RentioPress

Insta360 Proの使い方をいちから解説。プロフェッショナル仕様360度カメラを徹底レビュー

公開日 最終更新日
9,563view
Insta360 Proの使い方をいちから解説。プロフェッショナル仕様360度カメラを徹底レビュー

360度カメラの最高峰といえるプロフェッショナル仕様の「Insta360 pro」。

アルミニウム製の球型の本体に6つの魚眼レンズ4つのマイクを搭載。これにより360度の高画質/高音質の撮影が可能となりました。「Insta360 pro」は、静止画/動画ともに最大8Kまで撮影可能と圧倒的な解像度を誇ります。

正規代理店ハコスコにて販売中

「Insta360 Pro」は、正規代理店「ハコスコ」にて450,000円(税込)にて販売中です。追加オプションとして予備バッテリーが16,200円(税込)、バッテリーチャージャー9,720円(税込)で購入することができます。正規代理店のため、修理依頼も公式HPから依頼することができます。

購入はコチラから(https://hacosco.com/insta360-pro/

プロフェッショナル仕様ということでなかなか情報が出回らない「Insta360 Pro」ですが、今回は「Insta360 Pro」の基本的な操作からスティッチング、再生までをご紹介していきます。

付属品

Insta360 proではプロフェッショナル仕様ながらもコンパクトで使いやすいモデルになっています。

カメラ本体の他に、バッテリーレンズプロテクターケースレンズクロス電源用アダプターACケーブルイーサネットケーブルイーサネットネットワークアダプターUSBアダプターショルダーストラップ取扱説明書が付属されています。

電源の注意

「Insta360 pro」では、バッテリーのみで60分ほどの動作が可能ですが、充電しながらの撮影も可能です。しかしここで注意しなければならないのが、電源タイプです。デスクトップコンピューターなどでも使用される「3P電源プラグ」です。家庭で使用するコンセントは2穴なので変換プラグを用意しましょう

ストレージの注意

「Insta360 Pro」では、SDカードまたはSSD USB ハードドライブ(USB3.0インターフェース)を使用して撮影したデータを記録します。

スピードクラスV30+のSDカード

最も重要なポイントは、SDカードの場合スピードクラス“V30+”のSDカードを使用しなければなりません。実際のところは8Kの静止画撮影であれば撮影可能という検証結果が出ましたが、動画撮影の場合はスピードクラスV30+のSDカードが必須です。

「Insta360 Pro」では、Sandisk SDカードと、Samsung Portable SSDを推奨しています。

サンディスク
¥5,980 (2018/12/13 04:41:12時点 Amazon調べ-詳細)

1.ジャイロスコープのキャリブレーション

「Insta360 Pro」を使用するにあたって、はじめにカメラのジャイロスコープを調整する必要があります。これはカメラのカメラの水平を確かめるための設定で、ジャイロスコープがずれていると出来上がりの画像に悪影響を及ぼします。

まずカメラを水平な場所に設置し、ディスプレイスクリーンにあるギアアイコンを押して設定メニューを表示します。「Gyro Calibration」を押すだけで正しいジャイロスコープのキャリブレーションが完了します。

※使用中にカードのアクセス速度が遅いという警告が出る場合があります。その場合はWindows用またはMac用のSDカードフォーマッターをダウンロードし、SDカードをフォーマットしてください。(SDカード内のバックアップを忘れずに)

2.静止画の撮影

静止画撮影の場合、ファイルフォーマットは、RAWモードの場合(.dng)で、それ以外は(.jpg)で記録されます。また、撮影する度にプロジェクト設定ファイル(pro.prj)と画像ファイルを格納するフォルダーが作成されます。

撮影での重要事項として、後処理でスティッチングする場合を除き、キャリブレーションを忘れずに行いましょう。

カメラの位置や向きを変更する毎にキャリブレーションをすることでカメラが正常な自動スティッチングを行い、作品を仕上げてくれます。

キャリブレーションの方法

カメラのディスプレイスクリーンにある5番目のアイコンに選択を持っていき、POWERボタンをタップします。 5秒以内にカメラから1メートル以上離れ、その後キャリブレーションが始まります。

