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一眼カメラを使用する上で必須となるレンズ。
近くを写したい場合や、遠くを写す場合、ボケ味を活かしたいときなど、シーンに合わせたレンズ選びを行う必要があります。
今回は数あるレンズジャンルの中でも「望遠レンズ」に注目して、使えるシーンやおすすめのモデルをカメラ初心者にも優しく解説していきます。
もくじ
あらゆるシーンで活躍する望遠レンズ
カメラのレンズには様々な種類が存在します。
その中でも「望遠レンズ」は、遠くの被写体を大きく写す際に使用することの多いレンズです。
スナップ撮影などでは望遠レンズを使用する機会があまりありませんが、撮影ジャンルによってはメインのレンズとして使用するほど人気を集めるレンズです。
望遠レンズを使用するおすすめシーン
ここからは望遠レンズが一体どのようなシーンで活躍するのか、おすすめのシーンをご紹介していきます。
ただ遠くの被写体を大きく写すだけでない望遠レンズの魅力をご紹介していきます。
乗り物撮影
望遠レンズは、様々なジャンルで使用することができますが、その中でも被写体に近寄ることの難しい「乗り物撮影」は、望遠レンズが活躍するシーンの一つです。
私自身、飛行機を被写体として撮影することが多いですが、基本的に近寄ることの難しい飛行機の撮影は、望遠レンズが必須となります。
鉄道や車などの撮影においても、状況にもよりますが、被写体までの距離が遠い場面があるため、望遠レンズを使用する頻度は高いと言えるでしょう。
飛行機の撮り方についてはこちら
初心者でもすぐ分かる「飛行機写真」の撮り方。機材選び、撮影地選び、設定方法まで基本を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
動物撮影
自然界に生息する動物の撮影においても望遠レンズは必須と言えるでしょう。
動物は驚かすと逃げてしまうため、近寄ることが難しい被写体です。
遠くから気づかれないように撮影するスタイルとなりますが、基本的には動物自体が小さいため、望遠レンズを使用して遠くから狙う以外困難と言えるでしょう。
運動会や発表会
望遠レンズというと専門性の高いジャンルでの撮影を思い浮かべがちですが、日常生活においても使う機会はあります。
お子さんが居る家庭では、学校の運動会や発表会などでは、望遠レンズが活躍します。
特に運動会などでは、広いスペースを使用して競技が行われるため、望遠レンズを使用することで、お子さんが遠くに居る場合でも、大きく姿を写すことができます。
また、運動会などの行事では、広角側と望遠側の両方の画角に対応する「高倍率ズームレンズ」の使用もおすすめです。
風景写真
一般的に標準レンズや広角レンズを使用することの多い風景写真ですが、望遠レンズもシーンによっては風景写真にも応用することができます。
望遠レンズの特性として、圧縮効果と呼ばれるものがあり、2つの被写体の距離感が離れている場合でも、望遠レンズを使用すると距離感を感じさせない仕上がりになる現象です。
圧縮効果を利用するとビル群が建ち並ぶ様子を遠くから写すことなど、風景写真の中でも少し変化の加わった雰囲気の異なる作品を撮影することができます。
風景写真の撮り方についてはこちらの記事でも詳しく解説
初心者でもすぐ分かる「風景写真」の撮り方。機材選びから撮影設定、撮影地、天気の見極め方まで基礎を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
望遠レンズの使い方についてはこちらの記事でも詳しく解説
初心者でもすぐ分かる「望遠レンズ」の使い方。癖のある望遠撮影の注意点やテクニックを徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
望遠レンズを使う上での注意点
ここからは少し特性の強い望遠レンズを使用する上での注意点をご紹介していきます。
一般的な標準レンズや広角レンズとは使用上で大きく異なる部分があるため、注意が必要です。
大きく、重いレンズが多いので手ブレに注意
望遠レンズは、他のジャンルのレンズと比較して大きく・重いことが特徴的です。
特に重さはカメラを構える上で、腕に大きな負担となるため、手ブレが生じる可能性が高くなります。
また、一般的に手ブレが生じやすい目安としてシャッタースピード1/焦点距離と言われており、焦点距離の数値が大きくなる望遠レンズでは、手ブレが生じやすくなるため、ホールド感と合わせて手ブレには気を付ける必要があります。
各レンズにおいて手ブレ補正機構が搭載されているものもあるため、重要視するべきポイントの一つと言えるでしょう。
シャッタースピードについてはこちらで詳しく解説
初心者でもすぐ分かる「シャッタースピード」の基本。手ブレを抑えるために使う設定を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
三脚座のあるレンズは三脚使用時に注意
大型のレンズでは、持ち手のようなアクセサリーとなる「三脚座」が装着されています。
三脚座が付けられたレンズは、レンズ自体が重いため、通常通りカメラ本体に三脚のクイックシューをつけてしまうと、レンズの重さでカメラとレンズの接続部に負担がかかってしまいます。
三脚座が存在するレンズに関しては、三脚座にクイックシューを装着して、三脚へと取り付けるようにしましょう。
望遠レンズの選び方
望遠レンズがどのようなシーンにおすすめで、使う際に注意点についてもご紹介したところでモデルの選び方についてご紹介していきます。
是非ご自身が撮影したいと思うシーンに合わせて失敗しない望遠レンズ選びに役立ててください。
焦点距離から選ぶ
各レンズには、どれだけ近寄ることができるのかという目安になる焦点距離という数値が記されています。
焦点距離の数値が大きいほど、望遠性能に優れており、遠くの被写体も大きく写すことができます。
焦点距離が400mm以上あるレンズに関しては、超望遠レンズとして飛行機や動物、スポーツなど、被写体との距離を縮めることが難しい場面で使用します。
