デロンギ「マグニフィカ ESAM03110」で家カフェ体験レビュー!簡単操作で自分好みの 一杯がつくれる!
更新日2023/08/15
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数あるデロンギのコーヒーマシンの中でも、基本機能をしっかり備えつつ、低価格で手に入るエントリーモデルとして人気が高い機種が、「デロンギ 全自動コーヒーマシン マグニフィカ ESAM03110」です。
おうち時間が増えた今、自宅でコーヒーを始めてみたいという方にもおすすめの「デロンギ マグニフィカ」を実機レビューし、特徴や使い方をまとめました。
もくじ
デロンギ「マグニフィカ ESAM03110」の特徴
「マグニフィカ ESAM03110」は、豆と水をセットしてボタンを押すだけで計量~挽豆~抽出~簡易洗浄まですべて自動でおこなってくれる全自動のコーヒーマシンです。
搭載されている機能はコーヒーの抽出とミルクのスチームというシンプルで基本的なものでありながら、本格的な味わいが楽しめるため、デロンギの全自動コーヒーマシンの中でもエントリーモデルに位置付けられています。
そんな「マグニフィカ ESAM03110」の特徴をいくつかご紹介します。
↓マグニフィカの特徴やデメリット、クチコミはこちらの記事でも解説しています。
コスパ最強「デロンギ マグニフィカ」の特長・デメリットや口コミを解説!マグニフィカSとの違いも比較 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
グラインダー搭載でいつでも挽きたての味が楽しめる
「マグニフィカ ESAM03110」は、本体にエスプレッソの豆を挽くグラインダーを搭載しています。
コーヒー豆は挽いた直後に最も香りを放つと言われているため、挽きたての豊かな風味と香りを自宅でいつでも味わうことができます。
さらに、このグラインダーのミル刃は、上位モデルと同じコーン式(コニカル式)。
摩擦熱が発生しにくいというメリットがあります。そのため、エスプレッソの命であるアロマを逃がしません。
また、粒度もダイヤルで7段階に調整できるので、好みに合わせた挽き方を選ぶこともできます。
本格的なエスプレッソの抽出技術
エスプレッソは、ポンプで高い圧力をかけて短時間で一気に抽出するコーヒー。
エスプレッソというと「苦い」というイメージがあるかもしれませんが、おいしいエスプレッソは単に苦いだけではなく、ほのかな甘みや酸味が感じられると言われています。
「マグニフィカ ESAM03110」は、おいしいエスプレッソを淹れるために必要な、抽出の際の圧力、時間、湯量や温度などの条件を自動で再現し、理想のエスプレッソをいつでも淹れることができるよう設計されています。
さらに、コーヒー濃度・抽出量・抽出温度を調整することもできるので、自分好みに味をカスタマイズできるのも嬉しいポイントですね。
ミルクフロッサーでふわふわのミルクも簡単に
「マグニフィカ ESAM03110」には、プロ仕様の二重構造高性能ミルクフロッサーが搭載されています。
スチームでミルクをあたためながら、フォームと呼ばれる泡をつくることができるので、カフェで飲むようなふわふわミルクのカフェラテやカプチーノを、自宅で簡単につくることができます。
デロンギ「マグニフィカ ESAM03110」を実機レビュー
「マグニフィカ ESAM03110」の特徴をご説明してきましたが、シンプルで基本的な機能でありながら、おいしいコーヒーを作るためのこだわりが詰まった、全自動コーヒーマシンのまさに「エントリーモデル」と言えます。
そんな「マグニフィカ ESAM03110」を早速レンタルし、おうちカフェ体験のレビューをまとめました。
本体
本体はスタイリッシュでシンプルなデザイン。
前面に操作パネルがあり、このボタンやつまみで操作を行います。
フロントドアを開けてみると、中はこのようになっています。
赤いつまみのあるパーツが抽出ユニットというもので、これを使用しエスプレッソが抽出されます。
本体の寸法は、幅 280mm ×奥行き 425mm ×高さ 365mm で、質量は10.5kgと大きめ。
3合炊き炊飯器とサイズを比較してみると、こんな感じです。
特に高さと奥行きがある印象を受けました。
さらに使用する際は、左右・後部 5cm 以上、上部 20cm 以上の空間をあける必要があるため、置き場所は事前にしっかり考えておいたほうがよさそうです。
セット内容
付属品には、以下が同梱されています。
- 計量スプーン
- クリーニングブラシ
- 水硬度チェッカー
- コーヒーマシン用除石灰剤
- 取扱説明書
説明書に加え、このような簡単ガイドもついています!
