SONY FE 16-35mm F2.8 GM実写レビュー。隅々まで崩れることない圧倒的な解像力が魅力的な最高級広角レンズ

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2020/08/03

SONY FE 16-35mm F2.8 GM実写レビュー。隅々まで崩れることない圧倒的な解像力が魅力的な最高級広角レンズ

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キットレンズに付属されることは少ないけど、いざ保有すると使う機会が非常に多い広角レンズ

風景写真を中心として、あらゆる撮影シーンで変化を加えたいときに効果的となる広角レンズの使用頻度が高くなることは必然的なのかもしれません。

そして、質の高い広角レンズは、各社で積極的に開発が進められており、今回ご紹介するSONY FE 16-35mm F2.8 GMは、ミラーレス一眼を中心に開発するソニーが誇る広角レンズです。

ソニーEマウント用の広角レンズとして、孤高の存在として愛されるFE 16-35mm F2.8 GMの魅力に迫ります。

GMが誇る最高峰の広角レンズ

FE 16-35mm F2.8 GM 広角レンズ

ソニーが開発するEマウント用レンズの中でも「GM」の名が付けられたレンズは、最上級のレンズとして展開されています。

今回ご紹介するFE 16-35mm F2.8 GMは、GMレンズの中でも広角レンズのジャンルに位置し、ソニーのEマウント用レンズの中でも最高クラスの広角レンズとなっています。

キヤノンやニコンなど、競合他社においても、広角レンズは特に質が求められるレンズジャンルとして技術力結集させたレンズを展開しており、ソニーにおいてもボディにおける性能を存分に活かすことのできるレンズ側の性能の高さも実現しています。

[2020最新]おすすめ広角レンズ12選。写真撮影の幅を大きく広げる広角レンズの選び方を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

圧倒的な描写を求める方に

FE 16-35mm F2.8 GM 高画質

FE 16-35mm F2.8 GMは、最高峰のGMレンズとして圧倒的な描写力を求める方に特におすすめできるレンズです。

広角レンズは、解像力周辺減光発色など、あらゆる性能で高い水準が求められる開発が難しいレンズです。

特に画像において四隅の解像力は、広角レンズにおける肝と言える部分で、描写が甘いレンズほど、四隅が流れやすい傾向にあります。

FE 16-35mm F2.8 GMは、広角側16mmという超広角の画角にも対応しながら、画面全体を通して安定した描写力を誇ることも魅力の一つです。

外観レビュー

まずは、FE 16-35mm F2.8 GMを使用する上で大きさや重さなど、携帯性も気になるところだと思います。

ここからは携帯性やデザイン性など、外観面について実際に使用した使用感を基にレビューを行っていきます。

高画質を叶えるための大口径

FE 16-35mm F2.8 GM 大口径

FE 16-35mm F2.8 GMは、小型で軽量のレンズかというとそうではありません。

ミラーレス一眼は、携帯性に優れているイメージがありますが、高級なラインナップに関しては、正直なところ一眼レフとの差をあまり感じず、携帯性を重視している方にとっては、あまりメリットがないと言えるでしょう。

しかし、携帯性を犠牲にしたことで得られる画質は、非常に高いクオリティを誇ります。

高画質を実現するための基本的な構造として、レンズ口径が大きい必要があります。

FE 16-35mm F2.8 GMでは、82mmの大口径レンズを採用していることで、大型で重みのあるレンズになっていますが、これは画質を優先するために仕方がないことです。

大きい分ホールド性は高まる

FE 16-35mm F2.8 GM 携帯性

大きいことによって生じるのはデメリットばかりと思いがちですが、大きいことでカメラを構えたときにホールド性は大幅に増すと言えます。

持ち運びの際には小型で軽量のレンズである方が有利になることは間違いないですが、がっちり安定させた撮影を望むのであれば、少し重いくらいの方が撮影における安定感は増します。

そして、FE 16-35mm F2.8 GMは、あくまで一般的なレンズと比較して重いだけであって、相当な重さを感じるほどではないため、そこまで重さに対して身構える必要もありません。

GMシリーズの証を感じるアイコン

FE 16-35mm F2.8 GM GMシリーズ

レンズ側面には、高級GMシリーズの証である、色が付けられた「G」の文字がデザインされています。

ソニーでは、ワンランク下の下位シリーズとして「G」レンズのラインナップも存在しますが、Gシリーズでは、Gのマークデザインに色が付けられていない差別化が行われています。

このアイコンがGMレンズの証であり、他のレンズとの違いが分かるブランド力を感じることができます。

性能レビュー

ここからは、FE 16-35mm F2.8 GMの真価に迫る、画質などの描写力を実際に撮影した作例とともにご紹介していきます。

掲載写真は全て外部リンク(Flickr)にて大きなサイズで見ることもできるので、ぜひ拡大して素晴らしい高画質を体感されてください。

フルサイズセンサーで活きる超広角の画角

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/1000sec, F9, ISO200, 16mm, 沖縄

FE 16-35mm F2.8 GMは、フルサイズセンサー対応の広角レンズで、最広角側16mmの超広角の画角を存分に活かすことができます。

35mm換算で16mmは、超広角において広角レンズ独特の画角を感じながら、広角レンズ特有の歪みなどの弊害も避けることができる焦点距離です。

風景写真においては、その場の雰囲気を写すことに非常に適しており、標準レンズにおける画角の表現と比較すると、その差は一目瞭然です。

ズーム全域で開放F2.8の明るさを実現

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 25sec, F2.8, ISO3200, 16mm, 沖縄 石垣島

