今回ご紹介する商品は、ライブ・コンサートで人気の防振双眼鏡Vixen(ビクセン)の「ATERA(アテラ)」です!
ライブにぴったり?防振双眼鏡とは??
防振双眼鏡、初めて聞いた方も多いかと思います。
その名の通り、手ブレ防止機能が付いた双眼鏡で、昨今ではライブ鑑賞には欠かせない必須アイテムとなってます。
その力はRentio PRESSの記事でも以前紹介しており、一度試すと病みつき!との声も多くあるほど非常に満足度の高い商品となっております。
[2020最新]ライブにおすすめ防振双眼鏡を4つの選び方で厳選! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
防振双眼鏡の中でも人気のVixen(ビクセン)をご紹介!
総合光学機器メーカーVixen。双眼鏡や天体望遠鏡等の光学機器のメーカーです。
1949年に光学器の卸販売からスタートした老舗メーカーとなります。
防振双眼鏡はご存じなくても、Vixenの天体望遠鏡は使ったことあるという方もいらっしゃるのでは??
総合光学機器メーカー
今回はそんな老舗メーカーVixenの防振双眼鏡ATERA 現行2機種を徹底レビューします!
Vixen 防振双眼鏡 ATERA H12×30
Vixen防振双眼鏡のスタンダードモデルであるATERA H12×30。
防振性はもちろん様々な使いやすい点があります。
今回は特に他機種と比べてのイチオシポイントをご紹介します。
単四電池が使える
防振双眼鏡は電子機器のため電池が必要なのですが、ATERAは単四電池が使用できます!
え?それって普通じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、他メーカーではCR2という電池を使用する機種もあります。
CR2はデジタルカメラなどで使われることが多いリチウム電池。インターネットや家電量販店などでは購入できますが、100円ショップやコンビニなどではあまり見かけません。
どこでも入手しやすい単四電池なら、新しい電池を用意し忘れてしまった場合も安心ですね!
動作時間は環境によっても左右されますが、おおよそ12時間ほどとなっており、1回のライブで使用しっぱなしでも問題ないスタミナ性能となってます!
電池収納部はレンズの間にあります。単4電池2本を入れるので少し大きいですね。
CR2使用の双眼鏡、FUJINON テクノスタビ TS12×28との比較です。
左がATERA H12×30です。電池部は、単四電池を2本使用するATERAのほうが大きいですが、全体の見た目はスリムです。
本体重量422gと軽い
防振双眼鏡ですが、電子機器で複雑な構造なので重さが気になる機種が多いです。
このATERA H12×30はスタンダードモデルにも関わらず本体重量は422g(電池別)となり、他社製品のコンパクトモデルに近いような軽さとなっております。
数時間は当たり前のライブ・コンサートにおいて、軽めの本体は高ポイントではないでしょうか。
ケース付属は当たり前、ATERAはミニトートがついてます!
光学機器の防振双眼鏡には、保護のためのソフトケースがついていることがほとんどです。
ATERAの面白い点として、ケースの役割も果たすミニトートが付属しています。
実用性もさることながらかわいらしいケースとなり、そのまま持って出られる感じですね!
Vixen 防振双眼鏡 ATERA H10×21
2019年11月に発売された、Vixen防振双眼鏡のコンパクトモデル ATERA H10×21。
元々軽量のATERAをさらに軽く!長丁場でも腕も疲れにくい双眼鏡です。
驚きの軽さ!本体重量358g
スタンダードモデルのATERA H12×30は重量422g(電池別)と比べるとさらに70gほど軽く、コンパクトになりました。
少しの差のようにも思えますが、手で持って覗くため、使用しているとその差は歴然。サイズも抑えられているため、カバンの圧迫感も軽減されてます。
比較です。左がATERA H10×21、右がATERA H12×30となります。
小さくても約12時間の長時間稼働が可能
小さくなってもスタミナは変わりません。
スタンダードモデルのATERA H12×30と同様、お求めやすい単四電池2本を使用。環境によって約12時間ほどの長時間動作が可能です。
十分なスペックかと思います。
ミニトート付属
こちらもATERA H12×30同様、ミニトートが付属します。
細かい部分ですが、使いやすさへのこだわり・気遣いが見えて、嬉しい付属品ですね!
