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夏は南の島で出かけたい。夏の国内旅行でひと際人気を集める場所といえば「沖縄」でしょう。
沖縄は本島だけでなく、石垣島や宮古島などの離島も旅行先として非常に人気を集めています。
沖縄の旅行では、観光名所を巡るのももちろんですが、何もない場所での美しい景色を楽しむことができる場所です。
今回は八重山諸島に位置し、石垣島からフェリーに乗って行くことができ、美しい海はもちろん、島中で牛を見ることができる「黒島」での観光の魅力についてご紹介していきます。
もくじ
石垣から気軽に行くことができる「黒島」
夏休みの旅行に沖縄旅行を検討されている方も少なくないと思います。沖縄にも那覇を含む本島以外にも石垣島や宮古島もレジャーを楽しむことのできる地として人気です。
そしてそれらの島から更にフェリーで離島へと行くことも候補として考えておきたいところです。
石垣島発着フェリーでは竹富島、小浜島、波照間島、西表島など、様々な離島を結ぶ路線が毎日運航されています。
今回はそんな離島の中でも日帰りが可能で穴場的存在である「黒島」の観光ガイドを余すことなくご紹介していきます。
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黒島へは石垣港からフェリーで約30分
石垣から更にフェリーに乗船というと少しハードな印象を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、石垣港からフェリーに乗って行ける場所に存在する離島は、所要時間1時間以内で行ける場所が大半で、今回ご紹介している黒島も石垣港からフェリーに乗ってわずか30分ほどの航路です。
料金は大人片道1,320円、往復2,530円(いずれも税込価格)となっています。
往復合わせても1時間程度しかかからないため、石垣島から日帰りで行くことができる観光地としても人気です。
そして竹富島や小浜島と比較して、黒島を訪れる観光客は少ないように感じます。離島の中でも穴場的存在と言えるのかもしれません。
石垣島⇔黒島間フェリー時刻表
石垣発 | 黒島発 |
---|---|
08:00 | 08:35 |
09:30 | 10:05 |
11:00 (※7・8・9月のみ運航) |
11:40 (※7・8・9月のみ運航) |
13:00 | 13:40 | 15:20 | 16:00 | 17:30 | 18:10 |
島内ではレンタサイクルがおすすめ
石垣島のような路線バスなどの交通機関は黒島内において存在しません。
しかし島自体は大きくないため、自転車をレンタルして島内を周回されることがおすすめです。
石垣港で乗船券を購入する際にレンタサイクルが一緒になったセットも存在するので、あらかじめ乗船券と一緒に購入することもおすすめです。
今回私が利用したレンタサイクル屋は、「まっちゃんおばーのレンタサイクル」。
電動タイプの自転車はありませんが、島内は平坦で坂道が存在しないため、電動なしの自転車でも十分です。
黒島で訪れたい観光名所7選
ここからは黒島内において私が実際に訪れた場所を基におすすめの観光名所7つをご紹介していきます。
黒島はあまり大きな島ではないため、数時間もあれば島を一周することも可能です。
1. 西の浜
港からも近く、到着後すぐに行くことができるのが「西の浜」です。
サンゴ礁によって鮮やかになった海は、非常にきれいなブルー色を見せてくれる絶景ポイントです。
島を訪れて、まず離島らしい風景を見たいのであれば「西の浜」から黒島観光を始められることがおすすめです。
2. 伊古桟橋
島の北側でサンゴ礁の中、1本道のように伸びているのが「伊古桟橋」です。
シンプルなコンクリートの道が海へ向けて伸びている姿は写真に収めることがおすすめです。
桟橋は約340mに渡って伸びており、先端までのんびり歩いていくこともおすすめです。まるで自分が海の上に立っているような感覚は、なかなか味わうことのできない体験と言えるでしょう。
3. 道100選の碑
黒島には島の中心に集落が存在し、民家やカフェ、レストランなどが立ち並んでいます。
その一角に昭和60年8月に県道黒島港線が日本の道100選に選ばれたことを記念した碑が建てられています。
しかし、木々や塀に隠れた目立たない場所に設置されているため、注意深く見ていないと見逃してしまう可能性もあります。
絶対立ち寄りたい場所としておすすめするわけではありませんが、集落周辺の数少ない観光地として気軽に見ることができます。
4. 玉代勢牧場周辺
黒島では至る所で飼育されている牛に出会うことができます。
そして集落から少し南下すると「玉代勢牧場」が存在し、その周辺は非常に広大な草原が広がっています。
牧場で牛を見るのも良いのですが、夏の季節で草が大きく成長し、鮮やかな緑色に染まった草原を眺める機会はそうないことだと思います。
