毎年冬になると深刻化するインフルエンザの流行。
ワクチンの予防接種を打って安心している人もいますが、必ずしもそうとは限りません。インフルエンザを予防するには、日頃からの対策が必要です。
インフルエンザ予防に効果的な対策
- 流行前のワクチン接種
- 外出時のマスクの着用など、喉のエチケット
- 外出後の手洗いやうがい
- 室内では適度な湿度を保つ
- 十分な休養をとって、疲労や睡眠不足を避ける
- バランスのとれた栄養を摂る
- 人の多い場所への外出を控える
※ 参考:厚生労働省ホームページ
インフルエンザは、毎年11月〜12月に流行が始まり、1月〜3月に掛けてピークを迎えます。まさに今が、ピーク時の真っ只中なんです。まだまだ油断はできません。
またこの時期は、最も空気が乾燥する季節でもあります。空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを導入して、適切な湿度を保つ必要があります。
今回は、そんな季節に活躍する「加湿器」をご紹介します。
もくじ
ナカトミの業務用スチーム式加湿器「SFH-12」
安全性・使いやすさ・品質へのこだわりをコンセプトに、冷暖房器具や空気工具などを取り扱う「株式会社ナカトミ」が、2011年に発売した業務用スチーム加湿器「SFH-12」。
発売から既に10年近くが経過していますが、大手家電比較サイトでも、売れ筋ランキングの上位にランクインしている信頼性の高いロングセラー商品です。
企業・学校・役場などのオフィスや、病院・介護施設などで使用されることが多く、実際に使用されている同じ空間に居合わせたことがある方もいるかもしれません。
SFH-12 製品仕様
型式 | SFH-12 |
---|---|
本体寸法 | 32.6×29×41.5cm(幅×奥行×高さ) |
重量 | 約6.0kg |
付属品 | 電源コード(2.5m)クリーンフィルター2枚×2セット |
電源 | 単相 交流100V 50/60Hz |
消費電力 | 強1000W 弱500W |
加湿能力 | 強1200mL/h 弱600mL/h |
連続加湿時間 | 約7.5時間 |
加湿の目安 | 木造和室:20畳(34㎡)、プレハブ洋室:33畳(55㎡) |
タンク容量 | 4.6L×2 |
電源コード | 約2.5m |
PL保険 | 加入 |
保証期間 | 1年 |
ナカトミ業務用スチーム加湿器「SFH-12」の特徴
ここからは、業務用スチーム加湿器「SFH-12」の特徴について、詳しく解説していきます。
合計9.2Lの大容量タンク
一般的な加湿器には、本体内部に水を給水するタンクが付属されています。その水を吸い上げ、霧状にしたり、加熱・気化したりするなどして、湿度を調整する仕組みになっています。
業務用スチーム加湿器「SFH-12」には、4.6Lの給水タンクが2基付属されており、合わせて9.2Lの水を給水できます。500mLのペットボトル、約18本分もの容量にもなります。
加湿器を使用する上で、最も面倒なのが給水です。給水タンクが大きければ大きいほど、給水頻度も少なくて済みます。これだけの容量があれば、長時間の加湿が可能です。
給水タンクそのものも軽量に作られており、口も広く奥まで洗うことができるため、定期的なお手入れで、給水タンク内を常に清潔に保つことができます。
スチーム式・1200mL/hの大容量加湿
現行の加湿器には、スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式(温風気化式)・ハイブリッド式(加熱超音波式)の5つの加湿タイプが存在します。
スチーム式タイプは、その中でも最も加湿力が高いと言われています。水を加熱して蒸気にするため、雑菌などが繁殖しづらいというメリットもあります。
業務用スチーム加湿器「SFH-12」は、1時間に1200mLの水を消費する大容量加湿を実現し、木造なら約20畳、プレハブなら約33畳の面積をカバーします。
加湿量が大きいため、広さに適した湿度に達するスピードも早く、蒸気の暖かさで、部屋が寒い冬場の使用にも向いています。これが「業務用」のパワーです。
ミネラル成分の付着を軽減するフィルター
水道水には、微量なミネラル成分が含まれています。ミネラル成分というと、人体に良さそうなイメージを思い浮かべますが、加湿器には悪影響を及ぼしてしまいます。
ミネラル成分とは、カルシウムやマグネシウムなどの無機塩類のことを指します。水分が蒸発すると、無機塩類だけが残り、水垢となって付着しカビを増殖させる原因となるのです。
業務用スチーム加湿器「SFH-12」には、ミネラル成分の付着を軽減させる、クリーンフィルターが付属されています。これが、雑菌飛散のないクリーンな蒸気に保ちます。
クリーンフィルターは消耗品です。一定期間使用し続けると効果が無くなります。フィルター単体でも販売されているので、定期的に交換することも可能です。
吹出し口の温度が50度前後の低め設計で安心
従来のスチーム式タイプの加湿器は、水を加熱して蒸気にすることから、吹出し口から排出される高い温度で、火傷するリスクがありました。
業務用スチーム加湿器「SFH-12」は、スチーム式でありながら、吹出し口から排出される蒸気の温度が50度と低い安心設計になっています。
人が心地よいと感じる温度は、40度~50度と言われています。うっかり吹出し口に手で触れてしまっても、火傷するリスクは軽減されます。
実際に、子供がいるご家庭で使用しているレビューも存在します。とはいえ、長時間手で触れていたり、顔を近づけるのは危険なので気を付けましょう。
湿度設定機能で適度な湿度コントロール
業務用スチーム加湿器「SFH-12」の操作パネルは、運転/停止、湿度設定、運転切替の3つのボタンとモニターで構成されており、直感的な操作が可能です。
中央のモニターには、現在の湿度が表示されます。湿度が80%を越えると「Hi」、30%を下回ると「Lo」と表示され、湿度表示を可視化してくれます。
湿度設定ボタンは、ボタンを押すたびに、連続→40%→50%→60%の順番で切り替わり、周囲の湿度を設定した湿度にコントロールすることができます。
運転切替ボタンは、早く湿度を上げたい時には強運転、加湿量を抑えたい時には弱運転に、湿度の強弱を選ぶことができます。
空焚きを防止する給水停止機能
一般的な加湿器は、給水タンクの水が無くなった状態で稼働し続けると空焚きとなり、本体の温度が上がって、機器本体の故障や火災の原因となることがあります。
業務用スチーム加湿器「SFH-12」には、空焚きを防止する給水停止機能を搭載しています。給水タンクの水が無くなると給水ランプが点灯し、同時にブザーが5回鳴ってお知らせします。
本体の両側面には、内部の給水タンクが見える水量確認窓があり、給水タンクの水の量を確認することができます。
給水ランプと水量確認窓で、給水するタイミングを逃しません。
まとめ
今回ご紹介してきた、業務用スチーム加湿器「SFH-12」は、1200mL/hの大容量加湿で、広い場所で使用するのに適している商品です。
発売から10年近くが経過していながら、未だに選ばれ続けています。
インフルエンザの予防対策にも、是非いかがでしょうか。
加湿器はレンタルがオススメ
家電レンタル「Rentio」では、ナカトミ業務用スチーム加湿器「SFH-12」のレンタル商品をご用意しています。直ぐに品切れ状態になってしまう、人気の高い定番商品です。
購入する前のお試しにレンタルすることも可能です。一般のお客様も、法人のお客様も、是非皆様のご利用をお待ちしております。
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