「オプティア」シリーズは、アップリカの中で最上級の高機能A型ベビーカーです。
赤ちゃんの成長を妨げないワイドシートや衝撃を吸収するゆれぐらガード、熱がこもりにくいWサーモメディカルシステムなど、安心の機能をたくさん搭載。2019年5月発売の新シリーズ「オプティア クッション」では、さらにクッション性がUPしています。
高機能A型ベビーカー選びで真っ先に候補に上がるであろう「オプティア」の特長やデメリット、口コミ・評判について詳しく解説します。
もくじ
アップリカの高機能A型ベビーカー「オプティア」とは?
国内大手のアップリカは、コンビと並ぶ2大ブランド。
デリケートな赤ちゃんを乗せるベビーカーだから、やっぱり日本メーカーが安心!という方などに広く支持されています。
アップリカのオプティアは、生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーで安心の高機能タイプ。
生まれたばかりの赤ちゃんをしっかり守る安心感のあるつくりになっています。
公式サイトはこちら
ベビーカー「オプティア クッション」 | ベビー用品のアップリカ公式サイト | Aprica
アップリカ オプティアシリーズ5種類を比較
現在発売中のオプティアシリーズは、5種類。
新旧で大きくこちらの2シリーズに分けられ、それぞれにスタンダードモデルとプレミアムモデルがあります。
シリーズ | オプティア | オプティアクッション |
---|---|---|
発売時期 | 2016~2018年 | 2019年~ |
スタンダードモデル | オプティアAB オプティアAC |
オプティアクッション |
プレミアムモデル | オプティア プレミアムAB | オプティアクッション プレミアム |
オプティア、オプティアクッション各シリーズについて、かんたんにご紹介します。
「オプティア」シリーズ
2016年の発売以降リニューアルを続けてきたオプティアの旧シリーズです。
スタンダードモデルのオプティアAB・ACと、上位モデルのオプティア プレミアムABの3種類が公式発売中。
すべてメディカル成長マモールとワイド&W台形シート搭載で赤ちゃんの姿勢と保ち、Wサーモメディカルシステムとゆれぐらガードで乗り心地も抜群です。
オプティアABとACの違い
オプティアABとACでは、ACの方が新しいモデルです。
その違いは、主に2つ。リクライニングの角度とキャリートラベルシステム対応の有無で、それ以外は同じです。
オプティアとプレミアムの違い
プレミアムは、オプティアACの機能に加えて、シートの形状を成長に合わせて変えることができる3段階姿勢サポートという機能が追加になっています。
「オプティア クッション」シリーズ
2019年5月に発売されたオプティアの新シリーズです。
スタンダードモデルのオプティアクッションと、上位モデルのオプティアクッション プレミアムが発売中。
オプティアクッションシリーズの特徴は、しなやかクッション。
座面に内蔵されたクッションが上下することで地面からの振動を軽減してくれます。
オプティアクッションとプレミアムの違い
プレミアムは、オプティアクッションの機能に加えて、3段階姿勢サポートが追加になっています。
スタンダードモデルと上位モデルの違いは、新旧オプティアシリーズ共通ですね。
アップリカ オプティアシリーズ比較表
アップリカ オプティアシリーズ5種類の違いを、こちらの比較一覧表にまとめました。
シリーズ名 | オプティア | オプティア クッション | |||
---|---|---|---|---|---|
名称 | オプティア AB | オプティア AC | オプティア プレミアム AB | オプティアクッション | オプティアクッション プレミアム |
対面・背面 | 両対面式 | 両対面式 | 両対面式 | 両対面式 | 両対面式 |
オート4キャス | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
対象月齢 | 1カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) | 1カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) | 1カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) | 1カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) | 1カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) |
