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Anker PowerCore III 19200 45W実機レビュー!ノートPC充電もできるスリムボディ

まーしー/家電製品総合アドバイザー
まーしー/家電製品総合アドバイザー

更新日2024/11/26

Anker PowerCore III 19200 45W実機レビュー!ノートPC充電もできるスリムボディ

ノートPCを充電できるモバイルバッテリーとして「Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」を以前に紹介しましたが、それよりも軽量なモデルが2021年1月25日に発売されました。

そこで、この記事ではAnker PowerCore III 19200 45Wの特長と実機レビューをまとめました。

高出力ながら軽いモバイルバッテリーを探している方は参考にしてください。


Anker PowerCore III 19200 45Wの特長

Anker PowerCore III 19200 45W実機レビュー

「Anker PowerCore III 19200 45W」の魅力は持ち運べるノートPC用電源であることです。

実際の出力や充電回数などスペックを含めて、その特長を紹介します。

ノートPCもフルスピード充電可能な高出力

Anker PowerCore III 19200 45WはノートPCの充電も可能

「Anker PowerCore III 19200 45W」のUSB-Cポートは最大45W出力なので、MacBook Pro(13インチ)やMacBook AirなどノートPCのフルスピード充電が可能です。

電源のあるワークスペースが見つからない時の備えとして、外でパソコン作業が多い方におすすめのモバイルバッテリーです。

3台同時充電が可能

Anker PowerCore III 19200 45Wは3ポート同時充電が可能

「Anker PowerCore III 19200 45W」には合計3つのUSBポートが搭載されています。

3台同時の充給電なら合計最大60Wまでの出力に対応しています。

PowerIQ 3.0 (Gen2)を搭載

AnkerのPowerIQ 3.0

「Anker PowerCore III 19200 45W」のUSB-Cは「PowerIQ 3.0 (Gen2)」、USB-Aには「PowerIQ」が搭載されています。

「PowerIQ 3.0 (Gen2)」はAppleの高速充電・Qualcomm® Quick Charge™(QC)・USB PDなど様々な急速充電規格と互換性があるため、幅広いデバイスでのフルスピード充電が可能です。

19200mAhの大容量

Anker PowerCore III 19200 45Wのバッテリー容量

Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」と比べると19,200mAhは少ないかもしれませんが、その分バッテリー本体が158g軽くなったので携帯性が高まりました。

従来機種がオーバースペックに感じていた方には嬉しいモデルといえるでしょう。

以下はAnker調べの充電回数になります。

  • iPhone 12を4回以上
  • iPad Pro 11インチを約1回半
  • MacBook Air 13インチを約1回

従来機種との違いが分かる製品スペック一覧表

「Anker PowerCore III 19200 45W」と「Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」のスペックをまとめた表を用意しました。

従来機種と販売価格が同じながらスペックが向上しておりますので、今から購入されるかたは迷わずに新機種を選びましょう。

項目 PowerCore III 19200 45W PowerCore+ 26800 PD 45W
容量 19200mAh 26800mAh
出力ポート USB-A:12W(5V/2.4A)
USB-C:最大45W(5V/3A, 9V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A)
USB-A:12W(5V/2.4A)
USB-C:最大45W(5V/3A, 9V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A)
合計最大出力 最大60W
USB-A:15W(5V/3A)※2ポート合計
USB-C:45W(20V/2.25A)
最大60W
USB-A:15W(5V/3A)※2ポート合計
USB-C:45W(20V/2.25A)
USB PD
Quick Charge
PowerIQ ○(3.0 (Gen2)) ○(バージョン1.0)
入力ポート USB-C:最大45W(5V/3A, 9V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A) USB-C:最大45W(5V/3A, 9V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A)
低電流モード
カラー ブラック ブラック
付属品 USB-C to USB-Cケーブル, USB-A to USB-Cケーブル, トラベルポーチ USB-C to USB-Cケーブル, Anker PowerPort Atom III 60W, トラベルポーチ
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約169mm×79mm×22mm 約180mmx80mmx24mm
重量 約422g 約580g
公式税込価格
(2021年1月30日現在)
6,290円 9,999円

