SHARP「ペット冷暖プレートPL-PT40D」使用レビュー!愛犬は気に入ってくれるのか徹底検証!
更新日2022/10/13
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暑い夏や寒い冬…お部屋の中にいる愛犬・愛猫さんたちにはなるべく快適に過ごしてもらいたいですよね。
とはいえ、もふもふの毛に覆われた動物さんと人間では体感温度も違いますし、エアコンの温度が動物にとって適温なのかどうか不安に感じてしまいます。
そんな時、愛犬・愛猫さんのいる場所をピンポイントで冷やしたり温めたりしてくれるマットが、SHARPの「ペット冷暖プレートPL-PT40D」です。
今回実際に我が家の愛犬てんてんさんに試してもらいました。はたして本当に使ってくれるのか?使い心地はどうなのか?詳しく検証してみます。
もくじ
SHARPの「ペット冷暖プレート」とは
「ペット冷暖プレートPL-PT40D」は、冷・暖両方の温度が設定できて一年中使える小型犬・猫用の電気マットです。
クールのみ・ヒーターのみのマットは数多くありますが、1枚で両方使えるものは珍しいのではないでしょうか。
しかも、作っているのは有名家電メーカーのSHARPで安心。
SHARPは、猫さん用のヘルスケアトイレ「ペットケアモニター」や空気清浄機のペット専用モードなど、最近ではペット関連の分野に力を入れているようで好印象です。
この「ペット冷暖プレート」が気になっている方は多いと思いますが、どんな商品なのでしょうか?商品を実際に使いながら詳しく解説していきます。
SHARPの冷暖プレートを詳しくレビュー
今回は、こちらの「SHARP ペット冷暖プレート PL-PT40D」をレンタルして実際に使ってみました。
シルバーの板面が温度が変わる「プレート部」、チャコールグレーの部分が温度やタイマーの操作をする「ボックス部」となっています。
アルミ素材のプレート部、サイズ感は?
プレート部はアルミ素材で、スイッチOFFの状態で触るとひんやりしています。
サイズは、幅30cm×奥行38cm×高さ2.4cm。
約3㎏の小さめポメラニアンの愛犬でちょうどいいサイズでした。
チワワくらいの小型犬なら足を延ばしても寝られる広さだと思います。ダックスだとちょっとお尻が落ちてしまうかもしれません。
猫さんは身体の大きさ次第ですが、丸くなればほとんどの子が使えそうです。
スイッチONから温まるまで20分程度
ボックス部側面のボタンでON/OFFやタイマー時間の操作をします。
「冷モード」では、室温25〜35℃で室温より約5℃低いくらいの温度に。「暖モード」では室温10〜20℃で約38℃になります。
暖モードを使ってみたところ、だいたい20分くらいでほんのり温かくなりました。
タイマーは4時間 or 12時間
この冷暖プレートは、安全のため必ずタイマー運転となります。
「切タイマー」ボタンで4時間か12時間のどちらかを選ぶと、設定時間が経過した際に自動でスイッチOFFになります。
なお、「切タイマー」ボタンの長押しで、ボタン操作ができなくなり誤動作を防ぐことができます。
ボックス部は取扱い注意
ボックス部は温度調節をする機械になっているので、取扱い注意です。
故障の原因になってしまうので、吸排気口はふさがないようにし、水やおしっこで濡らさないように気を付けましょう。
電源コードはいたずら防止カバーつき
電源コードには、コードを噛んだりひっかいたりいたずらをしても大丈夫なように安全カバーがついています。
安全カバーはついているとはいえ、あまりしつこく噛んでいるとコードがむき出しになってしまうこともあります。とくに根本の部分は、カバーが若干薄くなっていて危なそうです。
愛犬・愛猫さんが遊んでいる様子を見かけたらすぐにやめさせて、いたずらしないようコードを隠すようにしましょう。
お手入れはこまめに
衛生的に使い続けるためにも、お手入れはこまめにしましょう。
プレート部はぬるま湯と中性洗剤を含ませた布で拭き取り、ボックス部は月一回くらい吸排気口と裏面のフィルターを掃除します。
愛犬は使ってくれる?ペット冷暖プレート徹底検証
SHARPの「ペット冷暖プレートPL-PT40D」の特徴や使い方を確認したところで、実際にお家で使うとどんな感じなのか?うちの子で実証実験をしてみます。
まずは設置場所選び!が難しい…
まず始めに、設置からスタートです。
説明書を見ると、設置場所に関する注意点としては以下のような記載がありました。
- 吸排気口は壁から約15cm以上離してください
- 電気カーペットや床暖房の上、こたつの中で使わない
- 直射日光に長時間当てない
- 水平なところに置く
- 電源コード取り付け部を壁などに押し付けない
- 延長コードの使用、タコ足配線もしない
- ペットが自由に移動できない状態で使用しない
- 水をかけない、また水洗いしない
- スプレー缶などを近くに置かない
うちの子は基本的にすみっこ族なので、壁から15cm離すという条件がすでに難しい…。
とりあえず慣れさせるために、頻繁に通る場所に設置してみました。
冷暖プレートと仲良くなろう計画
やはり…予想通りではありましたが、なかなか乗ってくれません。
抱っこして乗せてみるも、すぐにプレートから降りてしまいます。
そこで、説明書にも書いてある方法を試して、愛犬と冷暖プレートを仲良くさせる計画を始動しました!
