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かつては一眼レフに到底敵わないとされていたミラーレス一眼。近年になり、その性能差はどんどん縮まり、ミラーレス一眼を主力モデルとするメーカーも増えてきました。
それだけミラーレス一眼の進化は早く、急激にシェアを拡大しています。
今回はそんなミラーレス一眼に着目して、2022年版最新ミラーレス一眼カメラを徹底比較していきます。
もくじ
最新ミラーレス一眼の傾向
ミラーレス一眼が流行した理由の一つとして、これまで一眼レフで問題視されていた携帯性の改善が挙げられます。
カメラのミラー部と撤去し、小型軽量化を実現したミラーレス一眼は、デザイン性にも優れ、女性の間でも人気が広まりました。
エントリー層には十分浸透してきたミラーレス一眼ですが、近年ではプロフェッショナル仕様のミラーレス一眼も登場してきており、今後は一眼レフからの移行として、高級モデルのミラーレス一眼が登場していくことでしょう。
現段階で「初心者に特化したモデル」、「上級者向けに高性能なモデル」と、大きく2つに分かれているのが、最新ミラーレス一眼の傾向にあります。
初心者向けおすすめミラーレス一眼カメラはこちらで紹介
2019年最新おすすめミラーレス一眼カメラ5選!初心者でも失敗しないカメラの選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
2023年最新ミラーレス一眼紹介
直近2018年1月から現在までに発売されたミラーレス一眼は計り知れません。
ここからおすすめのミラーレス一眼カメラモデルを解説していきます。
1. Canon EOS Kiss M
キヤノンのミラーレス一眼市場本格参入は、2018年上半期における最大のトピックと言えるでしょう。
3月に発売となったCanon EOS Kiss Mは、キヤノンがこれまで初心者シリーズとして展開してきたEOS Kissシリーズで初のミラーレス一眼として大きな話題を呼びました。
これまでのミラーレス一眼とは全く違う、キヤノンの最新技術を余すことなくつぎ込んだ、ミラーレス一眼市場本格参入への気合いを感じるモデルとなっています。
最新映像エンジンを搭載
これまでキヤノンが開発した新映像エンジンは、必ず一眼レフカメラで初搭載されてきましたが、今回初めてミラーレス一眼に搭載されました。
今回初搭載となったDIGIC8で、基本的な画像の処理能力が大幅に向上し、階調表現や高感度時の耐ノイズ性能が大幅に向上しました。
仕様
- 発売日 : 2018年3月23日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2410万画素
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-25600
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 116.3×88.1×58.7mm
- 質量 : 約390g(ホワイト)
- 価格 : 64,000円程度
EOS Kiss M実写レビューはこちら
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2. Canon EOS R
ついに登場したキヤノンのフルサイズミラーレス一眼。
全く新しいマウントを採用し、これからのミラーレス市場への意気込みを大きく見せた最新モデルとして「EOS R」が2018年10月に発売となりました。
最初にご紹介したEOS Kiss M同様にキヤノンがミラーレス一眼に本腰を入れていく気持ちの表れとなっています。
これまでの伝統を武器に最新技術を搭載
これまで一眼レフカメラの開発を進めてきた実績はEOS Rでも存分に活かされています。
高画素ながら高感度耐性にも優れ、何よりこれまでキヤノンが得意としてきたAF性能もEOS Rでは驚異的な能力を発揮します。
これまでAFの速度が取り上げられることの多かったキヤノンですが、EOS Rでは5000を超えるAFポイントも大きな魅力となっています。
仕様
- 発売日 : 2018年10月25日
- センサーサイズ : フルサイズ
- 画素数 : 約3030万画素
- 連写性能 : 最高約8.0コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-40000
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 135.8×98.3×84.4mm
- 質量 : 約660g
- 価格 : 222,000円程度
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3. Canon EOS RP
EOS Rシリーズの初代である「EOS R」の発売からおよそ半年。新たなフルサイズミラーレス一眼として「EOS RP」が発売となりました。
こちらはエントリー向けフルサイズミラーレス一眼カメラとしての位置づけになっており、初心者でもフルサイズモデルを気軽に扱うことのできるカメラとして期待されています。
フルサイズの高画質を手軽に
EOS RPは、EOS Rよりもお手頃価格かつ初心者でも扱いやすいカメラとして販売されています。
そしてイメージセンサーには上位モデルに搭載されることの多い「フルサイズ」のセンサーが搭載されているため、入門機ながら高画質を実現するカメラとなっています。