お手持ちのカメラで草原の様子を撮影することもおすすめで、空の青と草の緑があるだけで美しい写真へと仕上がります。
5. 黒島灯台
集落から先ほどの玉代勢牧場を通る道を更に南下すると「黒島灯台」が存在します。
灯台の建物としては大きくもなく、名所とは呼び難いですが、その先に存在する景色はまさに絶景と言えるでしょう。
黒島は他の離島と比べて島の周囲を囲うサンゴ礁の面積が広く、島のどこからでも青々とした美しい海をみることができます。
6. 仲本海岸
黒島の中でもビーチらしさを一番感じることができるのが「仲本海岸」です。
生憎、島の西側に位置しているため、午後は正面方向に太陽が落ちていくため、美しい海としての写真撮影には不向きです。
しかし、水平線付近に雲が見当たらなければ水平線へと太陽が沈む様子も見ることができ、ビーチでのんびり日没の瞬間を見届けることもおすすめです。
なお、夏の場合、日没後に石垣港へと戻るフェリーの運航は存在しないため、日没を見届ける場合、日帰り旅は不可能となります。
7. 黒島展望台
海以外にも広々とした草原などが魅力的である黒島ですが、島の中心の集落に存在する「黒島展望台」は、島の景色を一望できるスポットです。
島が平坦である黒島において、地表から少し高い場所から見下ろす光景が広がるのはここだけと言えるでしょう。
海からは離れているため、島に広がる牧草地を一望できることがこの展望台の特徴と言えるでしょう。
島は平坦で移動は楽ちん
石垣島から行くことのできる離島の中でも小浜島や波照間島では、坂道があることでアップダウンによる移動の負担も見られますが、ここ黒島では島全体を通して平坦であることから自転車などの移動に関しても負担がないと言えます。
基本的には風も程よく吹く程度で、台風時以外で暴風になることもないため、向かい風でもあまりしんどさを感じることはないでしょう。
なぜか竹富島や小浜島と比較して旅行先として選ぶ方の少ない印象のある黒島ですが、日帰り旅行においては非常におすすめの離島です。
島の至る所で牛さんにご挨拶
前述の通り、黒島では至る所で牛が放し飼いされています。
柵の中ではありますが、島中に散らばり牧草を食べ続ける牛の姿も和やかな雰囲気として感じることができるでしょう。
ゴミの始末が自分で行うのがマナー
黒島には基本的にゴミ箱は存在しないと考えておきましょう。
これは沖縄の離島に共通して言えることですが、自分で出したゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
時々、島内においてポイ捨てが行われたようなゴミの残骸が存在しますが、この先も美しい観光地として楽しめるようにポイ捨ては絶対にやめましょう。
日帰りで気楽に行くことができる黒島はおすすめ
どうしても石垣島から行くことのできる日帰り旅行として竹富島や小浜島が人気を集めますが、今回ご紹介してきた黒島も日帰り旅行先として非常におすすめです。
島は非常に落ち着いた雰囲気で、沖縄の離島らしい青々とした美しい海も存分に堪能することができます。
強いて言えば他の離島と違い、ビーチが少ないことがデメリットとして挙げられますが、島内の牧草地も魅力的であるため、海以外にも楽しめる島なのです。
石垣島周辺の離島の中でも穴場的存在である黒島。ぜひ石垣島からの日帰り旅行先として楽しまれてください。
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今回使用したカメラのご紹介
今回ご紹介した写真で使用したカメラは富士フイルムのミラーレス一眼カメラXシステムにおいてフラッグシップとなるFUJIFILM X-H1です。
富士フイルムは色表現の能力に優れており、今回のような青や緑の色彩を美しく見せたいシーンで大活躍するカメラです。
また、質の高い豊富なレンズラインナップも魅力的で、風景写真やアーティスティックな作品を撮影したいときにおすすめのカメラです。
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旅の思い出はカメラをレンタルして撮影
今回ご紹介してきた黒島では、写真撮影をされて思い出に残すことが非常におすすめです。
旅行はその場の光景を目に焼き付けることも重要ですが、記憶にはどうしても限界があります。
せっかくなので高画質で写真撮影を行ってあげることで、その時見た景色というのは永遠に残り、写真から浮かび上がってくる思い出もあるのです。
高いカメラを購入するのは躊躇ったときは、カメラのレンタルサービスがおすすめです。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、旅行におすすめのカメラを豊富なラインナップから選んでレンタルすることが可能です。
旅行であればGoProやミラーレス一眼、コンデジなどが非常に人気のあるカメラとしてレンタルされています。
ぜひこの機会にRentioでカメラをレンタルして旅行で最大限に活用されてください。