はたしてうちの子はこの写真のような状態になるのでしょうか!?
オヤツ作戦、発動!
作戦第一「オヤツ作戦」を試してみます。
徐々に近づいて…
自分から乗ったーーーー!
そしてすぐ降りたーーーーーー!!!
見事なヒットアンドアウェイ…その後何度オヤツで誘導しても食べたらそそくさと帰っていきました。
タオル作戦、発動!!
オヤツ作戦が失敗に終わったので、作戦第二「タオル作戦」に移行します。
普段寝ているベッドで使っているタオルなので、きっとリラックスしてくれるはず!
タオル越しにもほんのり温かさが伝わってきます。
おっニオイを嗅いでる…
あっ乗った!
やっぱり降りた!!!
…一度確認したら満足したようです。その後二度と乗ってくれることはありませんでした。
寝床作戦、発動!!!
タオル作戦失敗により、最終手段「寝床作戦」を発動することにしました。
普段寝床にしているベッドの位置に置いてみる作戦です。ただし、ベッドと完全に取替えてしまうのはさすがにかわいそうなので、横にベッドも置いておくことにしました。
さて、どちらを選ぶのか…
って迷いなく普段のベッド!!!(笑)
まぁそうなりますよね…ふわふわが好きだもんね…。
ということで、冷暖プレートと仲良くなろう計画はあえなく失敗に終わりました。
敗因の考察&反省会
うちの子には、SHARPのペット冷暖プレートは合わなかったようで、使ってもらえずに終わりました。
その原因について、いくつか考察してみます。
固い素材が苦手だった
うちの子は、普段寝る時にはふわふわの布素材のベッドや毛布を好んで使っています。
夏でも接触冷感素材のベッドに薄手のタオルを敷いたものを使っているので、ペット冷暖プレートのような固い素材のものはお気に召さなかったのでしょう。
プレートの上に敷いても温度が伝わりやすい専用カバーがあるといいなと思いました。
また、普段から床で寝たり、冷たい場所を探してお風呂場や玄関で寝たりすることが多い子だったら、ペット冷暖プレートが合うかもしれません。
カシャカシャ音がするものが苦手だった
うちの子は音に敏感で、カシャカシャ音がするプラスチックや金属が大の苦手です。
そのため、プレート部を歩いた時に爪先が当たって音が鳴ってしまい、怖がって近づいてくれなくなりました。
タオルを敷くことで音は鳴らなくなったのですが、警戒心はその後も残ってしまったようです。
冷暖プレートを必要とする時期ではなかった
今回冷暖プレートを試したのが春先で、やや肌寒いもののエアコン無しでも過ごせるくらいの室温でした。
そもそも冷暖プレートを必要とする時期ではなく愛犬に快適さを伝えきれなかったのも一因かもしれません。
エアコンをつけても心配なくらいの真夏・真冬の時期や、あまりエアコンを強くしたくない夜などに使うのが良さそうです。
ペット冷暖プレートは愛犬・愛猫との相性次第
今回、実際にSHARPのペット冷暖プレートを試してみて、愛犬・愛猫によって合う合わないが分かれそうな商品だと感じました。
相性がバッチリ合う子であれば、夏も冬も一台で一年中活躍してくれるので非常に便利そうです。
これからの時期に向けて愛犬・愛猫さん用のホットカーペットやクールマットを探している方は、ぜひこちらも検討してみてはいかがでしょうか?
一度試してから購入がおすすめ
すべてのペット用品に関して言えることですが、我が子との相性は実際に使ってみないとわかりません。
愛犬・愛猫と一緒に暮らす方なら、せっかく買ったグッズを気に入ってくれずガッカリした経験は一度や二度ではないはずです。
とくに高価な商品の場合、購入前にレンタルで試してみる方法がおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、今回ご紹介したSHARPのペット冷暖プレートをお得にレンタルで試すことができます。
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