見どころ満載!「上野恩賜公園」の厳選撮影スポットで歴史的建造物を撮るためのガイド

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2019/09/04

見どころ満載!「上野恩賜公園」の厳選撮影スポットで歴史的建造物を撮るためのガイド

更新日

広大な面積を誇り、歴史ある公園として知られる上野恩賜公園。一般的には上野公園と呼ばれ、桜の季節には名所として沢山の方が訪れる有名観光スポットです。

今回の撮影ガイドでは、広大な公園は二回に分けてご紹介していきます。北側には博物館や美術館などの文化施設が点在します。これらは戦前から存在する建物も多く、建造物としての歴史も感じることができます。

広さを実感

上野恩賜公園は広大な面積が大きな特徴です。都内の雑踏とした雰囲気からは考えることができないほどの広さを体感できる貴重な空間です。

今回ご紹介する北側のエリアには大噴水をはじめとする、リラックスできる空間が広がっています。写真撮影以外にも博物館や美術館にて展示されている作品を観賞するという憩いの時間になるでしょう。

上野恩賜公園(北側)フォトスポット地図

1.上野恩賜公園大噴水周辺

上野恩賜公園 大噴水
Canon EOS M100, EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM, F7.1, 1/640sec, ISO100, 上野恩賜公園 噴水広場

上野恩賜公園の中心付近に存在する大噴水は公園内の名所ともいえるでしょう。通常は池のように静かですが、定期的に噴水が可動し、水が噴射される姿は写真映えもする瞬間です。

上野恩賜公園 大噴水
Canon EOS 6D, EF24-105mm F4L IS USM , F4, 1/1250sec, ISO200, 上野恩賜公園 噴水広場

噴水周辺には水上に花壇が並べられ、季節によって様々な花が噴水を彩ります。私が訪れた2月ではチューリップが丁度見ごろを迎えていました。

周りの花壇に咲く花を活かした作品も期待できます。ここで重要になるのは「絞り値」です。背景をボカすのか、それとも絞り込んでボケのない写真にするのか、どちらが合うのかを判断することも大切になります。

  • 名称:上野恩賜公園大噴水周辺
  • 住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園8
  • 営業時間:24時間
  • おすすめ時間帯:東京国立博物館方面午後順光
  • 三脚使用可否:可

おすすめカメラ

[レンタル] CANON EOS 70D レンズキット EF-S 18-135 IS STM 一眼レフ – Rentio[レンティオ]

[レンタル] SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM(キヤノンEFマウント) – Rentio[レンティオ]

撮り方は様々です。あまり広角にしすぎると噴水の迫力や公園の広さから余白が多くなり、シンプルすぎる印象を持ちます。

また先ほどご紹介した花と撮影する際、ぼかす場合はSIGMA 50-100mm F1.8 DC HSMなどの中望遠で開放絞り値の低いレンズがとても効果的です。

2.国立科学博物館前

国立科学博物館
Canon EOS M100, EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM, F10, 1/80sec, ISO100, 国立科学博物館前

大噴水から少し東へ移動するとすぐ見えてくるのが国立科学博物館です。1号館と呼ばれる日本館は、1931年に開館して以来本館としての役割を務めています。

メインの被写体となるのは日本館ですが、ここの問題は光線です。建物は西を向いているため、午後の遅い時間にならないと光は回りません。特に冬場は日の出から日の入りまでの時間が短いため、太陽が建物に完全に当たる瞬間は訪れません。

国立科学博物館 シロナガスクジラ
Canon EOS M100, EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM, F7.1, 1/125sec, ISO100, 国立科学博物館前

日本館の北側にはシロナガスクジラの大きなオブジェクトも存在します。地球上最大の生物とされるシロナガスクジラの全長30mの巨体を海面から深く潜行させようとしている姿を再現したとしています。こちらも写真に収めておきたいところです。

  • 名称:国立科学博物館
  • 住所:〒110-8718 東京都台東区上野公7-20
  • 営業時間:通常9時~17時、金曜日・土曜日9時~20時
  • おすすめ時間帯:建物を順光で撮るなら夕方遅い時間
  • 三脚使用可否:可(館内は禁止)
  • 公式サイト:http://www.kahaku.go.jp/

おすすめカメラ

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木々の関係からあまり建物から離れることができないことが難点として挙げられそうです。そのため広角に対応したカメラを使うことで全景を入れてみましょう

また、クジラオブジェクトなどの巨大な被写体を撮影する際は、近づいて撮影することも一つです。広角レンズで大きな被写体を撮ると、写される範囲は広いが、被写体がファインダー内をバランスよく埋めてくれることで迫力が増した良い作品になります。

