Canon C-13Wは、Android OS搭載で本体のみ投影が可能なモバイルプロジェクター。HDMIケーブルやUSBメモリー、MicroSDにも対応、本体内蔵メモリーにデータを保存しての投影なども可能で、多彩な接続方法が選べます。
軽くてコンパクトなボディにバッテリーも内蔵していて外出先や屋外など様々なシーンで活躍するモバイルプロジェクター「Canon C-13W」ですが、デメリットはあるのでしょうか?
購入前に知っておきたいC-13Wの特長やデメリットについて詳しく解説します。
もくじ
Canonのモバイルプロジェクター「C-13W」
カメラやプリンターで有名なキヤノンが2019年10月に発売した、最新のモバイルプロジェクターがこの「C-13W」です。
C-13WはAndroid OSを搭載していて、プロジェクター単体でインターネットに接続してWEBやドキュメントを閲覧することができます。
HDMIやUSBメモリー、MicroSDなど多彩なインターフェースに対応していることも便利なポイント。さらに約4GBの内蔵メモリーも搭載していて、PDFやパワーポイントなどのファイルをあらかじめ保存することで、本体のみで映像の投写が可能となっています。
一台でどんなシーンにも対応できる、使い勝手の良さが特長のモバイルプロジェクターです。
Canon C-13W製品仕様
モデル名 | Canon C-13W |
---|---|
投影方式 | DLP |
明るさ | 130ルーメン |
解像度 | 854×480 |
アスペクト比 | 16:9 |
コントラスト比 | 400:1 |
内蔵スピーカー | 2.5W(モノラル) |
接続方法 | 無線LAN、HDMI、USB、MicroSD |
接続方法 | 無線LAN、HDMI、USB、MicroSD |
内蔵メモリー | 8GB(ユーザー利用可能領域 4GB) |
台形補正 | 上下自動 |
バッテリー容量 | 3100mAh |
稼働時間 | 約2時間 |
サイズ | 120×120×33(mm) |
重さ | 410g |
Canon C-13Wの特長
Canonの最新モバイルプロジェクターC-13Wは、様々な環境で使える臨機応変さが魅力のモバイルプロジェクター。
まずは、そんなC-13Wの4つの特長をご紹介します。
1. Android OS搭載でインターネット接続可能
C-13WはAndroid OSを搭載しており、スマホやPCが無くてもプロジェクター本体だけでインターネットに接続することが可能です。(※Wi-Fiなどインターネット通信環境は必要)
WEBブラウザやドキュメントビュアーなどのアプリもインストールされているので、インターネット上にUPした資料などを投影することも可能です。
外出先でのプレゼンや屋外のイベントなどでもパソコンを持っていく必要がなく、モバイルプロジェクター一台で済むのでスマートですね。
2. 有線・無線など選べる接続方法
Android端末のみになりますが、スマホやタブレットとの無線接続も可能。ご自宅で動画などを楽しみたい場合にも便利です。
もちろん、通常のHDMIケーブル接続もできますし、USBメモリーやMicroSDカードにも対応しています。
さらに4GBの内蔵メモリーを搭載しているので、事前にデータをプロジェクター本体に保存して、本体のみでの投影も可能です。
ご自宅や職場の環境に合わせて様々な接続方法が選べる便利なモバイルプロジェクターです。
3. 軽くてコンパクト!移動や持ち運びに便利
C-13Wの本体サイズは、幅120×奥行120×高さ33mm、重さ410gと非常に軽量・コンパクト。
手に持ってもバッグに入れても邪魔にならないサイズなので、自宅で複数の部屋に移動させて使用したり、出張先に持っていって使ったり、キャンプやイベントなど屋外で使ったりと、様々なシーンで便利に使えます。
4. バッテリー内蔵で2時間再生!モバイルバッテリーとしても使える
C-13Wは軽くてコンパクトなのに、バッテリーも内蔵しています。
最大2時間も連続再生できて外出先や屋外で電源コンセントがない環境でも投影することが可能です。
さらに、他のモバイル機器に給電する機能もついているので、モバイルバッテリーとしてスマホの充電などにも使えます。
Canon C-13Wのデメリット
小型で多機能なモバイルプロジェクター「Canon C-13W」ですが、使用環境や目的によってはデメリットになりそうなポイントも見つかりました。
購入してから後悔しないよう、事前にしっかりチェックしておきましょう。
使用環境によっては明るさが足りない
C-13Wの明るさ130ルーメンは、モバイルプロジェクターの中でも低めの数値です。
部屋を暗くしての投影は可能ですが、日中遮光できない場所での使用や、電気を付けたままでの投影にはあまり向いていません。
もし明るい場所で使用する可能性があるのなら、もっと明るいプロジェクターを選ぶほうがおすすめです。
プロジェクターの明るさ「ルーメン」を解説!必要な明るさの目安とは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
解像度は854×480と低め
解像度はプロジェクターで表示できる画像の繊細さを表す数値で、解像度が高いほど細かい部分までしっかり表現できます。
ですが、C-13Wの解像度は854×480で、それほど高くはありません。
モバイルプロジェクターとしては一般的な水準ですが、ホームプロジェクターとして映画や動画を再生する場合には少し画質が粗く感じてしまうかもしれません。
高画質を求めるのであれば、現在動画コンテンツで一般的となっている解像度1920×1080(フルHD)のプロジェクターを選ぶと良いでしょう。
プロジェクターの解像度とは ?目的に合わせた最適な解像度の選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ズームができないので設置場所が限られる
C-13Wは単焦点のプロジェクターなので、ズームができません。つまり、ピントが合うちょうどいい投影距離があらかじめ決まっているということ。
C-13Wの投影距離は、最短だと0.5mで16.1インチ(横36×縦20cm)の画面サイズ、最長だと3mの投影距離で97インチ(横214×縦120cm)の画面サイズで投影できます。
投影環境によってはうまくピントが合わせられない可能性もありますので、購入前に投影距離が合うかどうかしっかり確認するようにしましょう。
絶対確認!プロジェクターの投影距離で大切なポイントとは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
まとめ
軽量・小型で持ち運びに便利な「Canon C-13W」は、本体のみで投影できて接続方法も多く、様々なシーンで活躍するモバイルプロジェクターです。
ただし、明るさや画質、投影距離など、使用環境や求める性能によっては不向きな場合もあります。事前に十分確認の上で購入することをおすすめします。
「Canon C-13W」と並んでおすすめのモバイルプロジェクターについては、こちらの記事で紹介しています。モバイルプロジェクターの選び方についても詳しく解説しているので、他の機種とも迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
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