焦点距離における画角の違いについては、下記記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
初心者でもすぐ分かる!実際の写真から各焦点距離と画角の関係を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
明るさから選ぶ
各レンズには、開放絞り値と呼ばれるF値の最低値が設定されています。
このF値が低いほど、明るいレンズとされており、F値を低く設定できることから、暗い場所での撮影やボケ味を出した撮影に優れています。
明るい望遠レンズの代表例として70-200mm F2.8が挙げられ、王道のレンズとして多くのユーザーから愛されている存在です。
初心者でもすぐ分かる「絞り」の基本。一眼らしいボケを表現するなら必須の撮影設定項目 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
大きさ・重さから選ぶ
先ほどもご紹介した通り、望遠レンズは、焦点距離の都合上、大きく重くなりやすい傾向にあります。
それでもモデルによって様々なサイズが存在し、携帯性に優れた望遠レンズも存在するため、持ち運びが多くなる方にとっては重視したいところです。
しかし、400mmを超える場合や、明るいレンズなど、高い性能を求める場合には、携帯性を犠牲にする必要があることも事実です。
望遠レンズのおすすめメーカー
カメラレンズは、基本的にカメラボディ側のレンズマウントに合わせて選びますが、各社からマウントに合わせた様々なレンズが開発されています。
ここからは、望遠レンズを開発する主なメーカーをご紹介していきます。
Canon(キヤノン)
デジタルカメラ最大手のキヤノンでは、伝統的なレンズ開発も特徴としています。
キヤノンユーザーにとっては、キヤノン純正のレンズを選ぶことで、優れた描写を叶えることができることが魅力で、特に高級「Lレンズ」は、白色を基調とした印象的なデザインを採用しており、キヤノンユーザーの憧れの存在です。
レベルや予算に合わせたレンズラインナップの幅の広さも特徴的で、キヤノンユーザーであれば自分に合った望遠レンズを見つけやすいのも魅力です。
Nikon(ニコン)
ニコンでも、キヤノン同様に古くからレンズ開発を行っていることで技術力に定評があります。
キヤノンの様にデザイン性から大きな差別化は行われていないものの、玄人にも信頼の描写力が魅力的です。
ニコンもキヤノン同様に、古くからレンズ開発を行ってきたため、レベルや予算に合わせたレンズラインナップの幅の広さも特徴の一つです。
SONY(ソニー)
ミラーレス一眼で一躍光を浴びたソニーですが、ボディだけでなく、レンズの開発にも力を入れています。
キヤノンやニコンと比較して、歴史はまだ浅いものの、望遠レンズのラインナップも他社に劣ることの無いレベルまで到達しました。
今後も更にレンズラインナップは増えていくものと思われ、将来性を感じるメーカーの一つです。
SIGMA(シグマ)
純正レンズではなく、他社がそれぞれのレンズマウントに合わせた専用レンズを開発するサードパーティーメーカーも近年注目の存在です。
その中でもシグマは、Canon EFマウントやNikon Fマウント用の望遠レンズでは、定番の存在として人気があり、純正よりも低価格で品質も劣らないクオリティが魅力的です。
特に望遠レンズにおける「Sports」ラインでは、高級な純正レンズと同等もしくはそれ以上の解像力を誇るレンズも誕生しており、プロカメラマンも愛用する程の実力です。
TAMRON(タムロン)
シグマと同じくサードパーティー製レンズメーカーであるタムロンも、望遠レンズの開発に力を入れています。
タムロンは、昔から焦点距離域の広い「高倍率ズームレンズ」の開発を得意としていましたが、現在も高倍率ズームレンズはもちろん、高品位の望遠レンズの開発も行われています。
シグマと同クラスの焦点距離域を保有するレンズも存在しますが、解像力を特徴とするシグマに対して、タムロンでは、解像力だけでなく手ブレ補正機構にも力を入れています。
初心者におすすめ望遠レンズ4選
ここからは実際におすすめ望遠レンズをご紹介していきます。
実際に私が使用してレビューを執筆したレンズに関しては、紹介の最後にリンクも配置しているので、気になるレンズはぜひご覧ください。
まずは、初心者がキットレンズからのステップアップとしておすすめのレンズをご紹介していきます。
Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM
RFマウントで小型・軽量・低価格の新たな選択肢
RFマウントが主力ラインナップになってから、キヤノンではこれまで存在しなかった斬新なコンセプトを採用したレンズを数多く開発しています。
RF100-400mm F5.6-8 IS USMもまさにそのうちの一つで、先ほどLレンズとしてRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMをご紹介しましたが、こちらのRF100-400mm F5.6-8 IS USMは、非Lレンズでありながら超望遠400mmまでをカバーしたレンズで、小型軽量で低価格も実現しています。
非Lレンズであることから、白レンズではなく、黒を貴重としたデザインとなりますが、日中晴天時に撮影した際の描写力はLレンズ顔負けだと感じました。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMは非常に高価なレンズでしたが、500mmまでの望遠を必要とせず、低価格に抑えることを意識するのであれば、RF100-400mm F5.6-8 IS USMは良い選択肢になるでしょう。
- レンズ構成:9群12枚
- 最小絞り:F32(100mm時)、F45(400mm時)
- フィルターサイズ:67mm
- 最短撮影距離:0.88m(200mm時)
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ79.5mm×164.7mm
- 重さ:約635g
- 手ブレ補正効果:〇
2li>価格帯:約83,800円~93,500円
Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USMを使った作例
Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM実写レビュー
Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM実写レビュー。純正超望遠レンズで斬新なコンセプトを採用 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM
「ライトバズーカ」の愛称で親しまれるサードパーティー望遠レンズ
ここからはメーカー純正ではなく、サードパーティー製レンズをご紹介していきます。
サードパーティーメーカーの中でも「シグマ」は、純正レンズよりも価格を抑えながら高画質、高性能を実現するレンズを数多く開発していることで人気を集めています。
こちらの「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」は、焦点距離こそキヤノン純正の「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」と被りますが、別物として考えるべきでしょう。
こちらは小型・軽量の望遠レンズを特徴としており、「ライトバズーカ」の愛称が付けられるほど、超望遠の画角を実現しながら、携帯性にも優れています。
そのため、超望遠レンズに装備されることの多い「三脚座」がついていないのもSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMの特徴と言えるでしょう。
- レンズ構成:15群21枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:φ67mm
- 最短撮影距離:1.6m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ86.4mm×182.3mm
- 重さ:1,160g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約72,800円~78,000円
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMを使った作例
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM実写レビュー
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TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD
Zマウントでも使える使い勝手の良い望遠レンズ
TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDは、タムロンが開発したミラーレス一眼用の望遠ズームレンズで、70mmから300mmといった程よい焦点距離域を有した望遠ズームレンズです。
サードパーティー製の望遠レンズとしては珍しくNikon Zマウントに対応しており、純正では高価な上位モデルしか存在しないZマウントにおいて、手の届きやすい貴重な存在でもあります。
比較的低価格ではあるものの、ズーム全域で解像力に優れた描写力を感じられることや、高速で静音性に優れたオートフォーカスも魅力の一つとなります。
望遠レンズながら手ブレ補正機構が付いていないことはマイナスポイントとなりますが、日中時間帯の撮影が多い方にとっては最大300mmであることを考えて、手ブレの心配はあまり大きくないと言えるでしょう。
- レンズ構成:10群15枚
- 最小絞り:F22(70mm時)、F32(300mm時)
- フィルターサイズ:Φ67mm
- 最短撮影距離:0.8m(70mm時)、1.5m(300mm時)
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ77mm×150.3mm(Nikon Zマウント用)
- 重さ:580g(Nikon Zマウント用)
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約63,200円~77,800円
TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDを使った作例
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TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2
圧倒的な手ブレ補正効果を体感できるサードパーティーレンズ
これまでシグマ製レンズを中心にご紹介してきましたが、こちらはライバルメーカーとして存在するタムロンの「TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」です。
人気の70-200mm F2.8ジャンルに存在するレンズですが、タムロン製のこちらのレンズは、圧倒的に強力な手ブレ補正が魅力的です。
純正レンズやシグマ製のレンズと比較しても、手ブレ補正に関しては抜群の効果を発揮し、夜間の撮影などにおいて優れた能力を実感することができます。
そして、純正やシグマ製レンズと比較しても、低価格を実現しているメリットがあり、13万円程度で購入することができるコストパフォーマンスにも優れたレンズです。
- レンズ構成:17群23枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:φ77mm
- 最短撮影距離:0.95m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ88mm×193.8mm
- 重さ:1,500g
- 手ブレ補正効果:5段分
- 価格帯:約120,000円~145,800円
TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2実写レビュー
