ピジョン パタンは、その名の通り、パタンと小さく折り畳めることが特長の軽量A型ベビーカー。
コンパクトなので、電車派にも車派にも使いやすいベビーカーですが、安全性や押しやすさは大丈夫なのでしょうか?
購入前に知っておきたいピジョン パタンの特長やデメリット、口コミ・評判について詳しく解説します。
もくじ
小型&軽量ベビーカー「ピジョン パタン」とは
ピジョン パタンは、その名の通りパタンとコンパクトに折り畳めることがセールスポイントのベビーカー。
片手で折りたたんで、肩にかけたり引いたりして楽に持ち運べるので、赤ちゃんと二人きりでのお出かけにも便利。
生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーで、対面走行はできない背面式タイプです。
「ピジョン パタン」商品情報
名称 | パタン |
---|---|
対面・背面 | 背面 |
オート4キャス | 不要 |
対象月齢 | 生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下) |
リクライニング | 115°~165° |
重量 | 4.7kg |
サイズ | 開:W482×D750×H1030mm 閉:W482×D390~400×H667~790mm |
カラーバリエーション | カーキ/RD/GN/NV |
ハグットシート | – |
シート | リバーシブルシート |
ショックレスボディ | – |
ママだっこサスペンション | – |
スイング式サスペンション | – |
タイヤ | 前輪12㎝ダブルタイヤ&後輪14cmシングルタイヤ |
ハンドル角度調整 | – |
サンシェード | 99%UVカット |
シート高さ | 53cm |
カゴ容量 | 20L(耐荷重5kg) |
洗濯 | 洗濯機 |
公式販売価格(税込) | 32,400円 |
「ピジョン パタン」の4つの特長
パタンは、コンパクトに畳めて持ち運びや収納に便利なA型ベビーカー。
まずは、そんなピジョン パタンの特長を詳しく解説します。
片手でパタンと折り畳めて持ち運び楽々
こちらの動画でも分かるように、ピジョン パタンは片手で簡単に開閉できて持ち運びに便利なベビーカー。多少の荷物なら、カゴに入れたままパタンと折り畳むことができます。
シートが外側にくる独特な畳み方で、フロントガードを肩にかけて持ち運ぶことができます。赤ちゃんを抱っこしていても片手が空くので安心ですね。
また、フロントガード部分を持って、スーツケースのように引いて持ち運ぶことも可能。
電車やバスで折り畳んで持ち運ぶことが多い方にぴったりのベビーカーです。
電車派必見!ベビーカーでの電車利用のマナー&注意点とおすすめベビーカー – Rentio PRESS[レンティオプレス]
コンパクトに収納できる
玄関や物置の限られたスペースに置くベビーカーは、なるべく場所をとらないものが理想的。
ピジョン パタンは、折り畳んだサイズが非常にコンパクト。自立もするので自宅での保管や車のトランクへの収納に便利なベビーカーです。
パタンはA型ベビーカーとしてはかなりコンパクトですが、賃貸のお家などでとくに収納場所が狭い場合には、こちらの記事でより小さく畳めるベビーカーをご紹介しています。ご参照ください。
ベビーカーの収納アイデア集!狭い賃貸におすすめの収納場所とコンパクトなベビーカーを紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
A型ベビーカーとしては軽い4.7kg
パタンは、A型ベビーカーの中でも軽量タイプに分類されます。
生後1ヵ月から使えてB型のように軽いので、AB型ベビーカーと呼ばれることもありますね。
軽量タイプの重さは5㎏前後が多いのですが、パタンは4.7kgと比較的軽量。
驚くほどの軽さではありませんが、持ち運びには十分といえるでしょう。
A型とB型、ベビーカー2種類の違いを解説!それぞれの定義とデメリット、AB型&バギーとの違いは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
