アップリカの「カルーンエアー」は、人気の軽量A型ベビーカー。
両対面式では最軽量クラスの3.9kgという軽さが最大の特徴です。
「軽量」は電車派には嬉しい特徴ですが、使いやすさや赤ちゃんの快適性は大丈夫なのでしょうか?
購入前に知っておきたいカルーンエアーの特長やデメリット、口コミ・評判について詳しく解説します。
もくじ
「アップリカ カルーンエアーAB」ベビーカーとは
アップリカは国内大手のベビー用品メーカー。アップリカのA型ベビーカーはコンビと並んで人気の高いベビーカーです。
アップリカのカルーンエアーは、その名の通り超軽量な両対面式A型ベビーカーがセールスポイントのベビーカー。
生後1ヵ月から使えて対面・背面どちらにも切り替えられるのに、軽くて持ち運びやすいという、使いやすいベビーカーなのです。
アップリカ カルーンエアーの商品情報をこちらの表にまとめました。
「アップリカ カルーンエアーAB」商品情報
名称 | カルーンエアーAB |
---|---|
対面・背面 | 両対面 |
オート4キャス | × |
対象月齢 | 生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下) |
リクライニング | 121°~157° |
重量 | 3.9kg |
サイズ | 開:W455×D815~985×H1000~1035mm 閉:W455×D305×H962 |
カラーバリエーション | BK/NV/GN/RD |
メディカル成長マモール | △頭マモールのみ |
ベースシート | |
Wサーモメディカルシステム | ○ |
ゆれぐらガード | ○ |
キャリートラベルシステム | |
タイヤ | 12cmダブルタイヤ+四輪サスペンション |
サンシェード | 98%UVカット |
シート高さ | 52cm |
カゴ容量 | 18.5L(耐荷重5kg) |
洗濯 | 洗濯機 |
公式通販価格(税込) | 34,560円 |
カルーンエアーの特徴について、続いて詳しく解説していきます。
「アップリカ カルーンエアーAB」の3つの特長
アップリカ カルーンエアーは、軽さと安心を兼ね備えた両対面式A型ベビーカー。
まずは、カルーンエアーの良いところから解説します。
両対面式A型ベビーカー最軽量クラス!
カルーンエアーは、生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーで、対面・背面が切り替えられる両対面式。一般的な両対面式のA型ベビーカーは大きく重くなりがちで、軽いものでも5kg程度です。
ですが、カルーンエアーは、3.9kgと最軽量クラス。
同じアップリカの軽量両対面式ベビーカーラクーナシリーズが、4.6kgなので、その軽さは圧倒的。B型ベビーカー並みの軽さを実現しています。
電車やバスでの移動時もたたんで持ち運びやすいので、赤ちゃんとのお出かけが楽しくなりますね。また、スリムにたためて自立もするので、自宅での保管にも便利なベビーカーです。
ゆれぐらガードで振動を軽減
3kg台の軽いB型ベビーカーやバギーだと、地面からの振動を吸収する機能がついていないこともあります。
ですが、カルーンエアーは、振動を軽減してくれるゆれぐらガードを搭載。
車体のぐらつきをおさえる高剛性フレームと、タイヤのサスペンションで、多少のガタガタなら吸収してくれます。
熱や紫外線から赤ちゃんを守って快適
カルーンエアーは、体温が高く汗をかきやすい赤ちゃんが快適に過ごせるようシートに工夫が凝らされています。
風を通し地熱をカットするWサーモメディカルシステムを背中の部分に搭載。洗濯機OKなインナーシートには、通気性が高いシルキーエアー素材を使用しています。
また、シートの高さは52cmとハイシートなので、地熱やホコリから赤ちゃんを遠ざけることができます。
さらにサンシェードは、98%UVカットで大きめサイズ。赤ちゃんを気になる直射日光や紫外線からしっかりガードしてくれます。
夏場の移動でも涼しく赤ちゃんも快適に過ごせますね。
「アップリカ カルーンエアーAB」のデメリット
軽さと機能性を兼ね備えたカルーンエアーですが、デメリットもあります。
購入してから後悔しないよう、軽さだけでなくデメリットにも納得した上で選びましょう。
オート4キャス機能は無い
両対面式では重要な機能「オート4キャス機能」は、カルーンエアーにはついていません。
オート4キャス機能がないと、対面にするときに前輪がロック・後輪がフリーになり、曲がる動作がしづらくなってしまうのです。
曲がり角で小回りが利かないと、押す人にとっても赤ちゃんにとってもストレスになってしまいます。
対面走行時は慎重に押す必要があるということは覚えておきましょう。
両対面式ベビーカーの選び方とおすすめ!オート4キャス(4輪)機能は必要? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
メディカル成長マモールは頭部のみ
首や腰がすわっていないデリケートな赤ちゃんを守るために、アップリカが独自で開発したパッドが、メディカル成長マモール。
赤ちゃんの頭と腰を守り、成長に合わせて自然な姿勢を保ってくれる2種類のパッドです。
カルーンエアーの場合、メディカル成長マモールは頭部のみが付属しています。腰マモールパッドはついていないので、他のベビーカーと比べると少し不安です。
同じ軽量A型のラクーナシリーズには、2つのメディカル成長マモールが付属しているので、より安心を求めるならこちらがおすすめです。
