成人式におすすめのカメラ6選!ミラーレス、GoPro、チェキ、話題のOSMO POCKETまでをご紹介
更新日2023/09/21
一眼レフカメラカテゴリの人気記事
来たる、2020年1月13日。元日の次の祝日にあたる”成人の日”。各地では、新成人をお祝いする「成人式」が開催されます。
今年、新成人を迎えられる皆さん、おめでとうございます。
当日を迎える準備はもう出来ていますか。いよいよ来週に迫っています。この日は皆さんにとって、一生に一度の晴れ舞台です。準備はしっかりと怠らないようにしましょう。
特に、女の子の準備はとても大変だと思います。
振り袖の仕立てや着付け、ヘアメイクやネイルサロンの予約と事前の打ち合わせ、記念写真の前撮り撮影等、準備に追い立てられ、式当日を迎えるまでうかうかしていられません。
着付けや美容室の手配は、一年以上前から予約しておくのが当たり前、当日は深夜に起きて、着付けやヘアメイクの準備に取り掛かるスケジュールを立ている方も多いでしょう。
一見華やかに見える振り袖姿も、帯がキツかったり、草履の鼻緒が痛かったり、立っているのも一苦労だったという話を聞くこともあります。
当日、男の子たちは、素直にありのままを褒めてあげましょう。
頑張って準備してきた女の子たちの苦労も、きっと報われると思います。綺麗な振袖姿を写真に撮ってあげるのも効果的ですよ。
という訳で、今回は、成人式にオススメのカメラを紹介していきます。
もくじ
背景をぼかして、振袖の美しさを強調しよう
ファッション雑誌の表紙などで、モデルを被写体に背景をぼかして撮影している写真を見たことがあると思います。
これは、レンズ焦点の範囲外に生みだされるぼやけた領域の美しさを意図的に利用した、写真撮影における表現手法の一つです。
基本的に主たる被写体にはピントが合っていることを前提に、背景をぼかして撮影することで、被写体が浮き出たような効果が得られ、その美しさをしっかりと引き立ててくれます。
被写体と背景の全体にピントを合わせた写真と比較しても、ふんわりと柔らかな印象を与えられるので、暖かみのある本格的な写真に仕上がります。
こういった写真は、プロのカメラマンが使うような、重厚感のある一眼レフカメラでしか撮れないと思われがちですが、小さくて軽量なミラーレス一眼でも簡単に撮影することができます。
1. SONY α6000
“コンデジよりも綺麗な写真が撮りたいし、でも一眼レフは大きくて重たいから持ち運びが面倒そう”という理由から選ばれるのがミラーレスです。
近年では、一眼レフに負けず劣らずの高性能化に伴い、カメラ市場の主流は一眼レフからミラーレスに移る傾向があり、実際に一眼レフからミラーレスに乗り換えたという話もよく耳にします。
α6000は、バックにすっきりと収まるコンパクトサイズで、ボディの重さも約285gという軽量化を実現し、スタイリッシュなデザインでありながら、機能性も高く、カメラが初めてという初心者の方にも使いやすくなっています。
大型センサーで、背景ぼけを簡単に、鮮やかに
α6000は、一般的な一眼レフカメラで使用されている本格的なAPS-Cサイズの大型センサーを搭載しています。
“APS-C”というと、あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、解り易く簡単に説明すると、このセンサーのサイズが大きければ大きいほど、発色が鮮やかで、背景をぼかした写真を撮影しやすくなります。
ミラーレスカメラには「パンケーキレンズ」と呼ばれる、サイズが小さく持ち運びに便利な単焦点レンズが付属していることがあります。ここでは、この単焦点レンズを使った撮影方法を説明します。
単焦点レンズは、ズーム機能がないことから、一本のレンズで被写体に寄ったり引いたりする撮影ができません。そのため、撮影者自身が被写体に近づいたり遠ざかったりしながら間合いを調整する必要があります。ちょうど良い距離感が取れると、強調したい部分をハッキリと写し出し、背景を綺麗にぼかしてくれます。
