いまさら聞けないカーシェアってなに!?カーシェア歴3年の筆者が徹底解説! レンタルサー ビスで日々に新しい発見を!
更新日2022/10/13
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昨今、若者の車離れが話題になっていますが、その大きな要因の一つが維持費ですよね。
高額な車体代に加え、保険料、税金、駐車場代、それに高騰するガソリン代と、
出費はかさむ一方です。
都心では電車などの交通網が発達しているので、車で移動する必要もあまりなく、
車好きではない人にとっては、マイカーを購入するメリットがないとも言えるでしょう。
しかし、旅行やちょっとした友人とのお出かけなどの際、荷物が多くて車の方が…という場面もありますよね。
そんな時便利なのが、「カーシェア」です。
「カーシェア」というワードは聞いたことがあるけど、そもそもどういうサービスなのか?
レンタカーとはなにが違うのか?
など、今回はカーシェア歴3年の筆者が、カーシェアの?(ハテナ)について徹底解説したいと思います。
もくじ
カーシェアってなに!?
まずは、そもそも「カーシェア」ってなに!?という話になりますが、
「カーシェア」という名前のとおり、車(カー)を共有(シェア)するサービスです。
街の至る所に車が置いてある駐車場、「ステーション」があります。
その車をみんなで共有して使おうということです。
カーシェアの発祥は、1987年にスイスで27人が共同で2台の車を購入したことがキッカケと言われていて、
その後、スイス全土から世界中にまで広がったのです。
日本国内でも、カーシェアサービスは年々増加をしており、各社サービスの違いは多少はありますが、
基本的なシステムはほぼ同じです。
以下、システムの特徴についてまとめてみました。
1.入会金なし!スピード審査で当日中の入会も可能!
カーシェアを利用するには、まずカーシェア会社への入会が必要です。
しかし、ほとんどのカーシェア会社では、入会の際の入会金はなし(別途利用カード発行手数料がかかります)
審査も早く、当日申し込み、当日入会できるカーシェア会社もあります。
月々の基本料金は1,000円前後がほとんどで、あとは実際に車を利用した際にしか料金がかかりません。
また、1回の利用料は上がりますが、月々の基本料0円というプランもあります。
たまにしか利用しないという方にはおすすめですね。
2.面倒な受付なしで、24時間利用可能!
レンタカーでは、店舗での受付が必要になるので、出発、返却ともに店舗の営業時間中の必要があります。
しかし、カーシェアでは、店舗がないし、予約はネットやアプリでするだけなので、
24時間いつでも出発、返却が可能です。
また、レンタカーでは店舗での受付や車体のキズの確認など出発まで時間がかかりますが、
カーシェアでは、予約が完了したら後は車に乗るだけです。
予約から最短30秒で車に乗れるカーシェア会社もあります。
出発の際は、専用のカードキーを車にかざすだけで、ドアロックが解除され、
車内にあるエンジンキーを取るだけです。
3.店舗がないから実現できる利用料金
レンタカーでは、店舗があり受付の必要があるため、従業員の人件費などがかかり、
料金もそういったサービスも含めた料金設定となってしまいます。
しかし、カーシェアでは、店舗がなく予約から出発まで無人で受付ができるため、
その分利用料金を抑えることができます。
また、レンタカーでは燃料を満タンにして返却しなければならず、その燃料代は実費ですが、
カーシェアでは、給油の際は、車に備え付けの専用カードで支払いができるので、
ガソリン代の心配が不要です!
給油をすると利用料金が割引になるサービスもあります。
ガソリンが減ってきたら、次に利用する方のためにも、給油をしましょう。
4.短時間の使用もお得な料金設定
面倒な受付がなく、すぐ出発ができるので、利用時間の設定は10~15分単位と
短く分けられています。
そのため短時間の利用がお得なのは、カーシェアの大きな特徴です。
また、長時間の場合は、割安になるパック料金を設けていますので、長時間の利用も安心です。
5.豊富な取り扱い車種!高級車も!