Anker PowerCore III 19200 45Wの外観レビュー

「Anker PowerCore III 19200 45W」の表面は全体的にマットな質感で滑りにくく持ちやすいのが特長です。角も丸みを帯びているため、ポケットやかばんから取り出す際もひっかかりにくいです。

電源ボタンはLEDランプが4つ円状に並んでいるので、残バッテリー容量も25%単位で把握することができます。

付属品一覧

Anker PowerCore III 19200 45Wの付属品

付属品にはトラベルポーチだけでなく、2つのUSBケーブルも付いてきます。

  • モバイルバッテリー本体
  • USB-C to USB-Cケーブル
  • USB-A to USB-Cケーブル
  • トラベルポーチ

急速充電器は別売り

Anker PowerCore III 19200 45Wの充電器

「Anker PowerCore III 19200 45W」は出力45W以上のUSB急速充電器があれば約5時間でフル充電できるのですが、残念ながら充電器は別売りです。

「Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」には3,490円相当の「Anker PowerPort Atom III 60W」が付属しましたので、充電器をお持ちでない方は「Anker PowerCore III 19200 45W」よりも「Anker PowerCore+ 26800 PD 45W」のほうが良いかもしれません。

Anker PowerCore III 19200 45Wの出力チェック

Anker PowerCore III 19200 45Wの出力テスト

念のため「Anker PowerCore III 19200 45W」の出力状態を確認するために、「USB電流電圧テスター」を用いてテストしてみました。

使用したのは残バッテリー10%以下のiPhone 11 Pro、残バッテリー30%以下のMacBook Pro(13インチ, 2017)です。

※モバイルバッテリーの出力は機器の充電状況によって変動するため、記載の結果はあくまでも弊社で行った時の確認結果となりますことを予めご了承ください。

USB-Cの出力

Anker PowerCore III 19200 45WのUSB-C出力テスト

付属するPD対応のUSB-C to USB-Cケーブルで接続しましたが、出力値は約43.5W(19.6V/2.22A前後)となりました。

ほぼスペック値どおりの出力数です。

USB-Aでスマホを充電した場合

Anker PowerCore III 19200 45WのUSB-A出力テスト

純正のLightningケーブルを使って接続した際の出力は約8.9W(5.03V/1.77A前後)になりました。

USB-A出力は最大12W(5V/2.4A)というスペックなので、まずまずの結果と言えるでしょう。

3台同時接続時の各USBポートの出力

3ポート同時に充電する際の出力値の変化を調べてみました。なお、iPhone 11 Proの他に、HUAWEI P40 Proを繋いでいます。

USB-Cは約43.3W(19.6V/2.21A前後)と変化はありませんでしが、USB-Aは約6.5W(5.03V/1.30A前後)と出力が下がりました。

USB-Aは単体だと最大12W(5V/2.4A)ではありますが、合計出力は最大15W(5V/3A)となるため調整された結果となりました。

低電流モードの場合

Anker PowerCore III 19200 45Wの低電流モード

USB-Aポートに純正のLightningケーブルを接続して「AirPods」を低電流モードにして充電したところ、約1.07W(5.09V/0.21A前後)となりました。

低電流モードは電源ボタンの2回押しもしくは2秒間押し続けると切り替わります。

持ち運びしやすい高出力モバイルバッテリー

Anker PowerCore III 19200 45Wの実機レビュー

「Anker PowerCore III 19200 45W」は高出力ながら比較的持ち運びやすいモバイルバッテリーだと思います。

リモートワーク中の仕事環境に電源を確保したい方、カフェやワークスペースでノマドワークする方にはぴったりのアイテムかもしれません。

ノートPCへ1日1回程度の充電ができれば十分だと考えている方にはおすすめです。

モバイルバッテリーはレンタルもできる

旅行やキャンプなど短期間だけモバイルバッテリーを使うならレンタルもおすすめです。

家電レンタルのRentio(レンティオ)では、3泊4日からモバイルバッテリーのレンタルが可能です。

カメラなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、普段より容量の大きいモバイルバッテリーを使いたい方は、ぜひ試してみてください。

[レンタル] モバイルバッテリー 一覧|旅行や出張のスポット利用からサブスク型の月額制利用 – Rentio[レンティオ]

[レンタル] 旅行で役立つアイテム特集 – Rentio[レンティオ]

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