アップリカ ラクーナ4種類の違いを比較!口コミ・評判やデメリットは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
タイヤが小さめなので段差に弱い
カルーンエアーのタイヤの直径は約12cm。これは一般的なベビーカーのタイヤの大きさ13.8cmと比べると小さめ。
一般的なタイヤでも、わずか2センチ程度の段差でつまずくリスクがあることがわかっています。しかもその衝撃は、赤ちゃんの頭の重さの約2.5倍。
カルーンエアーにはゆれぐらガードや頭マモールなどの衝撃吸収機能もありますが、段差やデコボコ道では十分に気を付けてあげましょう。
とくに車道から歩道へと乗りあげる際には気を付けて、少し前輪を浮かすなど押し方にも一工夫をしてあげるのがおすすめです。
カゴはそこまで大きくない
カルーンエアーの座面下のカゴは容量18.5L。
決して小さいわけではありませんが、抱っこ紐を入れたらパンパン…という口コミもあるので、荷物をたくさん入れたい方には不満になってしまうかもしれません。
カゴの大きさを重視する方は、こちらの記事でカゴの大きいベビーカーや倒れにくいベビーカーバッグをご紹介しているので、参考にしてみてください。
荷物カゴが大きいベビーカーおすすめ9選&倒れにくいベビーカーバッグで収納力UP – Rentio PRESS[レンティオプレス]
「アップリカ カルーンエアーAB」の口コミ・評判はいい?
アップリカ カルーンエアーの口コミ・評判はどうでしょうか?悪い口コミが無いか気になりますよね。
気になるカルーンエアーの口コミを調べてみました。
★★★★★5.0
軽くて折りたたみ簡単ですごく使いやすいです!!もっと早く買えばよかったです
(参考:「アップリカ カルーンエアーAB」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
まず軽い。階段でも運びやすいです。
そしてキャスターが優秀で、方向転換や段差でもスムーズに動きます。押すのに本当にストレスフリー。
ただし、対面にしたときにキャスターの動きが悪くなります。子どもが8ヶ月になった現在は前面でしか使用しないので問題ありませんが、低月齢のときは対面にしないと泣くため、この点だけが不便でした。
(参考:「アップリカ カルーンエアーAB」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
確かにこのベビーカーは軽いですが、下の荷物入れには抱っこ紐を入れるともうパンパン…そして、足がなにかあったらすぐ折れてしまいそうな感じがします…
(参考:「アップリカ カルーンエアーAB」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
ほーんのちょっとした道路の段差で突っかかってそのまま前のめりになったりします。やっぱり段差には弱いんですね。だから毎回段差で力をいれて前車輪を持ち上げてから段差クリアするというのは少し面倒。
(参考:「アップリカ カルーンエアーAB」のAmazonレビュー)
★★★☆☆3.0
以前使っていたベビーカーが重くかなり経年劣化していたので、今回は軽量のベビーカーを選びました。自立するし畳んで移動する時は本当に助かります。
ただ、道路のほんの少しの段差を乗り越えられなかったり、畳んでいたベビーカーを開く時にベルトが何かしら金具に挟まりやすかったり、他のベビーカーと比べた時の不満も多少はあります。
(参考:「アップリカ カルーンエアーAB」のAmazonレビュー)
★★★★☆4.0
対面式で使うとハンドル操作が難しく、思った方向に進めなかったのですが、何度か使ううちにコツが分かりました。背面で使う場合は操作はしやすく問題ありません。
ガタガタしている道を走行すると、クッションがあるとはいえ、首の座らない内は結構首がぐらぐらするので少し冷や冷やしました。気休めに頭のまわりに畳んだタオルをつめて使用していました。ベビーカーにのせて散歩していると、いつの間にか寝てくれることが多いので赤ちゃん自身は、ちょうどよい揺れと感じているのかもしれません。。
(参考:「アップリカ カルーンエアーAB」のAmazonレビュー)
口コミを見ると、カルーンエアーはやはり軽さ折り畳みに対する評価が高いようです。
一方で、対面時の押しにくさや、段差や道路での振動に対する不満が多くあがっていました。
まとめ
アップリカのカルーンエアーは、軽くて持ち運びしやすいお出かけ向きのA型ベビーカーです。デメリットもあるので、納得した上で選びましょう。
最後にカルーンエアーのメリット・デメリットをまとめました!ぜひベビーカー選びの参考にしてみてください。
カルーンエアーのメリット
- 両対面式A型ベビーカー最軽量クラス!
- ゆれぐらガードで振動を軽減
- 熱や紫外線から赤ちゃんを守って快適
カルーンエアーのデメリット
- オート4キャス機能は無い
- メディカル成長マモールは頭部のみ
- タイヤが小さめなので段差に弱い
- カゴはそこまで大きくない
今回はカルーンエアーに絞ってご紹介しましたが、まだ他のベビーカーでも迷っている…という方は、こちらの記事でベビーカーの選び方やおすすめについて詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
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