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一眼カメラが流行している現代。カメラを販売するメーカーも歴史ある企業から新しい企業まで様々です。
そんな中、様々な家電製品の開発・生産を行う有名メーカーである「SONY」も、デジタルカメラの開発に力を入れている企業の一つです。
今回はソニーが販売する一眼カメラの中でもおすすめのモデルを厳選してご紹介していきます。
もくじ
ソニーの一眼カメラの特徴
ソニーではキヤノン、ニコンに並んで人気のカメラメーカーで、数多くの一眼カメラ製品を販売しています。
他メーカー同様にランク別で分けられており、初心者から上級者までさまざまなモデルからじっくりカメラ選びを行うことができます。
ラインナップの中心はミラーレス一眼
ソニーの一眼カメラのラインナップを見て、一番印象的に残るのが「ほとんどのモデルがミラーレス一眼タイプ」です。
ソニーの一眼カメラはAマウントシリーズと呼ばれる一眼レフカメラに属する「α99 II」と「α77 II」を除いた全ての一眼カメラモデルがミラーレス一眼カメラとなっています。
ミラーレス一眼カメラに属するカメラはEマウントタイプが採用され、Eマウントタイプのカメラの方は種類が豊富で、選びやすいラインナップになっています。
一眼レフとミラーレス一眼を比較検証!両者の本当の違いを初心者向けに徹底解説 – RentioPress
高級モデルが充実
ソニーの一眼カメラでは、初心者向けモデルはあまり多く存在せず、高級モデルを中心としたラインナップ展開も特徴の一つです。
ミラーレス一眼カメラモデルの多くは、プロフェッショナルカメラでよく使用されるフルサイズセンサーが搭載されており、価格は高騰するものの、非常に質の高い写真撮影を行うことができます。
最近ではミラーレス一眼によるフルサイズセンサー搭載モデルが目立ってきましたが、ソニーはその先駆者として既に数多くのモデルを販売している実績も保有しています。
ソニーの一眼カメラでおすすめモデル5選
ここからはソニーで現在販売されている一眼カメラから厳選して5つのおすすめモデルを細かく解説していきます。
SONY α7 III
ソニーの一眼カメラでも長い歴史を持ち、α9とダブルフラッグシップモデルとして存在するα7シリーズ。
その中でもスタンダードモデルであり、最新モデルとして販売されているのがα7 IIIです。
バランスの取れたオールラウンドモデル
α7でもSやRが付く派生型が存在しますが、こちらはまさにスタンダードモデルとして王道を貫きます。
突出した性能を保有する訳ではないものの、写真撮影において重要となるさまざまな性能で高い評価を誇ります。
さまざまなシーンで使いたい場合などには万能カメラとして非常におすすめできるモデルです。
α7 III 仕様
- 画像処理エンジン:BIONZ X
- 有効画素数:約2420万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.6×23.8mm)
- 連続撮影速度:約10コマ/秒
- 測距点:693+25
- 常用ISO:100~51200
- 記録媒体:メモリースティック / SDカード / microSDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:-
- GPS:-
- 液晶サイズ: 3.0型TFT駆動
- 大きさ:約126.9(幅)×95.6(高さ)×73.7(奥行)mm
- 質量:約650g
- 価格:23万5千円~
SONY α7 III実写レビューはこちら
SONY α7 III実写レビュー。今一番売れているフルサイズミラーレスを現役カメラマンが徹底紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SONY α7R IV
先ほどご紹介したα7シリーズにRが付いた「α7R IV」。
こちらは高画素に特化したシリーズであり、その4代目としてα7R IVが販売されています。
圧倒的解像度
α7R IVは、高画素モデルとして約6100万画素を実現し、描写性に優れたモデルとして人気を集めています。
ソニーが開発するEマウントレンズと組み合わせることで拡大して驚くほどの解像力を誇ります。そして高画素モデルながら暗い場所の撮影などで性能差が出る高感度耐性にも優れている優秀なモデルです。
描写にこだわった撮影をする方へ特におすすめできるモデルです。
α7R IV 仕様
- 画像処理エンジン:BIONZ X
- 有効画素数:約6100万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.7×23.8mm)
- 連続撮影速度:約10コマ/秒
- 測距点:567点
- 常用ISO:100~32000
- 記録媒体:SDカード / microSDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:-
