2万円代で買える360度カメラ、Galaxy Gear 360(2017)を徹底レビュー!

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更新日2019/07/30

2万円代で買える360度カメラ、Galaxy Gear 360(2017)を徹底レビュー!

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今回ご紹介するのは、サムスン製の360度カメラ、Galaxy Gear 360です。

Androidスマートフォンで大きなシェアを持つサムスンのGalaxyシリーズですが、このGalaxy Gear 360は、そのラインナップに属する360度カメラとなっています。

なおGalaxyシリーズはVRゴーグルのGalaxyGearも発売しており、他メーカーと比較してもVR(バーチャルリアリティー)に関しては一歩先に行くメーカーの1つです。

そんなサムスンGalaxyシリーズから登場した新しい360度カメラ。競争の激しい360度カメラ市場ですが、このGalaxy Gear360がどんな位置づけの製品になるのか楽しみです。

Galaxy Gear 360

Galaxy 全天球カメラ Gear 360(2017)【Galaxy純正 国内正規品】Galaxy / iPhone対応 ホワイト SM-R21010217JP

今回紹介するGear360(2017年モデル)は、2016年中頃に登場したGear360の後継機種の製品となっています。なお360度カメラの火付け役であるRICOHのTHETAは登場が2014年のため、Gear360は比較的後発のシリーズということになります。

珍しい外観が目を引くボディとなっていますね。Galaxy Gear 360は前後に1枚ずつ計2枚のレンズを搭載した全天球カメラです。2枚のレンズで周囲360度、さらに天から地までを1度の撮影で写真に収めることができます。

ざっとスペックを見てみましょう。

  • 動画画質 : 4096×2048(24fps)
  • 静止画画質 : 15M(5472×2736)
  • 録画時間 : 最大130分(2560 × 1280 / 30fps)
  • メモリー : microSDカード
  • 重量 : 約130g
  • サイズ : 100.6 x 46.3 x 45.1mm

長い録画時間が特徴的ですね。

なお解像度という点では決して低い数字ではありませんが、最近ではより高画質な360度カメラも登場してきているため特別高い数字というわけではありません。

価格を見ても3万円前後と、リーズナブルな価格帯で購入できる製品のため、画質よりも手軽に買えて手軽に使えることに期待したい製品です。

実機を見てゆきましょう

さて、Gear 360の実機が手元に届いたため、早速実際の製品を見てゆきたいと思います。商品の箱はマットなブラックの仕上げとなっています。

Galaxy Gear 360(2017) 箱

Galaxy Gear 360(2017) 箱開封

開けるとGear 360の本体と付属品が登場します。カメラ本体はどこかで見たようなフォルムですね。

Gear 360本体以外にはストラップ、ソフトケース、USBケーブル、クイックスタートガイドが同封されています。microSDカードは含まれていないのでご自身で用意しておきましょう。

Galaxy Gear 360(2017) ボタン

レンズ側面にボタンと端子等々が並んでいました。

カメラ側面の2つのボタンは接続ボタンと電源ボタンのようです。レンズ下にある大きな丸いボタンがシャッターですね。

電源ボタンを長押しすると、柔らかい効果音とともにカメラが起動しました。

Galaxy Gear 360(2017) 端子部

ちょっと下がった場所にmicroSDカードの端子と充電用のUSB-C端子があります。microSDカードはスマホのSIMカードようなトレーに載せた状態で収納するようです。

Galaxy Gear 360(2017) 本体裏面

本体の裏面には三脚穴がありました。ここで三脚やマウントと接続できます。

Galaxy Gear 360(2017) ストラップ

付属しているストラップを装着してみた状態です。リングを指に引っ掛けておけば滑って落とすこともなさそうです。

スマホと接続

さて、Gear 360をはじめほとんどの360度カメラでは本体に液晶パネルを搭載していません。そのため、ライブビュー機能や撮影した映像を閲覧するためにはスマートフォンと接続してアプリの画面内から見る必要があります。今回は、手元のiPhoneで試してみたいと思います。AppStoreで「Gear 360」と検索しましょう。

Galaxy Gear 360(2017) AppStore

上の写真のアプリです。ダウンロードが完了したら起動します。

Galaxy Gear 360(2017) アプリホーム画面

最初にしたいのはGear360とスマホの接続ですね。カンタンな操作ガイドが表示されました。

接続ガイドに記載されているとおりに操作することで、比較的カンタンにスマホとGear 360との接続が完了しました。

iPhoneとはWi-fi経由での接続となるので、カメラを立ち上げる→カメラのWi-fiにスマホ側から接続するといった流れです。

接続が完了したところで再度Gear360のアプリを立ち上げると、既にライブビュー機能が使えるようになっていました。

Galaxy Gear 360(2017) ライブビュー

指で画面をタップして、カメラの向く方法をぐるぐる回せるようになっています。この状態で真ん中の丸いボタンを押すと撮影ができます。カンタンですね!

