SONYの新モデル「HDR-PJ680」はどこが変わった?旧モデル「HDR-PJ675」と徹底比較

Rentio編集部
Rentio編集部

更新日2018/09/16

SONYの新モデル「HDR-PJ680」はどこが変わった?旧モデル「HDR-PJ675」と徹底比較

更新日

子供が幼稚園や学校に通い始めると、運動会や発表会などの行事でビデオ撮影をする機会が多くなります。

子供の行事の場合、パパだけじゃなくママがカメラマンになることもありますで、今までビデオカメラを使ったことがないママでも使いやすいものがあると嬉しいですよね。

そこで今回は、ビデオカメラの購入もしくは買い換えを検討している人のために、SONYが2017年の1月に発売した「HDR-PJ680」を紹介したいと思います。

旧モデルの「HDR-PJ675」からどのような進化があったのか、機能やスペックを比較しながら解説します。

ビデオカメラ+プロジェクター=「HDR-PJ680」

SONYといえば、家庭向けのホームプロジェクターに力をいれていることで有名です。4KやフルHD対応の高性能な商品や、ポータブルタイプの短焦点プロジェクター「LSPX-P1」も人気がありますよね。

この「HDR-PJ680」は、プロジェクターと撮影機能が一体となったビデオカメラです。
本格的なプロジェクターと比べると精度は落ちますが、テレビやパソコンに接続しなくても投影できますし、家族で映像を十分に楽しむことができます。

HDMI端子に接続すれば、スマホやタブレットで撮影した動画も投影できるので、プロジェクター機能だけを使うことも可能です。

プロジェクター搭載のビデオカメラを作っているメーカーは今のところSONYしかないということも踏まえると、このプロジェクター搭載は最大の特徴といえるでしょう。

 

運動会でわが子をカッコよく記録したい!「HDR-PJ680」の役に立つ機能

子供の学校行事でメインイベントになるのが運動会です。
写真で残すよりも、徒競走やダンス、競技の躍動感を伝えるならビデオカメラで記録しておくのがおすすめです。

「HDR-PJ680」は、空間光学手ブレ補正とAF機能で手ブレもピンボケもできるだけ防いでくれますので、ビデオカメラに慣れないママでも、主役となる我が子をしっかり収めることができるでしょう。

具体的にどんな機能なのか、順に見ていきたいと思います。

空間光学手ぶれ補正

「HDR-PJ680」には、レンズとセンサーを一体にした「空間光学手ぶれ補正」が搭載されているので、手持ち撮影でもブレを抑えてくれます。

ビデオカメラ内にある空間光学ユニットが、撮影中にカメラが動いてもブレないように設計されています。
そのおかげで、ズームや追尾撮影をしてもきれいな映像を残せるのです。

ちなみに、「HDR-PJ680」は防塵設計になっていますので、風が強い日でも安心して撮影してください。

ファストインテリジェントAFとロックオンAF

きれいな動画を撮るのに大事なのがピント合わせです。

子供の動きに合わせて撮影をする運動会では、被写体にピントを合わせるのが難しいのですが、「HDR-PJ680」にはそれを解決する2つのフォーカス機能があります。

ファストインテリジェントAFは、SONY独自の「空間被写体検出方式」で、SONY製のカメラ「α」や「サイバーショット」にも採用されているフォーカス機能です。

高速でAF処理をするため、ズームで撮影したときもしっかりとピントを合わせられます。
子供の表情をアップで撮るときに使いたい機能ですね。

ダンスや徒競走の撮影は、動きを追って撮る「ロックオンAF(追尾式のオートフォーカス機能」もありますので、躍動感のある映像を残せるでしょう。

ステージ発表をかわいく残す「HDR-PJ680」のありがたい機能

室内の撮影は、屋外の撮影と違って暗かったり狭かったりする条件で撮影することもあります。
それでも、ピアノコンクールや文化祭のステージ発表は思い出としてしっかり残しておきたいですよね。

「HDR-PJ680」は室内の撮影でも最適な明るさを保ち、音声もクリアに記録します。

Exmor R(エクスモアアール) CMOSセンサー

ピアノコンクールや発表会では、ステージはライトアップされていても客席は真っ暗ということがほとんどです。
そのため、ビデオカメラには暗い場所でもきれいに撮影できることが求められます。

「HDR-PJ680」に採用されているイメージセンサーは、Exmor R CMOSセンサーで、室内の薄暗い場所でも鮮明な映像を撮影することができる上に、最大広角26.8mmのGレンズを搭載しています。

Gレンズ

「Gレンズ」は、SONY独自の光学技術を結集して作られた高性能レンズです。特殊低分散レンズと非球面レンズを採用し、色にじみや光の反射を防ぎます。

高音質マイク

動画の魅力は、映像だけではありません。
音声と映像が合わさって、はじめて映像として楽しめるのです。

SONYは、映像技術だけでなく音響技術にも力を入れているメーカーなので、ビデオカメラにも最新の音響技術を搭載しています。

「HDR-PJ680」には、SONYが新開発した高音質技術「アドバンスドサウンドシステム」が採用されており、クリアな音声を録音することができます。

また、演奏シーンや発表中の撮影をAVCHD動画で記録するなら、高感度マイクロカプセルを搭載した「5.1chサラウンドマイクロホン」の録音もおすすめです。
ズーム撮影に連動して音声レベルが変化するので、ハイライトシーンがリアルに再現されます。
 

旧モデル「HDR-PJ675」からの変更点は?

「HDR-PJ675」の発売から1年で登場した「HDR-PJ680」は、大幅にリニューアルするというよりは、マイナーチェンジをしたという印象です。

内蔵記録メディア容量は2倍に!

