今回紹介するのは、FitbitシリーズのFitbit Blazeです。
詳しくは後ほど紹介しますが、カラータッチパネルディスプレイを搭載したこの製品は、画面も大きく、高機能な製品です。
Fitbitシリーズは、スタンダードフィットネス・アクティブフィットネス・パフォーマンスフィットネスの3つのカテゴリーでそれぞれ製品が用意されておりますが、Fitbit Blazeはアクティブフィットネスに分類されます。
アクティブフィットネスとは、普段から運動を楽しんでいる人たちが対象のカテゴリーです。
毎日のコンディショニング記録にFitbit Blazeが役立つ一方で、普段から運動しない人にはオーバースペックな製品になります。そのため、日常生活におけるコンディショニングを記録したい人は、スタンダードフィッチネスに分類されるFitbit Altaが良いでしょう。
Fitbit Altaが到着!開封してみました | Rentioまとめ
まるで未来からきた時計Fitbit Blaze
Fitbit Blazeは、写真を見ていただくとわかるように、従来の腕時計と同じフォルムをしています。
スマートウォッチの代表格のアップルウォッチと同じ、近未来型の時計、つまりウェアラブルデバイスです。
本体は黒一色になっており、まわりを囲むフレームがシルバーに着色されています。ディスプレイは大きく、表示される文字や記号などが見やすいという点も他のAltaやChargeと異なります。
無機質なボディーとバンドはどんな洋服にも、どんな場所にも合うこと間違いありません。スポーツしーんだけではなく、ビジネスシーンでも馴染むでしょう。
バンドもお好みのものと付け替えることが可能です。自分の好みにカスタマイズし、利用シーンでバンドを付け替えるのも良いでしょう。
オシャレと健康を両立する、Fitbit Blaze
「健康をオシャレと共に。」
がキャッチフレーズのこの製品は、そのフレーズに恥じない性能が備わっています。下記は、その機能の一部を簡単にまとめたものです。
- 歩数、距離、アクティブな時間(分)、消費カロリーを記録
- ランニング、有酸素運動などのパフォーマンス統計をリアルタイムで確認
- 電話&メール+音楽コントロールを表示
- 長い電池寿命
- PurePulse自動連続心拍計(チェストストラップ不要)
- 睡眠を計測して、サイレントバイブレーション(アラームを設定)
- 交換可能バンドでカスタマイズ
- iPhone、Android、Windows、Mac、PCとワイヤレスで同期
Fitbit Blazeには、Blazeだけのトレーニングプログラム「FitStar」がプログラムされており、大きな画面に表示されるプログラムに沿って、フィットネスを行うことができます。
基本スペックはこちら
同梱品 | Fitbit Blaze デバイス Blaze クラシック リストバンド ステンレスチールフレーム 充電ケーブル |
---|---|
センサーおよびコンポーネント | 3軸加速度計 3軸ジャイロスコープ 光学心拍数モニター 高度計 周辺光センサー バイブレーションモーター |
ディスプレイ | タッチスクリーン カラー LCD |
リチウムポリマー | |
充電時間 | 1-2時間 |
ラジオトランシーバー | Bluetooth 4.0 |
メモリ | 7 日間にわたる詳しいモーションデータ(1 分単位)を保存。 過去 30 日分の日付ごとのデータを保存。 運動記録中は 1 秒間隔で心拍を記録、運動時以外は 5 秒間隔で記録します。 |
防水性能 | 汗、雨、水しぶきなどの生活防水に対応している ※水泳時に使用することはできません。バンドが乾燥して清潔な状態が肌には最適なため、シャワーの前にも取り外すことをおすすめします。 |
環境要件 | 動作温度: -10°~ 45°C 最高動作高度:8,535m |
これでもかと締め付ける、Fitbit Blazeのワクワク感
そのFitbit BlazeもRentio編集部に届きましたので、早速開封の儀を行いたいと思います。
外箱はこのような外観。Altaよりも製品が大きい分、外箱も大きくなっていました。ほどよい重量感を感じることができ、安っぽさを微塵も感じさせないのが素敵です。
外箱の側面には、「リストサイズ測定ツール」と書かれた図もありました。店頭で購入する前に、一度手首のサイズを測ることもできますので、このようなちょっとした心遣いは嬉しいですよね。
外箱を開けると、同梱物と一緒に、Fitbit Blazeにご対面です!
今回はバドミントンの練習中に(実は編集部の1人が、現役でバドミントンを続けています)使ってみようと思っていたため、早くもワクワクが止まらない状態になっていました。周囲が本人に落ち着くように諭しながら、本体を取り出します。
見てください。すごくキレイだし、格好良いですよね。想像以上に高級感も伝わってきます。手に持ってみると触り心地もよく、運動時の感触も早く確かめたくなってきました。
スマートウォッチ感覚で身につける分には、つけ心地は抜群に良いです。締め付け感もそこまで強くなく、縛られている感じもあまりありませんでした。
ちなみに、充電器はこちらです。
ここにカチっとはめ込んで充電します。充電自体はすごく簡単なのですが、上下の向きだけ気をつけてくださいね。
相棒として過ごした、Fitbit Blazeとの2日間
今回はあまりじかんがなかったため、2日間だけ使ってみました。
最初に2日間使ってみた感想を良かったこと、改善してほしいことにまとめてみました。
良かったこと
- 画面が大きい
- カラーディスプレイである
- タッチすることができる、スマホに慣れている分操作しやすい
- アプリとの連携
- 食べた物の入力を行うことで、総摂取カロリーを把握できる
- 常時、脈拍数が測定できる
- FitStarという独自の機能がある
- SmartTrack自動エクササイズ認識
- GPS接続
- 睡眠の計測
- アラーム機能
改善してほしいこと
- 歩数計と消費カロリー計算の数値が、少し多め
- スマートフォンがないと、存在価値が半減以下に
- 使い始めに何をすればいいのか困惑していまう。(分かりやすいガイダンスがあればいいかも?)
