もくじ
モバイルバッテリーの容量は、小型軽量の5000mAhクラス、大容量の10000mAhクラス、超大容量の20000mAhクラスの3種類に分類できます。
5000mAhクラスは携帯性にすぐれるもののバッテリー容量は必要最低限で、20000mAhクラスは容量に余裕があるぶん本体がヘビー級になりがち。
そこでおすすめなのが、携帯性と容量のバランスにすぐれた10000mAhクラス。
なかでも、世界最高峰の薄型ボディを実現した「Anker PowerCore Slim 10000 PD」は、モバイルバッテリー選びの第一候補と言えるほどの定番モデルです。
10000mAhの大容量で、薄さ約14mm
スマホと同様、肌身離さず持ち歩きたいモバイルバッテリー。だからこそ本体はできるだけコンパクトで軽いほうがよく、モバイルバッテリーの評価は、「大容量」と「小型・軽量」という相反する要素をいかに両立できたかで決まると言っても過言ではありません。
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」が支持される理由はまさにそこ。10000mAhの大容量クラスながら、約14mmという世界最高峰の薄型ボディを実現しているのです。
それなりに“ゴツイ”イメージのある大容量クラスですが、「Anker PowerCore Slim 10000 PD」のルックスはスマートそのもの。ご覧の通り、スマホと重ねても片手で難なく持つことができ、充電しながらの通話も苦になりませんでした。
「iPhone 11 Pro」を約2.3回、「Galaxy S10」を約2.1回、「iPad mini」を約1.2回充電できる10000mAhのバッテリー容量を備えながら、本体サイズは68×149×14mm、重量は約212g。圧巻の軽量・コンパクトボディを実現しています。
仕事などの普段使いからレジャー、旅行まで、あらゆるシーンで気軽に持ち運べるでしょう。
カバンの中で引っかかりにくいなめらかなフォルム
滑りにくく、指紋もつきにくいメッシュ加工が施されたマットな質感のデザイン。この上質なデザインもスマートな佇まいを際立たせています。
エッジを浅く削いだなだらかなフォルムは握りやすく、長時間の使用でも負担を感じさせないほか、カバンの中でも引っかかりにくく、サッと取り出し、スッとしまえます。
バッテリー残量を確認できるLEDインジケーターは電源ボタン上に。Ankerらしい、ミニマルなデザインへのこだわりが感じられます。
最大18Wの入出力が可能なUSB PD対応
「定番」と称されるだけあって、性能面にも妥協はありません。最大18Wの入出力が可能なUSB Power Delivery(USB PD)対応のUSB-Cポートに加え、最大12Wの出力が可能なUSB-Aポートを装備。
USB-Cポートに「iPhone 11」を接続すれば、最大18Wの高出力により、わずか約30分で最大50%の充電が可能です。スマホのバッテリーは年々大容量化しているだけに、ジリジリと待たされることなく、スピーディに充電できるのはありがたいですよね。
USB-Aポートは、接続デバイスを検知し、自動で最適な電流に調整するAnkerの独自技術「PowerIQ」にも対応しているので、多くのUSB機器を最適な出力でフルスピード充電できます。
2台同時の急速充電も可能
また、出力ポートを2基搭載しているので、2台のデバイスを同時に急速充電することもできます。ただし、最大合計出力は18Wなので、とにかく充電時間を短くしたい場合には、どちらか一方のポートで充電するようにしましょう。
実測テストで高出力を確認
「USB電流電圧テスター」を使った出力テストでは、USB-Aポートが5.06V/2.06A(10.42W)、USB-Cポートが9.07V/1.96A(17.77W)と、いずれも急速充電に十分な電流量が供給されていました。
また、2ポート接続時は、USB-Aポートが5.08V/1.72A(8.73W)、USB-Cポートが5.03V/2.00A(10.06W)という結果に。こちらも実用に十分な出力を確認できました。
USB-Aポート iPhone 11 Pro:5.06V/2.06A(10.42W)
USB-Cポート Google Pixel 3a:9.07V/1.96A(17.77W)
USB-Aポート iPhone 11 Pro:5.08V/1.72A(8.73W)
USB-Cポート Google Pixel 3a:5.03V/2.00A(10.06W)
イヤホンなどの充電に重宝する「低電流モード」対応
イヤホンやスマートウオッチなど、入力電流量の小さい小型デバイスに対して最適な電流量で充電できる「低電流モード」も搭載されているので、過度な電流でデバイスが故障してしまう心配もありません。
本体充電はわずか約3.5時間
また、USB PD対応のUSB-Cポートは入力にも対応しているため、「Anker PowerCore Slim 10000 PD」本体の充電もスピーディ。
「Anker PowerPort Atom III Slim」などの18W以上の出力に対応したUSB PD対応急速充電器と、付属のUSB-Cケーブルを使えば、10000mAhの大容量を約3.5時間でフル充電できます。
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」スペック
モデル名 | Anker PowerCore Slim 10000 PD |
容量 | 10000mAh |
寸法 | 約149(幅)×約68(奥行)×約14mm(高さ)mm |
重量 | 約212g |
出力ポート(最大出力) | USB-A(12W)、USB-C(18W) |
出力ポート数(最大合計出力) | 2(18W) |
USB PD | ○ |
QC | × |
PowerIQ | ○ |
入力ポート | USB-C |
最大入力 | 18W |
Amazon税込価格(※2020/7/9時点) | 3,999円 |
失敗しない、後悔しないオールラウンダーの定番モデル
バッテリー容量、サイズ、性能、使い勝手と、すべての項目に死角のない「Anker PowerCore Slim 10000 PD」は、まさにモバイルバッテリーの「定番」と呼ぶにふさわしい1台。最大24ヶ月のメーカー保証が用意されているのも購入時の安心材料となるでしょう。
ちょっとしたお出かけから、出張、そして旅行まで、あらゆるシーンに対応できるオールラウンダーのモバイルバッテリーを探しているのなら、「Anker PowerCore Slim 10000 PD」をチェックしない手はないはずです。
モバイルバッテリーはレンタルもできる
旅行やキャンプなど、短期間だけモバイルバッテリーを使うならレンタルもおすすめです。
家電レンタルのRentioでは、各種モバイルバッテリーを3泊4日~レンタル可能。
カメラやポケットWi-Fiなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、普段より容量の大きいモバイルバッテリーを使いたい方は、ぜひ試してみてください。
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