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定番のリコー製360度カメラに新製品RICOH THETA SCが登場!従来品との違いを検証

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定番のリコー製360度カメラに新製品RICOH THETA SCが登場!従来品との違いを検証

多くのメーカーが続々と新製品を投入し、まさに戦国時代の様相を見せている360度カメラ。そんな360度カメラの中でも機能と使いやすさを高いレベルで両立させ、広く支持されているのがRICOH THETAシリーズです。

これまで、RICOH THETAシリーズはスタンダードモデルのRICOH THETA m15と、高性能モデルのRICOH THETA Sの2機種でラインナップされていました。

そんな中、2016年10月に新しく発表されたのが「RICOH THETA SC」です。

位置づけとしては、スタンダードモデルのRICOH THETA m15の後継モデルに当たるポジションながら、上位機種のRICOH THETA Sに匹敵する画質性能を持った機種となっています。

RICOH THETA SCがどのような製品なのか、従来の機種と比べてどうなのかという点に焦点を当てて見てゆきたいと思います。

RICOH THETA SC

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA SC (ホワイト) 360°全天球イメージ撮影デバイス 910740

まずRICOH THETA SCのコンセプトから見てみましょう。

360° for everyone.
高性能と使いやすさで360°を楽しめる、スタンダードモデル。

RICOH THETA公式サイトより

コンセプト文でも「スタンダードモデル」と明記されているように、あくまでも上位モデルは昨年発売されたRICOH THETA Sであり、その下位に位置するモデルであることは間違いなさそうです。

そうなるとこれまでのスタンダードモデルであるRICOH THETA m15との違いが気になるところですね。まずはRICOH THETAシリーズの前機種のスペックを一覧にして見てみましょう。

仕様一覧

上級モデルのTHETA S、今回登場したTHETA SC、従来のスタンダードモデルであったTHETA m15のスペックを一覧表にしてみました。

機種名RICOH THETA SRICOH THETA SCRICOH THETA m15
発売年月2015年10月2016年10月2014年11月
外形・寸法(幅x高さx奥行き)44 × 130 × 22.945.2 × 130.6 × 22.942 × 129 × 22.8
質量約125g約102g約95g
カラーバリエーション1色4色4色
映像素子(センサー)1/2.3型(×2)1/2.3型(×2)非公開
有効画素数約1200万画素(×2)約1200万画素(×2)非公開
静止画解像度5376×26885376×26882048×1024
最大動画解像度1920×10801920×10801920×1080
動画フレームレート30fps30fps15fps
1回の動画記録時間25分5分3分
ライブストリーミングUVC,HDMI
外部インターフェースUSB,HDMIUSBUSB
内蔵メモリー約8GB約8GB約4GB
アプリケーションiOS/Android/PCiOS/Android/PCiOS/Android/PC
希望小売価格(税込)42,800円32,800円29,700円

新製品のTHETA SCですが、スペックだけを見るとTHETA Sに似ているように見えますね。ここからは、各機能についてより細かく見てゆきたいと思います。

アップデートされたポイント

撮影画質

まずは気になる撮影画質についてです。

解像度

RICOH THETA SCは、静止画も動画も、上級モデルのRICOH THETA Sと同じ性能を持っています。従来のスタンダードモデルであったRICOH THETA m15の解像度を考えると、大幅に進化したことになります。

実際にRICOH THETA SとRICOH THETA m15で撮り比べてみると、THETA Sのほうが圧倒的にキレイであることがわかります。これは画素数がTHETA Sは5376×2688、THETA m15は2048×1024と、THETA Sのほうがより精細な映像を保存することに起因します。実際360度写真は通常の写真と比べて撮影範囲が圧倒的に広いため、THETA m15の画素数では正直物足りないと感じます。THETA m15の後継品であるTHETA SCで、画素数がTHETA Sに追いついたのは嬉しいポイントですね。

光学センサー

また、THETA S、THETA SC両機で搭載している光学センサーのサイズは1/2.3インチとなっています。これは一般的なコンパクトデジカメに相当するセンサーサイズです。THETA SCはそれが前後に2枚配置されています。

センサーとはレンズを通して受けた光をデータに変換する重要なパーツであり、このセンサーが大きいほうがより精密な映像を撮影できる傾向にあります。もちろんセンサーサイズだけですべて決まるわけではありませんが、高性能センサーが2枚搭載されていることによる信頼感はありますね。

動画撮影

では、THETA SとTHETA SCの違いは何かというと動画の撮影時間です。THETA Sは最大25分の映像が撮影できるのに対して、THETA SCは最大5分となっています。またTHETA Sでは可能だったライブストリーミングもできなくなっています。

動画をガンガン使う場合や、ライブストリーミングといった高度な用途にも活用する場合にはTHETA S、そうでない場合にはTHETA SCという選び方がよさそうです。

サイズ・重量

THETA SCは、従来のスタンダードモデルであるTHETA m15と比べると一回り大きくなっています。またその分重くなりました。

ただ、THETA Sと比べると軽く、サイズはわずかに大きい程度に留まっています。

THETA Sは手にすっぽりおさまるちょうどよいサイズ感ではありましたが、ズシッと来る感覚はありました。THETA SCはTHETA Sに比べて20グラム以上も軽いので、より取り回しのしやすい製品に仕上がっています。

カラーバリエーション

RICOH THETA SCのカラーバリエーション

RICOH THETA m15のカラーバリエーション

RICOH THETA SCはホワイト、ベージュ、ブルー、ピンク4色のカラーバリエーションが用意されています。

従来のTHETA m15もホワイト、イエロー、ブルー、ピンクの4色が用意されていましたが、m15はビビットで鮮やかなカラーなのに比べて、THETA SCは落ち着いた大人のカラーといった印象です。THETAも発売して数年が経ち、顧客層も明確に見えて来た頃と思いますが、当初の想定よりもターゲット層が年上に偏っていたようにも感じています。

実際m15のカラーラインナップはホワイト以外はかなり強めの色だったので、個人的にはより現実的な選択肢が増えたかなという印象を受けました。

なお、上級モデルのRICOH THETA Sはブラック一色です。

総括

簡単にRICOH THETA SCを総括してみたいと思います。

商品としては目新しいものではなく、RICOH THETA m15がそれまで存在したTHETAのスタンダードモデルというポジションに、THETA S相当の撮影機能を持った新型THETAが登場した、という位置づけの製品です。特別な新機能等もなく、スペックも既存の製品を元にしたものなので見方によってはTHETA m15のマイナーアップデートにも捉えることができます。

反面、購入する側としては今回のアップデートは歓迎すべきものだと思います。実際THETA m15は使いやすい機種ではありますが、解像度が低く、使う人によっては満足度の高い製品ではありませんでした。かといってTHETA Sは高画質ではありますが、とにかく高価です。THETA m15の価格帯で購入でき、かつTHETA Sと同等の撮影画質をもつTHETA SC。

これまで360度カメラの購入を迷っていた方には、魅力的な選択肢となりえそうですね。

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さて、Rentioでは今回紹介したRICOH THETAをはじめ、最新の家電、カメラなどを3泊からレンタルしています。まずは試してみたい製品、短期間だけあれば良い製品などあれば是非レンタルすることも検討してみてくださいね。

[レンタル] 全天球カメラ RICOH THETA SC ホワイト – Rentio [レンティオ]

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