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高画質360度アクションカメラ「Kodak SP360 4K」を徹底解説

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高画質360度アクションカメラ「Kodak SP360 4K」を徹底解説

今回ご紹介するのは、コダックのSP360 4Kというアクションカメラです。

SP360 4Kは、2014年末に登場したSP360という同ラインナップのカメラの高画質モデルで、名前の通り4K映像などの高画質動画を撮影することができます。

最近はRICOH THETAなどを火付け役として、全天球カメラがそのエンターテイメント性を武器として大変流行しています。THETAと比べるとどうしても知名度の劣るSP360ですが、THETAに負けない多彩な機能や、さらには高画質映像も撮影できるとても機能の充実したカメラの1つです。

この記事では、SP360 4Kをかんたんにご紹介したあと、実際の使い方、オプションパーツを使った応用撮影などをご紹介したいと思います。

Kodak SP360 4Kとは

SP360 4Kは、他のカメラとは全く異なる目を引く外観をしています。魚眼のような大きく飛び出したレンズが特徴的ですね。このレンズを使ってカメラの360度を撮影します。

また側面には液晶部、ボタン類、端子、三脚類とカメラに必要なパーツが並んでいます。

SP360 4K 外観

液晶はあくまでも撮影モードを確認する程度の、小さな白黒の液晶パネルです。撮影映像のプレビューなどはできませんのでご注意ください。

液晶が使えない代わりに、スマートフォンアプリとの連携が完成度高く作られており、SP360 4Kの実力をフルに発揮するにはスマートフォンアプリとの接続が欠かせません。

撮影できる映像

SP360で撮影した映像をいくつかご紹介します。なおこれらはSP360の旧モデルで撮影した映像たちなので、SP360 4Kを使用すればより高画質な映像撮影が可能です。

バイクから撮影した映像

SP360の良さを最もよくイメージできる映像はこれかもしれません。映像の途中で何度かアングルが変わりますので、是非それも見てほしいですね。360度動画と一言で言っても、様々な表現が可能で、その表現の多様さもSP360の魅力の1つです。

スキューバダイビングで撮影した映像

SP360は、標準では防滴仕様となっているので多少の水しぶきは問題ありませんが、水中で撮影する場合には専用の防水ハードケースが必要となります。水中で撮影できるのも、SP360の魅力のひとつですね。

ドローンと組み合わせた空撮映像

ドローンに取り付けたカメラによる空撮映像です。超広角カメラを搭載したSP360ならではの迫力ある映像が撮影できます。

前モデル(SP360)との違い

SP360 4Kと、前モデルのSP360はどのような違いがあるのかも見てみましょう。

まずは外観を比べてみます。ボタンの配置が若干異なるのが見て取れますね。

SP360 4KとSP360

上から見た写真です。SP360 4Kのほうが一回り大きいのと、縦横比の寸法が変わりSP360 4Kのほうが正方形に近い形状になりました。

SP360 4KとSP360

SP360 4Kと、SP360の仕様を並べてみます。

SP360 4KSP360
撮像素子1/2.3 BSI CMOS1/2.33型 CMOSセンサー
有効画素数約1240万画素約1636万画素
総画素数約1276万画素約1752万画素
手振れ補正電子式電子式
最大記録画素数(静止画)8M: 2880×2880(1:1)10MP:3264×3264(1:1)
最大記録画素数(動画)3840×2160: 30fps、2880×2880: 30fps1920×1080:30fps、1440×1440:30fps
撮影モード動画、エンドレス録画、タイムラプス録画、高速録画、静止画、連写動画、静止画、エンドレス録画、タイムラプス動画、連写
防水機能JIS保護5級 IPX5JIS保護5級 IPX5
耐落下機能高さ2mまで(レンズカバー付)高さ2mまで(レンズカバー付)
防塵機能JIS保護6級 IP6XJIS保護6級 IP6X
耐低温機能-10℃-10℃
外形寸法48×50×52.5mm41.1×50.0×38.0mm
本体質量約102g約103g