FE 16-35mm F2.8 GMでは、焦点距離16mmから35mmまで、ズーム全域で開放F2.8の明るさを実現しています。

そのため暗い撮影環境においても、絞り値を落とすことでシャッタースピードを稼ぐことができるメリットがあります。

FE 16-35mm F2.8 GMには、レンズ内手ブレ補正が搭載されていませんが、元々広角レンズは望遠レンズなどと比較して手ブレが発生しにくく、ソニーのαシリーズでは、ボディ内手ブレ補正が搭載されているモデルも数多く存在するため、レンズ内手ブレ補正は必要ないと言えるでしょう。

そしてF2.8の明るさはシャッタースピードだけでなく、近接撮影におけるボケ表現も行うことができ、広角レンズながら使い道は多彩です。

四隅まで流れることのない感動の解像力

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/640sec, F9, ISO100, 16mm, 沖縄 石垣島

FE 16-35mm F2.8 GMを使用する上で最も感動する瞬間は、撮影後に等倍サイズで画像を見たときでしょう。

画像四隅までしっかりと解像し、メリハリのあるシャープネスは、高い質を誇るレンズだからこそ実現できる性能と言えます。

特に広角レンズにおいては、四隅までしっかり解像するレンズの数は多いと言えず、多くのレンズで四隅に行くほど解像が甘く、流れてしまう傾向にあります。

しかし、FE 16-35mm F2.8 GMは、まさにソニーが誇る最高峰GMレンズの名に恥じない、素晴らしい描写力を実現しました。

逆光撮影におけるフレア・ゴーストを大幅に抑制

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/320sec, F9, ISO200, 21mm, 沖縄 那覇空港

広角レンズは、写る範囲が広がることで晴天屋外での撮影の場合、太陽光がフレーム内に入り込むことも少なくありません。

強い光源がレンズ内に入ると、コーティングの甘いレンズにおいては、丸い斑点のようなフレアやゴーストが生じます。

FE 16-35mm F2.8 GMでは、最新のコーティング技術を採用し、フレア・ゴーストの発生を最小限まで抑えるレンズへと仕上がっています。

実際に逆光の中、撮影などを行っていると、フレアやゴーストのせいで作品がボツになってしまったケースも少なくないため、フレア・ゴーストが生じないコーティング技術というのも、広角レンズを選ぶ上では重要です。

FE 16-35mm F2.8 GMで写す沖縄

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/500sec, F9, ISO100, 20mm, 沖縄 石垣島

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/1600sec, F9, ISO200, 16mm, 沖縄

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/1000sec, F8, ISO100, 18mm, 沖縄

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/60sec, F10, ISO250, 16mm, 沖縄 石垣島

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 25sec, F2.8, ISO3200, 16mm, 沖縄 石垣島

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 30sec, F2.8, ISO2500, 17mm, 沖縄 石垣島

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/30sec, F9, ISO200, 16mm, 沖縄 那覇空港

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/5000sec, F2.8, ISO200, 32mm, 沖縄

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/250sec, F11, ISO400, 26mm, PLフィルター, 沖縄 宮古島

SONY FE 16-35mm F2.8 GM Shooting in OKINAWA

SONY α7 III, FE 16-35mm F2.8 GM, 1/5000sec, F3.2, ISO200, 28mm, 沖縄 下地島

製品仕様表

モデル名 SONY FE 16-35mm F2.8 GM
焦点距離 16-35mm
明るさ F2.8
レンズ構成 13群16枚
最短撮影距離 0.28m
最大撮影倍率 0.19倍
最初絞り F22
手ぶれ補正効果
フィルター径 82mm
最大径 88.5mm
長さ 121.6mm
質量 680g
絞り羽根 11枚

レンズで画が変わることを体感できる広角レンズ

FE 16-35mm F2.8 GM レビュー

広角レンズは、日常の撮影において画に変化を加えたいときにおすすめのレンズです。

FE 16-35mm F2.8 GMもソニーEマウント用広角レンズの代表格として、最高クラスの性能を求める方におすすめのモデルです。

高い性能を誇る分、価格も高くなりますが、高いレンズが叶える描写力というのは、外れがないと言えます。

繊細な描写が求められる複雑な風景描写などは、FE 16-35mm F2.8 GMを使用することで、満足のいく解像感と描写力を体感できるソニーユーザーにとっては絶対的な選択肢になるはずです。

高級レンズもまずはお試し

今回ご紹介してきたFE 16-35mm F2.8 GMをはじめ、高級レンズは非常に高価で、気軽に購入できる存在ではありません。

そんなときに少しでも試すことができれば、購入に関しても失敗のリスクを減らすことができ、安心したレンズ選びを行うことができます。

お試しではカメラレンズのレンタルサービスの利用がおすすめで、短期間だけ安く気になるレンズをレンタルすることで、レンズの実力を知ることができます。

Rentioでは、豊富なレンズラインナップから自由に選んでレンタルすることができます。

気になる高級レンズは、ぜひRentioでレンタルして失敗しないレンズ選びに役立ててみてください。

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