今回はソニーのシューティンググリップ、VCT-STG1のご紹介です。
シューティンググリップと聞くとあまり聞き慣れない製品名にも聞こえますが、アクションカメラと組み合わせて使うととても便利な製品の1つです。
どのような製品なのか、実機の写真を交えながらその良さをご説明したいと思います。
シューティンググリップ VCT-STG1
VCT-STG1 | デジタルビデオカメラ アクションカム | ソニー
こちらが実物の写真です。長さはおおよそ20センチ程度。カメラに三脚穴で取り付けて、カメラ用グリップとして使用します。
アクションカメラはビデオカメラや一眼レフカメラのように、カメラ本体を直接手に持って撮影するのには適さない形状をしています。様々な形をしたマウントと呼ばれるパーツに取り付けて、あらゆる撮影スタイルに対応するのがアクションカメラの良さの1つです。
ソニーのアクションカメラは、アクションカメラの代表格であるGoProと比べても全く劣らない製品を発売していますが、GoProと比べたときの弱点としてマウントの種類の少なさがあげられます。
シューティンググリップ VCT-STG1は、ソニーの純正マウントの中では汎用性が高く、はじめてマウントを買う場合にもおすすめです。
使ってみます
それでは実際の製品を見てゆきましょう。製品本体はプラスチック製ですが、さすがソニー製というだけあり頑丈に作られていて安心感があります。表面もマットな加工となっていて安っぽい印象は受けません。
最初に、ソニーアクションカメラの代表的なモデルであるFDR-X3000Rと組み合わせて使ってみます。
アクションカムFDR-X3000Rを取り付け
カメラ本体が上部に取り付けられるのはもちろん、ライブビューリモコンも一緒に取り付けできるのが特長です。撮影しながらカメラの操作及び映像のチェックができるのは便利ですね。
グリップ部が開いて自立します。簡易的な三脚としても利用可能です。
カメラを自立させておいて、遠くからライブビューリモコンで操作、なんていう使い方も便利そうですね。
ホルダー部が分離
実際に手にとってみるまでわからなかったのですが、リモコンのホルダー部が分離します。
そしてなんとホルダー部のみを、他社製のセルカ棒等と組み合わせて使うことができるみたいです。ホルダー取り付け部の内側は伸縮するゴム製となっており、16-19mmの太さの棒状のもとに取り付けができるようです。細かな配慮が嬉しい作りですね。
VCT-STG1本体はセルカ棒のように伸び縮みしないのですが、別でセルフィースティックも持ち歩いておけば使い分けることも可能。便利です。
ハンディカムHDR-CX480を取り付け
これは想定されている使いみちかどうかわかりませんが、ビデオカメラのHDR-CX480を取り付けてみました。問題なく使えますが、こちらについてはビデオカメラ本体を直接持ったほうが快適かもしれません。
自立は可能です。ただ、あまりバランスは良くないのでもっと重いビデオカメラとなると倒れてしまう可能性もありそうです。
最後に
以上となります。
数少ないソニー純正のアクションカム用マウントの中では、汎用性も高く様々なシーンで活躍してくれそうなマウントだなという印象を受けました。
また純正とは言っても、GoPro純正マウントと比べてもリーズナブルな金額で購入できるので、最初のマウントとして買うのにもおすすめできる製品です。価格設定などを見ても、このアクションカメラというフィールドではGoProが先行し、ソニーはそれを追いかける立場、というのが見て取れますね。
しかし、最初にも書きましたがソニーのアクションカメラはGoProと比べても全く劣らない製品です。さらに言えばGoProにはない高性能な映像ブレ補正機能なども内蔵しており、見方によってはGoProよりも優れていると言えそうです。
とはいえ、やはりマウントの豊富さではGoProに一日の長がありますので、そのあたりは是非ソニーさんにも頑張って欲しいところですね。
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さて、Rentioではソニーのアクションカメラをはじめ様々なカメラ、家電製品などを貸出しています。短期間だけあれば良い製品、購入前に試してみたい製品などあれば是非こちらも検討してみてください。