カメラには「絞り(F値)」と呼ばれる、レンズに取り込まれる光の量を調節する機能があり、この値を小さくすると、背景がぼけやすくなり、逆に大きくすることで、全体的にくっきりとピントが合うようになります。単焦点レンズは、この値を小さく設定できるため、背景をぼかした写真の撮影に最適なレンズと言えます。
レンズの選び方次第で、簡単に背景ぼけを作ることができるので、カメラの扱いに慣れていない方にもおすすめです。
2. OLYMPUS OM-D E-M10 MarkII EZ
こちらも小型で携帯性に優れたカメラです。
金属の外装にレザーの質感をあしらった高級感あふれるクラッシックなデザインで、振袖を着た女の子が持っていても違和感がなくマッチします。
OM-D E-M10 Mark II は、手ぶれ補正機能が充実しています。
一言で”手ぶれ”と言っても、回転ぶれ、シフトぶれ、角度ぶれなど、撮影するシーンによって様々なぶれが起こることがあります。 OM-D E-M10 Mark IIには、それらをカバーする「5軸手ぶれ補正」機能を搭載し、写真をプリントした後にがっかりするような、ピンボケなどの失敗を最小限に抑えてくれます。
ワンタッチでピントを合わせ、一眼らしいぼけ感を演出
ここではもっと簡単に、背景ぼけを作る撮影方法を説明します。
先程の単焦点に打って変わって、ここではズームレンズを使用します。
レンズを被写体に向け、カメラの背面モニターに写る被写体に指でタッチするだけで、狙った所にピントを合わせることができ、背景をぼかした写真を簡単に撮影することができます。たったこれだけです。
タッチするだけという手軽さが、初めての方にもおすすめできるポイントです。
個性的な写真や動画で、インスタ映えを狙おう
成人式で撮影した写真を、InstagramなどのSNSに投稿される方も多いと思います。せっかくなので、他の人とは違った個性を出して、周りからハッと目を引きつけるような写真に挑戦してみませんか。
静止画だけではなく、動画を撮影して投稿するのもおすすめです。ユニークな動画を撮影できたら、写真よりも更に注目を集められるかもしれません。
3. GoPro HERO7
GoProは、元々自身の目線から見た動画を撮影するために特化したカメラで、”アクションカメラ”というジャンルに分類されます。
バイクや自転車のハンドル、ヘルメットや身体の一部など、専用のアタッチメントを使用することで、装着可能な場所は多岐に渡ります。アウトドアやスポーツなど、激しい動きを伴うシーンの撮影に最適なカメラです。
超広角レンズを搭載しているので、背景も含め、広い範囲の画角で撮影できることがGoProの強みでもあります。一般的なカメラと比較して、とにかく広い範囲を写すことができるので、静止画も動画も臨場感のある仕上がりが期待できます。
Instagramでは、「#goproのある生活」や「#gopro女子」といったハッシュタグが作られるほど、日々数えきれないほどの写真や動画が投稿されています。どんな写真が撮れるのか、是非参考にしてみてください。
GoPro HERO7 Blackは、GoPro HEROシリーズの最新モデルであり、その上位機種にあたります。
旧モデルから使用していたユーザーにとって、最も嬉しい進化は、新機能「HyperSmooth」を利用した手ブレ補正機構です。恐らく、これが決め手になり、初めてGoProを購入された方も多いと思います。
手ブレ補正機構は、これまでのGoProにも搭載されていましたが、今回のバージョンアップで、まるでジンバルを使用しているかのような安定感を実現しました。手ぶれを抑えることができるので、動画の撮影もプロが撮影しているかのような滑らかなに映像に仕上がります。
縦撮りが新たなトレンドに
GoPro HERO7シリーズは、横画面だけではなく、縦画面での撮影が可能になりました。前述で挙げた「HyperSmooth」機能が注目を浴びていることで、あまりクロースアップされていませんが、これが今、Instagramでもトレンドになりつつあります。
新たに作られた「#gopro縦撮り」というハッシュタグです。こちらをご覧ください。