70-200最高峰の解像度「TAMRON SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」実写レビュー – Rentio PRESS[レンティオプレス]
中級者におすすめの望遠レンズ9選
続いて中級者におすすめの望遠レンズをご紹介していきます。
このあたりになってくると、初心者向けでご紹介したレンズよりも品質に拘った製品も多く、同時に価格も上昇してきます。
Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
誰もが憧れる望遠白レンズの王道的存在
望遠ズームレンズの代表格と言えばこちらの「Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」でしょう。
2代目となるレンズですが、初代はフィルムカメラ時代に開発された歴史あるレンズです。
キヤノンが誇る高級Lレンズの高画質と美しい白色のレンズボディ、最新技術が結集された強力な手ブレ補正など、キヤノンの一眼カメラを使用される方なら誰もが憧れる存在です。
私自身も飛行機撮影を行う上で100-400mmのレンズが超王道的存在として愛用を続けています。
- レンズ構成:16群21枚
- 最小絞り:F32-40
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.98m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ94mm×193mm
- 重さ:約1,570g
- 手ブレ補正効果:4.0段分
- 価格帯:約225,000円~280,000円
Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを使った作例
Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM実写レビュー
Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM実写レビュー。誰もが憧れる王道レンズの実力を現役カメラマンが紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
ニコンFマウントユーザー必見の超望遠レンズ
ニコンユーザーにおすすめの望遠レンズは、こちらの「Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」です。
焦点距離は200mmから500mmと、超望遠域もカバーするほどのレンズですが、純正レンズながら、13万円台から購入できる価格帯が魅力的です。
低価格ながら、もちろん純正レンズらしい高画質を実現しており、ニコンユーザーにおける超望遠レンズの定番的存在になっています。
- レンズ構成:12群19枚
- 最小絞り:F32
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:2.2m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:約108mm×267.5mm
- 重さ:約2,300(三脚座を含む)g
- 手ブレ補正効果:4.5段分
- 価格帯:約136,000円~148,000円
Nikon NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
バランスが良く利便性の高い超望遠ズームレンズ
ニコンにおいても、高品位シリーズとなるS-Lineを展開していますが、S-Lineのレンズは非常に高価になる傾向があり、気軽に購入できる存在ではありません。
S-Lineでは、100-400mmのレンズを展開していますが、非S-Lineの超望遠ズームレンズとしておすすめなのがこちらのNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRです。
180mmから600mmという幅広い焦点距離域が最大の特徴であり、非S-Lineのレンズでありながらもズーム全域で安定感のある優れた解像力を叶えており、価格も実売で20万円台前半と、このクラスとしては抑えられていることも魅力的です。
これだけの焦点距離域を有しながら手持ち撮影にも十分対応する機動力と携帯性を実現し、5.5段分の手ブレ補正機構も搭載していることから、日常的に使用することのできる望遠ズームレンズとして、超望遠を多用するZマウントユーザーに特におすすめできる1本です。
- レンズ構成:17群25枚
- 最小絞り:F32(180mm時)、F36(600mm時)
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:1.3m(180mm時)、2.4m(600mm時)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:約110mm×315.5mm
- 重さ:約2,140g(三脚座を含む)
- 手ブレ補正効果:5.5段分
- 価格帯:約225,000円~250,000円
Nikon NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S
望遠単焦点レンズの存在を身近に近づける
一般的に望遠の単焦点レンズは、他のレンズと比較しても圧倒的に敷居の高い存在で、高価なだけでなく携帯性も別格の存在でした。
しかし、こちらのNikon NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S+は、これまでの望遠単焦点レンズを身近にしてくれる存在として、ズームレンズにおける上位モデルレベルまで価格や大きさ、重さが抑えられています。
400mmの望遠単焦点レンズとして用いられることの多い開放絞り値はF2.8ですが、こちらのNikon NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sでは、F4.5に抑えていることで小型・軽量化を実現しています。
ズームレンズにおけるNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sと同等の携帯性を実現しながらも、解像力など描写面においては、単焦点らしいキレ味抜群の仕上がりを体感することができます。
400mm F2.8など、これまで望遠単焦点レンズに憧れはあったけど手の届かないと思っていた方にとって、敷居を下げてくれるおすすめの1本です。
- レンズ構成:13群19枚
- 最小絞り:F32
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:2.5m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:約104mm×234.5mm
- 重さ:約1,245g(三脚座を含む)
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約400,000円~500,000円
Nikon NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sを使った作例
Nikon NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S実写レビュー
Nikon NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S実写レビュー。憧れの望遠単焦点レンズの敷居を下げるコンパクトモデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
超望遠に特化しながらも低価格な純正レンズ
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSは、200mmから600mmをカバーする超望遠域に特化したズームレンズです。
乗り物、動物、野鳥撮影など超望遠域を活用することの多い撮影ジャンルには最適な存在で、強力な光学式手ブレ補正機構も搭載された1本です。
インナーズーム方式を採用していることで、幅広い焦点距離域ながらも画角を調整した際にレンズが伸縮しないことも撮影の安定性をもたらしてくれる設計としておすすめポイントです。
また、純正の超望遠ズームレンズながら20万円台と、G Masterのレンズ等と比べると低価格で購入することができるのも魅力的なポイントとなります。
- レンズ構成:17群24枚
- 最小絞り:F32(200mm時)、F36(600mm時)
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:2.4m
- 絞り羽根枚数:11枚(円形絞り)
- 最大径×全長:約111.5mm×318mm
- 重さ:約2,115g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約230,000円~290,000円
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM
重量だけがネックなもののこれ1本あれば望遠撮影は満足
同じシグマが開発した「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM」は、望遠レンズにおける理想形を実現したレンズとして、私もお気に入りのレンズです。
焦点距離の幅は60mmから600mmと非常に広く、倍率の高いレンズになりますが、仕上がる画質は非常にシャープで、優れた描写能力を発揮します。
レンズ本体が大きく、重いことだけが欠点ですが、撮影性能に関しては抜群の能力を誇ります。
20万円を超えることのないリーズナブルな価格も魅力的で、超望遠レンズを選ぶ上で自信を持っておすすめできるレンズです。
- レンズ構成:19群25枚
- 最小絞り:F22-32
- フィルターサイズ:φ105mm
- 最短撮影距離:0.6m-2.6m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ120.4mm×268.9mm
- 重さ:2,700g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約188,100円~198,000円
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMを使った作例
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM実写レビュー
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM実写レビュー。私が思う超望遠の完成形を体現した最新レンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS Sports
ミラーレス用として更なる進化を遂げた70-200mm F2.8
一眼レフ用でシグマの新たな次元を体現した70-200mm F2.8ですが、2023年12月に待望のミラーレス一眼用モデルが誕生しました。
70-200mm F2.8というジャンルでは同じですが、ただのマイナーチェンジではなく、光学性能から一新を行い、あらゆる改善が行われた新設計となっています。
大三元レンズに求められる解像力はもちろん、逆光の環境下でもフレア・ゴーストが極限まで抑えられたコーティング、低照度でも高速・高精度のAF性能、ファインダー越しではっきりと効果の分かる強力な手ブレ補正など、あらゆる性能で優れていることを体感できるレベルを実現した1本となっています。
この他、外観面においても絞りリングが搭載されたことや、コンパクトで軽量なかぶせ式のレンズフードが付属するなど、細かい部分への配慮も際立ったモデルになります。
- レンズ構成:15群20枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:φ77mm
- 最短撮影距離:65cm(ワイド端)、100cm(テレ端)