視覚的に記載されているので、はじめてでもこれを頼りに使用できそうです…!
今回は実際に、「マグニフィカ ESAM03110」を使い、ホットのカフェラテを作ってみました。
デロンギ「マグニフィカ ESAM03110」を実際に使ってみた
使用する前に、以下のものを自身で用意しておく必要があります。
・コーヒー豆
ミルクのコクに負けない、エスプレッソ用やダークローストのコーヒーがおすすめ。今回は、スターバックスコーヒーの『クリスマスブレンド エスプレッソロースト』を使用しました。
・お水
水道水や軟水のミネラルウォーターを用意しましょう。
・牛乳
成分無調整で乳脂肪分3.0%以上がおすすめです。
・ミルクジャグ
ミルクのスチームに使用します。なかなかご自宅にはないと思うのですが、その場合は耐熱性のある金属製の容器などでも代用可能です!
また、マシンを使用するための以下の準備も行っておきましょう。
水をセットする
本体右側にある水タンクを取り出し、お水を入れ再度セットします。
コーヒー豆を入れる
本体上部左の豆ホッパー蓋を開け、コーヒー豆を入れます。
ちなみに、「マグニフィカ ESAM03110」ではコーヒー粉からコーヒーを抽出することもできるのですが、その場合には本体上真ん中のパウダー投入口に、コーヒー粉を入れます。
ここまで準備したら、さっそく「マグニフィカ ESAM03110」を使用していきましょう♪
ミルクのスチーム
まずはミルクから。コントロールパネルで『スチームボタン』を押します。
ミルクをスチームする前に、空のカップをフロッサーの下に置き、一度ツマミを開けてスチーム管の中の余分な水分を取り除きましょう。
ぽたぽたと水が出てきますが、それが止まりフロッサーの先から蒸気が出てきたら、ツマミを閉じて準備OKです!
ミルクジャグにミルクを入れ、フロッサーに差し込み、スチームつまみを180度下へ回して開きます。
すると、フロッサーの先端から「シュー」という音とともに、熱い蒸気が出てきます!
この蒸気により、ミルクがどんどん温まってきます!
スチーム方法や実際の音はこちらの動画もご覧ください。
あとはこのままミルクが温まるのを待つのみ。
この間とくにすることは無いのですが、常にフロッサーの先端をミルクの中に沈めるようにしましょう。
浮かせてしまうと、噴射される蒸気の勢いでミルクが飛び散るので注意してください。
ミルクジャグの側面が熱くて触っていられなくなるくらいになったら、ツマミを閉じましょう。
ミルクジャグを外してみると…
ふわふわあたたかなフォームミルクの完成です!
エスプレッソの抽出
お次はいよいよエスプレッソ。
つまみでコーヒーの濃さと抽出量をお好みに調整したら、抽出口の下にマグカップやショットグラスを置き、杯数に合わせたコントロールパネルの『抽出ボタン』を押すだけ。
豆量と水量を量る、コーヒー豆を挽く、抽出する。これらがすべて自動で行われ、抽出口からエスプレッソが抽出されます。
ボタンを押してから抽出完了まで約1分ほどで…
抽出完了です!
抽出過程をノーカットで動画撮影してみましたので、ぜひこちらもご覧ください。
2つを合わせてカフェラテに
エスプレッソを抽出したカップに、フロッサーであたためたミルクを注ぎます。
エスプレッソは抽出したてが一番風味豊かなので、抽出完了後なるべくすぐにミルクを注ぐようにしましょう。
完成!!!
完成したラテの感想
実際に飲んでみると、とにかくおいしい…。
お店で飲むカフェラテのように、コーヒーのコクとミルクの甘みがしっかり楽しめました。
エスプレッソのおいしさはもちろんですが、個人的にはミルクのクオリティに感動しました。
全自動コーヒーマシンだと、泡がぼこぼこしていて口当たりがよくないのでは?というイメージがありましたが、マグニフィカでつくったミルクは泡がとてもきめ細やかで、カフェで飲むミルクのようななめらかな口当たりでした。
これがおうちで飲めるのは感動です!!!
ちなみに、氷とミルクを入れたグラスでエスプレッソを受けるようにすると、アイスラテも簡単に作成できます。
ミルクとコーヒーの層がとってもきれいでおいしそう!!!
