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instax miniシリーズとの違いは?「ライカ ゾフォート」を使ってみて気づいたこと

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instax miniシリーズとの違いは?「ライカ ゾフォート」を使ってみて気づいたこと

恋人の楽しそうな横顔や子供のやんちゃ顔、夜空に輝く一筋の流れ星、燦々(さんさん)と太陽が照り付ける近所の公園、生活しているとこういった素敵な瞬間は幾度も目の前に訪れます。
インスタントカメラはそんな一瞬を手軽に撮れるカメラです。

「インスタント」というワードには、なんとなく「チープさ」を感じてしまうかもしれませんが、近年、インスタントカメラにおいてその発想は古いものとなってきました。

今回は、ドイツの高級カメラブランド「Leica Camera AG(以下ライカ)」が発売した3万円台のインスタントカメラ、「Leica SOFORT(以下ゾフォート)」を紹介します。

ライカとは

ドイツの光学機器メーカー(エルンスト・ライツ)のブランドで、誕生から100年以上も経っており、ライカは世界中で愛されるブランドになっています。

Leica Camera AGは、そのなかのカメラ部門を指します。

 

ライカ ゾフォートのデザイン

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「ライカ」というと、スタイリッシュで高級感あふれるデザインが特徴的です。
このライカゾフォートも例外に漏れず、街中やフォーマルな場所にも首から提げて持ち運びできるデザインとなっています。

White(ホワイト)・Orange(オレンジ)・Mint(ミント)の全3色が展開されています。

インスタントカメラといえば、プラスチックのおもちゃのようなイメージが有ると思いますが、この製品はライカのデザインチームが特別にデザインを施したもので、ライカらしさを感じさせます。

そこには古くから変わらない不変性やクラシカルな雰囲気が漂い、熟練の職人の魂がこもっています。
そのために、従来のインスタントカメラがもたらす安っぽいマイナスイメージを微塵も感じさせません。

カメラの側面にはレザーの仕様が施されるなど、ワンランクもツーランクも上のインスタントカメラとして作られています。

そんな噂のライカ ゾフォートを、さっそく見てみましょう!

 

ゾフォートが到着!開封の儀、はじめます

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注文してからはや一ヶ月、やっと我がRentio編集部にゾフォートが届きました!

楽しみすぎてゾフォートのことを調べたり、

あこがれのライカ!から新登場のインスタントカメラ「ゾフォート」を調べてみよう | Rentioまとめ

 

ベンチマーク製品のinstax mini 90とスペックを比較してみたり、instax mini 90をで遊んでみたりしていましたが、

なんだかよく似ている!「ライカゾフォート」と「チェキinstaxmini90」を比較 | Rentioまとめ

 

あまりにも待ちわびていた製品だったので、段ボールを開けるとき、手が震えているのに気づいて一人笑っていました。

 

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外箱もいちいちオシャレですね。

これまで外観しか見てこなかったので、外箱が新鮮で魅入ってしまいました。

「貴重な瞬間を切り取る」というコンセプトがわかるように、生きている中で楽しみを実感できる瞬間がプリントされていますね。

 

それでは、外箱から取り出します

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すぅ〜っと横へスライドさせて、内箱を取り出していきます。

 

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いよいよ、ゾフォートが登場します!

 

 

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説明書など同梱物を取り出すと、徐々にゾフォートが……

 

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取り出されて……

 

 

 

ゾフォート登場!

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今回購入したのは3色あるうちの、Whiteです。
シンプルなモノトーンカラーで、instax mini90のようなトイカメラ感もありません。

インスタントカメラというよりは、デジタルカメラだと言っても遜色ない気がします。(ライカ補正がかかってます)

 

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側面はこのようになっています。
この側面部から撮影したフィルムが出てきます。

instax mini 90は縦に持って撮影するため、フィルムは上部から排出されますが、ゾフォートは一般的なカメラと同じように横に持って撮影するので、真横からフィルムが排出されます。

これがinstax mini 90との大きな違いであると言えるでしょう。

 

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ゾフォートの背面です。

  • 左上のファインダー
  • 左端のクリップはフィルムの開閉クリップ
  • 中央はバッテリーの挿入口です。
  • 縦に5つ並んでいるボタンは、
    • 電源ボタン
    • 撮影モード選択
    • フラッシュ設定
    • タイマー設定
    • 露出補正

インスタントカメラと言えども、多彩な撮影モードで様々な描写表現も可能です。

 

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同梱されている付属品はこちらです。

  • バッテリー
  • 充電器
  • 海外用プラグ
  • ストラップ
  • スターターガイド(説明書)

 

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フィルムはinstaxのものでも使えますが、せっかくなので今回は”LEICA”の冠がついたカラー・モノクロ両方のフィルムを手に持って、街中を撮影してきた様子をお届けまします!