入門機らしくこれまでキヤノンの初心者向けカメラで搭載されてきた使いやすさを意識した機能を沢山搭載しています。
仕様
- 発売日 : 2019年3月14日
- センサーサイズ : フルサイズ
- 画素数 : 約2620万画素
- 連写性能 : 最高約5.0コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-40000
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 132.5×85.0×70.0mm
- 質量 : 約485g
- 価格 : 160,000円程度
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4. Canon EOS M200
キヤノンの中でも初心者向けに開発されているモデルは「EOS Kiss」シリーズに多く存在しますが、こちらのEOS M200もKissブランドではないものの、初心者向けのモデルとして販売されています。
キヤノンの一眼カメラの中でも最小・最軽量モデル
キヤノンが展開する一眼レフ、ミラーレス一眼の中でもEOS M200は、最小・最軽量モデルとして存在します。
その大きさはまるでコンパクトデジカメサイズに近く、持ち運ぶ際の携帯性に優れています。
また、カメラを始めて使う初心者の方にも優しい機能面も充実しており、はじめての一眼カメラとしてもおすすめできるモデルです。
EOS Kiss Mよりも更に手軽でコストを抑えたカメラ選びを行いたい方におすすめできるエントリーモデルです。
仕様
- 発売日 : 2018年10月18日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2410万画素
- 連写性能 : 最高約6.1コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-25600
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 108.2×67.1×35.1mm
- 質量 : 約299g
- 価格 : 55,000円程度
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5. Nikon Z7
2018年は、フルサイズミラーレス一眼の競争激化の年となりました。
キヤノンに並んで二大カメラメーカーと評されるニコンも2機種のフルサイズミラーレス一眼カメラを発表し、大きな話題を呼びました。
高画素に特化したNikon Z7
2018年11月中旬現在、Nikon Z7が既に発売となっており、Nikon Z6は11月末の発売を待つのみとなりました。
こちらでご紹介しているNikon Z7は、フルサイズミラーレス一眼として高画素に特化したモデルとなります。
約4575万画素を保有しながら最高常用ISO感度は25600を実現するほどこれまでの高画素機の中でも優秀な性能を保有しています。
値段に関してはキヤノンやソニーよりも高い形ですが、オールラウンドタイプのNikon Z6で手の届きやすい価格での販売が期待されています。
仕様
- 発売日 : 2018年9月28日
- センサーサイズ : フルサイズ
- 画素数 : 約4575万画素
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO64-25600
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 134.0×100.5×67.5mm
- 質量 : 約675g
- 価格 : 330,000円程度
6. Nikon Z6
先ほどのNikon Z7から少し遅れての発売となったNikon Z6。
Nikon Z6は、オールラウンドタイプとして様々な撮影シーンで活躍することが期待されるフルサイズミラーレス一眼カメラです。
色々な場面での活躍が期待できるオールラウンダー
Nikon Z7では高画素に特化していましたが、高画素ゆえに高速撮影や高感度撮影においては一般的にスタンダードとされるモデルより劣っている印象です。
Nikon Z6では、高画素だけにこだわらず、あらゆる性能において高い水準を実現し、様々な撮影シーンに対応する王道モデルとして誕生しました。
実際に私も使用しましたが、これまでのニコンとは異なった発色や、圧倒的な高感度耐性など、他社フルサイズミラーレス一眼と比較しても優れている点が多く見つかった印象です。
仕様
- 発売日 : 2018年11月23日
- センサーサイズ : フルサイズ
- 画素数 : 約2450万画素
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-51200
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 134.0×100.5×67.5mm
- 質量 : 約675g
- 価格 : 200,000円程度
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7. Nikon Z50
Zシリーズにおいて初のAPS-Cセンサー搭載モデルとなったNikon Z50。
フルサイズセンサー搭載モデルとして発売されたNikon Z6/Z7とは対照的にエントリー層も意識されたモデルとなっています。
幅広いユーザー層におすすめ
フルサイズモデルあるNikon Z6/Z7では、これからカメラの趣味を始めようと考えている方には手軽に始められるカメラとは言い難いモデルです。