こちらはジャイロスコープのキャリブレーションとは違いスティッチングのためのキャリブレーションになるため、撮影毎のキャリブレーションが必要となります。

※キャリブレーションをはじめた時にカメラと自分の距離が近すぎるとキャリブレーションの精度に悪影響を及ぼします。

※モバイルコントロールアプリでの接続やデスクトップアイコンでの接続も可能です。

カメラ単体での撮影

カメラ単体で撮影する場合は、ホームスクリーンにある一番左上のPhotoアイコンを選択します。スクリーンに「Ready」と表示されたら撮影可能になります。

撮影モードはアップ&ダウンボタンで行います。8K各種やHDR、Burst(連写)、RAWなどの撮影モードを選択することができます。

右側に「RTS」と表示された場合は、選択されているモードでリアルタイムスティッチングが可能であることを示しています。

POWERボタンをタップすることで静止画を撮影することができます。カメラは撮影前に5秒間カウントダウンしてから撮影します。

カメラコントロールアプリ使用の撮影

スマートフォンやPCのアプリを使ったリモート撮影も可能です。今回はiPhoneによる最も簡単な接続方法をご紹介します。

まずApp Storeにアクセスし、「Insta360 pro」と検索します。この際「Insta360」で様々なアプリが出てきますが、「pro」が付いたアプリをダウンロードします。Insta360は様々なシリーズがあり、それぞれに専用アプリが開発されています。

Wi-Fiに接続、そしてIPアドレスを入力

アプリをダウンロードしたらまずカメラ本体の設定です。ホームスクリーンの右下にある設定ボタンからWi-FiをAPモードに切り替るとホームスリーン上部に「192.168.43.1」とIPアドレスが表示されます。このIPアドレスが「Insta360 Pro」本体のIPアドレスとなります。

スマートフォンを開き、Wi-Fi設定で「Insta360 Pro」に接続します。パスワードを要求されますが、初期設定では「88888888」と、数字の8を8桁入力することでWi-Fiに接続することができます

そして再び「Insta360 Pro」アプリを起動し、画面を左にスワイプしType-Bの接続方法を選択して接続します。

撮影はPhotoボタンを押し、各種設定をすることで撮影することができます。

静止画モード設定

  • ノーマルモード

ノーマルモードでは、4000×3000の画像を6枚撮影します。6枚の画像は、後処理で8Kモノスコープまたはステレオスコープ全天球画像をスティッチングする際に使用します。

  • RAWモード

一眼レフのように「Insta360 Pro」にもRAWモードが搭載されています。ファイル形式は(.dng)です。6枚の画像は、後処理で8Kモノスコープまたはステレオスコピック全天球画像をスティッチングする際に使用します。

  • 連写モード

連写モードでは、4000×3000の画像6枚を1セットとして、計10セットを撮影します。これらの画像は、後処理で8Kモノスコクピックまたはステレオスコピック全天球画像をスティッチングする際に使用します。

なおこのモードでは、カメラ内スティッチングは使用できません

  • HDRモード

HDRモードは、明暗差を無くすためのモードです。一眼レフなどにも搭載されているモードで、4000×3000の画像6枚を1セットとして、計3セットを撮影します。これらの画像は、後処理で高ダイナミックレンジの8Kモノスコクピックまたはステレオスコピック全天球画像をスティッチングする際に使用します。

なおこのモードでは、カメラ内スティッチングは使用できません

露出設定

  • オートモード

オートモードでは6つのカメラが自動で露出設定を行います。6つのカメラは全て同じISO感度やシャッタースピードで動作します。

  • マニュアルモード

マニュアルモードでは、ISO感度やシャッタースピードをマニュアルで設定することができます。このモードでは、6つのカメラ全て同じ設定で統一するため、個別の設定はできません

  • 個別露出設定モード

先ほどのマニュアルモードに加え、6つそれぞれのカメラを個別で露出設定することができます。個別に設定することで画像全域で高ダイナミックレンジが得られます。カメラ毎の色や露出はスティッチングの際に自動的に修正してくれます。

プロパティ設定

画面の明るさ、シャープネス、コントラスト、彩度を設定できます。

3.動画の撮影

静止画撮影同様にキャリブレーションを忘れずに行いましょう。

動画ファイルのエンコードはH.264コーデックで、フォーマットはMP4です。撮影するとそのたびにプロジェクト設定ファイル(pro.prj)、ジャイロスコープデータファイル(gyro.data)、動画ファイル(MP4)が作成され、フォルダーも自動で作成されます。

