こんにちは!水中息止め2分はいけます。トンマルバスターです!
夏だ。海だ。沖縄だーということで、夏に向けて防水ハウジングについて書いていきます!
防水ハウジングって何?
完結に言いますとカメラやビデオカメラを水中で使用するための防水ケースです。他に、「水中ケース」「アンダーウォーターハウジング」などと呼ばれたりします。
防水機能のない、手持ちのカメラやビデオカメラににこれらを装着することにより、「防水仕様」へと変化すると思ってもらうとイメージしやすいです。
防水のカメラにも防水ハウジングって何?
また、様々な防水カメラや防水ビデオカメラが発売されておりますが、ほとんどが水深10~20m程度の耐久となり、浅瀬やプールでの使用。潜れてもシュノーケリング程度の防水機能となります。
ダイビングなど30m以上の水深で使用する場合には防水ハウジングを使用するケースが多くなります。
防水ハウジングの種類をご紹介
1. アクションカメラの防水ハウジング(GoPro)
アクションカメラは名前のとおり、タフなシーンで活躍するカメラです。元々防水機能が付いているものも多数あります。
具体例を挙げますと、アクションカメラで有名なGoProもその一部です。本体の防水機能は10mとなっておりますが、防水ハウジングを使用することで防水機能は60mまで上がります。
詳しいレビュー記事がありますので、ここでの紹介は割愛させていただきます。
レビュー記事はこちら
GoPro HERO5 Blackの専用防水ハウジング、Super Suitのススメと使い方 | RentioPress
2. 360度カメラの防水ハウジング(TW-1)
近年、360度カメラというものは様々な種類が発売されており、撮影した静止画、動画を360度で記録できるということで人気も急上昇中です。
そんな360度カメラの中でも人気のRicoh(リコー)のTHETAシリーズの防水ハウジングTW-1を紹介。使用することにより、水深30mまでの防水対応となります。
付属品一覧
防水ハウジング本体、本体傷防止シート、THETAS用カバー、乾燥剤、結露防止シート
対応機種:RICOH THETA V, S, SC、※THETASを使用する場合は固定を強くするためにTHETAS用カバーを使用。
ボタンの位置関係
正面から
横から
防水ハウジングの底面には三脚穴があり、三脚等に固定が可能です。
THETAVを取り付けてみる
本体傷防止シートを付けることにより、際本体をを傷付けることなく防水ハウジングの着脱が可能になります。
軽度の粘着テープがシートに付いておりますので貼り付けるだけ。
装着後
※付属の乾燥剤、結露防止シートは底面に敷くなどして、上手く活用してください
3. コンパクトデジタルカメラの防水ハウジング(MPK-URX100A)
コンデジにも各メーカー防水ハウジングが多数発売されております。中でもSONY(ソニー)Cyber-shot RX100シリーズ用防水ハウジングMPK-URX100Aをご紹介。
こちら、人気シリーズのRX100シリーズの過去発売機種RX100/RX100 M2/X100 M3/RX100 M4/RX100 M5/RX100 M5Aに対応している優れもの。使用することにより、水深40mまでの防水対応となります。
付属品一覧
- アンダーウォーターハウジング本体
- フロントアタッチメント(本体に装着済み)
- リアアタッチメントA(DSC-RX100用)
- リアアタッチメントB(DSC-RX100 M2/M3/M4/M5用)
- レンズリングアダプタA(DSC-RX100/M2用 グレー)
- レンズリングアダプタB(DSC-RX100/M3/M4/M5用 ブラック)
- 拡散板、外付けフラッシュ用アダプタ
- ハンドストラップ
- レンズフロントキャップ
- シリコーングリス
ボタンの位置関係
背面から
上から
底面には三脚穴が3つあります。これは外付けフラッシュを固定するのに3穴で固定できるようになっております。三脚も勿論取付可能です。
ちなみに付属品が多いです・・・
理由としましてはRX100シリーズ(発売当初RX100 M5まで)全ての機種に対応するために、各機種対応のアタッチメント、アダプタがあるからです。
RX100に対応するアタッチメントとアダプタの組み合わせ
RX100M2に対応するアタッチメントとアダプタの組み合わせ
RX100M3/M4/M5に対応するアタッチメントとアダプタの組み合わせ
RX100を取り付けてみます
防水ハウジング本体正面裏にリアアタッチメントAを装着します
RX100のレンズリングににレンズリングアダプタAを装着します
あとはスッポリ嵌めてサイドの蓋を閉じるだけで取り付け完了
RX100 M5を取り付けてみます
防水ハウジング本体正面裏にリアアタッチメントBを装着します
RX100 M5のレンズリングににレンズリングアダプタBを装着します
あとはRX100と同様スッポリ嵌めてサイドの蓋を閉じるだけで取り付け完了。
防水ハウジング越しに見える液晶
内蔵のフラッシュを使用する場合は、この拡散版を取り付けることにより、被写体に近づく際の影を抑え込むことができます。
外付けのフラッシュを使用する場合は、外付けフラッシュ用アダプタを取り付けます。
RX100 M6は取り付け可能か!?
