シロカのコーヒーメーカー全機種を比較!おすすめ機種と違い、選び方を解説
更新日2024/01/11
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おすすめのコーヒーメーカーブランドの1つである「siroca(シロカ)」。
キッチン家電が充実しており、その中でもコーヒーメーカーはラインナップも充実しており高い人気を誇ります。
そこで、この記事ではシロカのコーヒーメーカー全機種を並べ、各機種の違いと選び方をまとめました。これまでもシロカのコーヒーメーカーはいくつか実機レビューもしておりますので、おすすめの機種が見つかる手助けとなれば幸いです。
もくじ
シロカのコーヒーメーカーは全部で3種類
シロカのコーヒーメーカーは、ドリップ方式やミルの構造の違いから3種類のラインナップに分かれます。
手軽かつ美味しさも求めるならコーン式ミルの全自動コーヒーメーカーがおすすめです。なかでも「カフェばこPRO」は、コーヒーメーカーに欲しい機能がたくさん盛り込まれているので注目です。
種類 | 特徴 |
---|---|
コーン式ミル全自動コーヒーメーカー | コーヒー豆に挽きムラが少なく、手軽に高品質のコーヒーを淹れられる。ただし機種価格は高い。 |
プロペラ式ミル全自動コーヒーメーカー | 比較的安価で、挽きたて淹れたてのコーヒーを淹れられるマシン。 |
ミル無しドリップ式コーヒーメーカー | シンプルな構造で非情に安価で手に入る。ミルを別途用意すれば、コスパよく挽きたて淹れたてのコーヒーを楽しめるが、モノが増えるデメリットも。 |
ミル無しコーヒーメーカーと手挽きミルの組み合わせをおすすめ
できるだけ予算を抑えて手軽に挽きたてのコーヒーを楽しみたい方には、ミル無しコーヒーメーカーと手挽きミルの組み合わせがおすすめです。
全自動コーヒーメーカー1台よりも安価で、電動ミルのように動作音は小さく、収納しやすいメリットもあります。
手挽きミルもピンきりですが、1万円未満でも高パフォーマンスなタイムモアやポーレックスを選べば、十分質の高い挽きたてコーヒーを楽しめると思います。
[2022最新]手動コーヒーミルのおすすめ10種を比較!アウトドアでも使える手挽きの良さと選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
シロカのコーヒーメーカーの選び方
ラインナップが充実しているシロカのコーヒーメーカーなので、その中から自分にぴったりのコーヒーメーカーを選ぶことに悩んでしまうかもしれません。
選び方のポイントをまとめたので、自分が何を重視したいのかを考えながら絞り込んでみてください。
- 予算で選ぶ
- 最大容量で選ぶ
- 作りおきのしやすさで選ぶ
- タイマー機能の有無で選ぶ
- 抽出レシピのカスタマイズ性で選ぶ
- アイスコーヒーモードの有無で選ぶ
予算で選ぶ
機種によって金額差はありますが、コーン式ミル全自動コーヒーメーカーは最低でも1.8万円はします。ですが、プロペラ式ミルの全自動コーヒーメーカーと淹れたコーヒーを飲み比べればその差は一目瞭然です。
1杯150円のコンビニコーヒーを年間100杯(3日に1杯)飲む人なら、間違いなくコーン式ミルの全自動コーヒーメーカーを選んだほうが後悔はしないでしょう。
缶コーヒーをガブガブ飲む派の人なら、プロペラ式ミルの全自動コーヒーメーカーでも十分コスパの良さを感じてもらえるはずです。
コーヒーの美味しさと予算を両立させるなら、ミル無しドリップ式コーヒーメーカーと8千円〜1万円くらいの手挽きミルとの組み合わせが高コスパでおすすめです。
種類 | 参考価格 | 価格差がある理由 |
---|---|---|
コーン式ミル全自動 | 1.8万円〜3万円 | 機種によって注湯温度の変更、自動計量機能、杯数の違いがあるため |
プロペラ式ミル全自動 | 9千円〜1.7万円 | 機種によってタイマー機能の有無があるため |
ミル無しドリップ式 | 2,380円 | – |
最大容量で選ぶ
シロカのコーヒーメーカーは、1機種を除き最大容量が4杯分に設計がされています。(2023年1月4日現在)
「カフェばこPRO」のみ最大6杯分の容量に対応しているので、大人数でコーヒーをの楽しむ家庭にも向いています。
加えて、「カフェばこPRO」にはマグカップ1杯だけ淹れてくれる「じかマグ機能」も搭載されておりますので、1人利用から大人数の利用まで使い分けしやすいのもメリットです。