リクライニング | 120°~170° | 115°~157° | 116°~150° | 111°~156° | 118°~151° |
重量 | 6.8kg | 6.8kg | 7.0kg | 6.9kg | 7.1kg |
カラーバリエーション | NV/BK/GN/YE | BL/BK/GN/RD | GR/BR | BK/NV/GN/YE | NV/GR |
3段階姿勢サポート | – | – | ○ | – | ○ |
しなやかクッション | – | – | – | ○ | ○ |
メディカル成長マモール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ワイド&W台形シート | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Wサーモメディカルシステム | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゆれぐらガード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ハンドル角度調整 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サンシェード | 99%UVカット大型幌 | 99.9%UVカット大型幌 | 99.9%UVカット大型幌 | 99.9%UVカット大型幌 | 99.9%UVカット大型幌 |
シート高さ | 54 cm | 54 cm | 54cm | 54cm | 54cm |
カゴ容量 | 34.7L(耐荷重5kg) | 34.7L(耐荷重5kg) | 34.7L(耐荷重5kg) | 34.7L(耐荷重5kg) | 34.7L(耐荷重5kg) |
キャリートラベルシステム | ○ | – | – | – | – |
洗濯 | 手洗い(インナーシート洗濯機可) | 手洗い(インナーシート洗濯機可) | 手洗い | 手洗い(インナーシート洗濯機可) | 手洗い |
公式通販価格(税込) | 69,660円 | 69,660円 | 78,840円 | 69,660円 | 78,840円 |
アップリカ オプティアの特長
ここからは、高機能なアップリカ オプティアの特長とその魅力について詳しく解説していきます。
生後1ヵ月から3歳頃まで長く使えるシート
オプティアシリーズは、生後1ヵ月から3歳頃まで使えるA型ベビーカー。
対面・背面どちらにも切り替えられる両対面式のベビーカーで、押しやすいオート4キャス機能つき。
身体が出来上がっていない赤ちゃんをのせるために、メディカル成長マモールで頭と腰をしっかり安定。ゆったりサイズのワイド&W台形シートで、赤ちゃんが成長してものびのび過ごせます。
さらにプレミアムモデルでは、首すわり・腰すわり・一人歩きと身体の成長に合わせてシートが3段階で変化する3段階姿勢サポートシートを採用しています。
振動を軽減し赤ちゃんを守る
地面の凹凸による振動は、赤ちゃんのストレスにつながります。とくに首がすわっていないデリケートな赤ちゃんには、振動は大敵。
オプティアは、振動を軽減するゆれぐらガードを搭載。高剛性フレームと、車輪のサスペンションでがたつきを抑えます。
また、オプティアクッションシリーズのシートには、しなやかクッション内蔵で、赤ちゃんに直接伝わる振動も軽減。より安心してベビーカーに乗せられますね。
熱がこもりにくく赤ちゃんも快適
体温が高く汗をかきやすい赤ちゃんが快適に過ごせるように、オプティアには熱がこもりにくい機能も搭載されています。
UVカットサンシェードで日光をガード。54㎝ハイシートとWサーモメディカルシステムで地面からの熱も防ぎます。
両親にとっても使いやすい
オプティアは、ベビーカーを使うご両親にとっても便利。
座席下のカゴは34.7Lと大容量で、つい荷物が増えてしまう子どもとのお出かけやお買い物で活躍します。
また、ハンドルの角度が細かく変えられるので、パパ・ママそれぞれの身長に合わせてどちらでも押しやすい調整できます。
さらに、折り畳みは動画のようにハンドル部分の操作だけで片手でもスムーズ。赤ちゃんを抱っこしたままで畳めて持ち運べるのは便利ですよね。
アップリカ オプティアのデメリット
アップリカ オプティアは高機能で安心のA型ベビーカーですが、その反面デメリットもあります。
購入前に知っておきたいオプティアのデメリットについて解説します。
