2016年6月に新しいラインナップが発売され、盛り上がりを見せているソニーのアクションカム。
アクションカメラというジャンル自体が比較的新しい製品のジャンルのため、まだ使い方のイメージが今ひとつわかないという方も多いのではないでしょうか。
アクションカメラは、アウトドアやダイビングといったアクティビティを撮影者視点で臨場感いっぱいに残すことを目的としたカメラです。
なお、その特性上、激しい動きの中にある撮影者がカメラを構える必要があるため、一般的な手持ちビデオカメラのようにカメラを直接手持ち撮影するわけにはいきません。邪魔になってしまいますよね。
そのため、マウントといった特殊なカメラ固定具を利用し、アクティビティの邪魔にならないようにした状態で撮影するのが一般的です。
アクションカメラは本体が小型軽量で、様々なスタイルで撮影できるのが魅力の1つでは有りますが、アクションカメラの大御所であるGoProと比べるとソニー製のアクションカメラは純正マウントのラインナップが少ないです。
そこで今回は、純正/非純正を問わずソニーのアクションカメラにおすすめのマウントを何点かご紹介させていただきます。
1.シューティンググリップ
VCT-STG1 | デジタルビデオカメラ アクションカム | ソニー
最初にご紹介するのは、ソニー純正の「シューティンググリップ」というマウントです。
アクションカメラのために作られており、カメラ本体を固定するだけでなくアクションカムのオプション品である「ライブビューリモコン」をグリップにセットした状態で撮影することができます。
またグリップ部が三脚のように開いて製品が自立するように作られていますので、純正マウントの中ではとても汎用性の高い製品と言えそうです。
2.セルフィースティック
ソニーのアクションカムは、一般的な三脚穴を用いてマウントへの取り付けを行います。そのため、ジョイント部が三脚ネジであればアクションカム用の製品以外への取り付けも可能です。
一般的に販売されているセルフィースティックが一本あると、色々な場面で活躍してくれそうです。
Amazonなどを覗けば、1,000円くらいでも自撮り棒は手に入るので一本持っておくと便利かもしれないですね。安くて汎用性も高いのでとりあえず最初に購入するマウントとしてはちょうどよいかもしれません。
3.くねくね三脚
セルフィースティックと同様、アクションカメラへの取り付けが可能で安い製品といえばくねくね三脚が有名ですね。
定点での撮影しかできないのが難点ではありますが、あらゆる場所への固定も可能で、持ち運ぶのに場所を取らないためバッグに忍ばせておくといざというときに役立つかもしれません。
セルフィースティックとくねくね三脚の両方を持っておけば、定点撮影と手持ち撮影の両方を安価にカバーできそうです。
4.トライポッド
汎用性の高さという点で言えばこれがおすすめです。最初にも少し書きましたが、ソニーのアクションカムはGoProと比べてマウントの種類が少ないのがネックです。
また接続部の形が異なるためGoProのマウントはそのままではソニーのアクションカムと接続はできないのですが、このトライポッドを利用すればソニーアクションカムでもGoProマウントの利用が可能となります。
特に、水に浮くカメラグリップである「ザ・ハンドラー」や、3通りの使い方のできる「3-way」などは同等のソニー用マウントが販売されていないので、トライポッドとセットで買うのもおすすめです。
この写真はGoProの純正マウントである「3-way」と接続した状態で撮影しています。
なお、先ほど掲載したトライポッドは雲台付きのしっかりしたものなので水中撮影はNGですが、以下のような簡易的なものもあります。これなら(多分)水中でもいけそうですね。
「トライポッド カメラネジ」とかで検索すれば見つかると思います。
最後に
以上となります。
ソニーのアクションカムは、GoProに無い機能も備えており、素晴らしい製品です。ただマウントの少なさが1つのネックですね。
ただ今回紹介したマウントさえ準備しておけば、ある程度の場面には対応できると思います。アクションカメラは工夫次第でできることの幅が大きく広がる製品ですので、皆さんも是非色々試してみてください。
さて、Rentioではソニーのアクションカムをはじめ様々な製品のレンタルを受付しています。購入前に試してみたい製品、短期間だけあれば良い製品などは是非レンタルすることも検討してみてくださいね。