- GPS:-
- 液晶サイズ: 3.0型TFT駆動
- 大きさ:約128.9(幅)×96.4(高さ)×77.5(奥行)mm
- 質量:約665g
- 価格:33万8千円~
SONY α7R IV実写レビューはこちら
SONY α7R IV実写レビュー。これまでの常識を覆した高性能高画素モデルの実力を検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SONY α7S II
先ほどのα7R IIIでは高画素モデルとしてご紹介しましたが、こちらのα7S IIは、暗い場所などの撮影で能力を発揮する高感度モデルとして販売されています。
高感度耐性で非常に優れたモデルで、他モデルよりも画素数は落ちるものの、夜間などの撮影では圧倒的能力を発揮します。
最高ISO感度409600を実現
一眼カメラとしての驚愕の最高ISO感度409600を実現しています。
一般的に一眼カメラではISO感度102400などでも高感度に優れていると言われていますが、α7S IIでは他のカメラを一切寄せ付けない圧倒的な高感度耐性を誇ります。
暗闇の中でもわずかな光をしっかり拾い、高感度撮影でも低ノイズで描写することができる非常に優秀なカメラです。
α7とα7Rでは3代目が登場しているものの、こちらはまだ2代目と後継機の登場も期待されています。
α7S II仕様
- 画像処理エンジン:BIONZ X
- 有効画素数:約1240万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.8mm)
- 連続撮影速度:約5コマ/秒
- 測距点:169
- 常用ISO:100~102400
- 記録媒体:メモリースティック / SDカード / microSDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:-
- GPS:-
- 液晶サイズ: 3.0型TFT駆動
- 大きさ:約126.9(幅)×95.7(高さ)×60.3(奥行)mm
- 質量:約627g
- 価格:21万6千円~
SONY α6600
ソニーのαシリーズでも4桁の数字が付けられたモデルは比較的に安価に抑えられた、エントリーモデルが大半です。
α6600は、先ほどまでご紹介していたモデルで搭載されているフルサイズセンサーではなく、一回り小さくなったAPS-Cサイズのセンサーを搭載しています。
小型・軽量・高性能ミラーレス一眼カメラ
これまでご紹介してきたモデルはフルサイズセンサーを搭載し、とにかく性能にこだわった高級モデルが中心で、とても携帯性に優れているとは言えないモデルでした。
今回ご紹介しているα6600は、センサーサイズが小さくなった影響もありますが、上位モデルに近い性能を搭載しながら小型軽量化を実現したモデルでもあります。
そして高速で正確なAFシステムや光学式5軸ボディ内手ブレ補正は、撮影でおおきく役立つ優秀なシステムとなっています。
α6600 仕様
- 画像処理エンジン:BIONZ X
- 有効画素数:約2420万
- センサーサイズ:APS-C(約23.5×15.6mm)
- 連続撮影速度:約11コマ/秒
- 測距点:425
- 常用ISO:100~32000
- 記録媒体:メモリースティック / SDカード / microSDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:〇
- GPS:-
- 液晶サイズ: 3.0型TFT駆動
- 大きさ:約120.0(幅)×66.9(高さ)×69.3(奥行)mm
- 質量:約503g
- 価格:14万5千円~
SONY α6600実写レビューはこちら
SONY α6600実写レビュー。強力なボディ内手ブレ補正を搭載したAPS-Cセンサー搭載最上位モデルの実力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SONY α6400
最後にご紹介するα6400は、2019年3月現在ソニーの一眼カメラにおいて最も新しいモデルで2019年2月22日に発売となりました。
これまでソニーではフルサイズセンサーを搭載した上位モデルのミラーレス一眼を中心に開発してきましたが、久々のエントリーモデルとなりました。
エントリーモデルとは思えない驚きの高性能カメラ
新発売となったα6400では、これまでフルサイズミラーレス一眼の開発で培った技術力を基にエントリーモデルながら高性能を実現しています。
その中でもAF性能は、ソニーの一眼シリーズにおいて最上位モデルであるα9に匹敵する能力を保有しています。
特に被写体を追従するためのトラッキング性能は、AI機能を利用することで非常に素早く、正確なピント合わせを実現します。
α6400 仕様
- 画像処理エンジン:BIONZ X
- 有効画素数:約2420万
- センサーサイズ:APS-C(約23.5×15.6mm)
- 連続撮影速度:約11コマ/秒
- 測距点425