※フィルムの外箱こそ”LEICA”デザインですが、中身は”instax mini”と書かれた馴染みのフィルムケースになっています。

フィルムの違い

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フィルムの裏面の帯の表記をご覧ください。

従来のフィルムには”fujifilm instax”とありますが、ゾフォートのフィルムには”WWW.LEICA-CAMERA.COM”という違いがあります。

さらにゾフォートのフィルムには、”DON’T PUT IN YOUR MOUTH(口に入れないでください)”という注意書きも書いてあって、外国製品らしいですよね。

※外国は訴訟社会なので、製品には十分すぎるほどの注意書きがあります。

 

街中にあるいろいろなものをゾフォートを使った撮影してみた

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付属のストラップを付けるとこんな感じです。
ファッション的にもアリだと思いませんか?

それでは、ゾフォートと一緒に出発です!

 

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おっと、その前にこのストラップの紹介も軽くしておきますね。

このストラップ、首の真ん中に当たる部分にライカのマークが施されているんです。
こういう小さいけれどオシャレな主張が、ライカブランドのカメラを持った喜びを増幅させてくれるんですよね!

 

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思っていたよりもコントラストがはっきりする写真が撮影できるなぁ〜という感想を抱きました。

instax mini 8+との比較写真も後ほど紹介しますが、全く異なる写真になりますのでぜひ最後まで読んで下さい。

 

ゾフォートの特徴をおさらい

ゾフォートは、もちろんデザインだけではなく、豊富な撮影メニューがあります。

具体的にどのような撮影モードがあるのか、カメラスペックと一緒に確認してみましょう。

ゾフォートのスペック

画面サイズ 62×46mm
セルフタイマー 2秒/10秒
絞り/焦点距離 F12.7/60mm(35mm判フィルム換算で34mm)
内臓フラッシュ 自動ストロボ
撮影範囲 標準:0.6m~3m
0.3m~0.6m(接写モード)
0.6m~3m(標準)
3m~∞(遠景)
電源 リチウムイオンバッテリー
シャッタースピード 1/8~1/400秒
バッテリー寿命 約100枚(20℃の場合)
ファインダー 光学実像式ビューファインダー0.37倍、ターゲットマーク付き、接写モード用視差補正付き
大きさ 124×94×58mm
撮影モード 自動、自撮り、人物&パーティー、アクション&スポーツ、接写、セルフタイマー、二重露光、バルブ(長時間露光)
重さ 約305g
露出/露出補正 自動/-0.7EV/0.0EV/+0.7EV
連動範囲 LV5.0~LV15.5(ISO800)

 

マクロから遠景までの「撮影範囲」

ゾフォートは、選択した撮影モードに関係なく、カメラのレンズをひねることで焦点距離を変えられます。表でいう「撮影範囲」の箇所になります。

0.3m~0.6mの接写モードは、道端に咲いているひまわりやチューリップなど、四季折々の花々を撮影するときに使えますね。

3m以上の遠景モードは、風景写真などを撮影するときに使います。
東京駅やお城といった大きな建造物を撮影するときも大いに役立つでしょう。

幻想的な写真が撮れる「二重露光モード」

ゾフォートにある「二重露光モード」は、とてもユニークな機能です。

「二重露光モード」にした上でシャッターを2回切ることで、1枚目と2枚目の映像が重なった写真を作ることができます。
重なった写真はとても幻想的でアーティスティックなものに仕上がります。

 

二重露光モードで撮影してみよう

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「二重露光モード」でキレイな写真を撮るには、1度目に撮った写真に黒い部分(影など)を作り、そこに2度目のシャッターを切ることが肝心です。
そうすることで、被写体が重なりやすくなるのです。

そこで、今回は青空・自分の手のひら・花畑の3つを使って、「二重露光モード」で撮影してみたいと思います。

青空に向かって手のひらをかざし影を作ったら、2度目のシャッターで花畑を撮影します。

写真を使って、基本的な二重露光モードの撮影の流れを説明しますね。

「二重露光モード」に設定

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この指さしたボタンを一回押します。液晶の部分に6つのマークが現れます。
下から二つ目のこのマークが出るまでMODEボタンを押します。

 

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このマークが「二重露光モード」です。

 

 

「二重露光モード」の撮影結果

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こちらが撮影結果です。
少しボケたように見えますが、雲のように見えるのが花畑の映像です。