しかし、こちらのNikon Z50では、はじめてのカメラとして選んだ場合でも操作面でも難しさを感じることはなく、優れた携帯性を合わせておすすめのモデルです。
そして、カメラが実現している性能は、中上位モデルにも引けを取らない能力を実現していることから、これまでも写真撮影を趣味にされてきた方の更新機材としてもおすすめできるモデルです。
仕様
- 発売日 : 2019年11月22日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2088万画素
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-51200
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 約126.5x93.5x60mm
- 質量 : 約450g
- 価格 : 110,000円程度
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8. SONY α7 III
キヤノンが本格参入したことで大きな話題を呼んだミラーレス一眼市場ですが、かねてよりミラーレス一眼に力を入れてきたソニーの勢いも止まりません。
3月に発売されたα7 IIIは、フルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼として高性能を誇るモデルです。
プロフェッショナルでも使える新ミラーレス一眼
α7 IIIは、新世代の画像処理エンジンと、新開発のイメージセンサーにより、画像処理速度が大幅に向上しました。
これにより、明暗差の激しい高輝度時でも豊かな階調表現を実現し、厳しい環境下でも絶対的な描写力を発揮します。
もちろん高感度耐性も優れており、あらゆる面で高性能を発揮するプロフェッショナルでも使うことのできる実用的なカメラです。
仕様
- 発売日 : 2018年3月23日
- センサーサイズ : フルサイズ
- 画素数 : 約2420万画素
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-51200
- 通信機能 : Wi-Fi
- 大きさ : 約126.9x95.6x73.7mm
- 質量 : 約650g
- 価格 : 225,000円程度
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9. SONY α7R IV
α7シリーズでは、スタンダードタイプと高画素タイプ、高感度タイプに分かれますが、こちらのα7R IVは高画素タイプの最新モデルです。
2019年9月に発売され、α7シリーズとしては、初めて4代目まで展開されたシリーズで、高画素モデルの新境地に達しています。
これまでの高画素モデルの常識を覆す
高画素モデルとして有効約6100万画素の高画素を実現していることはもちろん、最高常用ISO感度においてISO32000を叶えたことで、高画素だから高感度撮影に弱いという常識を覆しました。
更にSONYのαシリーズが誇る優秀なAF性能や最高約10コマ/秒の高速連写性能、5.5段分のボディ内手ブレ補正など、高画素モデルだから劣るような場面は見られません。
これまでは使用する上で色々と制約を感じることの多かった高画素モデルですが、α7R IVは、高画素という特徴を活かしながら、他の性能においても高い水準を実現した、全く新しい高画素モデルのスタイルと言えるでしょう。
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10. SONY α6600
2019年11月に発売されたSONY α6600は、ソニーが展開するAPS-Cセンサーを搭載したモデルの中で最上位に位置します。
従来モデルであるα6500の発売からだいぶ時間が経過しましたが、ようやく最新技術を惜しむことなく投入した最新モデルです。
α6000シリーズで唯一ボディ内手ブレ補正を搭載したモデル
フルサイズセンサーを搭載したモデルにおいては当たり前の存在になりつつあるボディ内手ブレ補正機構ですが、APS-Cセンサーを搭載しているモデルにおいては、ボディ内手ブレ補正機構を搭載しているモデルはこちらのα6600のみとなります。
ボディ内手ブレ補正機構が存在することで、シャッタースピードが低下した場合でも光学式5軸手ブレ補正によって微妙なブレまでも抑えてくれます。
このボディ内手ブレ補正機構こそ上位モデルである証でもあり、安定した撮影を実現してくれる機能なのです。
仕様
- 発売日 : 2019年11月1日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2420万画素
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-32000
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 約120.0x66.9x69.3mm
- 質量 : 約503g
- 価格 : 158,000円程度
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SONY α6600実写レビュー。強力なボディ内手ブレ補正を搭載したAPS-Cセンサー搭載最上位モデルの実力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