縦撮りが可能になったことで、シーンによっては、更に臨場感のある撮影が可能になりました。例えば、東京スカイツリーなどの縦長の被写体を撮影する場合、縦と横のどちらで撮影した方が迫力があるでしょうか。言うまでもありません。縦長のスマートフォンでも、わざわざ横にする必要もなく、とても見やすくなりました。
折角の振袖姿です。距離を取って横画面で小さく撮影するよりも、距離を取らずに縦画面で大きく全身が写るように撮影した方が見栄えも良くなります。横画面だけではなく、たまには縦画面の撮影も試してみてください。
GoPro HERO7 Blackの製品レビューはこちら
GoPro HERO7 Black実写レビュー!新機能を実際に使って性能やおすすめポイントを徹底解説 – RentioPress
4. DJI Osmo Pocket
OSMO POCKETは、昨年12月15日に発売された、DJIのジンバル一体型カメラとして販売されてきたOSMOシリーズの最新モデルです。
その名の通り、これまでのOSMOシリーズには類を見ない、ポケットに収まるほどの小型化を実現し、旅行やちょっとしたお出掛けにも気軽に使えるコンパクトなカメラとして、今大変注目を浴びています。
GoPro HERO7が「HyperSmooth」機能の搭載により、”ジンバルキラー”と言われ、注目を浴びた矢先に、ジンバルの象徴的存在であるDJIが、まさかの小型化で対抗するかのように現れるという、まさに鮮烈な登場でした。ネット上では、両者を比較する記事やコメントがたくさん挙げられています。
Instagramでも「#osmopocket」といったハッシュタグが新たに作られ、今続々と写真や動画が投稿され始めています。
アプリで簡単にストーリー仕立ての動画を作成
OSMO POCKETは、本体そのものがコンパクトであることから、カメラに搭載しているモニターも小さな作りになっています。どうしても大きなモニターで映像をチェックしながら撮影したい場合には、Lightning端子またはUSB Type-Cコネクターの規格に対応したスマートフォンを直接本体に繋いで、スマートフォンの液晶画面をモニターに代用して撮影を行うことが可能です。
普段はコンパクトに使用し、必要に応じてスマートフォンをモニターに代用することができるので、利便性にも優れています。モニターに代用するには、予めスマートフォンに専用アプリ「DJI mimo」をダウンロードしておく必要があります。
このアプリには、撮影だけではなく、動画を編集することができる「ストーリーモード」という機能が搭載されています。アプリ内に用意されたテンプレートの手順に従って撮影を行うだけで、ストーリー仕立ての動画を簡単に作成することができます。
持っているだけでも人気者になれそうなOsmo Pocketですが、動画をInstagramに投稿することで、更に注目を集められるかもしれません。
スマートフォンに取り付けて使用する場合、Lightning端子とUSB Type-Cコネクターの接続のみに対応しており、それ以外の規格には対応していないので注意が必要です。
DJI Osmo Pocketの製品レビューはこちら
最新OSMO POCKETを実写レビュー。大幅な小型化で持ち運びに最適なジンバル一体型カメラへと進化 – RentioPress
撮影した写真をその場でシェアしよう
撮影した写真をデータでシェアしてもらうのも嬉しいですが、少し味気ない気もしませんか。もし、その場でプリントした写真をシェアすることができたら、きっともっと喜ばれると思います。それを実現してくれるのが、こちらで紹介するフィルムカメラです。
今やデジタルカメラが当たり前の時代になり、誰でも簡単に高画質の写真を撮ることが可能になりました。そんな中、時代を逆行するかのように、フィルムカメラが密かに人気を集めていることをご存知でしょうか。デジタルカメラには出せない独特な風合いを出すなど、敢えてフィルムカメラで撮影する人が増えています。
5. FUJIFILM instax SQUARE SQ20 チェキ
フィルムカメラと言ったら、まさにこれではないでしょうか。