熱や紫外線から赤ちゃんを守る
ピジョン パタンは、汗をかきやすい赤ちゃんが快適に過ごせる機能も搭載。
シートの高さが53cmとハイシートになっていて、地熱やホコリから赤ちゃんを遠ざけます。
また、99%UVカットのサンシェードで、気になる直射日光や紫外線からガードしてくれます。
夏場の移動でも涼しく赤ちゃんも快適に過ごせますね。
「ピジョン パタン」のデメリット
コンパクトで持ち運びにも収納にも便利なパタンですが、デメリットもあります。
購入前に知っておきたいピジョン パタンのデメリットを解説します。
対面式にはできない
国内メーカーのA型ベビーカーは、多くが両対面式。
小さい頃は対面式で様子を見ながら、少し成長したら背面式で外の景色を見せながら…など、子どもの成長や周りの環境に合わせてベビーカーの座席の向きを切り替えて使えます。
パタンはA型ベビーカーですが、対面・背面の切り替えができない背面式。
当然対面でも使えるだろうと思って購入すると、がっかりしてしまうかもしれません。
背面式ではありますが、サンシェードにメッシュ窓がついていて中の様子は確認できるので、対面式にこだわりがない方にとってはそこまで大きなデメリットにはならないでしょう。
両対面式ベビーカーの選び方とおすすめ!オート4キャス(4輪)機能は必要? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
頭や腰を安定させるハグットシートが無い
ピジョンでは、首や腰のすわらない赤ちゃんの身体を守るために、A型ベビーカーの多くにハグットシートというパッドを付属し衝撃を緩和しています。
パタンの場合、このハグットシートが付属していません。首のすわらない赤ちゃんを乗せるには少し不安に感じてしまうかもしれません。
同じくピジョンの軽量A型のランフィシリーズには、ハグットシートが付属しているので、より安心を求めるならこちらがおすすめです。
ピジョン ランフィRA9とRA8の違いとは?特長・デメリットや口コミを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
振動を吸収する機能が無い
ピジョン パタンには、振動を吸収するサスペンションなどの機能が搭載されていません。
そのため、地面のがたつきや凹凸の影響がそのまま赤ちゃんに伝わってしまいます。
赤ちゃんを乗せて移動するならかなり慎重に操作するか、首がすわって赤ちゃんの身体がある程度安定した後の方が安心かもしれませんね。
タイヤが小さめなので段差に弱い
ピジョン パタンのタイヤは、前輪が12㎝のダブルタイヤ、後輪が14cmのシングルタイヤとなっています。
これは一般的なベビーカーのタイヤの大きさ13.8cmと同等サイズ。
一般的なタイヤでも2センチ程度の段差でつまずくリスクがあり、その衝撃は、赤ちゃんの頭の重さの約2.5倍ということがわかっています。
パタンには衝撃を吸収する機能がないため、段差に乗り上げるときや悪路を走行するときにはゆっくりと少し前輪を浮かすなどして、十分に気を付けてあげましょう。
サンシェードが小さめ
パタンのサンシェードは99%UVカット素材を使用していますが、サイズが少し小さめなのがデメリット。
上半身をすっぽり覆うタイプではないので、日差しの向きによっては子どもの顔に直射日光が当たってしまうこともあります。
口コミを見ると、独自にカバーを追加する対策をする方も多く、こちらのような後付けのサンシェードを追加するのもおすすめです。
「ピジョン パタン」の口コミ・評判はいい?
ピジョン パタンの口コミ・評判はどうでしょうか?
購入前には悪い口コミが無いか気になりますよね。パタンの口コミを調べてまとめました。
★★★★☆4.0
コンパクトに畳めて、押すのも方向転換もスムーズです。
10kgの幼児とパタン、小柄な私でも持てます。スーツケースのように運べるのもいいです。
いろいろと迷いましたが、パタンを買って正解でした!