11. SONY α6400
2019年2月に発売されたSONY α6400は、ソニーにとって久々となるエントリークラスのミラーレス一眼カメラとなります。
従来モデルα6300の発売からおよそ3年が経ち、待望の後継機登場ということで大きな話題となりました。
使い道が豊富な万能ミラーレス一眼カメラ
従来モデルα6300の発売からはだいぶ時間が経過したことえ、その間にもカメラの技術は大きく進歩しています。
最新モデルα6400では、ここ数年で開発されたフルサイズセンサーを搭載した上位モデルで培った技術を基に、非常に高い性能を実現しています。
特にAI機能を使用したAF性能では、動く被写体などに追従能力に長けており、あらゆるシーンでピントを外さない、万能なカメラとして活躍します。
仕様
- 発売日 : 2019年2月22日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2420万画素
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-32000
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 約120.0x66.9x59.7mm
- 質量 : 約403g
- 価格 : 107,000円程度
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SONY α6400実写レビュー。待望のソニー初心者向け最新ミラーレス一眼カメラを徹底解剖 – RentioPress
12. SONY α6100
先ほどからα6000シリーズとして最上位α6600、中位α6400をご紹介してきましたが、こちらは下位モデルに位置するα6100です。
シリーズ内において最も下のグレードになるα6100ですが、ソニーではスタンダードモデルという位置付けにしています。
価格を抑えてソニーの最新技術を体感
α6100は、シリーズ内において下位のモデルになりますが、新しいモデルとしてソニーが誇る最新技術を体感することができます。
その最新技術が活かされた高性能を実現しながら、シリーズにおいて最廉価で販売されていることがα6100の魅力と言えるでしょう。
α6600のようにボディ内手ブレ補正機構が搭載されている訳ではありませんが、基本的な撮影性能では変わることが無く優れた能力を発揮します。
仕様
- 発売日 : 2019年10月25日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2420万画素
- 連写性能 : 最高約11コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO100-32000
- 通信機能 : Wi-Fi/Bluetooth
- 大きさ : 約120.0x66.9x49.9mm
- 質量 : 約396g
- 価格 : 88,000円程度
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13. OLYMPUS PEN E-PL10
オリンパスが展開するPENシリーズは、まさに初心者がフォトジェニックを実現するのに最適なカメラです。
今回PENの最新モデルとして11月に発売されたE-PL10もまた、初心者に最適なミラーレス一眼となっています。
おしゃれを強く意識したフォトジェニックカメラ
インスタ映えなどが全盛となっている今、オリンパスのPEN E-PL10は、そんなインスタ映えを最も近づけてくれる最適なカメラといえるでしょう。
フォトジェニックを実現するために必要なフィルター機能はもちろん、スマホと連携する操作性も初心者が簡単に扱えるほど優しいカメラです。
カメラ本体も複数カラーバリエーションから選ぶことができ、自分好みにカスタマイズすることができるまさにおしゃれカメラの王道となりそうです。
仕様
- 発売日 : 2018年3月9日
- センサーサイズ : マイクロフォーサーズ
- 画素数 : 約1605万画素
- 連写性能 : 最高約14コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO200-25600
- 通信機能 : Wi-Fi
- 大きさ : 約117.1×68.0× 39.0mm
- 質量 : 約380g
- 価格 : 61,000円程度
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14. Panasonic LUMIX DC-GH5S
LUMIXブランドとしてミラーレス一眼やコンパクトデジカメを展開するパナソニック。1月に発売されたLUMIX DC-GH5Sは、LUMIXミラーレス一眼のフラッグシップモデルとして開発された高性能カメラです。
LUMIX最新フラッグシップ
一般的に静止画撮影を基本とするミラーレス一眼ですが、DC-GH5Sは動画撮影性能にも優れており、動画メインの撮影でも実力を発揮するモデルです。
独自の技術で新開発されたイメージセンサーは、高感度と高画質を実現する高性能センサーです。
これによりシリーズ史上最高となる高感度画質を実現し、暗いところでも高画質を維持した撮影が可能です。
そしてミラーレス一眼として世界初となるCinema4K/60p記録に対応し、一眼カメラで撮影するムービー技術として新たに歴史を残しました。
仕様
- 発売日 : 2018年1月25日
