教えます!SDカードを使ったビデオカメラの撮影時間
更新日2024/05/31
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家族や友人に見せたり、Youtubeに投稿したり。動画の撮影は楽しいですね。内蔵のメモリがいっぱいになってもSDカードに動画を保存できるカメラもあります。SDカードはメーカーや種類も豊富で、初心者には選ぶのもむずかしいものです。ここでは長時間撮影するときのSDカードの使い方を紹介します。
もくじ
知ってますかSDカードのMB、GBの事
SDカードの表面に32GBなどの表示があります。これはSDカードの容量の表示で、MBはメガバイト、GBはギガバイトと読みます。M(メガ)、G(ギガ)は桁を表すもので、M(メガ)は百万、G(ギガ)は十億を意味します。1000Mは1Gということです。最近のビデオカメラはデータが大きいので16GBなど容量の大きいSDカードを使いましょう。
長時間撮る?綺麗に撮る?撮影モードで変わる撮影可能時間
最新のカメラでは4K画質対応など高画質での撮影が可能な機種が多いです。大切な思い出は高画質で残したいものですが、画質が高いほど動画のデータは大きくなります。フルHDで150分の動画が保存できるカードでも4Kだと19分ほどしか保存できません。撮影する画質はビデオカメラの撮影モード設定などで変更することができます。状況によって画質を選ぶか、長時間撮影するかを選択しましょう。
良く聞くよね32GBで撮れるモードと時間の目安
多くのユーザーに選ばれているのは32GBの容量のカードです。ビデオカメラの機種によって撮影する画質のモードは異なりますが、撮影モードごとに保存できる時間の目安を紹介します。
SD(標準画質)
SDはスタンダードデフィニションの略称で標準画質を意味します。DVDの画質がSDの動画になります。32GBのカードにはおよそ11時間分のデータを保存することができます。こだわりがなければSD画質で長時間の動画を残しておけます。
HD(ハイビジョン画質)
HDはハイデフィニションの略称で高精細度を意味します。目安としてはブルーレイの画質がHDの動画になります。32GBのSDカードにはおよそ5時間分の動画を保存することができます。大切な思い出を撮影した動画などは、ぜひHDの高画質で保存しましょう。
4K(超高精細)
横4000×縦2000程の超高画質が4Kと呼ばれています。フルHDの約2倍の画質です。32GBのSDカードには4K画質の動画は40分程度しか保存できません。とっておきの動画を保存するなら4K画質もよいでしょう。再生機器が4K画質に対応していることを確認しておきましょう。
大容量1枚で大丈夫?複数にするメリットは?
SDカードの容量は年々大きくなっていて最近では128GBのSDカードも販売されています。大容量のSDカードの方が長時間の動画を保存できますが、デメリットもあります。
大容量一枚のSDカードに保存
長時間、高画質の動画を1枚に保存できるのは便利に思えます。ただし大容量のSDカードはトラブルが起こった時に失われてしまうデータも大きいです。カードが壊れたり紛失することもあるでしょう。また容量の大きいカードは価格が高くなる場合があります。128GBのカードは現在の相場が7800円ほどです。
複数枚に保存
複数枚のカードにデータを保管しておけば、トラブルが起きても一気にすべてのデータが消えてしまうというリスクを避けることができます。価格面でも32GBのカードは1300円ほどです。複数枚のカードに動画を保存しておいたほうが安心ですし、コストも抑えられます。
まとめ
動画を保存するのに欠かせないSDカードですが、カードの容量によって保存できる時間や画質が変わります。高画質で撮影するほど動画のサイズが大きくなります。大容量のSDカードも販売されていますが、コストと用途を考えてカードのサイズを選びましょう。SDカードをかしこく使って動画ライフをエンジョイしましょう。