作りおきのしやすさで選ぶ
コーヒーを多めに作り置きすることが多い方は、ステンレスサーバー+保温機能無しの機種を選ぶと良いでしょう。
保温機能も便利なのですが、淹れたコーヒーが熱し続けられると劣化が進み雑味を感じやすくなります。そのため、作り置きするなら、直接熱をあてるのではなく、保温性の高いステンレスサーバーで保管したほうが美味しさをキープしやすいです。
特にコーン式ミルの全自動コーヒーメーカーの対象機種のステンレスサーバーは、真空二重構造のため高い保温性を有します。
美味しいコーヒーを飲むなら、飲み切る量を淹れることが原則です。プロペラ式の全自動コーヒーメーカーは毎回ミルを洗浄しなければいけないので、連続使用しやすいのはコーン式の全自動コーヒーメーカーです。
サーバーの種類 | 対象の機種 |
---|---|
ガラス | (コーン式) カフェばこPRO / SC-C111 (プロペラ式) SC-A211 / SC-A351 (ドリップ式) SCM-401 |
ステンレス |
(コーン式)※いずれも真空二重構造 SC-C121 / SC-C122 (プロペラ式) SC-A371 |
タイマー機能の有無で選ぶ
「淹れたてのコーヒーの香りで目が覚ましたい」
「毎日決まった時間にコーヒーを淹れておきたい」
タイマー機能はそんな要望を叶えてくれます。
実はタイマー機能を搭載したコーヒーメーカーは選択肢が少なく、必然とシロカの全自動コーヒーメーカーにたどり着く人は多いかもしれません。
- カフェばこPRO
- コーン式ミルの全自動コーヒーメーカー全機種
- (プロペラ式ミル)SC-A351
- (プロペラ式ミル)SC-A371
抽出レシピのカスタマイズ性で選ぶ
コーヒーは様々な変数の組み合わせで味が決まるのですが、中でもドリップ工程の注湯温度・抽出時間・挽目・湯量はコーヒーメーカー選びの上でも重要な項目です。
それらの項目のどれが設定可能で、どれが固定されているのかによって、コーヒードリップのカスタマイズ性(柔軟性/自由度)が決まります。
唯一注湯温度を設定できる「カフェバコPRO」は、浅煎り豆から深煎り豆まで幅広く楽しめるコーヒーメーカーと言えるでしょう。
さらにコーヒーの産地や品種、焙煎度合いも加わるので、様々な変数の掛け合わせでコーヒーは無限のドリップレシピを楽しめます。これが、コーヒー沼です!
機種 | 種類 | 挽目 | 温度 | 湯量 | 抽出時間 |
---|---|---|---|---|---|
カフェバコPRO | コーン式 | 細挽き〜粗挽きまで無段階調節 | 84度/94度の選択可 | [ 60ml/120ml/180ml ]×杯数 | 設定不可 |
SC-C111 | コーン式 | 細挽き〜粗挽きまで無段階調節 | 設定不可 | タンク内水量で調整 | [マイルド/リッチ](蒸らし時間)の設定 |
SC-C121 | |||||
SC-C122 | |||||
SC-A351 | プロペラ式 | 中細挽きのみ | 設定不可 | タンク内水量で調整 | 設定不可 |
SC-A371 | |||||
SC-A211 | |||||
SCM-401 | ドリップ式 | ミル非搭載 | 設定不可 | タンク内水量で調整 | 設定不可 |
アイスコーヒーモードの有無で選ぶ
アイスコーヒーモードとは氷の入ったサーバーに濃い目のコーヒーを抽出することで、氷の溶けた水と混ぜてアイスコーヒーを作る機能です。
シロカのコーヒーメーカーは、抽出モードとして搭載されている機種と、水量と杯数と豆の量を手動で調整して淹れる方法を採用する機種とで分かれます。
アイスコーヒーの抽出方法 | 対象機種 |
---|---|
専用モード搭載 | ・カフェバコPRO ・コーン式ミルの全自動コーヒーメーカー全機種 |
手動で調整 | ・プロペラ式ミル全自動コーヒーメーカー ・ドリップ式コーヒーメーカー |
シロカのおすすめコーヒーメーカー4選
シロカの豊富なラインナップの中から、おすすめのコーヒーメーカー3機種を厳選して紹介します。
選んだ基準はコーヒーの美味しさ、次に手軽さ・手頃さです。機能の違いはありますが、コーン式ミルの全自動コーヒーメーカーであればどれを選んでも後悔のない買い物になるはずです。
カフェばこPRO
シロカがコーヒーメーカーに欲しかった機能を全部詰め込んたフラッグシップ機「カフェばこPRO」。