ATERA H12×30、ATERA H10×21、違いは??
まず、簡単に仕様を表にまとめました。
ATERA H12×30 (スタンダード) |
ATERA H10×21 (コンパクト) |
|
---|---|---|
倍率 | 12倍 | 10倍 |
対物レンズ有効径 | 30mm | 21mm |
実視界 | 4.2度 | 4.8度 |
見掛視界 | 47.5度 | 45.5度 |
ひとみ径 | 2.5mm | 2.1mm |
明るさ | 6.3 | 4.4 |
至近距離 | 約2.5m | 約3m |
防振機構 | 2軸ジンバル制御方式Vibration Canceller搭載 オートパワーオフ機能付(約5分) |
2軸ジンバル制御方式Vibration Canceller搭載 オートパワーオフ機能付(約5分) |
電池・動作時間 | 単四電池×2、約12時間 (単四アルカリ乾電池(新品)使用。20℃) |
単四電池×2、約12時間 (単四アルカリ乾電池(新品)使用。20℃) |
サイズ | 14.9×10.8×6.2cm | 13.0×10.7×6.3cm |
重さ | 422g(電池別) | 358g(電池別) |
倍率
これは言葉通りですので、イメージがつきやすいと思います。
12倍と10倍、差は小さいですが、スタンダードモデルのATERA H12×30の方が優れています。
ステージと離れており少しでも寄って見たい!という場合はATERA H12×30がおすすめ。
ですが、多少の差とはなりますので、気にならない方はコンパクトモデルでも十分という声もあります。
ライブ・コンサートにおける倍率による見え方に関してはこちらの記事がおすすめです!
検証! コンサート現場に最適な双眼鏡は!? – ドルオタがレンタル双眼鏡を試してみた | マイナビニュース
レンズ有効径・明るさ
Vixenの双眼鏡では「ATERA H12×30」と二つの数字が並んでいますが、前が倍率、後ろが対物レンズの有効径を表しています。
対物レンズの有効径が大きいほど、明るく写るというイメージです。
ATERA H12×30とH10×21では、やはりATERA H12×30の方が明るく見えます。
ですが、ライブ・コンサートにおいてステージが暗めというケースも少ないと思いますので、ATERA H10×21でも十分な性能となります。
※口径の比較です。大きい方が ATERA H12×30です。
重量・サイズ
数字にすると大きな差が感じづらいですが、やはりコンパクトモデルのATERA H10×21は非常に軽く、持ち運びがしやすいです。
とても便利な防振双眼鏡ですが、初めて使用される場合、意外な重さに驚いてしまうケースも多いです。
(防振機能が無い双眼鏡を使っていた方は特に驚かれます)
そのため、初めての利用時にはなるべく軽いコンパクトモデルの方が使い勝手もよく、馴染みやすいといったメリットはあります。
左からVixen ATERA H12×30、H10×21、ケンコートキナー社製VC Smart 10×30、VC Smart コンパクト 8×21 となります。
コンパクトモデルのみの比較です。
左からVixen H10×21、VC Smart コンパクト 8×21の写真です。電池収納部が間にあるか端にあるかで印象が違いますね。
まとめ
今回ご紹介した「Vixen 防振双眼鏡 ATERA」はいかがでしたか?
ライブには必須のアイテムと言えるまで成長した防振双眼鏡ですが、まだまだお持ちでない方も多いと思います。
高性能な光学機器のため、お値段もある程度しますし、いきなり買うのは少し不安・・・どの機種にしようか迷っている・・・
といった方にはレンタルがおすすめ!
家電レンタル「Rentio」では、Vixenの防振双眼鏡を3泊4日から気軽にレンタルすることができます。
往復の送料は無料ですし、乾電池も一緒についてくるので、届いてすぐに使うことができます。遠征先の宿に直接送って、現地のコンビニでそのまま返却もOK。
レンタルできる防振双眼鏡の種類やプランについては、こちらからご覧ください。