ピジョン ランフィは、シングルタイヤで押しやすい軽量A型ベビーカーです。
2019年に発売されたRA9は、旧モデルのRA8から赤ちゃんの快適性がUP。赤ちゃんの乗り心地と両親の使いやすさを両立しています。
軽さと安心のバランスが良いピジョン ランフィの新旧モデルの違い、特長やデメリット、口コミ・評判について詳しく解説します。
もくじ
安心の軽量ベビーカー「ピジョン ランフィ」とは
ピジョン ランフィは、軽くて押しやすい便利なA型ベビーカー。
生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーで、対面・背面どちらでも使える両対面式。
シングルタイヤとオート4キャス機能で押しやすく、高機能なベビーカーです。
公式サイトはこちら
Runfee(ランフィ) | A形シングルタイヤベビーカー | ベビーカー総合サイト Happy Travel | ピジョン
ランフィ新旧モデル(RA9/RA8)の違いを比較
ピジョン ランフィで現在発売中なのは、2019年に発売された新モデルの「RA9」と、2018年発売の旧モデル「RA8」。
新しいRA9は、タイヤの「ボールベアリング」とインナーパッド「ハグットシート」の2つが進化しました。それぞれの違いを詳しく解説します。
1. ボールベアリング
RA9は、タイヤの軸に世界シェアNO1のミネベアミツミのボールベアリングを搭載しています。
ベアリングとは、回転する軸と回転体の結合部の摩擦を軽減する部品です。車のタイヤからエアコンまで、あらゆる機械の回転する部分に使用されています。
ボールベアリング自体は目新しいものではありませんが、高性能なベアリングを使用することで、タイヤの回転のなめらかさや軸部分の耐久性がUPするのは間違いありません。
とはいえ、RA8とRA9を押し比べをしてみても、驚くほどの違いが感じられることはおそらくないでしょう。
2. ハグットシート
RA9は首や腰がすわってない赤ちゃんを支えるインナーパッド「ハグットシート」も進化しました。
RA8では「ハグットシートS」、RA9では「ハグットシートSOFTON」が使用されています。
どちらも形状は同じで通気性の高いクッション素材「エルク」を採用していますが、RA9のほうがしっとりやわらかな生地で触り心地を向上させています。
ピジョン ランフィ新旧比較表
名称 | ランフィRA8 | ランフィRA9 |
---|---|---|
対面・背面 | 両対面 | 両対面 |
オート4キャス | ○ | ○ |
対象月齢 | 生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下) | 生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下) |
リクライニング | 100°~175° | 100°~175° |
重量 | 5.3kg | 5.4kg |
サイズ | 開:W516~525×D830~945×H1015mm 閉:W516×D380×H1028mm |
開:W516~525×D830~945×H1015mm 閉:W516×D380×H1028mm |
カラーバリエーション | BL/BK/NV/GR | RD/NV/GR |
ハグットシート | S | SOFTON |
シート | エルク使用リバーシブルシート | エルク使用リバーシブルシート |
ショックレスボディ | ○ | ○ |
ママだっこサスペンション | – | – |
ボールベアリング | – | ○ |
スイング式サスペンション | ○ | ○ |
タイヤ | 18cm大型シングルエアタイヤ | 18cm大型シングルエアタイヤ |
ハンドル角度調整 | – | – |
サンシェード | 98%UVカット | 99%UVカット |
シート高さ | 54.5cm | 54.5cm |
カゴ容量 | ?L(耐荷重5kg) | ?L(耐荷重5kg) |
洗濯 | 洗濯機 | 洗濯機 |
公式販売価格(税込) | 57,240円 | 58,320円 |
ボールベアリングとハグットシートが進化したRA9ですが、機能的にはそこまで大きな違いとはいえないように感じます。
公式価格では価格差がそれほど大きくない2モデルですが、市場価格で比較するとRA8の方がかなり割安。
在庫があるうちはRA8も販売されると思いますので、なるべく安くランフィを手に入れたい方は、RA8を選ぶのもおすすめです。
「ピジョン ランフィ」の特長
ランフィは、押しやすく高機能な軽量A型ベビーカー。
まずは、そんなピジョン ランフィの特長を詳しく解説します。
押しやすい大型シングルタイヤ
ランフィの最大の特長は、小回りが利いて押しやすいシングルタイヤ。
オート4キャス機能付きで対面でも押しやすく、赤ちゃんの頭側のタイヤが18㎝と大きく安定した走行を実現しています。
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軽量&ワンタッチ開閉で持ち運び楽々
ランフィは、軽量タイプのA型ベビーカー。
重量5.4kgは驚くほどの軽さではありませんが、女性でも扱いやすいベビーカーといえるでしょう。
また、こちらの動画でも分かるように、ランフィは片手でも簡単に開閉できるベビーカー。
公共交通機関での移動など、折り畳んで持ち運ぶことの多い方にもおすすめです。
衝撃を吸収する機能も充実