カメラ単体での撮影

カメラディスプレイのホームスクリーンで上段左から2番目の動画アイコンを選択します。スクリーンに「Ready」と表示されたら撮影が可能です。

撮影モードはアップ&ダウンボタンで行います。8K各種や6K、4Kの中から撮影モードを選択することができます。

右側に「RTS」と表示された場合は、選択されているモードでリアルタイムスティッチングが可能であることを示しています。

POWERボタンをタップすることで録画が開始し、もう一度タップすると録画が停止されます。エラーが発生した場合は赤いライトが点灯します。

データ量の目安は、「8K」1分間録画で2GBほど消費します。つまり64GBのSDカードを使用しても30分程度しか録画することができません

カメラコントロールアプリ使用の撮影

スマートフォンやPCのアプリを使ったリモート撮影も可能です。静止画撮影と操作はほとんど変わりません。

接続方法は静止画撮影と変わりません。「Insta360 Pro」アプリを起動し、静止画撮影時と同じの「192.168.43.1」のIPアドレスを最初の画面で入力し、「Connect」を押しカメラとiPhoneを接続します。

撮影はVideoボタンを押し、各種設定をすることで撮影することができます。

4.ライブストリーミング

「Insta360 Pro」では、リアルタイム配信であるライブストリーミングに対応しています。
ライブストリーミングでも静止画と動画同様にキャリブレーションを忘れずに行いましょう。

ライブストリーミングの場合は、ストレージが不要ですが、記録しておきたい場合のみストレージが必要になります。ストレージの条件は、前述の通りスピードクラスV30+のSDカードまたはSSD USB ハードドライブ(USB3.0インターフェース)です。

録画時間の目安は64GBのSDカードで通常60分間128GBで2時間となっています。

カメラコントロールアプリ使用の撮影

スマートフォンやPCのアプリを使ったリモート撮影も可能です。撮影はLive-streamingボタンを押し、各種設定をすることで撮影することができます。

ビデオ設定

解像度とビットレートの設定の他、ステレオスコープかモノスコープかを選択できます。

スティッチング

スティッチングは、360度画像として重要な編集作業となります。

専用アプリ「Insta360 Stitcher」を使用

スティッチングを行うには専用のアプリが必要で、キャリブレーションをしている場合は、編集作業をほぼ自動で行ってくれます。

編集はPCでの作業をおすすめします。こちらのサイト(https://www.insta360.com/download/insta360-pro)から「Insta360 Stitcher」というアプリをダウンロードします。

インストールが完了し起動すると、左側に「+Open」というボタンがあるので、そこからSDカード内にある撮影したフォルダーを選択します。フォルダー名は「PIC_2017_09_10_23_45_02」の様な形式になっています。

読み込みが完了すると、右側に設定画面が出てきます。真ん中周辺にある「Preview」をクリックすると仕上がりイメージを確認することができます。

仕上がりが確認できたらResolution(解像度)Output Directory Path(出力先フォルダー)Output File Name(出力時のファイル名)を指定し、「Stitch Now」をクリックすることでスティッチングを完了することができます。

再生

スティッチングを終えた画像や動画を再生するには専用のアプリケーションが必要です。

こちらのサイト(https://www.insta360.com/download/insta360-pro)から「Insta360 Player」というアプリをダウンロードします。インストールが完了し起動します。

アプリが起動したら先ほど出力したファイルをドラッグ&ドロップでアプリへ持って行きます。これで360度パノラマを楽しむことができます。

意外とシンプルで簡単な「Insta360 Pro」

これまで「Insta360 Pro」の操作関係についてご紹介してきましたが、プロフェッショナル仕様としての完成度はもちろんですが、シンプルで簡単操作ができるモデルという印象を受けました。画質や機能に妥協を許さず、操作性についても使いやすさを重視したモデルです。

前述でも記載した通り、SDカードや電源の問題は避けられませんが、解決できない問題ではないため、プロフェッショナルとして使う方はもちろん、それ以外の方でも気軽に使うことができると思います。

「Insta360 Pro」は、360度カメラの最高峰として確立するのではないかと期待しています。

新発売「Insta360 Pro2」について詳しくはこちら

Insta360 Pro2レビュー。使い方解説とプロにおすすめする最新360度カメラの魅力を紹介 – RentioPress

レンタルのご案内

Rentioでは今回ご紹介した「Insta360 Pro」のレンタルを3泊から貸し出しています。「使ってみたいけど、まずは試してみたい」など、短期間の使用にオススメなレンタルです。是非ご検討下さい。

[レンタル] Insta360Pro プロフェッショナル360カメラ【3D撮影】【8K解像度】 – Rentio[レンティオ]

よく読まれている記事 週間アクセスランキング

ピックアップ記事