モバイルバッテリーカテゴリの人気記事
Ankerのモバイルバッテリーで極めて特殊と言えるのが「Anker PowerCore Play 6700」です。
見た目はまさにゲーミングコントローラーそのものです。
そこで、この記事では「Anker PowerCore Play 6700」の特長と実機レビューについてまとめました。
もくじ
Anker PowerCore Play 6700の特長
「Anker PowerCore Play 6700」最大の特長はゲームのコントローラーのような形状で、充電しながら動画を見たりゲームをやり続けることができることです。
他にも冷却ファンやスタンドなど、従来のモバイルバッテリーには見られなかった特長がありますので、実際に触りながら注目ポイントを紹介したいと思います。
人間工学に基づいたコントローラー設計
「Anker PowerCore Play 6700」はモバイルバッテリー付きのゲームパッドタイプのスマホコントローラーです。
長時間でも快適にゲームをプレイできるよう人間工学に基づいた設計が採用されています。
実際のグリップ感もほどよく、Play Station 4のDUALSHOCK 4の質感に近いものがあります。
それなりにずっしり重さも感じるので、ゲームプレイ中は太ももやテーブルに置いて操作したほうが疲れにくいのでおすすめです。
対象のスマホ端末
「Anker PowerCore Play 6700」は約14.5cmから約16.1cmまでが調整可能な幅となりますので、利用予定のスマホの長さに十分気をつけてください。
一例となりますが、対象となるスマホはこちらになります。
- iPhone 8 Plus/XR/XS Max/11/11 Pro Max
- Samsung Galaxy S10/S20
- Google Pixel 4/Nexus 5X/Nexus 6P
横置きのスマホスタンドになる
「Anker PowerCore Play 6700」は横置きのスマホスタンドとしても利用することができます。なお、角度調節はできません。
ゲームだけでなく、長時間の映画やYoutube再生、通信講座、オンライン授業なども、充電しながらの長時間利用が可能です。
内蔵の冷却ファン
「Anker PowerCore Play 6700」には冷却ファンも内蔵されており、バッテリー本体の発熱を最大30%抑えることでモバイル端末の過熱を防ぐ設計もされています。
冷却ファンはデフォルトでオンになっておりますが、モバイルバッテリー左側面にある電源ボタンの2回押しでオン/オフの切替が可能です。
スマホの冷却効果は限定的
冷却ファンはあくまでもモバイルバッテリー本体の発熱を抑えるために内蔵されたものなので、スマホの冷却効果は限定的であることを覚えておきましょう。
実際使ってみるとモバイルバッテリー中央の網目部分から直接風が送られてくるわけではないことが分かったので、スマホの過熱によってモバイルバッテリー本体も熱せられることを予防する機能となります。
最大15Wの2ポート同時充電も可能
「Anker PowerCore Play 6700」は15W出力のUSB-Cポートと12W出力のUSB-Aポートがあり、各ポートがPowerIQに対応しておりますので、接続した端末を自動認識し最適なスピードで充電を行います。
USB-Cポートはモバイルバッテリー本体の充電も兼ねており、10W以上の出力の充電器を使用すると約3時間でフル充電することも可能です。
ちなみにモバイルバッテリー本体とモバイル端末にそれぞれ充電ケーブルを接続した場合は、モバイルバッテリーの充電が優先され同時充電はできません。
製品スペック一覧表
ここまでの特長も含め「Anker PowerCore Play 6700」の製品スペックをまとめました。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
容量 | 6700mAh |
カラー | ブラック |
寸法(mm) | 約169x約88x約38 |
重量 | 約236g |
出力ポート(最大出力) | USB-C(15W) USB-A(12W) |
ポート数(最大合計出力) | 2(15W) |
USB PD | × |
Quick Charge | × |
PowerIQ | ○ |
入力ポート (最大入力) | USB-C(10W) |
低電流モード | × |
公式税込価格 (2020年9月8日時点) |
3,990円 |
Anker PowerCore Play 6700の出力チェック
実際に「USB電流電圧テスター」を用いて、「Anker PowerCore Play 6700」の電力出力チェックを行ってみました。
なお同時充電時のチェックはUSBポート間の幅が狭く、テスターを使った確認ができなかったので行っておりません。予めご了承ください。
※モバイルバッテリーの出力は機器の充電状況によって変動するため、記載の結果はあくまでも弊社で行った時の確認結果となりますことを予めご了承ください。
USB-Aの場合
純正のLightningケーブルを使って「iPhone 8 Plus」を充電してみると約6.7W(5.0V/1.34A前後)の出力が確認できました。
USB-Cの場合
次にPD対応のUSB-C to Lightningケーブルを使って「iPhone 8 Plus」を充電してみると約11.3W(4.92V/2.3A前後)の出力が確認できました。
「Anker PowerCore Play 6700」自体PD対応モバイルバッテリーではありませんでしたが、スマホの充電出力としては十分すぎるほどの電力量でした。
120%エンタメを楽しむためのモバイルバッテリー
「Anker PowerCore Play 6700」はゲームや動画等による電池の減りを解消したい人におすすめのモバイルバッテリーです。
お家で、宿泊先で、友人宅でエンタメを120%楽しませてくれるサポート役になることは間違いありませんので、モバイルバッテリー付きのゲームパッドとして検討してみましょう。
モバイルバッテリーはレンタルもできる
旅行やキャンプなど、短期間だけモバイルバッテリーを使うならレンタルもおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、3泊4日から各種モバイルバッテリーのレンタルが可能です。
カメラなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、普段より容量の大きいモバイルバッテリーを使いたい方は、ぜひ試してみてください。
[レンタル] モバイルバッテリー 一覧|旅行や出張のスポット利用からサブスク型の月額制利用 – Rentio[レンティオ]
[レンタル] 旅行で役立つアイテム特集 – Rentio[レンティオ]
関連記事
Ankerのモバイルバッテリー全28種を一覧表で比較!容量別おすすめと選び方のポイントを解説します – Rentio PRESS[レンティオプレス]
[最新] モバイルバッテリーの容量別おすすめ13機種を一覧比較!軽い・大容量・ハイパワーな一台の選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]