カーシェア会社によって異なりますが、取り扱い車種は約30~60車種ほどあります。
レンタカーですと車の大きさによって料金が分かれていますが、
カーシェアでは車種によっては、7人乗りのワンボックスもコンパクトカーと同じ
料金で利用することができます。
また、カーシェア会社によっては、外車や高級車など変わった取扱い車種もあります。
ステーションによって取り扱い車種はさまざま。好きな車種を選択できます。
(※写真はイメージです。実際の取り扱い車種とは異なります。)
…と、ここまではレンタカーと比べてのメリットと言える特徴をご紹介しましたが、
デメリットとも言える特徴もあります。
6.予約はお早めに!
ステーションによって置いている台数は異なりますが、平均して2~3台のステーションがほとんどです。
土日祝日は、やはり利用者が多いので、近所のステーションのいつもの車が空いてない!なんてことはよくあります。
空いているステーションが、自宅から遠くなってしまうこともありますので、
予約は早めにしておきましょう。
空き状況は、ホームページか専用アプリから簡単に検索できます。
専用アプリで空き状況を確認、そのまま予約ができます。
7.乗車前は点検が必要
レンタカーと違い、基本的には駐車場に置いてあるだけですから、
利用前には点検が必要です。(道路輸送車両法第47条の2に定める日常点検整備)
自分や同乗車の安全のためにも、クルマに異常がないか、安全点検をしましょう。
カーシェア会社によっては、洗車も利用者がする場合があります。
洗車も給油と同じ専用カードで支払いができ、洗車割引を受けることもできます。
8.忘れ物に注意
忘れ物をしてしまうと、レンタカーのように従業員の方が点検をしてくれるわけではないので、
そのままになってしまいます。十分注意しましょう。
もし忘れ物をしてしまった場合は、サポートセンターに連絡して車のキーを開けてもらいましょう。
また、利用しようと車に乗り込んだら、前の利用者の忘れ物が置いてあった!なんてこともあります。
その際もサポートセンターに連絡して指示を仰ぎましょう。
サポートセンターは24時間対応ですので、深夜の利用時も安心です。
9.もしもの時の保険・補償制度
もっとも心配なのは、事故や故障などのトラブルが起きた場合ですよね。
カーシェアを利用中、事故を起こしてしまった場合も、安心の保険・補償制度があります。
対人・対物・車両・人身傷害補償があらかじめ利用料金に含まれています。
また、事故だけでなく故障などでロードサービスを利用した場合、追加で料金を負担しなければならない場合がありますが、
その分が免除になる追加保険もあります。
追加保険は、1回の利用ごとに加入が必要ですが、料金は1回につき1,000円以下となっていて良心的です。
しかし、追加保険は予約時の申し込みが必要で、利用開始後あとから加入することができないので、注意しましょう。
カーシェア利用中に事故や故障などのトラブルが起きた場合は、すぐにサポートセンターに連絡しましょう。
報告が遅れると、補償が受けられない場合があります。
以上がカーシェアの大きな特徴となります。
手軽に利用できるというのがカーシェアの大きな魅力ですね。
その分レンタカーよりも自己で管理しなければならないこともあるので、
みんなでシェアしているという意識をもって、
次に使う人のことを考えて利用することが大事ですね。
筆者がカーシェアを始めるまで
では、次は筆者がカーシェアを始めるまでの経緯をお話しします。
念願の運転免許をとった筆者ですが、実家に車は保有しておらず、
自分でマイカーを購入する財政面の余裕も筆者にはありませんでした。
最初に選んだのは格安レンタカー
「せっかく免許をとったのに、肝心の車がなくては、このままではペーパードライバーになってしまう!」
そう思った筆者は、定期的にレンタカーを借りることにしました。
そこで、最初に利用したのが、格安レンタカーです。
格安レンタカーの特徴
- 車は中古車をレンタカーとして再利用しているものが多いので、少々型落ち。
- 利用料は破格に安い。
- 店舗は、ガソリンスタンドに委託しているところが多いので、返却時給油のためにスタンドに寄る手間が省ける。
- 免許取得後1年未満は免責補償に入れない場合が多い。
免責補償がないのは不安でしたが、
そもそも最大手のレンタカー会社だと、免許取得後1年未満は利用することすらできないところもあります。
次に利用したのは大手自動車メーカーのレンタカー
しかし、やはりもしもなにかあった時のことを考えると不安だったので、