従来機よりも進化したコーン式ミルや容量アップした豆ホッパーと水タンクに加え、注湯温度の変更やじかマグ抽出など機能面も大幅にアップデートしています。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
ミル形状 | コーン式ミル |
挽目調整 | 粗挽き〜細挽き(無段階調整/30クリック) |
サーバー | ガラスサーバー |
保温機能 | 最大30分 |
抽出モード | 高温(約94℃) 低温(約84℃) デカフェ |
タイマー機能 | あり |
容量 | 0.83L(120mlで6杯分) |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約16.6cm×27.3cm×42.1cm |
重さ | 約4.1kg |
詳しい解説レビュー
シロカのカフェばこPROを使用レビュー!欲しい機能が全部詰まった全自動コーヒーメーカー – Rentio PRESS[レンティオプレス]
コーン式全自動コーヒーメーカー SC-C121
シロカのコーン式全自動コーヒーメーカーには「SC-C111」「SC-C121」「SC-C122」の3機種がありますが、その中から「SC-C121」にした理由は真空二重ステンレスサーバーとペーパーフィルターの組み合わせです。
まず真空二重ステンレスサーバーは保温性が高いため、ホットコーヒーだけでなくアイスコーヒーの作りおきもしやすいです。
加えて、注湯温度の設定ができず高温抽出になるため、目の細かいペーパーフィルターなら雑味を軽減しスッキリとした仕上がりにできます。
もちろん個人の好みもありますので、ガラスサーバーがよければ「SC-C111」、ステンレスフィルターがよければ「SC-C122」を選んでください。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
ミル形状 | コーン式ミル |
挽目調整 | 粗挽き〜細挽き(無段階調整) |
サーバー | 真空二重ステンレスサーバー |
保温機能 | なし |
抽出モード | リッチ マイルド ※蒸らし時間で濃さを調整 |
タイマー機能 | あり |
容量 | 0.54L(120mlで4杯分) |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約16cm×27cm×39cm |
重さ | 約4.0kg |
カフェばこ SC-A371
プロペラ式の全自動コーヒーメーカーのカフェばこシリーズには4機種ありますが、「SC-A371」はステンレスサーバー・着脱式の水タンク・タイマー機能、ということからおすすめ機種としてピックアップしました。(「SC-A351」はガラスサーバー、「SC-A211」は水タンクの取り外し不可でタイマー機能も非搭載)
コーン式ミルの全自動コーヒーメーカーと比べれば淹れたコーヒーの味は落ちますが、コンパクトさと機能性を考えれば使いやすいコーヒーメーカーです。
カフェばこのプロペラ式の全自動コーヒーメーカーは、ステンレスサーバータイプでも保温機能が搭載されておりますので、出来たらすぐ取り出して保管することをおすすめします。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
ミル形状 | プロペラ式ミル |
挽目調整 | 中細挽きのみ |
サーバー | ステンレスサーバー |
保温機能 | 30分 |
抽出モード | なし |
タイマー機能 | あり |
容量 | 0.55L(120mlで4杯分) |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約16.2cm×28cm×26.4cm |
重さ | 約2.7kg |
詳しい解説レビュー
シロカの全自動コーヒーメーカー「カフェばこ SC-A371」実機レビュー!手軽に楽しめる挽きたてコーヒー – Rentio PRESS[レンティオプレス]
シロカコーヒーメーカー全機種の比較一覧表
おすすめのコーヒーメーカーも含めた、シロカ製コーヒーメーカー全機種を比較表にまとめました。
シロカのコーヒーメーカーはレンタルもできる
コーヒーメーカーの使い勝手や実際に淹れたコーヒーを試してみたい方はお試しレンタルがおすすめです。
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