他の方も書いていたと思いますが、幌がやっぱり全部覆ってはくれないのでそこは対策をしたいです。対面は出来ませんが、上から様子が見やすいのでいいかなーと思いました。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
バスと地下鉄をよく利用するので軽いベビーカーを探していました。2ヶ月くらいから利用してます。やはりシートが簡易すぎる気もしますが、大体寝てくれます。夏場は背中に冷却ジェルパッドを敷いて利用しました。快適な様です。荷物も意外とはいります。安いし、買ってよかったです。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
値段が安いので心配してましたが、簡単で使いやすいので購入してよかった。家族も一度使い方を教えると簡単だと言ってくれ手伝ってもらえます。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
★★★★☆4.0
対面式に出来ないのと、回る時に後ろに力をグッと入れないとガリガリガリとなるのが残念。
全体的には良かった。これしか買っていないので対比は無理だが、買って良かったとは思う。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
今2ヶ月ですが、ほぼフラットになるし、シートも割と厚みがあるので、不安なく乗せられます。
(1ヶ月では、ヘッドレスト等が無いので、A型ベビーカーに比べて多少不安はあったかもしれません)
この便利さを手に入れた今、B型ベビーカーに乗せられるまでの4ヶ月間、ベビーカー無しで過ごすのは考えられないです。
コンパクトカーのトランクには余裕で入るし、座席下にもギリギリ立てて入るし、ストレスなく開閉できる。
本当に軽くて小さくて持ちやすく、B型使用時期になっても、メインカーとしてしっかり機能してくれそうです。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
★★★★☆4.0
良くない点は、子供がずり落ち気味でベルトで引っ掛かってるだけじゃないかなってくらいなので、座面がもう少し背中側に下がるような傾斜がついていればいいです。あとシェードが浅すぎて日除け効果はねんね期には全くなかったです。小回りも効かないので狭いお店とかだとなにかと大変…。
いい点は多くなければ荷物を入れたままでも畳めるところ。いちいち取り出さなくていいのですぐに畳んで移動できます。これだけで、他の不便なところは気にならないくらいです。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
車に積んでも場所をとらず、子供を抱っこしながら畳んだり広げたり、持ち運ぶにもそう苦労しなくて、軽量で大変使い勝手がいいです。
対面にはできませんが子供の様子は幌のメッシュ部分から覗けます。前面を覆うほど大きな幌じゃありませんが、B型に比べれば大きく。陽射しが横から眩しく入ってくるときだけ、ガーゼケットなどを幌部分からかけて対応してます。
生後1ヶ月まではそう外出もしませんし、1ヶ月から使えるこのベビーカーはA型とB型の良いところ取りと言った感じです。長く使えそうで、コスパも十分だと思います。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
★★★☆☆3.0
軽くて、使い勝手よい。ただ、対面もできるかと思ったので、できなかったのは残念。
(参考:「ピジョン パタン」のAmazonレビュー)
口コミを見ると、ピジョン パタンは、コンパクトさや折り畳みの簡単さに対する評価が高い**ようです。
一方で、対面にならないことや、シートへの不安、サンシェードのサイズに対する不満もあがっていました。
まとめ
ピジョン パタンは、折り畳んで持ち運ぶのに便利なA型ベビーカーです。
ただし、衝撃吸収性に関しては少し不安もあるので、納得した上で選びましょう。
最後にピジョン パタンのメリット・デメリットをまとめました!ぜひベビーカー選びの参考にしてみてください。
ピジョン パタンのメリット
- 片手でパタンと折り畳めて持ち運び楽々
- コンパクトに収納できる
- A型ベビーカーとしては軽い4.7kg
- 熱や紫外線から赤ちゃんを守る
ピジョン パタンのデメリット
- 対面式にはできない
- 頭や腰を安定させるハグットシートが無い
- 振動を吸収する機能が無い
- タイヤが小さめなので段差に弱い
- サンシェードが小さめ
今回はピジョン パタンに絞ってご紹介しましたが、まだ他のベビーカーでも迷っている…という方は、こちらの記事でベビーカーの選び方やおすすめについて詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
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