360度ビュー

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

3.東京都美術館前

東京都美術館
Canon EOS M100, EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM, F3.5, 1/160sec, ISO100, 国立科学博物館前

1926年開館の東京都美術館。日本で最初に開館した公立の美術館として知られる東京都美術館ですが、森に囲まれた雰囲気が特徴的です。

実は上野恩賜公園には他にも3つの美術館が存在しますが、その内の1つである国立西洋美術館が最も有名だと思われます。こちらも独特な外観を誇る建造物ですが、歴史あるとともに周辺にあるオブジェから写真映えに良いところとして東京都美術館をご紹介しています。

上野恩賜公園 自由な女神
Canon EOS M100, EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM, F5, 1/320sec, ISO100, 国立科学博物館前

そして美術館北口(現在は閉鎖中)周辺に突然現れるのは「自由な女神」という像です。こちらは2011年の東日本大震災の際に石巻市で津波被害に耐えた女神像として大学院生によって復元され、期間限定で展示されている女神像です。

2018年3月までの展示ということで残り僅か。今後も移転先を探して展示を計画されているようですが、インパクトのあるこの女神像は必見です。

  • 名称:東京都美術館
  • 住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
  • 営業時間:通常9時30分~17時30分、月曜日定休
  • おすすめ時間帯:木々に囲まれた環境が大半のため、1日中日光は当たりません
  • 三脚使用可否:可(館内は禁止)
  • 公式サイト:http://www.tobikan.jp/

おすすめカメラ

[レンタル] SONY α6000 ダブルズームレンズキット ミラーレス一眼 – Rentio[レンティオ]

木々に囲まれたこの場所では明るさをあまり期待することはできません。そのため日中晴天時の屋外撮影と比べてシャッタースピードを上げることができない傾向にあります。

このような場合、高感度耐性に優れているカメラが必要となります。もちろん最高常用ISO感度も重要ですが、暗闇の中で撮影するわけではないので、ISO400~800辺りでの写りを気にする必要があります。SONYのαシリーズは高感度耐性に優れているのでおすすめです。

4.東京国立博物館前

東京国立博物館
Canon EOS M100, EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM, F9, 1/100sec, ISO100, 国立科学博物館前

最後にご紹介するのは日本最古の博物館として知られる「東京国立博物館」です。開館はなんと明治時代の1872年まで遡ります。最も象徴的な建物である本館は、戦前の1938年に開館しました。

最初にご紹介した大噴水の撮影ポイントで北向きに撮影すると背景に写るのが東京国立博物館本館です。

入場料一般620円(観覧無料日もあり)を支払うと、入場門内での撮影も可能となります。ただし館内では平成館2階の展示室内など撮影禁止場所も多いので注意が必要です。

  • 名称:東京国立博物館
  • 住所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
  • 営業時間:通常9時30分~17時、月曜日定休
  • おすすめ時間帯: 昼頃から夕方にかけて
  • 三脚使用可否:可(館内は禁止)
  • 公式サイト:http://www.tnm.jp/

おすすめカメラ

[レンタル] CANON EOS M100 ダブルズームキット ミラーレス一眼 – Rentio[レンティオ]

人通りも多い横断歩道や歩道からの撮影となるため、コンパクトなカメラがおすすめです。ここでもミラーレス一眼は大活躍するでしょう。

建物までの距離も近いわけではないので、標準ズームレンズを持っておくと被写体に対してファインダー内のバランスが良くなります。

付近にはカフェも

上野恩賜公園 スターバックス

大噴水付近にはテラス席が印象的なスターバックスも存在します。こちらは休憩場所として人気を集め、撮影の合間に一息つくことも良いかもしれません。

オシャレな外観で、晴れた日のそよ風を感じるは間違いなく心地よいと思います。

上野恩賜公園での撮影

上野恩賜公園 撮影

とにかく広いという印象がある上野恩賜公園だけに歩いて回ると結構な時間を要します。そして各々の文化施設に入館し、じっくり鑑賞するとなると丸一日使うことになると思います。

しかしそれだけ時間をかける価値はあると思います。公園内だけでも4つの美術館、2つの博物館、上野動物園など観光名所が点在しています。全部を回るのは困難なほどのボリュームだと思います。

そして東京都内の混雑した雰囲気した場所から解放された気分になれるのも魅力の一つだと思います。

次回は「上野恩賜公園(南側)」撮影ガイド

上野恩賜公園 不忍池

北側とは違った開放感

北側の雰囲気とは一転して、建物がほとんど存在しない南側エリアをご紹介。「不忍池」を中心に、こちらも都会の雰囲気とかけ離れた空間を撮影することができます。

3種類のボートで遊べる不忍池での被写体、撮影テクニックをご紹介していきます!

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