追求した耐久性!ハードな環境を想定したカシオの新カメラ「GZE-1」レビュー

Rentio編集部
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更新日2020/06/16

追求した耐久性!ハードな環境を想定したカシオの新カメラ「GZE-1」レビュー

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2017年10月27日に発売となったデジタルカメラ「CASIO G’zEYE GZE-1」

これまでCASIOは小型カメラを数多く発表してきましたが、新たに「G’zEYE」というシリーズを発表し、新商品として「GZE-1」を発売しました。

新たなシリーズとして登場とした「G’zEYE」は、どのようなことが特長なのか?使うべきメリットなどをご紹介していきます。

新シリーズ「G’zEYE」とは?

CASIO GZE-1

「G’zEYEシリーズ」は、過酷な環境にも耐えるタフネス性能を特長とし、耐久性や防水防塵性能に優れたアウトドアなどに最適なカメラプロダクトとなっています。特に耐久性にはとことんこだわり、一般的な小型カメラとは比較にならない耐久性を保持しています。

気を引くトレーラー映像

YouTubeの「CASIO」チャンネルでは、「G’zEYE」で撮影された作例集や、特長を動画で沢山公開しています。

その中でも危険な状況で使用した動画は目を引きます。サメの近くで餌とともに水中に沈め、最終的には咥えられてしまったり、クレーンでつるされたガラス張りのボックス内にカメラを設置し、落下させる場合など、耐久性をアピールする動画が多くアップロードされています。

そして動画の最後には「STILL RECORDING」の文字を必ず載せています。どんな状況でも動き続けるというカシオの自信が動画の中に埋め込まれています。

「GZE-1」の特長

圧倒的な耐久性

アウトドアやスポーツなどで使用する場合、衝撃に耐える必要があります。「GZE-1」ではあらゆるシーンで活躍できるように、耐久性に力を入れています。

耐衝撃「4m」

厳しい環境で使用する場合、落下することもあるでしょう。

「GZE-1」では複数のカバーを使用し、落下の衝撃からカメラを守ります。素材には落下の衝撃を吸収する「ポリウレタン樹脂」を使用し、ウレタンバンパーとして一番外側から衝撃を抑えます。

また、カメラレンズやボタンを守るために、落下時に平面に接することがないように随所に突出部を設けています。スマートフォンなどで画面が割れる理由として、液晶が地面に対して平行に落ちることがあるため、「GZE-1」ではカメラレンズやボタンに直接当たらないことはもちろん、角度にも気をつかっています。

そして実験段階でコンピューターシミュレーションすることで多方向からの落下分析を行い、分析されつくした落下耐性を実現しています。

防水「水深50m」

マリンスポーツなどでの使用も想定した、防水性能も「GZE-1」の優れたポイントです。

一般的な小型カメラ(GoProなど)では、水深10mの防水性能が限界ですが、「GZE-1」では驚愕の水深50mを実現しました。雨中の撮影はもちろん、水深50mまでの水中撮影も可能です。サーフィンなどで考えられる激しい波が直撃した場合でもカメラに浸水することはありません。

「GZE-1」では、独自の防波構造を採用しており、櫛歯型の防波構造を採用したカバーが波の衝撃を緩和し分散させます。

防塵性能

ハードな環境の使用を考えているため、防水性能と同じく防塵性能にも力を入れています。

防塵性能の階級では最高級の「IP6X」が認められています。「IP6X」は、「粉塵が内部に侵入しない」という明確な規定があり、まったく粉塵が入らないことが認められないと得ることができない等級です。砂や塵の多い環境でも内部にほとんど入らない、水の他にも砂や塵をシャットアウトします。

モータースポーツなどで有効的で、特に舗装されていない道の上を走るバイクなどでは防塵性能のすごさを実感できるでしょう。

耐低温「-10℃」

冬場のウインタースポーツなどで使用する機会も多いでしょう。

「GZE-1」では、-10℃での低温動作に対応し、スキーやスノーボードでも活躍するとしています。カメラのバッテリーは低温時を苦手としていますが、耐低温性能を搭載したことでこの問題を解決することができます。

特筆すべき性能

ドラマチックスロー

「GZE-1」では、動画撮影時に任意のタイミングでスローモーション記録をすることができます

例えば一瞬で過ぎ去ってしまうような被写体の場合、「スローボタン」を押すことで目の前を通過するときだけスローモーションで記録することができます。通常の等速撮影では30fpsですが、スローモーションでは(120fps/240fps)となり、滑らかなスローモーション記録を楽しむことができます。