エスプレッソは熱いので、耐熱性のないグラスを使う場合には、このように氷とミルクで受けるようにすると良いと思います。
使って実感したマグニフィカの魅力
実際に「マグニフィカESAM03110」を使用してみて、デロンギ全自動コーヒーマシンのエントリーモデルというだけあり操作も機能もシンプルで、はじめて家庭でエスプレッソマシンを使う方にピッタリだと感じました。
そんな「マグニフィカESAM03110」について、自宅で毎日使って実感した魅力を、具体的にご紹介していきます。
自分好みの味にカスタマイズできる
全自動でありながら、コーヒーの濃さや抽出温度はツマミやボタンで自由に選ぶことができます。
初めて使うときには、この微調整が難しく感じましたが、慣れてくるにつれ好みにカスタマイズできる楽しさに変わってきました。
「コーヒーをしっかり味わいたい」というときや、「今日はまろやかな味で楽しみたい」というときなど、そのときの気分に合わせた自分の理想の一杯をつくることができるので、毎日使いたくなってしまいます…!
豆でも粉でも抽出できる
今回のレビューでは挽いていない状態のコーヒー豆からエスプレッソを抽出しましたが、「マグニフィカESAM03110」はコーヒー粉も使用することができます。
私は日頃からハンドドリップでよくコーヒーを飲むのですが、我が家にはコーヒーミルがないため、お店でコーヒー豆を買うときは必ず挽いてもらうようにしています。
なので、エスプレッソ用に用意したコーヒー豆はもちろん、その日の気分に合わせて、ハンドドリップ用の挽いたコーヒーでもマシンに使用できるというのは、どちらのコーヒー豆も無駄にならず個人的にはうれしいポイントでした。
お手入れが簡単
使用してみるまで不安なポイントでしたが、「マグニフィカESAM03110」はお手入れも簡単でした。
毎日取り外してお手入れする必要があるのは主に以下のパーツ。
左から、カップ受け、トレイ、カス受けです。やや大きく見えますがすべて軽く、水洗いも可能。
ちなみにカス受け内には、抽出されたコーヒー豆カスがこんな感じで溜まっていきます。
パラパラと中に散らばるのではなく、このように固まってくれるので捨てるのも簡単でした。
あとは水タンクに残ったお水を捨て、必要に応じて抽出口や本体内部を拭いてしまえば、毎日のお手入れはOKです!
ミルクのスチームをした場合はフロッサーの洗浄やふき取りが必要になりますが、それも含めて複雑な清掃は必要なく、思っていたより簡単でした。
購入前に知っておきたいマグニフィカの注意点
魅力たっぷりの「マグニフィカ ESAM03110」ですが、人によっては若干デメリットに感じてしまいそうな部分もあったので、ご紹介していきます。
稼働音と大きさ
エスプレッソの抽出、ミルクのスチーム、どちらの工程でも稼働音がどうしても出てしまいます。
個人的には、エスプレッソの抽出で、コーヒー豆を挽く工程での音が最も気になりました…。
集合住宅などでは、早朝や夜間の使用の場合少し様子を見てからのほうがいいかもしれません。
また、このレビューの中でもすでに紹介しましたが、やはりそれなりに場所を取ります。
我が家のキッチンはそこまで広くないので、レンタル期間中は「マグニフィカESAM03110」がダイニングテーブルを独占する形となりました。笑
置き場所が確保できるか?どこに置くか?などは、事前にしっかり確認しておきましょう。
作成にやや時間がかかる
抽出量や温度により若干異なりますが、ミルクのスチームに約1分、エスプレッソの抽出にも約1分かかります。
また、ボタンを押してスチームモード→エスプレッソモードに切り替える際にも数十秒の時間がかかるため、一杯のカフェラテを作成するには少なくとも2分半〜3分くらいの時間がかかりました。
テンポよく連続で使用することができないので、複数杯つくりたいときや朝忙しい中などで使う場合には、少し注意が必要になるかなと感じました。
ちなみに私の場合は、カフェラテをつくるために朝ほんの少しですが早起きができたので、プラスになりました!
デロンギ「マグニフィカ ESAM03110」で、コーヒーのある豊かな毎日を!
おいしいコーヒーを作るためのこだわりが詰まった、デロンギ全自動コーヒーマシン「マグニフィカESAM03110」。
シンプルな機能なので、初めてコーヒーマシンを使用するという方にぴったりの機種でありながら、自分好みの一杯を作ることができる楽しさも味わえる。
クオリティにも決して妥協が無い、頼もしい一台であると言えます。
とはいえ実際購入するとなると、機能や味、大きさ、稼働音など気になる部分はたくさんありますよね…。
すぐに購入に踏み切れないという方は、まず一度レンタルで試してみるのもおすすめです。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、デロンギのコーヒーメーカーをお得にレンタルできます。
レンタルできるコーヒーメーカーの種類や価格などプランの詳細については、こちらからチェックしてみてください。
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