MPK-URX100Aが発売されて以降、RX100 M6が発売されておりますが、メーカーページに対応機種として記載がありません。
試しに装着してみました。構造が最も近いであろうRX100 M5に対応するアタッチメントとアダプタで取り付けてみました。
取り付け自体はできました。各ボタンの反応もジャストフィットとまではいきませんが、問題なく作動しそう。
ただ、液晶の位置がRX100 M6がRX100 M5より右寄りになっているため防水ハウジング越しの液晶が隠れてしまいます。
結論メーカー側でRX100 M6向けに設計していないと思われ、防水機能自体にも影響が出そうですので、取付は不可能と判断します。
4. 防水カメラの防水ハウジング(PT-058)
防水機能のあるカメラを、より「防水強化」するのがこれになります。
Olympus(オリンパス)防水ハウジングPT-058を防水カメラTG-5に使用してみます。使用することにより水深15m防水が45m防水へと強化されます。
付属品一覧
- 防水ハウジング本体
- レンズキャップ/ハンドストラップ(本体に付属)
- 液晶フード/液晶フードストラップ(本体に付属)
- 光ケーブルアダプター
- シリコングリス/シリカゲル
- Oリングリムーバー
- 反射防止リング
ボタンの位置関係
背面から
上から
MPK-URX100A同様底面には三脚穴が3つあります。
TG-5を取り付けてみる
TG-5本体付属のレンズリングをPT-058付属の反射防止リングに付け替えます。
あとは本体をスッポリと嵌めるだけです。
防水ハウジング越しに見える液晶
外付けのフラッシュを取り付けたい場合は光ケーブルアダプターを使用します。
※付属の乾燥剤はレンズの視界に入らないところに入れて、上手く活用してください
まとめ
4種類の防水ハウジングを紹介させていただきましたが、基本的にはどれも取り付けは簡単です。
MPK-URX100Aのみ数種類のコンデジに対応しているので付属品を付け替えしないといけませんが、付け替えてしまえばあとはスッポリ嵌めるだけです。操作につきましては1回しっかりとボタンを押せば、まず間違いなく反応しますので、水中での操作という苦労以外は気にしなくてよいです。
また、取り付けの際、注意点としましては防水ハウジングにおいてロックは固くできており、2重ロックのタイプが多く、このロックをすることで安心してしまうことが多いかと思います。もちろんロックは重要なのですが、密閉において大事なことがございます。
画像はPT-058ですが赤い輪っかが一周巻かれているのが分かりますでしょうか。
この赤い輪っか部分はゴム製になっており、これがないと密閉とはなりません。これがしっかりと固定、巻かれていることを確認してください。
グリースが付属品として付いる場合がございます。このゴムが外れかけてたりしてましたらグリースを使って滑らせ、しっかりと元の位置に固定してください。
更に、防水ハウジング自体はプラスチック製のものがほとんどになり、レンズ部分は剥き出しになっているものがございます。TW-1に関しましてはレンズがモリっと出っ張っておりますので非常に傷つきやすいです。
ダイビング中に落としてしまったり、岩などに当ててしまわないよう気を付けてください。メーカー修理というのが難しく本体交換となってしまい高く付いてしまいます。
お得なセットレンタルもやってます
今回ご紹介しました防水ハウジングですが、カメラ本体とのセットでお得なレンタルも行っております。
[レンタル] SONY Cyber-shot RX100M3 アンダーウォーターハウジングセット MPK-URX100A – Rentio[レンティオ]
[レンタル] 水中カメラ TG-5 Tough 水深45m防水ハウジングセット – Rentio[レンティオ]
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