- センサーサイズ : マイクロフォーサーズ
- 画素数 : 約1028万画素
- 連写性能 : 最高約12コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO160-51200
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 約138.5×98.1×87.4mm
- 質量 : 約660g
- 価格 : 267,000円程度
15. Panasonic LUMIX DC-G9
ハイエンド・ミラーレス一眼として1月に発売されたLUMIX DC-G9。
先ほどご紹介したDC-GH5Sは動画撮影に自信を持った新製品でしたが、こちらのDC-G9は、静止画撮影の分野でのフラッグシップモデルと言えるでしょう。
高い要求に応える高性能ハイエンド・ミラーレス一眼
静止画を撮影する上でユーザーが必要とする性能を十分に理解し、圧倒的な機動力と操作性で理想の写真撮影を実現してくれます。
LUMIXシリーズが誇る手ブレ補正機構はトップレベル。DC-G9では、デジタルカメラで世界最高となるボディ内手ブレ補正6.5段を実現し、圧倒的に手ブレを抑えた撮影を実現します。
また、レンズ交換式デジタルカメラとして世界最速約0.04秒の高速AFを実現し、決定的瞬間を逃しません。
これだけの高速AFを実現しながら、進化を遂げた空間認識技術により、高精度なAFも実現し、12コマ/秒の高速連写と合わせた撮影でベストショットを残します。
仕様
- 発売日 : 2018年1月25日
- センサーサイズ : マイクロフォーサーズ
- 画素数 : 約2033万画素
- 連写性能 : 最高約60コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO200-25600
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 約136.9×97.3×91.6mm
- 質量 : 約658g
- 価格 : 158,000円程度
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16. Panasonic LUMIX DC-GX7MK3
LUMIXシリーズでのミラーレス一眼新製品の勢いは止まりません。
2018年は各レベルでミラーレス一眼の新製品を発表していますが、中位モデルとして描写力にこだわるDC-GX7MK3は、3月に発売されました。
見えた光景を圧倒的描写力で残す
以前よりDC-GX7シリーズは「ストリートスナップ」という街の日常風景などをスナップとして撮影するシーンに適したカメラとして知られています。
街の空気感を再現する圧倒的な描写力は、DC-GX7MK3が実現する高解像度、高画質から成り立ちます。
そして伝統技術と最新技術で実現する最新のモノクローム撮影は、ストリートフォトにおいて大きな効果をもたらします。
そしてコンパクトに仕上がったデザイン性もまた、ストリートフォトに適したカメラとなっています。
仕様
- 発売日 : 2018年3月15日
- センサーサイズ : マイクロフォーサーズ
- 画素数 : 約2030万画素
- 連写性能 : 最高約9コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO200-25600
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 約124×72.1×46.8mm
- 質量 : 約450g
- 価格 : 89,000円程度
17. Panasonic LUMIX DC-GF10/GF90
これまで上位、中位モデルの新製品をご紹介してきましたが、2月に発売されたLUMIX DC-GF10/GF90は、初心者向けのエントリーモデルです。
初心者に優しい、難しさのないミラーレス一眼
これまでご紹介してきた中上位モデルのミラーレス一眼は、画質や性能などのスペックにこだわったモデルが多く、初心者向けのモデルではありませんでした。
こちらのDC-GF10/GF90では、完全な初心者モデルとしてデザイン性や操作性、スマホと連携するための通信機能を中心に強化されたモデルです。
これからカメラをはじめる方が求め、必要とする高画質・携帯性・デザイン性をバランスよく満たしており、フォトジェニック撮影を簡単に実現し、SNS映えを叶える理想的な入門ミラーレス一眼カメラです。
仕様
- 発売日 : 2018年2月22日
- センサーサイズ : マイクロフォーサーズ
- 画素数 : 約1600万画素
- 連写性能 : 最高約10コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO200-25600
- 通信機能 : Wi-Fi
- 大きさ : 約106.5×64.6×33.3mm
- 質量 : 約270g
- 価格 : 72,000円程度
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18. FUJIFILM X-H1
3月に発売となった富士フイルムのXシステム最新フラッグシップモデルであるX-H1。
富士フイルムでは中判サイズという巨大なイメージセンサーを搭載したGFX 50Sというモデルが存在しますが、こちらはAPS-Cセンサーを搭載しています。
伝統の色表現技術に最新の撮影性能を搭載
富士フイルムの特長として色表現技術があります。同社では古くからフィルム製造を行ってきたこともあり、繊細な色へのこだわりは他社を圧倒します。
