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ニコン初のアクションカメラ。KeyMission170はGoProとどう違う?

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ニコン初のアクションカメラ。KeyMission170はGoProとどう違う?

ニコンより2016年10月末に発売される新しいアクションカメラ、KeyMission170。

これまでも同シリーズの全天球アクションカメラ KeyMission360は発表こそされていたものの、延期に次ぐ延期で発売時期が明確にされていませんでした。

しかし今回、KeyMission360と一緒に発表された新しいアクションカメラKeyMission170とKeyMission80。

製品名の末尾の数字は、撮影可能な画角を表しており、360度の全天球カメラに、170度のワイドビューアクションカメラなど様々なシーンで活躍できるラインナップが取り揃えられています。

今回の記事では、画角170度のアクションカメラ、KeyMission170について見てゆきたいと思います。

元々ニコンはこれまでアクションカメラは発売しておらず、KeyMission360の発売延期もあり事実上のニコン初のアクションカメラとなりました。

奇しくも発表日がGoPro HERO5と同日になり、また外観も一見GoProを思われせるKeyMission170。一体どのようなカメラなのか他のアクションカメラとの違いという点を切り口に見てゆきたいと思います。

KeyMission 170

Nikon 防水アクションカメラ KeyMission 170 BK ブラック

KeyMission 170 – 概要 | アクションカメラ | ニコンイメージング

KeyMission170はニコン初のアクションカメラです。防水、耐衝撃性能に加えて超広角レンズ、高画質撮影機能などを搭載しており、動きの激しいアクションシーンやアウトドアでのアクティビティを臨場感いっぱいに残すことができます。

ここからはKeyMission170の機能やスペックについて見てゆきたいと思います。

タフネス性能

ハウジング(防水ケース)無しで、本体のみで10メートルの防水機能を備えています。また別売りのハウジングを装着することで水深40メートルまで対応するようです。

さらに高さ2メートルの耐衝撃性能、-10度の耐寒性能も備えているので、他のアクションカメラと比べても十分な堅牢性と言えそうですね。

高画質撮影

カメラである以上、必ず気になる画質の面ですが、4K30Pの高画質撮影が可能となっています。

また電子式ブレ補正機構を搭載しているので、多少カメラに揺れが伝わる程度なら問題なく補正してくれそうです。

本来アクションカメラが想定しているシーンは揺れを伴うシーンがほとんどですし、他メーカーのアクションカメラでもブレ補正機構非搭載の機種も多くあるのでしっかりブレ補正機構を搭載しているのは安心ですね。

GoProなど他のアクションカメラと比べた場合

GoProやソニーなど、多くのメーカーがアクションカメラを発売している以上、「KeyMission170が他のアクションカメラと比べてどうなのか」という点は気になるところだと思います。

外見もそうですが、やはり近いのはGoPro HERO5 Blackでしょう。本体防水や高画質撮影など、スペック面でもかなり似た作りとなっているようです。またコンセプトの近い製品で、かつシェアの大きな製品として、ソニーアクションカムのFDR-X3000との違いも気になるポイントです。

まずはGoPro HERO5 Black、ソニーFDR-X3000とざっと機能を比較してみましょう。

cam

KeyMission170GoPro HERO5 BlackFDR-X3000
メーカーニコンGoProソニー
発売時期2016年10月2016年10月2016年6月
撮影画質4K 30p4K 30fps4K 30p
ブレ補正電子式空間光学式
本体防水10m 防水10m 防水防滴
ハウジング装着時防水40m 防水40m 防水60m 防水
マウントタイプ三脚穴専用三脚穴
アプリSnapBridge 360/170GoProAction Cam App
タッチ液晶無し (リモコンに搭載)
ズームデジタル 3倍

こうして見比べると、GoProと機能や想定しているシーンがかなり近いことが見て取れますね。次にもう少し具体的に見てゆきたいと思います。

外観

外観が全く異なるSONY FDR-X3000は置いておいて、KeyMission170とGoPro HERO5を見比べてみることにします。レンズの位置や背面液晶など、大まかな配置は似ている2機種ですがよく見てみるとそれぞれの製品のこだわりが見て取れます。