「HDR-PJ680」の内蔵メモリーが、従来の32GBの2倍である64GBになりました。

内蔵メモリーが2倍になったということは、撮影時間も約2倍の長さになります。
撮影途中にメモリ不足になる不安は軽減されますので、安心して撮影することができます。

撮影した映像は、プロジェクターで見るもの以外はパソコンか外付けのハードディスクに移行させて、常に容量に空きを作っておくようにしましょう。

モード毎の撮影時間

動画記録の画素数やフレームレートによって動画容量が異なるため、32GBから64GBに増えたことで実際にどれだけの影響があるのか分かりにくかもしれません。

「HDR-PJ675」と「HDR-PJ680」の比較表で確認してみましょう。

PJ680(64GB) PJ675(32GB)
XAVC S/HD(60P)
1920×1080
50Mbps
約2時間25分 約1時間10分
AVCHD/PSモード(60P)
1920×1080
28Mbps
約4時間35分 約2時間15分
AVCHD/FXモード(60i/24P)
1920×1080
24Mbps
約5時間15分 約2時間35分
<出荷時設定>
AVCHD/FHモード(60i/24P)
1920×1080
17Mbps
約6時間55分 約3時間25分
AVCHD/HQモード(60i)
1440×1080
9Mbps
約10時間50分 約5時間20分
<ハイビジョン最長記録>
AVCHD/LPモード(60i)
1440×1080
5Mbps
約15時間50分 約7時間50分

表で見てもらうとわかりますが、ハイビジョンの最長記録時間は15時間50分です。運動会や発表会では、ここまで長い時間を記録することはないかも知れません。

しかし、旅行になると断続的に撮影するため、15時間の撮影時間は意外に長過ぎるということはありません。
大は小を兼ねるといいますが、容量が2倍になったことは素直に喜ばしいことですよね。

バッテリーが変わった?

NP-FV50からNP-FV50Aとバッテリーが変わりましたが、撮影時間や充電時間は「HDR-PJ675」も「HDR-PJ680」も同じです。

違う点は重量のみですし、軽量化されたといっても2gの差しかありませんので、ほぼ変わらないといってもよいでしょう。

見た目は?色は?確認してみる

ビデオカメラ本体の大きさや重さはどちらも変わらず、レンズの位置も変更はないので、見た目も全く同じです。

カラーはどちらも2色展開で、「HDR-PJ675」がホワイトとボルドーブラウンだったのに対し、「HDR-PJ680」はホワイトとブロンズブラウンになります。

ボルドーブラウンよりもブロンズブラウンは焦げ茶に近いので、よりシックなカラー展開となりました。

 

基本機能に変化なし!買い替えはよく考えてから

「HDR-PJ680」が発売されたことで、「HDR-PJ675」ユーザーはビデオカメラの買い替えをしたほうがいいのかと思うかもしれませんが、このまま使い続けても問題はありません。

「HDR-PJ680」に搭載されている「空間光学手ブレ補正」や「インテリジェントアクティブモード(5軸方向に手ブレ補正)」は、「HDR-PJ675」にも搭載されているからです。

他社のビデオカメラを使っている方は検討しても良いかもしれませんが、価格と内蔵メモリーの比較基準で、「HDR-PJ675」と「HDR-PJ680」のどちらにするか決めると良いでしょう。

 

本体スペックを確認

最後に紹介しきれなかったスペックも含めて「HDR-PJ675」と「HDR-PJ680」を、表で一気に比較してみましょう。

「HDR-PJ680」 「HDR-PJ675」
撮像素子 CMOS1/5.8型 CMOS1/5.8型
総画素数 251万画素 251万画素
ハイビジョン対応 フルハイビジョン フルハイビジョン
光学ズーム 30倍 30倍
デジタルズーム 350倍 350倍
記録メディア 内蔵メモリー(64GB)
microSDカード
microSDHCカード
microSDXCカード
メモリースティックマイクロ
内蔵メモリー(32GB)
microSDカード
microSDHCカード
microSDXCカード
メモリースティックマイクロ
液晶モニター 3インチ 3インチ
手ブレ補正機構 空間光学方式 空間光学方式
焦点距離 26.8mm~804mm 26.8mm~804mm
F値 F1.8~4.0 F1.8~4.0
タッチパネル
最低被写体照度 3ルクス 3ルクス
静止画解像度 4,032×2,272 4,032×2,272
メモリー動画解像度 1,920×1,080 1,920×1,080
インターフェース マイクロUSB/AV出力/HDMIマイクロ マイクロUSB/AV出力/HDMIマイクロ
付属バッテリー NP-FV50A NP-FV50
撮影時間 160分 150分
サイズ(幅×高さ×奥行) 61.5×66×121mm 61.5×66×121mm
本体重量 325g 325g
カラー ブロンズブラウン
ホワイト
ボルドーブラウン
ホワイト

 

まとめ

運動会や発表会でビデオ撮影をする場合、ビデオカメラ慣れしていない人にとっては「手ブレ補正」と「ピント合わせ(AF機能)」はとても重要です。

その点、「HDR-PJ680」はそれらの機能は高性能ですし、内蔵メモリーも64GBと大きい初めて購入するビデオカメラとしては良いかもしれません。
しかし、そこまで記録容量を気にしないのであれば、旧モデルの「HDR-675」でも良いでしょう。

大事なのは新製品に安易に飛びつかずに、冷静に比較検討できることなのです。
[レンタル] ビデオカメラ本体 一覧 – Rentio[レンティオ]

よく読まれている記事ビデオカメラカテゴリのランキング

ピックアップ記事