

撮影者の体に取り付けたり、カメラグリップに付けたうえで手持ち撮影するのが一般的な利用方法です。そのため「マウント」という専用のオプション品にカメラを取り付ける必要があるのですが、このマウントへの取り付け方がGoProとソニーで異なります。

ソニーのアクションカメラについては、一般的な三脚穴(ネジ式のもの)なのですが、GoProは少々特殊な形状をとっています。以下はそれぞれのジョイント部の写真です。

GoPro、SONYマウントのジョイント部

なお、どちらが優れているというわけではありませんので、それぞれの特長を挙げておこうと思います。

三脚穴タイプ(ソニーアクションカメラ)の特徴

  • そのまま三脚にも設置できる
  • マウントの種類が少ない

GoProマウントの特徴

  • GoPro純正の豊富な種類のマウントを利用できる
  • GoPro純正マウントは割と高価だが、安価な非純正のマウントも多数販売されている
  • 専用のトライポッドマウントを使えば、三脚穴に変換できる

なお、安価な非純正ジョイントは物によっては壊れやすいものもありますのでご注意ください。

以下の写真は、GoProの豊富なマウントの一例です。これだけ種類があるのもGoProの魅力の1つですね。

gopro-mount

3-4. ラインナップ、価格帯

ソニーのアクションカメラのほうが全体として高価です。

GoProも、上位機種は5万円近くと高価な製品となっています。ソニーは2万円前後で購入できるエントリーモデルも取り揃えており、選択の幅はSONYのほうが自由度が高いと言えそうです。

3-5. 仕様一覧

GoProとSONYの代表的な製品の仕様を一覧にすると以下のようになります。なお、参考のため旧モデルも掲載しておきます。

メーカー画質ブレ補正ハウジング本体防水撮影時質量備考
HERO5 BlackGoPro4K電子式40m防水10m防水2016年モデル
HERO5 SessionGoPro4K電子式10m防水2016年モデル
HERO4 ブラックGoPro4K40m防水151g旧モデル
HERO4 シルバーGoPro4K40m防水146g旧モデル
HERO SessionGoProHD10m防水74g旧モデル
FDR-X3000RSONY4K空間光学60m防水防滴114g
HDR-AS300SONYHD空間光学60m防水防滴109g
HDR-AS50SONYHD電子式60m防水防滴83g

4. 選び方のポイント

GoProもソニーのアクションカメラも、どちらも完成度の高い製品です。アクションカメラに要求されるほとんどのことはどちらの製品でもできますし、決定的にどちらが優れているという話もありません。

しかしそれでは選ぶ際に苦労しそうですので、ご参考までにいくつか選ぶ際のポイントを挙げさせていただきます。

4-1. 想定される利用シーン

激しい揺れが想定されるのであれば、高性能なブレ補正機構を搭載したSONYアクションカメラがおすすめです。例えば自転車での撮影や、スノーボードなどですね。

GoProの豊富なマウントを利用して、あらゆる撮影スタイルで利用したいのであればGoProがおすすめです。GoProの純正マウントは価格こそ高めではあるものの、豊富な種類が用意されています。またAmazonなどを覗けば、非純正の安価なマウントがたくさん販売されているのも特徴のひとつです。

4-2. 操作感

これはどうしても主観が入ってしまうのですが、GoProは操作に一癖あるため機械に弱い方にとっては少々とっつきにくいかもしれません。特に液晶を搭載していないSessionはなおさらです。

もちろん慣れれば簡単に操作できますし、操作性が悪いというわけでは決して無いのですが、海外製品である以上、日本製品に慣れ親しんだ人からすると仕方ないのかもしれません。なお、GoProでも最上位機種のHERO5 Blackは液晶パネルを活用したわかりやすいチュートリアルが搭載されていて、初心者にも親切な作りとなっています。

はじめてアクションカメラを触るという方へのおすすめ順としては、

GoPro HERO5 Black(液晶アリ) → Sonyアクションカム → GoPro HERO5 Session

といった順番になりそうです。

4-3. 予算

選ぶ際のポイントとして、予算を考慮するのは当たり前のことですがGoProもソニーもハイスペックな製品からリーズナブルな製品まで幅広くラインナップされています。ですが、アクションカメラとして色々な場面で活躍することを期待するのであればある程度の価格帯の製品を検討することがおすすめです。

5. まとめ

以上となります。

アクションカメラのマーケットではともに大きなシェアを持つ2社ですが、機能も成り立ちも全く異なることがよくわかります。

GoProもソニーも、どちらもアクションカメラとしてはオールラウンドに活躍できる製品ばかりではありますが、折角購入するのであれば製品の特徴をよく理解したうえで、より自分のニーズに合致したものを買いたいところですね。

なお、今回ご紹介したGoPro、アクションカメラをはじめRentioでは3泊からカメラや家電製品のレンタルを受付しています。購入前に試してみたい製品、短期間だけあればいい製品などありましたら是非レンタルすることも検討してみてくださいね。

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