Keymission170とGoPro HERO5Black 前面部

まずは前面からです。本体向かって右側にレンズがあるのは共通ですが、KeyMission170のほうがゴツイ形をしていますね。またGoProは前面にも白黒の簡易液晶が搭載されており、撮影モードなどカメラのステータスがここで確認できる仕様となっています。

Keymission170とGoPro HERO5Black 背面液晶

裏側を見てみましょう。カメラ背面に液晶が搭載されているのは共通で、この存在がKeyMission170とGoPro HERO5が似ていると思われる所以かもしれません。

なお、GoPro HERO5 Blackがタッチ液晶となっているのに対して、KeyMission170は物理ボタンとなっています。GoProのタッチ液晶での操作はサクサク動作しますし、慣れれば快適ではありますが、操作感としてはKeyMissionの物理ボタンによる操作のほうが従来のコンパクトデジカメ等に近く、もしアクションカメラ慣れしていない方にとってはこちらのほうが敷居が低いかもしれません。

Keymission170とGoPro HERO5Black 上部

カメラの上部です。KeyMissionは動画用と静止画用でそれぞれシャッターボタンがあるのに対して、GoProはシャッターが1つです。

またKeyMissionのほうが本体に厚みがあるのが伺えます。

Keymission170とGoPro HERO5Black 底面

底面部です。KeyMissionのほうには三脚穴がありますので、ここに直接アダプタや三脚、セルフィースティック等を接続できます。GoProは三脚穴のようなジョイントがありませんが、マウントへの接続はフレームを介して繋げるため問題ありません。

Keymission170とGoPro HERO5Black アダプタ

それぞれフレームを装着してみました。やっぱりKeyMissionのほうがゴツイ印象を受けますね。

Keymission170とGoPro HERO5Black 重量比較

重さを比べてみました。できるだけ近い条件とするため、それぞれフレームやアダプタを取り付けしたうえで計測しています。

撮影画質について

上記の3機種は、どれも4K30Pでの映像撮影が可能となっているので、スペック的な映像品質は変わりません。厳密に言えばレンズの違いや画像処理の違い、画角など微妙に異なる部分もあるのですが、個人の好き嫌いも出ますし、ここで説明するのも難しいので詳しくは割愛させていただきます。

ブレ補正機能について言えば、ソニーFDR-X3000が「空間光学式ブレ補正」という高性能な機能を備えていて一歩先行している印象です。

マウントの違い

いくつか違いもあげておきますと、マウントが三脚穴なので潰しがきくというのがKeyMission170の特徴の1つです。

GoProの場合、マウントの形状が独自のものなので他メーカーのマウントは使い回しがききません。三脚穴タイプのカメラであれば、三脚は勿論、他メーカーの三脚穴タイプのマウントの使い回しが可能となります。

SnapBridge 360/170

また、SnapBridge 360/170という専用のアプリが使えるのも1つの特徴です。

アプリを使ってスマホに撮影した写真を転送できるのはGoProをはじめほとんどのアクションカメラが備えている機能なのですが、SnapBridgeは少し趣向が異なり、カメラとスマホをBluetoothで常時接続しておき、撮影した写真を自動転送してくれる機能となっています。

なお、SnapBridge 360/170と、SnapBridgeは別のアプリになるようです。対応しているカメラの機種も異なりますのでご注意ください。

まとめ

以上です。公開されている情報を元に気になる点をまとめてみました。

まだ現物が手元にないですし、ニコン初のアクションカメラということもあり、完成度や操作感がどれほど洗練されているかは全くの未知数です。

国内、国外問わず多くのメーカーが参入しているアクションカメラ市場。参入するにも決して早いとは言えないこの時期での参入ですが、Keymission360、170、80と一気に三機種を投入してきたことからもニコンの本気が感じられます。

ここからどのように他のアクションカメラと差別化を図ってゆくか、どれだけシェアを取ってゆくのか。これからが楽しみですね。

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