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動画編集「VideoProc」レビュー。多機能で動作が軽い初心者におすすめ映像処理ソフト

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2024/11/14

動画編集「VideoProc」レビュー。多機能で動作が軽い初心者におすすめ映像処理ソフト

YouTubeやSNSの普及により、動画の存在というのが非常に身近になりました。

そしてカメラの性能が向上したことで、高画質による録画が可能となり、今や4Kや8Kといったこれまででは想像の付かないような超高画質映像が実現しました。

そんな撮影した動画などを編集するためのソフトウェアも近年数多く誕生しています。

今回ご紹介する「VideoProc」は、動画の編集、変換、DVDリッピング、PC画面の録画など、映像に関する作業を高性能なスペックを必要とせず、使用することができます。

動画を扱う作業におすすめ「VideoProc」

【公式】VideoProc – 簡単かつ多機能な動画編集・動画処理ソフトを無料でダウンロード。おすすめ使いやすい無料動画処理ソフトです。

動画を扱った編集作業や変換作業は、映像クリエイターやYouTuberにとっても非常に大切な工程となります。

動画編集を行うことができる有名なアプリケーションとしては「Adobe Premiere」や「CyberLink PowerDirector」などがありますが、これらはPC上で正常に動作させる上で非常に高性能なスペックが要求されます。

そもそも動画というのは写真に比べて膨大なデータ量を保有するため、それらのデータを調整していくことでハイスペックが要求されるのは致し方ないことですが、動画編集ソフトによって動作環境が大きく異なるのも事実です。

VideoProcが非常に軽い動作が魅力的

VideoProc 動作 軽い

今回ご紹介しているVideoProcですが、動画を変換する際や編集する場合もストレスを感じることがない、非常に軽い動作が魅力です。

これまでにも有料・無料含め、様々な動画編集ソフトを試してきましたが、標準のスペックを保有したPCの場合でも、ほとんどのソフトウェアが動画を読み込んだ段階で非常に動作が重くなり、同時に他のアプリケーションなどを開くことは不可能なソフトが大半でした。

一方でVideoProcは、編集・変換などの作業を行った際も非常に軽い動作を維持し、書き出しなどの作業中で他のアプリケーションを操作しても問題はありませんでした。(※書き出し中の他の操作はおすすめできませんが、それ程軽い動作を実現するということです)

VideoProcの5つの使い道

VideoProcでは、主に5つの作業を行うことができます。これらの作業はソフトウェアを起動させた際にスタートアップ画面で選択できるようになっています。

VideoProcで行うことができる作業は下記の通りです。

  • 動画変換
  • 動画編集
  • DVD変換
  • インターネット上の動画をダウンロード
  • PC画面などの映像キャプチャ

それぞれの作業でできることも簡単にご紹介していきます。

1. 動画変換

VideoCropのメイン機能となるのが動画変換と言えるでしょう。

あらかじめ用意されている複数のプリセットから出力タイプを選択することで簡単に動画変換を行うことができます。

動画変換に対応しているフォーマットの種類などは後程詳しくご紹介していきます。

2. 動画編集

動画変換を行う前に動画編集の作業も行うことができます。

プロフェッショナル向けのような凝った編集を行う方には物足りない機能類かもしれませんが、動画のクロップやトリミング作業など、基本的な編集機能は揃っています。

先ほどの通り、動画編集時でも非常に軽い動作を実現しているため、はじめての動画編集でも大変おすすめできるソフトです。

3. DVD変換

ディスクドライブに挿入されたDVDから映像を抽出してお好みのファイル形式へと動画変換を行うことができます。

ソフトウェア上から直接DVD内のデータをPCで気軽に見られる形式へと変換してくれるため、非常に便利な機能です。

3. 動画ダウンロード

インターネット上にアップロードされた動画ファイルをURLからお好みの解像度でダウンロードすることが可能です。

ダウンロードする場合は、著作権などの法律が適応される場合があるので、十分に注意して利用しましょう。

4. 録画

PC上で表示されている画面などを録画することが可能です。また、PCにカメラなどが搭載されている場合は、カメラを使った録画も可能となっています。

画面キャプチャの場合、録画したい範囲だけを指定することも可能で、範囲を指定して録画ボタンを押すことにより、PCで表示されている映像と流れている音声を記録することができます。