Galaxy Gear 360(2017) 撮影モード

左下のボタンをタップすると撮影モードの切り替えが表示されます。このあたりはシンプルで迷うことなく使えました。

写真の閲覧について

さて、撮影した写真をアプリから閲覧してみましょう。色んなビューを選択できるのも360度写真の楽しみの1つです。

いくつかのビューを順番に試してみたいと思います。

360度ビュー

Galaxy Gear 360(2017) ビューアー

写真を球状の形で表示するビューです。最も360度カメラらしい表示ですね。指でぐるぐる回すと周りの景色が切り替わります。

ラウンド表示

中心から放心円状に広がるビューです。静止画で最もSNS映えするのはこのビューかもしれません。

ストレッチ表示

特定の方向を引き伸ばして表示するのがストレッチ表示と呼ばれる形式です。

パノラマ表示

全体をぐるっと見回したようなパノラマ表示です。

モーションビュー機能について

なお、文章だと少々説明が難しいのですが、スマホの向きに応じて写真の向きが変化するモーションビューという機能もアプリについていました。

スマホ単体だとそこまで活躍する機能でもないかもしれませんが、VRゴーグル等と組み合わせることで活躍しそうな機能です。

写真のシェアについて

撮影した写真を一度スマホに保存すれば、あとはボタン1つでSNS等にアップロードできました。

試しにLINEとfacebookにアップしてみましたが、指でぐるぐる回せるような360度写真として表示されていました。

なおRICOH THETAのアプリのように、サーバーにアップロードする形式ではないので、ブログなどのウェブサイトに貼り付けたい場合等には工夫が必要かもしれませんね。

Gear 360の使用感と所感

カメラ本体について

Gear 360はレンズ2枚にハンドル部で構成されています。これまでの360度カメラと比べると、RICOH THETAと似たデザインになっていますね。

デザインは好き嫌いはありそうですが、あまりカッコイイという感じではなさそうです。どちらかと言えばかわいいよりのデザインなのでしょうか。

ただ実は機能的なデザインで、カメラ本体だけでしっかり自立するというのはポイントが高いです。RICOH THETAも自立するのですがバランスが悪く、簡単に倒れてしまいます。この点Gear 360は重心が低い位置にあるので倒れにくく作られています。

また他の360カメラを見るとレンズを搭載したボディ部のみで、デスクや床に直接置くと、レンズが底面に近すぎるという問題もあります。この点もGear 360は床からレンズ部までの高さが確保できるので撮影できる写真のアングルにも配慮されている印象です。

気になった点

気になった点ですが、アプリの使用感がちょっと気になりました。使いにくいというほどではないのですが、慣れないうちはちょっと戸惑う点もありそうです。このあたりは360度カメラのデファクトスタンダードであるRICOH THETAと比べた場合THETAに一日の長がありそうですね。

ただアプリについてはメニュー等々洗練されている印象ですし、これからのアップデート次第でいくらでも使いやすくなるのではないでしょうか。現時点では期待し過ぎは禁物です。

総評

まず2万円代で購入できるという点はとても魅力的なポイントですね。他メーカーの360度カメラでGear 360よりも高画質な製品もありますが、5万円を越えるような高価な製品も多く登場しています。

画質も十分なレベルなので、これまでの360度カメラと比べてもかなり高いコスパの製品かと思います。

また今回のレビューでは触れませんでしたが、長時間持続するバッテリー、256GBまでのSDカードを使える点、PCと接続してライブストリーミングに使えるという点も拡張性という観点から優れた商品なのではないかと思います。

日本ではそこまで大きいニュースになっていませんでしたが、なかなか実力のある360度カメラが出てきたなという印象です。新しい魅力的なプロダクトも増えて、これからの360度カメラのマーケットがどんな方向に行くのか楽しみですね。

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