- 絞り羽根枚数:11枚(円形絞1り)
- 最大径×全長:φ90.6mm×207.0mm
- 重さ:1,335g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約210,000円~242,000円
SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS Sportsを使った作例
SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS Sports実写レビュー
SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS Sports実写レビュー。ミラーレス用として進化を遂げた望遠大三元レンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS
定評のある超望遠ズームのミラーレス版
先ほどご紹介してきたSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMは、一眼レフ用の超望遠ズームレンズとして脅威の性能を実現したことで定評がありましたが、更なる光学性能の向上を求めてミラーレス用としてリニューアルしたのがこちらのSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OSです。
ミラーレス用でも60mmから600mmまでの10倍ズームという焦点距離域の広さを採用しながら、ズーム全域で高倍率とは思えない画面四隅まで優れた解像力を実現しています。
そして超望遠撮影には欠かせない手ブレ補正機構も非常に強力で、手持ち撮影においてもフレーミングが乱れない安定性をもたらしてくれます。
現時点ではSONY Eマウント用のみの対応ですが、ミラーレス一眼分野においても標準域から超望遠域まで1本でカバーする貴重な存在になることは間違いなく、生まれ変わった光学性能と合わせておすすめのモデルです。
- レンズ構成:19群27枚
- 最小絞り:F22(60mm時)、F32(600mm時)
- フィルターサイズ:φ105mm
- 最短撮影距離:0.45m(60mm時)、2.6m(600mm時)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ119.4mm×281.2mm(SONY Eマウント用)
- 重さ:2,485(SONY Eマウント用)g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約289,000円~330,000円
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OSを使った作例
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS実写レビュー
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS Sports実写レビュー。驚愕の性能を有する超望遠レンズがミラーレス用として誕生 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD
SONY Eマウント用で貴重な500mmクラスの超望遠レンズ
近年では、ミラーレス一眼に対応させたサードパーティー製レンズの開発が目立っている印象です。
タムロンでもミラーレス一眼市場で人気のソニーEマウントに合わせた製品展開を進めている印象で、こちらの「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」もソニーEマウントに対応する超望遠レンズです。
これまでソニーEマウント用のレンズにおいて500mmクラスの超望遠域をカバーするレンズは純正のFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSのみでしたが、こちらのTAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDは、ソニーEマウントに対応するサードパーティー製レンズとして初の500mmクラスの超望遠レンズとして貴重な存在です。
数少ない存在ながらも、TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDで実現している描写力は非常に優れており、ズーム全域での解像力や動く被写体にも迷うことなく正確なピント合わせを叶えるAF性能など、望遠レンズとしての魅力が凝縮された1本になります。
- レンズ構成:16群25枚
- 最小絞り:F22-32
- フィルターサイズ:Φ82mm
- 最短撮影距離:0.6m(ワイド端)/1.8m(テレ端)
- 絞り羽根枚数:7枚(円形)
- 最大径×全長:φ93mm×209.6mm
- 重さ:1,725g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約145,000円~
TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDを使った作例
TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD実写レビュー
上級者向けおすすめ望遠レンズ6選
ここからは上級者におすすめの望遠レンズをご紹介していきます。
非常に高価なレンズとなりますが、その分性能も最高峰であるため、プロフェッショナルの現場でも活用される存在です。
Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
RFマウントにおける超望遠ズームの新定番
これまでキヤノンの最上位望遠ズームレンズといえばEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMが真っ先に挙がりましたが、2018年にキヤノンが新たなマウント規格「RFマウント」を発表してからは、製品の主力がすっかりとミラーレス一眼へと移行しました。