動画変換の種類

VideoProcでは、豊富な対応フォーマットも製品の特長として挙げられています。

ほとんどの動画を簡単な設定より変換することが可能で、オンラインの動画変換やフリーソフトによる動画変換よりも大幅に手軽で簡単に変換することが可能です。

下記の表で動画変換に対応したファイル形式をご紹介しています。

動画形式 コーデック
MP4 H264+AAC
MP4 MPEG4+AAC
4K MP4 H264+AAC
HEVC HEVC+AAC
AVI divx, xvid+MP3
MPEG4 MPEG4+MP3
MKV H264+AAC
MOV H264+AAC
DivX DIVX+MP3
WEBM VP8+VORBIS
WMV WMV2+WMA2
M4V H264+AAC
DV DV-NTSC+PCM
F4V H264+MP3
FLV H263+MP3
3GP H263+AAC
3G2 XVID+AAC
ASF MPEG4+WMA2
MPEG1 MPEG1+MP2
MPEG2 MPEG2+MP2
OGV OGV+OGG
SWF FLV+MP3

また、取り込んだ動画からそのまま音声のみを抽出し、直接MP3やWMA、AACへと変換することも可能です。

動画編集でできること

VideoProc 動画編集

VideoProcでは、動画編集も行うことが可能ですが、こちらは専用のメニューが存在せず、動画変換作業の段階で操作する機能となっています。

動画編集では主に下記の作業を行うことが可能です。

  • トリミング (動画の尺設定)
  • クロップ (トリミング機能)
  • 字幕
  • エフェクト
  • 回転
  • 結合

基本的な動画編集としての機能が充実しており、プロフェッショナル映像作品のように、あまりにもこだわった動画編集でない限りは、VideoProc一つで思い通りに編集することが可能です。

さらにオプション機能が

VideoProc 動画編集 オプション

基本的な動画編集をご紹介しましたが、VideoProcでは、動画の修正を含むオプションのような作業も可能です。

動画に修正としては下記の機能が存在します。

  • 手ブレ補正
  • 音声内のノイズ除去
  • レンズ補正 (広角レンズによる歪みの補正)

その他にも動画からGIFアニメーションを作成する機能や、動画に透かし(ウォーターマークを挿入する機能)を挿入動画から静止画を抽出などの機能も搭載されています。

実際の編集画面

VideoProc 動画編集画面

VideoProc 動画編集画面

実際に動画を編集する際に表示される画面はこのような感じです。

ホワイト調の背景でシンプルなデザインで構成されている印象です。そして操作に関しても難しいことは何もなく、視覚的にそれぞれのボタンやメニューの操作を可能としている初心者にもやさしい設計となっています。

PC画面の録画

VideoProc 画面録画

画面のスクリーンショットなどはOS搭載の機能などで行うことが可能ですが、画面の録画というのは何か専用のソフトウェアをインストールしないと行うことができません。

VideoProcでは、ソフトウェアの機能を使用してPC上で表示されている画面の録画を簡単に行うことができます

手順としては、ウィンドウ上部にある「画面録画」のボタンをクリックし、次に必要であれば画面上で記録する場所を指定するクロップ作業を行います。最後に右下に存在する赤い「REC」ボタンを押すことで録画を行うことが可能です。

録画フォーマットは、5種類(flv/mp4/mov/mkv/ts)から選ぶことが可能で、入力オーディオのレベルや録画停止時のキー割り当ても「設定」から行うことが可能です。