このように、芸術性の高い二重露光モードを使っておしゃれな写真を撮ってみてください。

バッテリー残量には注意……

先ほどのスペック表を見ると分かるように、ゾフォートのバッテリー稼働時間は、「約100枚(20℃の場合)」と書いてあります。

普通のデジタルカメラからは考えられないですが、長時間持ち運んで撮影する場合は、電池残量には十分に注意しましょう。

 

 

instax mini 90 ネオクラシックとの違い

表のスペックを見ると、fujifilmのinstax mini 90と似ている点が多いことに気づきます。

これについては(先ほども紹介しましたが)、以前比較しています。

なんだかよく似ている!「ライカゾフォート」と「チェキinstaxmini90」を比較 | Rentioまとめ

instax mini 90は、大人のカメラを意識して作られ、ハイクラスのFUJIFILMのインスタントカメラです。

価格は15,000円とぞフォートの半額以下ですから、コスパだけを考えるとinstax mini 90が良いかもしれません。

一方で、FUJIFILMにはさらにお手頃に手に入れることができるinstax mini 8+があります。
ゾフォートと比べると、どのくらいのスペック差があるのでしょうか?

かわいいの定番カメラ!instax mini 8+

世界で一番「カワイイ」インスタントカメラというキャッチコピーをつけられたinstax mini 8+のスペックを見てみましょう。

フィルムサイズ 86mm×54mm
画面サイズ 62mm×46mm
レンズ 沈胴式フジノンレンズ2群2枚 f=60mm 1:12.7 PUSHボタン式
ファインダー 実像式ファインダー 0.37倍 ターゲットマーク付き
撮影範囲 固定焦点 0.6m – ∞
シャッター 電子シャッター 1/60秒
露光調節 手動切替方式(簡易露出計のLED表示による)
フラッシュ 常時発光フラッシュ(自動調光)/充電時間0.2秒~6秒(新品電池使用時)/フラッシュ撮影距離0.6m~2.7m
電源 単3形アルカリ電池(LR6)×2本/撮影可能パック数 約10パック(当社試験条件による)
本体外形寸法 116mm×118mm×68mm
本体質量 307g(電池、ストラップ、接写レンズ、フィルム別)

セルフタイマーがついていなかったり、撮影モードが乏しかったりしますが、1万円以下でインスタントカメラを楽しむには十分かもしれませんね。

ゾフォートは、instax mini 8+と比べると約2万円も高くなるわけですが、実際にそれだけの価値があるのか気になる人もいると思います。

ゾフォートとinstax mini 8+を比較してみた

 

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instax mini 8+はmini 90よりも手に入れやすく、使っている人も多いでしょう。

二重露光やバルブ撮影はinstax mini 8+は出来ないので、その分ゾフォートのほうが撮影表現の幅は広いと言えるでしょう。

下記はゾフォートとinstax mini 8+を撮り比べしてみたものです。
左がinstax mini 8+、右がゾフォートでノーマル撮影したものです。

24 26 25ゾフォートのほうがコントラストが強く、色や影が濃く写る一方で、instax mini 8+はナチュラルな色合いになる印象を持ちました。

完全に好みの問題になると思いますが、

  • ゾフォート:ハイコントラストな写真になる
  • instax mini 8+:過度なフィルタリングがなく、さりげないクラシカルな写真になる

の違いがあるように思います。

もしinstax mini 8+を持っていて、予算が2,3万円のデジカメを検討している人ならば、思い切ってゾフォートを購入するのをおすすめします。

この際にインスタントカメラに没頭してみてはいかがでしょうか?

 

少し高かもしれない。けれど、心の底から満足できるゾフォート

ゾフォートが切り取るノスタルジックさを感じさせる写真の数々は、このカメラを持った人の心をつかんで離しません。
一枚撮るたびに、もう一枚もう一枚、とシャッターを切る指が止まらなくなってしまいます。

ライカの赤いキャッチ―なデザインのロゴがインスタントカメラを高級なものへと昇華させる様は、100年もの間を生き抜いてきたライカだからこそ、できることなのかもしれません。

ゾフォートを使ってみたいと思いましたか?思った方はこちら!

Rentioではゾフォートのレンタル及びフィルム(FUJIFILMの空フィルムとモノクロフィルム)の販売も行っています。

もしゾフォートが気になったら、まずはこの週末だけでも手に取り、出かけてみてはいかがでしょうか?

[レンタル] ライカ ゾフォート – Rentio[レンティオ]

[販売]FUJIFILM インスタントカメラ チェキ用フィルム 10枚入 モノクローム INSTAX MINI MONOCHROME WW 1 – Rentio[レンティオ]

FUJIFILM インスタントカメラ チェキ用フィルム(チェキ フィルム) 10枚入 INSTAX MINI 10枚 – Rentio[レンティオ]

 

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