そのミラーレス一眼RFマウントでこれまでの超望遠Lレンズの役目を果たすのがこちらのRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMです。
EFマウント時代より、望遠側で100mmの違いがあり、更に望遠が強化された「500mm」までのカバーを特徴としています。
一方で開放絞り値は、EFマウント時代よりも暗くなりましたが、RFマウントで展開されているカメラボディの高感度性能は非常に優秀で、ISO感度を上げて撮影した場合でもISO800程度まではISO100と変わらない描写力であることから、ISO感度を上げることを前提とした設計になっていると言えるでしょう。
- レンズ構成:14群20枚
- 最小絞り:F32(100mm時)、F51(500mm時)
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.9m(100mm時)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ93.8mm×207.6mm
- 重さ:約1,370g(三脚座含まず)
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約360,000円~416,000円
Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを使った作例
Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM実写レビュー
Canon RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM実写レビュー。伝統と進化が感じられる次世代の王道超望遠ズームレンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM
EFマウント時代から大人気のレンズをコンパクトにしてRFマウントで
先ほどのEFマウント用の70-200mm F2.8とは別に、キヤノンではミラーレス一眼専用RFマウントで開発された70-200mm F2.8レンズも存在します。
キヤノン純正の70-200mm F2.8として、最も新しいモデルで、キヤノンの最新技術が注ぎ込まれた傑作と言えるでしょう。
他の70-200mm F2.8のレンズと比較しても非常に小型・軽量化を実現しており、カメラボディと合わせたときのコンパクトさは驚異的です。
小型・軽量化を実現しながらキヤノン高級「Lレンズ」の描写力はそのまま、大幅に強化された手ブレ補正性能は、RF70-200mm F2.8 L IS USMを選ぶ大きなメリットと言えます。
- レンズ構成:13群17枚
- 最小絞り:F32
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.7m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ89.9mm×146.0mm
- 重さ:約1,070g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約282,000円~310,000円
Canon RF70-200mm F2.8 L IS USMを使った作例
Canon RF70-200mm F2.8 L IS USM実写レビューはこちら
RF70-200mm F2.8 L IS USM実写レビュー。RFマウント初の望遠レンズはEOS Rの未来を感じさせる傑作 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
堅実なニコンの画質へのこだわりが感じられる大三元レンズ
ニコンの現在の主力であるZマウントにおいても王道のレンズも数多く開発されていますが、望遠の大三元レンズとして開発されたのがこちらのNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sとなります。
画作りに対して真摯に向き合うニコンが開発する大三元レンズだけにクオリティに関しては期待以上を叶えてくれる存在です。
新開発のSRレンズが取り入れられていることや、マルチフォーカス方式が採用されたことで至近距離の被写体に対しても色にじみのない安定した描写を叶えており、焦点距離や撮影距離を選ぶことなくどのようなシーンでもハイクオリティな描写を実現してくれる1本となっています。
- レンズ構成:18群21枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.5m(70mm時)、1.0m(200mm時)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:約89mm×220mm
- 重さ:1,440g(三脚座含む)
- 手ブレ補正効果:5.5段分
- 価格帯:約300,000円~335,000円
Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sを使った作例
Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S実写レビューはこちら
Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 実写レビュー【望遠レンズ】 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Nikon NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
Zマウントにおける超望遠ズームレンズの最高峰
Fマウント時代でのニコンの眺望連ズームレンズといえばAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRが一つの定番でしたが、Zマウントで最初に登場したレンズは、これまでニコンで採用されることのなかった100-400mmのレンズでした。
