ニコンのアクションカメラKeyMission80レビュー!機能と活躍シーンをチェック

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更新日2019/01/31

ニコンのアクションカメラKeyMission80レビュー!機能と活躍シーンをチェック

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今回ご紹介するのは、ニコン製アクションカメラ、KeyMission80です。

KeyMission80は、2016年10月末に発売されたアクションカメラKeyMissionシリーズの1つとして登場しました。

それぞれ形や用途も違うKeyMissionシリーズの中でも、他のアクションカメラとは大きく異る風貌で、一見するとどのようなシーンを想定して作られているのか少々わかりにくい製品にも思えます。

そもそもアクションカメラというカメラのジャンルはまだまだ発展途上で、多くのメーカーが様々なコンセプトの製品を競うように発売しています。

アクションカメラとしては後発のニコンが、独自のスタイルでアクションカメラ市場を切り開くために作られたのがKeyMission80というカメラに込められた役割のようにも推測できます。

今回の記事では、KeyMission80の実機を見ながら、どのような製品なのかチェックしてゆきたいと思います。

KeyMission80

Nikon 防水ウェアラブルカメラ KeyMission 80 BK ブラック

やはり外観からは用途がちょっとイメージしずらいですね。ニコンがKeyMission80のプロモーションムービーを公開しているので、まずはこれを見るのが一番スムーズかもしれません。

なるほど、、!といったところですね。

アウトドアですぐに取り出せる位置にスタンバイさせておき、シャッターチャンスに取り出してすぐに撮影する、というのが主な使い方でしょうか。

普段使いのスマートフォンカメラとイメージは似ているかもしれませんが、撮影の即時性や、防水性能をはじめとしたアウトドア向けの機能に関してはやはり専用のカメラに軍配があがることと思います。

想定シーンやターゲットとしているユーザーはかなり限定されますね。一切アウトドアには興味ない人にとっては用のないカメラかもしれませんが、登山をする人にとっては持っていると非常に便利なアイテムになりえそうです。

また小型ながら画質も良好です。

製品のスペック

実機を見てゆく前に、製品のスペックをざっと確認しておきましょう。

まず、KeyMission80はスマホカメラと同様、表のメインカメラと裏側の自撮り用カメラの2つのレンズで構成されています。

スマホから撮影機能を切り出して、防水や耐衝撃といったアウトドア性能を付加したような製品ですね。

次の表がカメラのスペックです。

メインカメラ 自分撮り用カメラ
有効画素数 1235万画素 492万画素
撮像素子 1/2.3型原色CMOS 1/5型原色CMOS
総画素数 1271万画素 565万画素
焦点距離 4.5mm(35mm判換算25mm相当) 1.8mm(35mm判換算22mm相当)
開放F値 f/2 f/2.2
レンズ構成 6群6枚 4群4枚
手ブレ補正機能 レンズシフト方式(静止画)、レンズシフト方式と電子式の併用(動画) 電子式(動画)
ISO感度 ISO 64~1600 ISO 64~800

なるほど。メインカメラのほうがハイスペックで、中級クラスのコンパクトデジカメや一般的なスマホカメラと同等の性能といった雰囲気です。自撮り用カメラは1ランク性能が落ちますが、それでも画質に不満が残るような性能ではありません。

次に製品全般についてのスペックを見てゆきます。

モニター 1.7型TFT液晶(タッチパネル)、約23万ドット、輝度調節機能付き(5段階)
入出力端子 Micro-USB端子
Wi-Fi(無線LAN)
防水性能 JIS/IEC保護等級7(IPX7)相当(ニコン試験条件による)水深1m、30分までの浸水を防止
防じん性能 JIS/IEC保護等級6(IP6X)相当
使用電池 リチウムイオン充電池(内蔵)
充電時間 約2時間30分
三脚ネジ穴 本体ネジ穴無し[別売の三脚アダプター ET-AA1装着時1/4(ISO 1222)]
質量 約74g(内蔵充電池、メモリーカード含む)
Bluetooth

防水機能、防塵機能が目につきます。ただ防水機能はあくまでも簡易的なものですので、雨除け程度だと考えておいてください。水中では利用できないとのことです。

あとは三脚穴が標準では搭載されていないのは注意ですね。別売りのアダプターを用意しないと三脚への固定はできません。

実機をみてゆきましょう

どのような製品かなんとなくイメージが湧いてきたところで、実際にKeymission80を見てゆきましょう。

Keymission80 箱

Keymission80 開梱

箱を開梱してみました。比較的付属品は少ないです。

Keymission80 付属品一覧

こちらが同梱されている本体、部品の一覧です。

カメラ本体と充電用ケーブル、カメラホルダーといったパーツが並びます。

Keymission80 本体

Keymission80 サイズ

本体を取り出してみました。思った以上にコンパクトで軽いです。これなら確かにアクティビティの際にも邪魔になりませんね。マットなブラックのカラーリングとなっているため、安っぽさは感じません。

Keymission80 液晶部

裏返してみました。裏面には自撮り用カメラ、液晶、シャッターボタンが並びます。シンプルな作りになっているので、これなら操作に悩むこともなさそうです。

Keymission80 端子部

側面にカバーがついています。ここを開けるとSDカードや充電用の端子が並んでいます。水の侵入を防ぐためにゴム製のパッキンが付けられています。

Keymission80 充電スタイル

同梱されていたケーブルとコンセント用アダプタを接続します。充電はこのスタイルで行います。

Keymission80 撮影

ボタンを押すとカメラが起動します。立ち上がりは早いです。機能もシンプルなので迷うことなく使えそうです。液晶も構図を視る程度のサイズ感のものですが鮮明で画質も悪くありません。

Keymission80 起動

なお、液晶はタッチパネルとなっています。側面のメニューボタンからカメラのメニューを起動できます。メニュー右下の電源ボタンを押すとカメラがスリープモードに入ります。

Keymission80 カメラホルダー

付属していたカメラホルダーです。同じくベルトも付属しているので好きな場所に取り付けて使うことができます。

なおホルダーにセットすると自動でカメラがOFFとなり、取り外すと自動でONになります。徹底していますね。シャッターチャンスを逃さないようしっかり作り込まれている印象を受けました。

まとめ

最初にこのKeymission80を見たときは、どのようなカメラなのかイメージがつきにくかったのですが、実際に製品を触ってみるとそのコンセプトがよく理解できるカメラとなっています。

文中でも触れましたが、スマホから撮影機能を切り出して、防水や耐衝撃といったアウトドア性能を付加したような製品です。

もちろんスマホのカメラでも代用できるポジションではあるのですが、やはりそこは専門機器の強みがあります。防水防塵性能や、ホルダーから取り外して瞬時にシャッターが切れる状態になるというのは、スマホにはないアドバンテージです。

また、この製品にはニコン独自のアプリであるSnapBridgeが使えます。カメラで撮影した写真をスマホに自動転送してくれる機能が使えるため、スマホの拡張カメラという位置づけで利用することも可能です。アウトドア以外でも、シャッターチャンスが逃せないときは、KeyMission80をポケット等に忍ばせておくと良いかもしれません。

万人が必要とする製品ではないかもしれませんが、うまい着眼点の製品だなという印象です。機能もシンプルなため簡単に使えますし、トラブルも起こりにくい製品なのではないでしょうか。

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