- 常用ISO:100~32000
- 記録媒体:メモリースティック / SDカード / microSDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:〇
- GPS:-
- 液晶サイズ: 3.0型ワイドTFT駆動
- 大きさ:約120.0(幅)×66.9(高さ)×59.7(奥行)mm
- 質量:約403g
- 価格:10万6千円~
SONY α6400の実写レビューはこちら
SONY α6400実写レビュー。上級機に匹敵するAF性能や新機能を実際に使って徹底解剖 – RentioPress
紹介カメラ製品仕様比較表
モデル名 | α7 III | α7R IV | α7S II | α6600 | α6400 |
---|---|---|---|---|---|
価格帯 | 21万5千円~25万円 | 35万~40万円 | 26万5千~39万円 | 14万5千~16万円 | 10万6千~11万3千円 |
発売時期 | 2018年3月23日 | 2019年9月6日 | 2015年10月16日 | 2019年11月1日 | 2019年2月22日 |
撮像画面サイズ | 35.6×23.8mm (35mmフルサイズ) | 35.7×23.8mm(35mmフルサイズ) | 35.6×23.8mm(35mmフルサイズ) | 23.5×15.6mm(APS-C) | 23.5×15.6mm(APS-C) |
映像素子型式 | ExmorR CMOSセンサー | ExmorR CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー | Exmor CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2420万画素 | 約6100万画素 | 約1220万画素 | 約2420万画素 | 約2420万画素 |
ファインダー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
オートフォーカス方式 | ファストハイブリッドAF | コントラスト検出方式 | ファストハイブリッドAF | ||
測距点 | 693点 | 567点 | 169点 | 425点 | 425点 |
常用ISO感度 | ISO100~51200 | ISO100~32000 | ISO100~102400 | ISO100~32000 | ISO100~32000 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒、バルブ | 1/4000~30秒、バルブ | |||
連続撮影速度 | 最高約10コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 | 最高約11コマ/秒 | ||
画面 | 7.5cm(3.0型) TFT駆動 | 7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動 | |||
Wi-Fi搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
NFC搭載 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Bluetooth搭載 | × | × | × | 〇 | 〇 |
大きさ | 約126.9×95.7×59.7mm | 約128.9×96.4×77.5mm | 約126.9×95.7×60.3mm | 約120.0×66.9×69.3mm | 約120.0×66.9×59.7mm |
質量 | 約565g | 約665g | 約627g | 約503g | 約403g |
ソニーおすすめ一眼カメラまとめ
基本的に上位モデルを中心に構成され、ラインナップの大半がミラーレス一眼であるソニーの一眼カメラ。
「質」にこだわった製品開発を行うことで、描写力にこだわりの強い方でも満足できる性能を自信としています。
そんな中でも後半でご紹介したα6500やα6000などは初心者が使いやすく、カメラの趣味の入口としても最適なモデル展開も行っています。
そのため最初はエントリーモデルからスタートし、写真へのこだわりを持ち始めた頃にα7シリーズなどの自分の思い描く写真を描写してくれる高性能カメラへとステップアップすることができる大きなメリットがあります。
「フルサイズミラーレス一眼カメラ」が急成長を遂げている今、先駆者として実績を誇るソニーは将来的なカメラ選択としても有利になるでしょう。
ソニーの一眼カメラをレンタル
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特に高級モデルなどは価格が大幅に高騰し、購入を決断するには勇気を必要とするでしょう。
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