リストバンド型のFitbit Charge2も使っていたので、画面が大きく、タッチパネルディスプレイというアドバンテージは予想以上に大きいものでした。
使う人を選ぶ製品だとは思いますが、コンディショニングとトレーニングの記録を付けていくにはより強度を上げたトレーニングをしたい人にはうってつけです。個人的な好みになりますが、AltaやCharge2よりも、このBlazeを断然おすすめしたいと思いました。
その他、場面場面で気になったことをまとめておきます。先に謝っておきたいのですが、当日の写真撮影を見事に忘れてしまいました……。ということで、実際に使ってはいるのですが、イメージ画像は公式やInstagramの写真を参考にご覧ください。本当にすみません……。
Fitbit Blazeとの初夜
Fitbit Blazeを家に持ち帰り、最初に使った機能がアラームでした。左腕に装着し、アラーム設定を説明書通りにしたはいいものの、最初は「これで本当にアラームがセットされているのかな?」と心配を抱えたまま眠りにつきました。
そんな心配も杞憂に終わり、朝になると左腕の、ブブブ、という振動で起きることが出来ました。アラーム音ではなく振動で起こされるため、徐々に覚醒を促していくように目をさますことが出来ますので良かったです。
ただ、睡眠時に腕時計を付けるのはどうなんだ、という人もいるでしょう。
しかし、実際にFitbit Blazeを着けてみた感じは、邪魔と感じることもなく、全く器にすることなく熟睡できました。一度試してみることをおすすめしたいと思います。
ちなみに、アプリ画面ではこのように表示されています。毎日の記録があれば、睡眠の改善にも役立ちますね。
防水とはいえ……
朝起きてからの洗顔時は、さすがにFitbit Blazeを外しました。
なぜなら防水とは言え、生活防水程度しかありませんから、運動時の発汗や水しぶきにさらされても大丈夫ぐらいの強度です。
Fitbit Blazeをつけたまま水泳やシャワー、ましてやお風呂には入らないように気をつけましょう。
どんな洋服にも合うFitbit Blaze
この日は休みで天気も良かったので、Fitbit Blazeを付けて出かけました。それなのに、写真を撮影するのを忘れました。ごめんなさい……。
代わりにFitbit公式のinstagramのこの写真を見てもらえれば嬉しいです。私服でも全然似合いますよね。ユニクロの黒いパーカーに合わせても、結構それっぽい格好良さを醸し出しますよ。
Fitbit Blazeのエクササイズ機能を実感
Fitbit Blazeの「エクササイズ」という機能をタップし、ワークアウトの項目をタッチしました。すると、心拍数とタイムが表示されます。
カロリーも時間も表示されますので、どのくらい運動したのか、その目安を把握するには十分です。ただし、1つ疑問が残りました。どう計算しても、もしくは想像しても消費カロリーが多”すぎ”るのです。
調べてみると、Fitbitは心拍数を基にカロリー計算をしているそうです。そのため、同じ運動を同じ時間行ったとしても、心拍数の高低によって消費カロリーが異なるようでした。
数値を鵜呑みにするのではなく、あくまでも基準値で利用する程度に留めたほうが良いでしょう。
食事の管理もFitbit Blazeにおまかせ
ちょうどお昼の時間だったので、朝ごはんを兼ねて食べることにしました。あらかじめアプリと同期させていたFitbit Blazeで、アプリから食事の記録を行います。
「ラーメン」と入力すると、(一般的な)お店のラーメンのカロリーが表示されます。食事のカロリー計算に役立ちます。カロリーでメニューやお店を選んでしまいそうです。
睡眠を自動的に計測するFitbit Blaze
食事をしたあとに昼寝したのですが、起床後にFitbitのアプリを確認すると、睡眠時間や寝返り回数も記録されていました。
アプリのスリープ中に身体の動きがなければ自動的に計測してくれるみたいです。寝る前に設定することも必要ないようなので、記録されるデータさえしっかり見てくれる人がいれば、機械音痴な人でも問題なく使えるでしょう。
バドミントンでFitbit Blazeを実践
夕方からはバドミントンでみっちりトレーニングの予定があったので、Fitbit Blazeを使いました。体育館に入ると、周囲の視線が自分の手首に向かっているのが分かります。
Fitbit Blazeの「エクササイズ」でワークアウトを選び、、3時間ほど激しく運動しました。心拍数などの数値を見ながら、トレーニング時の負荷を変化させたり出来たので、いつもよりも内容の濃いトレーニングが出来たと思います。これを毎日続ければ、かなり良いデータになりますね。
まとめ
最初にFitbit Blazeを見たときは、正直な話し、大したことないだろうと考えていたのですが、実際に使ってみると、予想とは裏腹にかなり良かったです。特に日頃からバドミントンでトレーニングしている身からすれば、毎日データ取っておきたいと思いました。
実際に使った見たほうが早い製品だと思いますので、日頃から運動を嗜んでいる人は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?