そして長年で培った色表現の技術はデジタルカメラになってからも伝統技術として受け継がれ、最新モデルX-H1では、画質や性能の面でも大幅に向上させた独自性の高いモデルになっています。
仕様
- 発売日 : 2018年3月1日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2430万画素
- 連写性能 : 最高約14コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO200-12800
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 約139.8×97.3×85.5mm
- 質量 : 約673g
- 価格 : 220,000円程度
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19. FUJIFILM X-T100
2018年7月の段階では最も新しいモデルとして6月に発売された富士フイルムのX-T100。
エントリーモデルとして発売されたX-T100ですが、のちにご紹介するエントリーモデルX-A5より少しだけレベルが上の上位エントリーモデルとして販売されています。
エントリーモデルながら富士フイルムのこだわりを感じる
初心者向けのモデルとして開発されましたが、しっかり富士フイルムの画質や色へのこだわりを感じることができるモデルになっています。
そしてカメラのデザインは、落ち着いた雰囲気を感じるデザインになっており、上級機を思わせる上質なデザインが特徴的です。
撮影をサポートする充実の機能も搭載。価格を抑えながら、上級機の雰囲気を味わうことができる、最新エントリーミラーレス一眼カメラです。
仕様
- 発売日 : 2018年6月21日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2424万画素
- 連写性能 : 最高約6コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO200-12800
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 約121.0×83.0×47.4mm
- 質量 : 約448g
- 価格 : 67,000円程度
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20. FUJIFILM X-A7
富士フイルムのミラーレス一眼で最廉価モデルとして2019年10月に発売となったX-A7。
先ほどのX-T100と比較しても、デザインや操作性の面でも「おしゃれ」をより強く意識したモデルになっています。
使いやすさが強く意識された大型液晶画面が特徴的
他のミラーレス一眼カメラと比較しても圧倒的に大型である液晶画面は特徴の一つとして挙げられます。
3.5インチの大型液晶では、スマートフォン感覚で撮影設定やフィルターの効果を確認するのに最適な機能性となっています。
そして富士フイルムの特徴でもある色表現技術を簡単な操作性で気軽に体感することができることでもおすすめの入門モデルです。
仕様
- 発売日 : 2019年10月25日
- センサーサイズ : APS-C
- 画素数 : 約2424万画素
- 連写性能 : 最高約6コマ/秒
- 常用ISO感度 : ISO200-12800
- 通信機能 : Wi-Fi / Bluetooth
- 大きさ : 約119.0×67.7×41.1mm
- 質量 : 約320g
- 価格 : 76,000円程度(レンズキットのみの販売)
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今後登場が期待されるミラーレス一眼
カメラの新製品などの発表は、主にCP+やフォトキナなどの大きなイベント時に発表されることが大半です。
2018年以降、カメラメーカー各社はミラーレス一眼カメラの開発に本腰を入れ、初心者向け、上級モデル問わず数多くのミラーレス一眼カメラが発売されました。
今後も各社ミラーレス一眼カメラに対する意識の高さは変わることはなく、各メーカーの代表的存在としてラインナップの拡大が予想されます。
デジタルカメラ大手であるキヤノンとニコンが本格参入しましたが、古くからミラーレス一眼にこだわって開発してきたSONYや、独自路線を歩み続ける富士フイルムなど、今カメラ市場で一番注目されている存在と言えます。
今後は各メーカーでプロフェッショナル向けのフラッグシップ機の開発も進むと思われ、最新のミラーレス一眼カメラというは増え続けるでしょう。
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最新ミラーレス一眼はレンタルできる
気になる新製品が登場しても、その都度購入することは難しいですよね。量販店で試し撮りといっても撮影できるシーンは限られ、本当の性能を確かめることは難しいと言えるでしょう。
そこでおすすめなのがカメラのレンタルサービスです。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、定番ミラーレス一眼カメラから、最新のミラーレス一眼まで豊富なラインナップから選んでレンタルすることができます。
購入前の検討としてはもちろん、旅行の間だけなど、短期間のみ使用する際もおすすめできるレンタルサービスです。