ダイソンから新しいクリーナーが発表されました。Dyson V7シリーズです。
これまでDysonはフラッグシップシリーズ(最上級シリーズ)であるV8、ミドルクラスのV6シリーズ、リーズナブルに手に入るDCシリーズの3種類のラインナップで商品展開をしてきていました。
今回登場したDyson V7シリーズは、最上級のV8とミドルクラスのV6の中間に位置するスペックの製品シリーズです。
今や憧れの家電の一つとしてブランドを確立したダイソン。そんなダイソンですから新商品発表と言うと当然ながら注目が集まります。
新しいDyson V7シリーズは、これまでの商品とどのような違いがあるのか。スペックを確認しながら紐解いてゆきたいと思います。
なお、ダイソンの最新情報についてはこちらの記事をご覧ください。
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Dyson V7シリーズ
今回発表されたのはDyson V7シリーズと呼ばれるラインナップです。コードレスタイプ2機種、ハンディタイプ2機種で構成されています。
最上位シリーズのV8、ミドルクラスのV6シリーズの中間に位置するシリーズです。V8ほどではないが、V6よりも優れているといったポジションですね。
なおV8シリーズはコードレス(スティック)タイプのみの展開となっていますので、ハンディタイプのクリーナーでは事実上の最上位モデルとなります。
変更点はいくつかありますが、まずは新設計のモーター「ダイソン デジタルモーター V7」です。
劇的に清掃効率が上がったというわけではなさそうですが、清掃効率を改善し、かつバッテリー改善と合わせてV6と比べて最長稼働時間を約10分伸ばしています。
またV6と比べて清掃音が小さくなったというのも注目のポイントです。
V7シリーズと過去のシリーズ(V8、V6)との違い
本体のスペックを過去のV8シリーズ、V6シリーズと比べてみると以下の表のようになります。
シリーズ名 | V8シリーズ | V7シリーズ(新) | V6シリーズ |
---|---|---|---|
発売年月 | 2016年5月 | 2017年5月 | 2015年 |
モーター | V8デジタルモーター | デジタルモーター V7 | デジタルモーター V6 |
運転時間 | 最長約40分 | 最長約30分 | 最長約20分 |
フィルター | ポストモーターフィルタ | ポストモーターフィルタ | ポストモーターフィルタ |
運転音(V6を100とした場合) | 50(50%低減) | 50(50%低減) | 100 |
差別化のポイントとしては、清掃効率、運転時間、運転音ですね。
清掃効率について
従来のV6シリーズと比べて清掃力がアップしているとのことでした。
なお、V8シリーズ登場時はV6シリーズと比べて15%清掃力がアップしたと発表されていました。
V7シリーズについてはこの数字については公表されていないのですが、V6シリーズ以上、V8シリーズ以下といったところでしょうか。
V6シリーズでも十分な清掃力を持ったダイソンのクリーナー。そこからさらに清掃力が向上しているというのは頼もしい限りですね。
運転時間について
最新V7シリーズの最長運転時間は最長で30分とされています。
V6シリーズは20分、V8シリーズは40分です。広い家庭ですと、20分では掃除が完了する前に電池切れとなってしまうこともある長さですので、運転時間が伸びるのは頼もしいですね。
運転音
V6と比べて運転音が軽減されているとのことです。
清掃力の高いダイソンの唯一の欠点とも言えるのがこの運転音。
V6シリーズと比べて約半分の音量とのことなので、非常に嬉しい改善ポイントと言えそうです。
ポストモーターフィルタ
排気の部分に高性能なフィルタを搭載しており、吸い込んだ細かい粒子をそのまま吐き出すことなく、キレイにしてから排気するといった機能です。
「0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%以上捕らえる」といったキャッチはV6、V8と変わらずでした。
変わらずといっても、既に完成とも言える品質のようですので気にはなりませんでした。
V7シリーズのラインナップ
さて、今度はいくつか発表されているV7シリーズのラインナップについて見てゆきましょう。
現時点でコードレス(スティック)タイプが2機種、ハンディタイプが2機種発表されています。実は本体のスペックはそこまで変わらず、付属品の違いで差別化がなされています。
そのため、ハンディタイプにV7 Mattressがありますがこの機種でないとマットレス掃除ができないというわけではありません。ヘッドさえ付け替えれば別のクリーナーでもマットレス掃除が可能となっています。
というわけで、付属品についても一覧表にしてみましょう。
製品名 | V7 Fluffy | V7 Animalpro | V7 Mattress | V7 Triggerpro |
タイプ | コードレス | コードレス | ハンディ | ハンディ |
ソフトローラークリーナーヘッド | ◯ | – | – | – |
ダイレクトドライブクリーナーヘッド | – | ◯ | – | – |
収納用ブラケット | ◯ | ◯ | – | – |
ミニ モーターヘッド | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
コンビネーションノズル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
隙間ノズル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ミニ ソフトブラシ | – | – | ◯ | ◯ |
フトンツール | – | – | ◯ | ◯ |
延長ホース | – | – | ◯ | ◯ |
カーチャージャー | – | – | – | ◯ |
質量 | 2.40kg | 2.40kg | 1.76kg | 1.76kg |
希望小売価格 | ¥71,064 | ¥71,064 | ¥48,384 | ¥55,944 |
それぞれの付属品は以下の写真の通りです。公式サイトからお借りしたものを貼り付けしておきます。
https://www.dyson.co.jp/ より
まとめ
以上となります。
新しいダイソンV7シリーズ。目新しい機能こそないものの細かい改善を重ねてより使いやすく仕上げた、といった印象でしょうか。
事実ダイソンのハンディ、コードレスクリーナーは完成度が既にとても高いためここから大きく改善するというのは簡単ではないと思います。
またハンディタイプのクリーナーについてはV8シリーズの展開がなかったため、今回発売したV7シリーズが事実上の最上位モデルということとなります。
どの製品も決してやすいものではないので、製品の特長をよく理解したうえで、間違いのない商品選びをしたいですね。
Dyson V7 Mattress
Dyson V7 Mattressについて、使い勝手や旧モデルとの違いという点に焦点をあてた記事を公開しました。是非あわせてご覧ください!
ダイソンの新ふとんクリーナーDyson V7 Mattressレビュー!旧V6 Mattressと比較検証 | Rentioまとめ
Dyson V7 Fluffy
コードレスタイプのDyson V7 Fluffyについてはこちらからどうぞ。
最新のコードレスDyson V7 Fluffyレビュー!旧モデルのV8、V6との違いをチェック | Rentioまとめ
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