カメラの有効画素数、静止画の画素数だけを見てしまうとSP360のほうが優れているようですね。ただ実際はこのカメラは動画撮影が主なので、動画撮影に最適化したと考えたらあまり気になる点ではありません。

動画の記録画素数を見るとワイドだと3840×2160、正方形だと2880×2880の撮影が可能となっています。画素数で言えば前モデルの4倍です。これは期待できそうですね。

イメージとしては、高解像度の映像を記録するためにカメラ内部のコンピュータを高性能化したというイメージでしょうか。

RICOH THETAとの違い

同じ360度カメラとして、RICOH THETAが代表的なカメラですが、THETAとは撮影範囲が少々異なります。

まずSP360 4Kの撮影範囲についてです。カメラの水平方向には360度撮影できますが、垂直方向は214度までの撮影となります。

img-02

つまり、レンズを上に向けて撮影した場合、カメラの下方向、つまりカメラを置いている地面は映らないわけですね。

それに対してTHETAは垂直方向、水平方向にも360度撮影しますので、カメラを持つ手から、上空、地面までを全て撮影します。

どちらが優れているとかではありませんが、カメラの特性として区別しておきましょう。

使ってみる

それでは実際にSP360 4Kを使って動画を撮影してみましょう。

バッテリーを入れる

まずはSP360 4Kにバッテリーを入れるところからです。バッテリーはSP360の裏面にカバーがついており、そこに取り付けできるようになっています。

下の写真のように、ロック部のツマミを押しながら、カバー全体をスライドさせることで裏面カバーが開放します。

SP360 4K 裏ブタ1

裏面カバーが開きました。ここにバッテリーを入れるのですが、Wi-fiのSSID、初期パスワードもここに書かれていますね。Wi-fiについては後述しますが、初期パスワードは「12345678」です。

SP360 4K 裏ブタ2

なお、バッテリーについては専用の充電コネクタが付属しているのでこれで充電するスタイルとなります。

SP360 4K 充電スタイル

SDカードを入れる

次にSDカードを入れましょう。なお撮影に際してはmicroSDカードを別途用意しておく必要があります。三脚穴のある側面カバーを開けると各種端子が表れます。

SP360 4K 側面 端子部

電源をONに

側面にあるコントロール部からSP360 4Kの電源をONにしましょう。左上のボタンを長押しすることでカメラの電源をONにできます。

SP360 4K 側面 コントロールパネル

電源が入ると液晶画面が点灯します。

アプリをダウンロード

スマートフォンと接続するため、専用のアプリをダウンロードしましょう。iPhoneの場合はAppStoreから、Androidの場合はGooglePlayから「SP360」と検索すれば見つかります。

SP360 4K アプリダウンロード

なお、「SP360」用と「SP360 4K」用で別のアプリとなっています。間違えると正常に接続できないためご注意ください。

Wi-fi接続

アプリをダウンロードしたら、カメラ本体とスマートフォンをWi-fiで接続します。カメラの右側にあるWi-fiボタンを押してWi-fi機能をONにしてください。Wi-fiがONになると以下のような画面が表示されます。

SP360 4K wi-fi waiting

カメラからWi-fiが発信されたら、今度はスマートフォンから接続します。初期パスワードは「12345678」です。

SP360 4K Wi-fi接続画面

アプリからカメラの映像を見る

ここまで正しく進めれば、アプリを立ち上げればすぐにカメラに映っている映像がスマートフォンの画面から見られるはずです。なおプレビュー画面の映像はスマホ画面からアングルの変更ができますので、スワイプして映像をぐるぐる回してみましょう。

