いまさら聞けない「バーチャルユーチューバー(Vtuber)」とは?VRの新しい体験をご紹介
更新日2020/03/04
VRゴーグルカテゴリの人気記事
近年バーチャルユーチューバーといわれる2次元キャラクターとしてYoutube上で活動をする人々が爆発的に増加しており、日常の様々なシーンでも見るようになりました。
今回はそんなバーチャルユーチューバーに関する基礎的なこと、その体験について記事として書いていきます。
もくじ
バーチャルユーチューバーとは?
バーチャルユーチューバーとは、二次元キャラクターとしてYotube上で活動をする人たちの相称であり、キズナアイが自身のことを”バーチャルユーチューバー”(Vtuber)と称したのが始まりとなっています。
キズナアイは、バーチャルユーチューバーの代表的存在であり、株式会社Active8が運営。2016年から活動を開始。2019年3月には、日本政府観光局のアンバサダーにも就任。BS日テレでは冠番組をもつまでの活躍を見せています。
現在チャンネル登録者数約260万人を超えており、日本、世界におけルバーチャルユーチューバーの先駆けとして、活躍をしています。
バーチャルユーチューバーが出現するようになった背景
過去2Dや3Dの技術などで、有名なキャラクターはいましたが、その技術のハードルは高く多くの人に対して開かれた技術ではありませんでした。
2007年初音ミクの登場からボーカロイドという音声合成技術を内包したアバターが、出現し、今のVtuberの前身のような物はありましたが、一部のコアなコミュニティのみで使われており、多くの人が自由に使うには少ハードルが高いままでした。
近年スマートフォンにおけるlive2Dの技術やモーショントラッキングの技術の拡大により、より人の表情や運動などの動きのデータを撮ることが簡単になりました。
またYouTubeという、視聴者が集まる動画媒体の登場によって誰でも動画を上げることができるようになり、その動画をみられるようになりました。
上記のような技術的なハードルの解消によって誰もが二次元の身体を作成し発信できるような土壌ができるようになりました。
Vtuber四天王とよばれる存在の出現
技術の発展に支えられ、誰もが自分以外の人間に簡単になって情報を発信できるようになった今だからこそ、主義主張や強烈な個性をもったキャラクターの登場、人気や影響力を持つVtuberの出現が起こりました。
キズナアイ、電脳少女シロ、ミライアカリ、ねこます、輝夜月の5名の相称となっています。
この5人をなんとなく知っているとバーチャルユーチューバーに詳しくなれると思います。それぞれ簡単な説明を下記に記述していきます。
1. キズナアイ
概要
2016年活動開始、登録者数約260万人、バーチャルユーチューバー界の重鎮。
バーチャルYouTubeと名乗り始めた張本人。株式会社Active8株式会社が運営をおこなっている
活動
- ナカタヤスタカ、TeddyLoid、Yunomiなどの超一流アーティストから楽曲提供をうけている。
- 9週連続で楽曲をリリースするという企画を行い、そのすべてでItunesStore,エレクトリックチャートで一位を獲得した。
- 東京、大阪で初の単独liveを開催
- 冠番組をもっている
-日本政府観光局のアンバサダーに就任している
2. ミライアカリ
概要
2017年活動開始、登録者約75万人、株式会社ZIZAIが運営するYouTuber
活動
- キャラクターデザインは初音ミクなどをデザインしたKEI、3Dモデル制作はピクサー社の作品にも関わったDigitrevxが起用されている。
3. 輝夜月
概要
2017年活動開始、登録者97万人、ソニーミュージックレーベル所属
活動
- 世界初のVR空間上でのVRライブを行う
- インドネシアでliveを行う
- 日清のどん兵衛とのコラボをおこなっている
4. バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん(ねこます)
概要
2017年から活躍、登録者22万人
活動
- バ美肉というバーチャル美少女受肉といわれる、キャラクターデータは美少女なのに中身の声はおじさんがおこなうというVtuber界隈の一つの様式をつくった。
- もともとコンビニ店員だったオジサンが、3Dの勉強のために始めたチャンネルが突如爆発的人気を誇り、現在に至る。
- キズナアイが最も恐れたYouTuberという異名をもっている
5. 電脳少女シロ
概要
2017年開始、登録者数65万人
活動
- 地上波ではじめてレギュラー番組をもったYouTuber
テクノロジーの進歩により、体験の幅が大きく広がった
VRの進化
VRの機器の進化とそれに対応するVRプラットフォームの登場により人は、家から出なくてもデジタルのライブ会場に足を運びライブを体験するということが可能になりました。ハードウェアの性能は上がり、誰でも簡単に操作できるようなスタンドアローンの機体なども出てきています。
またVR上でアバターが集ってイベントをするというコンセプトのウェブサービスも登場してきており、Zeep(物理世界に存在するライブハウスの名前)の仮想ライブ空間「Zepp VR」なども登場しています。
下記の動画はVRライブの動画の様子で、チケットを買うとVR上のライブハウスにVRのハードウェアだけ用意すれば家からでも入ることができ、家にいながら下記のライブなどを身近に感じることができるようになります。
輝夜 月VR LIVE@Zepp VR 2018.08.31 ライブダイジェスト映像
360度カメラの性能の進化
また上記は2次元の世界の話であり、3次元での世界においてもVRを付けるだけで臨場感のある体験をすることができるようになっています。
360°撮影のカメラが安価で使いやすくなってきたために下記のようなリアルな世界の全方位型の動画視聴コンテンツ出てきています。
リアルな動画の距離感の近さは、実際にVRゴーグルをつけてみないとわからないと思いますが本当に身近にあるんじゃないかと思うくらいの体験の衝撃はあります。
平面から立体的なコンテンツ体験の世界へ
ライブ会場にいった時に感じる一体感や熱狂を自宅から感じることはできます。ただ購入や事前登録はちょっとハードルが高いなと思う方もいらっしゃると思います。バーチルユーチューバーや360°カメラなどの立体的なコンテンツは今後も大きなテーマになると思うので、ぜひ体験してみてください
レンティオでは、下記のVR機材を商品として取り扱いしており、今後も対応機種を増やしていく予定であります。Vtuberやアニメが好きな方は、ぜひレンタルしてVRコンテンツ体験をしてみてください。
おすすめ関連記事
はじめてのVRにもおすすめ!低価格VRデバイス「Oculus Go」の魅力をレビュー – Rentio PRESS[レンティオプレス]
最新VRデバイス「Oculus Quest」の魅力とは?Oculus Goとの違いも比較し解説! – Rentio PRESS[レンティオプレス]