重くて持ち運びが不便
オプティアは、頑丈なつくりのぶん本体が約7kgと重いことがデメリット。
車や徒歩での移動が多い方にとってはそこまで負担にならないと思いますが、電車やバスなど公共交通機関での移動がメインの方は、子どもの成長に伴って持ち運びが辛くなってくるかも。
将来軽いB型ベビーカーやバギーへの買い替えも見越しておくか、軽量タイプのA型ベビーカーを選ぶことをおすすめします。
アップリカ ラクーナ4種類の違いを比較!口コミ・評判やデメリットは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
大きくかさばる
オプティアはサイズが大きく、使用時も収納時もかさばります。
幅広なので、混雑した場所で使う場合には接触に十分気を付ける必要があります。
また、お家での収納スペースの広さや自家用車のトランクに入るかどうかまでしっかり検討して購入しましょう。
ベビーカーの収納アイデア集!狭い賃貸におすすめの収納場所とコンパクトなベビーカーを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
お手入れには手洗いが必要
オプティアのシートは、基本的にほとんどが手洗い。
スタンダードモデルのインナーシートのみ洗濯機での丸洗いが可能ですが、ベースシートは手洗いになります。
お手入れに少し手間がかかるということは覚えておきましょう。
アップリカ オプティアの口コミ・評判
アップリカ オプティアを実際に使っている方の口コミや評判も購入前にチェックしておきたいですよね。
オプティアシリーズの口コミ・評判を見ていきましょう。
★★★★★5.0
我が家でのベビーカーの使い方はお散歩中心で、買い物などの移動はほとんどが車移動です。
お散歩時は歩道のガタつきによる振動などがかなり軽減され、赤ちゃんにはほどよい振動程度にしか伝わらないようです。本当によく寝てくれます!車輪の動きもスムーズで小回りがきくので、狭い路地などもラクラクです。
車への載せ下ろしはそこまで苦にならない重さです。ハンドルもたためてかなりコンパクトにできるのは嬉しいです。買い物先でもちょっとした荷物はシート下のスペースを使えるので助かります。
(参考:アップリカ オプティア ABのAmazonレビュー)
★★★★★5.0
やはり重量は6.8キロと重いです。電車やバス、階段の上り下りの多い方にはオススメしません。また幅の狭いトランクには乗せるのが多少困難です。実家の軽自動車にはハンドルを折り曲げないと入りません。
ただ、ワイドシートですが改札は普通に通れます。今のところ通ることのできなかった改札はありません。
我が家は主にお散歩や買い物の利用が主なので重量以外は非常に満足です。
(参考:アップリカ オプティア ABのAmazonレビュー)
★★★★☆4.0
四輪駆動なので操縦性がとても良かったです。
新生児から使える物なので大きいとは思っていましたが、結構、存在感があり畳んで持ち歩くには重いと思います。
(参考:アップリカ オプティア ABのAmazonレビュー)
★★★★☆4.0
子どもをしっかりと包んでくれるシートで安定感が非常にあります。ただ、通常のベビーカーより大きいので狭いスペースを走行する際に少し不便さを感じます。
(参考:アップリカ オプティア プレミアム ABのAmazonレビュー)
オプティアの口コミを見ると、やはり安定感のある走行性や振動の少なさに対する評価が高いようです。
逆に、本体が大きく重いことは多くの人がデメリットと感じているようです。車への乗せ降ろし程度ならそこまで負担にならないようですが、やはり電車やバスでの移動には向かないようです。
まとめ
アップリカ オプティアは、赤ちゃんの安心を求める方におすすめのA型ベビーカー。
最後に、オプティアのメリット・デメリットをまとめましたので、ベビーカー選びの参考にしてみてください。
アップリカ オプティアのメリット
- 生後1ヵ月から3歳頃まで長く使えるシート
- 振動を軽減し赤ちゃんを守る
- 両親にとっても使いやすい
アップリカ オプティアのデメリット
- 重くて持ち運びが不便
- 大きくかさばる
- お手入れには手洗いが必要
今回はオプティアに絞ってご紹介しましたが、まだ他のベビーカーでも迷っている…という方は、こちらの記事でもベビーカーの選び方やおすすめについて詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
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