スローモーション記録は一度の動画撮影で何度も挿入できるため、スローモーションで記録したい場面が多くても確実に撮影することができます。

超広角撮影

「GZE-1」では、焦点距離を35mm換算13mmという超広角の画角を実現しました。

FullHD動画撮影時には170.4°、静止画撮影時には190.8°を写すという範囲の広さです。この広範囲の画角から得られる利点は、広範囲をカバーすることでカメラを見なくても被写体がフレーム内に収めやすいという点があります。

画角に関しては同じく超広角を特長としている「GoPro」よりも広範囲を写すことができます。一般的なカメラと比べて、魚眼の効果を感じられるため、アーティスティックな作品に仕上げることも可能です。

3軸対応手ブレ補正

「GZE-1」には、動画撮影時のみ3軸対応の手ブレ補正が搭載されています。上下左右だけでなく、カメラの向きを変えたときや回転させたときに働くロール時の手ブレ補正も搭載しました。

ロール方向のブレ補正を使用するときは、動画手ブレ補正を「強」に設定する必要があります。「標準」を設定しているときは上下左右の2軸補正となります。

残念ながら手ブレ補正効果を使用できるのは動画撮影時のみで、静止画撮影時には機能しません。そのため暗部などブレやすい場所での静止画撮影は厳しくなると思われます。

スマートフォンアプリと連携

GZE-1 スマートフォン連携

「GZE-1」は、時代のニーズに合わせたカメラと位置づけ、スマートフォンとの連携をメインとする設計になっています。逆をとるとスマートフォンなしでは満足にカメラを使いこなせないということです。

スマートフォンとの連携はWi-Fiを使用して行いますが、アプリを起動するだけで接続の際に説明が表示されるため、戸惑うことは少ないでしょう。

アプリ側で設定できることは、静止画でISO感度、明るさ、などの基本設定です。残念ながらシャッタースピードや絞りなどの一般的なカメラに搭載されている設定機能はなく、細かい設定をしたい方には少し物足りないかもしれません。アプリを使って撮影した画像や映像を取り込むことも可能です。

欠点は?

GZE-1 GoPro 比較

様々な機能を搭載した「GZE-1」ですが、新シリーズとして最初のモデルのため、改善すべき点は多いように感じます。

耐久性については抜群ですが、耐久性を重視しすぎたデザインや機能搭載で、重量は「GoPro」が100g以下なのに対して「GZE-1」は約150gと重く、大きさも画像の通り、一回り大きく、簡単に携帯できるという面を考えるとあまり良い設計とは言えません。

そして液晶が存在しないことは不便に感じるかもしれません。「GoPro」では、「GZE-1」と比べると小さいボディですが、液晶は搭載されており、スマートフォンと連携しなくても気軽に撮影することができます。

「GZE-1」は、ハードな環境でも対応すると勧めていますが、登山やアウトドア、ウインタースポーツで使用する場面ではスマートフォンを操作する余裕もあまりないため液晶画面が存在しないことは大きなマイナス材料となるでしょう。もちろん液晶なしでも撮影可能ですが、撮影している画面が表示されるとされないでは大きな違いとなります。

充電時の不便

GZE-1  充電接続

また、筆者が不便に感じたのは、充電時に外蓋を開けなければいけないということです。充電ケーブルを接続する場所は裏面のバッテリーカバーを開けたところにありますが、バッテリーカバーは大きく、取り外しが必須なため少々面倒を感じることがありそうです。

位置づけが難しいものの…

これまで「GZE-1」についてご紹介してきましたが、非常にカメラとしての位置づけが難しいところです。

性能自体は少し残念な部分もありますが、耐久性に関しては抜群の力を発揮します。このカメラが活躍する場面として、耐久性とスマートフォン連携を活かした遠隔撮影に役に立つでしょう。トレーラー映像でもあったように、着地の際に衝撃がある空からの映像や、棒の先端にカメラを付けて危険な状況での撮影などに活躍することが期待されます。

とにかく耐久性を目的とする方に大変オススメのカメラです。

まとめ

カシオからデジタルカメラの新シリーズとして発売された「GEZ-1」。

アウトドアやスポーツなどでのアクティビティ向けカメラとして開発された「GZE-1」ですが、期待通り耐久性に関しては圧倒的な力を発揮し、レンズが割れる事や衝撃によるダメージなどを極限まで抑えるとしています。性能面では比較対象となるカメラよりも劣る部分が多く、耐久性に力を入れてしまった分落としてしまった印象があります。それでも基本的な性能は揃えており、十分に活躍できるカメラとして今後に期待が集まります。

室内ではなく是非屋外で使用していただきたいカメラです。

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