筆者は次に、免許取得後1年未満でも利用でき、免責補償も受けられるレンタカー会社を探しました。
そこでみつけたのが、大手自動車メーカーのレンタカー会社です。
大手自動車メーカーのレンタカーの特徴
- 免許取得後1年未満でも免責補償に加入できる。
- 1回の利用料金は高いけど、ポイント制度があるので数回利用すると、すぐに5,000円割引分くらいのポイントが溜まる。
- 車はそのメーカーの車種しかないが、新しい車種が多い。
- 車のキズのチェックは厳しめ
免責補償があるのは、もしもの時に安心ですし、車も新しいものが多く快適でした。
しかし、毎回面倒な受付や車体のキズの確認がありますし、返却は営業時間内にしなければならないので、
時間の制約が常にある。など不便なことも多かったです。
最後に見つけた選択肢が「カーシェア」だった
筆者の最大の目的は、ペーパードライバーにならないこと、運転自体を楽しみたいということです。
仕事終わりにちょっとドライブと思っても、レンタカーでは店舗の営業時間があるので、借りられたとしても、
返却する頃には店舗が閉まってしまい、返却は翌日の朝までできない!なんてことになります。
毎回の料金も負担にはなり、これならレンタカーを利用している分のお金を貯めて、マイカーを買った方が早いのでは、と思っていた時、
街中の駐車場に「カーシェア」と書かれたのぼりをよく見かけることに気づきました。
そこで筆者は、早速ネットで「カーシェア」について調べてみました。
カーシェア会社選びのポイント
24時間利用ができ、予約が簡単で受付の必要がないというのが最大の魅力でしたし、
調べてみると、筆者の自宅周辺には、4ステーション、計8台の利用できる車が置いてあることが分かりました。
自宅周辺にどのくらいのステーションがあるのかは、利用にあたって大事なポイントになるかと思います。
また、カーシェア会社によってステーションの数も変わりますので、
A社では〇ステーション〇台だけど、B社だと〇ステーション〇台など比較すると、
カーシェア会社を選ぶ際の目安となるかと思います。
しかし、希望の車種が自宅からちょっと離れたステーションにしかないこともありますので、
車種までしっかり調べておいた方がよいかと思います。
筆者のカーシェア活用方法
そして、現在まで利用するに至ったわけですが、
筆者は交通量が少ない深夜のドライブが好きなのですが、なんと深夜の利用は割引になるサービスもあります!
24時間利用できるカーシェアならではですね。
しかし、深夜の出庫の際は、近隣の方の迷惑にならないよう駐車場内で長い時間アイドリングせず、
すみやかに出庫するよう心がけています。
筆者の場合は、短時間での利用が多いです。
1回4時間の利用で3,000円ちょっとという料金で利用できますので、
とてもお得だと思います。
以上が筆者がカーシェアを始めるまでと、利用の仕方です。
もし興味があったら、まずは自分の自宅の近くにどれくらいのステーションがあるのか調べてみることから始めてみたら良いかと思います。
カーシェアを一気に身近に感じることができるかと思います。
まとめ
今回は、カーシェアについてご紹介させていただきました。
カーシェアは、新しい車の利用法と言っていいでしょう。
カーシェアが普及し、全体の車の台数が減ると排気ガスの量が減り、地球温暖化の改善にもつながります。
また、交通渋滞や駐車場問題などの改善にもつながるでしょう。
もちろん、マイカーが悪いというわけではないですが、マイカーを持っていても普段あまり車に乗らないという方は、
是非カーシェアを検討してみてはいかがでしょうか?
ただし、マイカーと違い不慣れな車を運転する場合もありますので、交通事故には十分注意しましょう。
安全運転で人にも環境にも優しいカーシェアがより多くの方に利用してもらえたらと思います。
家電やカメラのレンタルサービスも
今回は、カーシェア、つまり車のレンタルについてご紹介しましたが、
車以外にもレンタルできるものは沢山あります。
なかでもおすすめは、家電やカメラのレンタルです。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、最新の家電やカメラをお得にレンタルすることが可能です。
例えば旅行やお出かけの際、カーシェアで車をレンタルし、
カメラを「Rentio(レンティオ)」でレンタルする。
なんていかがでしょうか?
是非、レンタルサービスを利用して、お得に便利に日々の生活に役立ててみてはいかがでしょう。
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