PCに搭載されたカメラでの録画も可能

小型カメラが内蔵されたノートPCやUSBによってカメラが接続されたデスクトップPCでは、カメラを使用した動画撮影も行うことができます。

また、スクリーン画面とカメラ画面同時録画も可能で、どちらをメインで表示するかという設定も上部メニューの「画面録画&カメラ録画」をクリックした際に設定できます。

VideoProcのおすすめユーザー

これまでVideoProcの機能についてご紹介してきましたが、非常にシンプルながら多機能で、何よりも動作が軽いことが大きなメリットです。

映像編集入門としておすすめ

VideoProcの操作性は初心者の方に非常におすすめできるシンプル具合です。

世の中にはさまざまな映像編集ソフトが存在しますが、大半が多機能を実現していることで動作が重いソフトウェアとなっている現状です。

VideoProcは、程よい機能の多さや動作の軽いハイスペックを要求しない動作条件は、はじめての動画編集ソフトとしても非常におすすめできます。

動画や音声変換を気軽に行いたい人へ

簡単な動画編集も魅力ですが、VideoProcの魅力は動画変換能力にあります。

豊富な対応フォーマットながら、一覧で分かりやすく表示され、自分が求めるフォーマットを選ぶだけで簡単自動変換を行ってくれる、非常に使いやすいソフトです。

Level-3 GPU加速技術が使用されていることで、CPUへの負担を減らし、高画質動画の変換時でもPCの動作速度が低下することなく、非常に良いパフォーマンス状態で動画の変換を行うことができます。

気になる動画を簡単にダウンロードしたい方へ

URLを入力し、あとは解像度を指定するだけでインターネット上の動画を簡単にダウンロードすることができます。

mp4などの動画形式でのダウンロードはもちろん、インターネット上の動画を直接mp3へと変換してダウンロードすることも可能です。

ダウンロードの際は、二次配布や再アップロードなど、著作権侵害にならないように注意しましょう。

画面上の録画が必要な方に

ビジネスシーンなどでスクリーンショットをメールやチャットなどに添付することは多いでしょう。

しかし操作の手順など、静止画では分かりにくい場合などにVideoProcの画面録画機能は大変便利です。

実用性に優れたおすすめ入門動画編集ソフト「VideoProc」

VideoProc 動画編集ソフト

これまでご紹介してきた様々な機能を、全て1つのソフトウェアで使用できるため、VideoProcは非常に実用性に優れた動画編集・変換ソフトです。

私自身あまり映像編集を行う機会はありませんが、GoProや360度カメラなどの動画を撮影したあと、動画サイトへアップロードなどを行う場合に「こんな編集ができたら」と思うことは多々ありました。

そんな時VideoProcを使用することで、これまで欲しいと思っていた動画編集による仕上がりを簡単かつ短時間で行うことができました。

そしてあまり映像制作に慣れていない方は、複雑な機能がたくさん搭載されたソフトよりも、シンプルで使いやすいVideoProcがおすすめです。

VideoProcは無料版と有料版が存在

今回ご紹介してきたVideoProcですが、公式サイトを見ると無料版有料版が存在します。

無料版は登録なしでダウンロードすることが可能ですが、変換できる動画の数やインターネット上からダウンロードできる動画の数などに制限があります。

一方で有料版は無制限で全ての機能を使用することができます。そして販売価格も年間更新ライセンスで通常7,200円(税別)永久ライセンスで通常8,980円(税別)となっており、永久ライセンスでは無償でアップデートも可能です。

動画変換だけのソフトとして考えると少々高値が付いたイメージですが、これまでご紹介した通り、動画編集・変換・DVD動画変換・動画ダウンロード・PC画面録画など様々な機能を使用できることを考えると非常に安値であると感じます。

2018年12月31日まで特別価格

販売元にDigiartyでは、VideoProcの販売ページにおいてクリスマスセールを行っていることが大きく表示されています。

クリスマスセールでは、有料版の販売価格が大幅に値下がっており、年間更新ライセンス・永久ライセンスともに3,680円(税込)で販売されているお得なセールです。

ライセンスどちらも値段が変わらないため、永久ライセンスをお得に購入できるチャンスです。

【公式】VideoProcのご購入

動画撮影にカメラのレンタルがおすすめ

今回ご紹介してきたVideoProcでも、せっかくなら自分で撮影した動画を編集・変換してみたい!と思われる方も多いでしょう。

しかしカメラの数は多く、買ってからこんなはずではなかったと後悔してしまったという話もよく聞きます。

そんな時におすすめなのがカメラのレンタルサービスです。

家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、今回ご紹介したVideoProcを使った動画編集などで使いやすいアクションカメラGoPro HEROシリーズや、360度カメラ一眼レフカメラミラーレス一眼カメラなど、様々なデジタルカメラを豊富なラインナップから選んでレンタルすることが可能です。

ぜひこの機会にRentioでカメラレンタルしてみて、VideoProcで動画編集の楽しさを体感してください。

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