SP360 4K プレビュー画面1

ビューの変更も可能です。360度動画と一言で言っても、様々な表現方法があるのもSP360 4Kの魅力の1つですね。

SP360 4K プレビュー画面2

左上のメニューボタンを押せばカメラの設定変更もアプリから可能です。

SP360 4K プレビュー画面3

撮影した映像について

撮影した映像は、microSDカード内に保存されます。

360度カメラといっても特殊なデータ形式で保存されるわけではなく、一般的なMP4データとして保存されます。それをアプリでビューを加工して天球映像として見せているわけですね。

保存される動画データのイメージとしては、以下のようなものになります。

SP360 4Kで保存される動画データのイメージ

応用撮影

ここからは応用編です。

SP360 4Kは、別売りの純正オプションを使うことで撮影の幅が大きく広がります。ここでは各純正オプションとその撮影方法についてご紹介してゆきます。

アクセサリを使って全天球撮影

SP360 4Kは、1台のカメラでは半天球分しかカバーできませんが、これを2台同時に使うことにより全天球の映像を撮影することが可能です。

それには、純正オプションのダブルベースマウントを使用します。

SP360 4K ダブルベースマウント

SP360 4Kを2台、ダブルベースマウント、さらに純正オプションのセルフィースティックを組み合わせた形がこちらです。

SP360 4K ダブルベースマウント取り付け

随分と奇抜な形をしていますが、これで全方位をカバーした映像撮影が可能です。

なお、2台のカメラを同時に操作したい場合には専用のリモコンを使えば複数台のSP360カメラを同時に操作できるので便利です。

SP360 4Kリモコン

水中撮影

SP360 4Kは防滴仕様です。ちょっとした水滴を浴びるくらいなら本体のままでも問題ありませんが、水中に入る場合には専用の防水ハードケースを装着する必要があります。これを使うことで水深60メートルまでの撮影が可能です。

SP360 4K 防水ケース

収納するとこんなイメージになります。

SP360 4K 防水ケース取り付け

セルフィースティックとの組み合わせ

純正のセルフィースティックは様々なシチュエーションで使えるので便利ですが、そのままでは使えません。専用のケースがあるので、そのケースを使うことではじめてスティックと組み合わせて使用することができます。

SP360 4K 標準ケース

SP360 4K 標準ケース取り付け

なおスティックは伸縮式となっていますので、最大で約60センチくらいまで伸ばすことが可能です。

SP360 4K スティック

他メーカーの三脚、マウントとの組み合わせについて

ここまでは純正オプション品との組み合わせについてご紹介しましたが、SP360 4Kには一般的な三脚穴もついているので、その三脚穴を使用して他機器と接続することも可能です。

三脚との接続

SP360 4Kと三脚の接続

三脚との接続は可能でしたが、注意点もあります。

三脚穴が側面についているので、一般的な三脚を使用すると雲台が映り込む可能性が高いです。

もう一点、こちらも使用する三脚次第ではありますがカメラの向きが横向きになります。カメラの向きを変更する場合には三脚の雲台を使って向きを変更するか、あるいは純正オプションのトライポッド変換マウントを使用することが条件となります。

他カメラのマウントとの接続

ジョイント部の形状が似ていたので挑戦してみましたが、GoProのマウントとは接続できませんでした

SP360 4KとGoProマウントとの組み合わせ

どうしても突起部が干渉してしまいます。マウントやセルフィースティックに関しては純正品を使う他なさそうですね。

まとめ

以上となります。

同じ全天球カメラではRICOH THETAなどがありますが、オプション品の豊富さなどを鑑みるとSP360 4Kのほうが表現の幅が広いのではないかと思います。さらにより高画質な映像撮影も可能ですので、2台組み合わせて使えばプロユースにも耐えうる高画質な映像制作にも使えそうな製品です。

とは言え、個人で手軽に使うのであればRICOH THETAに軍配が上がる部分もあるかと思います。両者の特性を理解したうえで、間違いのない選択をしたいところですね。

さて、RentioではSP360 4Kをはじめ最新のカメラ、家電製品を幅広く取り揃えています。短期間だけ必要な製品、購入前に試してみたい製品などあれば是非レンタルすることも検討してみてくださいね。

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