忘れてはならない存在「FUJIFILM instax チェキ」です。
昨年は、チェキシリーズ発売開始から20周年という記念の節目を迎え、これまでに様々な新機能追加と改良を重ね、進化を遂げながら、数々の商品をリリースしてきました。
チェキと言うと、ポップなカラーを想像される方が多いかもしれませんが、instax SQUARE SQ20はブラックのカラーで、男性が持っても可愛く見えてしまうような印象は与えません。
アナログとデジタルの融合
instax SQUARE SQ20は、フィルムカメラでありながら、本体に内蔵メモリを搭載しています。更に、記録メディアとして、microSDを使用することができるというデジタルカメラよりの要素を備えています。
従来のチェキは、一度撮影すると、失敗したと思っても撮り直すことができず、いつも一発勝負でした。
メモリーカードなどに保存できる新たなチェキ
SQ20は、一般的なデジタルカメラと同じように、内蔵メモリやmicroSDにデータを記録することができるので、記録したデータの中から写真を選んでプリントすることが可能になりました。そのため、フィルムを無駄にすることがありません。
また、動画を撮影して、そこから瞬間を切り出して写真にしたり、フィルター機能で画像の編集や加工も楽しめます。
フィルムのサイズは、ベーシックモデルで使用されている通常サイズ(86×54mm)から、少し横幅を大きくした正方形サイズ(86×72mm)に対応しており、通常サイズより広い範囲の写真を撮影することができます。
古き良きものを残して、新しいものを取り入れるというのは、まさにこういった商品のことをいうのだと思います。
6. FUJIFILM チェキ instax mini8プラス
もう一つチェキをご紹介します。
先程のSQ20に打って変わって、一気に可愛らしくなりました。
デザインのモチーフには、スイーツをイメージしており、バニラ、ミント、ストロベリー、ハニー、ココアと5つのカラー展開でポップで可愛らしい見た目になっています。
このチェキ以降、レンズの横にセルフショットミラーが搭載され、自撮りでの撮影も便利になりました。
高いコストパフォーマンス
mini8+は、 SQ20のようなデジタル寄りの機能はなく、必要最低限の機能を搭載したベーシックモデルです。
機能は限られていますが、2019年1月現在で販売されているチェキの中で、一部のコラボレーションモデルを除き、最も価格が安く手に入れることができるモデルとなっています。
結婚式やその二次会などで使用されることが多く、その日だけの単発の利用などで、レンタルするにはコストパフォーマンスに長けているカメラです。
因みに、フィルムのサイズは、通常サイズ(86×54mm)に対応しています。
FUJIFILM チェキ instax mini8プラスの製品レビューはこちら
まとめ
ここまで読んでいただき、いかがでしたでしょうか。
今回は3つのポイントを元に紹介しましたが、写真の撮り方は人それぞれなので、この限りではありません。”私はスマートフォンでこだわった写真を撮る”というのもありだと思います。
ずっと残しておきたいと思えるようなイイ写真を撮ってください。もし、どのカメラを選ぶか、どういう風に撮るかを迷った時に、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
成人式は一生に一度しかない晴れ舞台であり、これから社会に出て行くにあたって、そばにいて当たり前だった友人たちとの大事な思い出を残せる貴重な場面でもあります。
羽目を外し過ぎないように、大人になるという自覚を意識しながらも、悔いの残らないように楽しんでください。
ご注文いただいた商品は、最短で翌日午前中にお届け!
今回紹介したカメラは、全てRentio(レンティオ)でお取り扱いしている商品です。
ネットからご注文いただければ、最短で翌日の午前中にお届けすることも可能です。お届けが可能かどうか不安な場合は、事前にお問い合わせください。
この機会に是非、皆様のご利用をお待ちしております。