ランフィにはデリケートな赤ちゃんを守るために、衝撃を吸収する機能が各所に搭載されています。
中が空洞になっている中空構造のゴムタイヤは、クッション性も高く振動を軽減してくれます。また、すべてのタイヤにスイング式サスペンションを搭載していて、前後上下の衝撃を吸収。高剛性フレーム「ショックレスボディ」は車体のガタつきを抑えます。
これだけの衝撃吸収機能があれば。月齢の浅い赤ちゃんを乗せても安心ですね。
赤ちゃんの乗り心地も快適なシート
赤ちゃんがベビーカーで快適に過ごせる工夫も、ランフィの特長の一つ。
通気性だけでなく透湿性も高いトリプルスルーシートで、熱やムレを防ぎます。
また、54.5cmハイシートと99%UVカット大型幌で外部からの熱や刺激もガード。
赤ちゃんを徹底的に守るベビーカーとなっています。
「ピジョン ランフィ」のデメリット
押しやすさ・軽さ・機能性すべてのバランスがいいランフィですが、デメリットもあります。
購入前に知っておきたいピジョン ランフィのデメリットを解説します。
腰のハグットシートが無い
ピジョンでは、頭・腰・お尻という3種類のハグットシートを用意しています。
ランフィよりもさらに高機能なフィーノでは3種類すべてが付属していますが、ランフィは頭とお尻のみ。
腰を安定させるハグットシートは付属していないので、より安心を求める方はピジョン フィーノを選ぶことをおすすめします。
ハンドル角度の調整はできない
ランフィには、ハンドルの角度を調整する機能がついていません。
そのため、女性にはちょうどいいかもしれませんが背の高い方にとっては少し低すぎるかも。
また、畳んだときにハンドル部分が飛び出てしまうので、折り畳んでも背は高め。収納場所によっては入らないこともあるので購入前にチェックしましょう。
細かい部分ではありますが、多少の使いづらさは感じてしまうかもしれません。
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「ピジョン ランフィ」の口コミ・評判はいい?
ピジョン ランフィの口コミ・評判はどうでしょうか?ランフィの口コミを調べてまとめてみました。
★★★★★5.0
初めてのベビーカーなので他と比べられないけど、シングルタイヤとても動かしやすくて、方向転換も段差もラクラクでした!重さもとても軽いです♪畳むのも簡単で、自立するので助かります。
(参考:「ピジョン ランフィRA8」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
押した感じが軽くてスイスイ。使いやすいです。
車輪が大きいからか、段差やガタガタ道も快適な気がします。
三輪タイプと悩みましたが、いざという時に片手で持ち運べる方が良いかな、と思いこちらにしました。
(参考:「ピジョン ランフィRA8」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
走行性 耐久性大満足です!対面にしてもスイスイ押せます。
ただ下の荷物置きは、少し出し入れしづらいかも…人によっては小さいと感じるかもしれません。
私は大満足です。
(参考:「ピジョン ランフィRA8」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
どうやらランフィーは段差に弱いようです。
対面状態で子供を載せていると、重心がやや前に移るため段差に乗り上げる際はほとんどの場合、前につんのめるようになります。子供の体重が増えるとより影響が大きくなりそうだなと感じています。
(参考:「ピジョン ランフィRA8」のAmazonレビュー)
★★★★★5.0
タイヤが大きいから、段差を軽く乗り越えられる!と思いきや、ダブルタイヤでタイヤが小さいグレコのベビーカーと、そんなに段差に関しては変わらない気がします。また斜めになっている道を横切る時、前側が坂に沿って持って行かれやすく、そこは押しづらいです。しかし、シングルタイヤの利点、足がぶつからないというのは本当にストレスなくなります。良いベビーカーです。
(参考:「ピジョン ランフィRA8」のAmazonレビュー)
口コミを見ると、ピジョン ランフィは、小回りがよく押しやすいことに対する評価が高いようです。
ですが、段差の乗り上げに関しては期待したほどではないという意見もあったので、覚えておきましょう。
まとめ
ピジョン ランフィは、軽さと機能のバランスがいいA型ベビーカー。
持ち運びの多い方や、軽さだけでなく安心も求める方、生後1ヵ月から長く使いたい方におすすめです。
最後にピジョン ランフィのメリット・デメリットをまとめました!ぜひベビーカー選びの参考にしてみてください。
ピジョン ランフィのメリット
- 押しやすい大型シングルタイヤ
- 軽量&ワンタッチ開閉で持ち運び楽々
- 衝撃を吸収する機能も充実
- 赤ちゃんの乗り心地も快適なシート
ピジョン ランフィのデメリット
- 腰のハグットシートが無い
- ハンドル角度の調整はできない
今回はピジョン ランフィに絞ってご紹介しましたが、まだ他のベビーカーでも迷っている…という方は、こちらの記事でベビーカーの選び方やおすすめについて詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
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