100-400mmの焦点距離は、キヤノンやソニーのレンズではおなじみの存在でしたが、ニコンがその焦点距離をついてくるとは予想しなかった方も少なくないでしょう。
何だかんだ長年に渡って親しまれてきた焦点距離だけあって使いやすさは抜群で、光学性能についてはニコンらしさが存分に感じられる安定したクオリティが感じられます。
重くなる過ぎることのない携帯性も配慮されており、品質を極めながらもサイズ感を絞ることにも妥協を感じさせない、超望遠レンズとして究極の1本となっています。
- レンズ構成:20群25枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.75m(100mm時)、0.98m(400mm時)
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞1り)
- 最大径×全長:約98mm×222mm
- 重さ:1,435g(三脚座を含む)
- 手ブレ補正効果:5.5段分
- 価格帯:約320,000円~385,000円
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ミラーレス時代の新定番となるか
ソニーは小型軽量を特長とするミラーレス一眼カメラを中心にラインナップを展開していますが、レンズ開発にも力を入れています。
「SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」は、ソニーが展開する望遠レンズの中でも最高峰で、圧倒的な解像力や表現力を実現しています。
ソニーEマウントにおいて望遠レンズの数はまだ少ないものの、優れた性能を求めるのであればこちらのモデルが最もおすすめです。
- レンズ構成:16群22枚
- 最小絞り:F32-40
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.98m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:93.9mm×205mm
- 重さ:1,395g(三脚座別)
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約241,000円~260,000円
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを使った作例
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS実写レビューはこちら
SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS実写レビュー。ソニーが誇る最高級の望遠ズームレンズの実力検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
高い解像力と強力な手ブレ補正が特徴
大三元レンズの一つとして各レンズメーカーが力を入れて開発する70-200mm F2.8のジャンルでも、ソニーは性能に優れたレンズを開発しています。
「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS」は、ソニーが誇る最上級「G Master」に属するレンズで、優れた解像力は大きな魅力です。
ズーム全域、画角全体で安定したキレのある解像感と、強い光源が画角に入った際に生じやすいフレア・ゴーストを抑えるコーティング技術もSONY FE 70-200mm F2.8 GM OSSにおける大きな特徴です。
更に夜間などで活躍する強力な手ブレ補正効果は、わずかな手ブレを抑えてくれる優秀な性能の一つです。
- レンズ構成:14群17枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.4m(70mm時)、0.82m(200mm時)
- 絞り羽根枚数:11枚
- 最大径×全長:88mm×200mm
- 重さ:1,045g(三脚座別)
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約320,000円~363,000円
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIを使った作例
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II実写レビューはこちら
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II (SEL70200GM)実写レビュー。2代目となった王道大三元レンズの実力を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
撮影できる幅が広がる望遠レンズ
望遠レンズを使用することで撮影できる幅は大きく広がると言えます。
標準レンズや広角レンズは、どうしても身近な存在であるスマートフォンと画角の面で差をつけるには難しいです。
しかし、望遠の画角に限っては、スマートフォンでは実現することのできない特別なジャンルと言えるでしょう。
乗り物や動物、お子さんなど、望遠レンズが活躍するシーンでの使用はもちろん、何か作品に変化を加えたいとき、望遠レンズの出番と言えるでしょう。
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気になるカメラレンズはRentioでレンタル
今回ご紹介してきた望遠レンズなど、一眼カメラ関連の製品はレンタルサービスを利用してお試しされることがおすすめです。
Rentio(レンティオ)では、一眼カメラボディや各ジャンルにおけるレンズなど、豊富なラインナップから選んで気軽にレンタルすることができます。
特にレンズは一生モノとして使用することができるため、購入前にお試しされることがおすすめです。
ぜひ、この機会にRentioで気になる一眼カメラ製品をレンタルして購入前のお試しとして利用されてみてください。