Roborock(ロボロック)は、最近注目を集めている中華系ロボット掃除機です。
その特長は、高性能なセンサーと水拭き機能を搭載していること。また、その機能に対して価格が安くコスパがいいことも魅力です。
Roborock(ロボロック)を検討中の方でも、「聞いたことないブランドだけど大丈夫かな?」「S6?S5?E4?機種が色々あるけどどれがいいんだろう?」など不安や疑問を持っている方も多いと思います。
そこで、今回はRoborock(ロボロック)の機能や選び方について解説し、全5機種の違いを詳しく比較します。購入前の参考にぜひご覧ください。
※いますぐ全項目をまとめた比較一覧表が見たい!という方は、こちらの比較一覧表まとめからどうぞ。
もくじ
Roborock(ロボロック) とは
「ロボロックが気になっているけど 、知らないメーカーだしちょっと怪しそう…」と思っている方も多いかもしれません。
Roborock(ロボロック)は、2014年に設立したBeijing Roborock Technologyという中国・北京のロボット掃除機専門メーカーが展開しているブランドです。
中国国内では大手スマホメーカーXiaomi(シャオミ)が出資していることもあり、人気のロボット掃除機となっています。
また、世界40カ国以上で累計550万台以上を販売。グローバルに展開しているブランドです。
日本での販売開始は2019年とかなり後発ですが、最近ではTVやメディアで紹介されることも増え人気が高まってきています。
数ある格安ロボット掃除機の中でも、一躍注目の存在となっているのがRoborock(ロボロック)なのです。
ロボロックシリーズ は全5種類
ロボロックシリーズは、日本では現在5種類が発売されています。
5種類すべてが吸引掃除と同時に水拭き掃除できるタイプで、高性能センサーで部屋の形状をマッピングすることもできます。
- S6 MaxV
- S5 Max
- E4
- S6 Pure(販路限定モデル)
- S6(販売終了モデル)
このうち現行モデルとして公式サイトで紹介されているのが、最上位モデルのS6 MaxV・上位モデルのS5 Max・スタンダードモデルのE4の3種類。S6 PureはひかりTVショッピングのみの販路限定モデル、S6は販売終了モデルとなります。
パワフルな吸引力と見守り機能の最上位モデル「S6 MaxV」
最上位モデル「S6 MaxV」は、ロボロックシリーズのなかで最もパワフルな2500Paの吸引力を搭載。
高性能なLDSレーザーと2眼カメラで、障害物を賢く避けながら効率的にフロア全体を清掃することができます。
スマホ連携機能も充実していて、細かいエリア指定に加えて見守り機能で家の様子をカメラで確認することも可能。
パワフル・賢さ・便利機能もフル搭載のハイグレードなロボット掃除機です。
細かなエリア指定が可能な上位モデル「S5 Max」
上位モデルの「S5 Max」は、機能と価格のバランス型。
高性能なLDSレーザー搭載で、高度なマッピングが可能。スマホアプリから進入禁止や掃除の順番など細かいエリア指定をすることができます。
機能が充実している割には価格も5~6万円台とちょうどいいロボット掃除機です。
吸引+水拭き+エリア指定ができて低価格なスタンダードモデル「E4」
スタンダードモデル「E4」は、3万円前後という低価格が魅力。
ジャイロスコープとモーショントラッキングでマッピングしながら効率的な動きでフロア全体を清掃します。
ダストボックスが大容量なのでお手入れの頻度が減らせるのも特長です。
吸引+水拭き+エリア指定という必要十分な基本機能を搭載しながら、この低価格を実現している高コスパなロボット掃除機です。
ロボロックシリーズ 販売価格一覧
現行モデル | 販路限定モデル | 販売終了モデル | |||
---|---|---|---|---|---|
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|
S6 MaxV | S5 Max | E4 | S6 Pure | S6 | |
発売年 | 2020 | 2020 | 2020 | 2020 | 2019 |
公式税込価格 | 87,780円 | 64,900円 | 32,780円 | 64,900円 | – |
(※2021/3/8時点の価格)
Roborock(ロボロック)を4項目の選び方で徹底比較
ここからは、ロボロックシリーズをこちらの4項目で詳しく比較していきます。
- 清掃力
- センサー・ナビ能力
- スマホ連携
- お手入れ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
清掃力
ロボット掃除機選びでもっとも重要なのが、清掃力。
ロボロックはすべて吸引と水拭きが同時にできるロボット掃除機ですが、吸引・水拭きそれぞれの清掃力は機種によって若干異なるようです。
吸引清掃
吸引清掃ではいずれの機種もパワフルな吸引力を特長としており、カーペットの素材を検知して自動で吸引力を上げるカーペットモードを搭載しています。
機種ごとの吸引力比較の参考になる数値としてはPa(パスカル)が公表されており、最上位モデルのS6 MaxVのみが2500Paで、ほかの機種は2000Paとなっています。
2000Paでも「直径8mmのパチンコ玉も吸い込む吸引力」とのことで十分に高いように感じますが、さらに吸引力の高さを求める方はS6 MaxVを選ぶと良いでしょう。
水拭き清掃
ロボロックは水タンクに給水してモップを取り付けておくと、吸引清掃と同時に自動で床の水拭きを行ってくれます。
床のべたつきや微細なハウスダストまで徹底的にキレイにすることができるので、フローリングがメインのお家にぴったりです。
水拭き清掃時の水量調整は、機種によって4段階もしくは2段階で調整可能。
また、水拭きできる広さは大容量タンクのS6 MaxVとS5 Maxが広めになっているので、広いお家に住んでいる方におすすめです。
清掃力比較一覧表
センサー・ナビ能力
ロボロックは落下防止・衝突防止といった基本的なセンサーに加えて、全機種マッピング機能を搭載。フロア全体の間取りを把握して地図を作成し、隅々まで効率よく掃除することができます。
マッピング機能がとくに高性能なのがLDSレーザー搭載の4機種。独自のアルゴリズムで360度間取りをスキャンし、リアルタイムでマップを生成しながら走行します。
また、2眼カメラを搭載しているS6 MaxVなら、床に落ちているものを障害物として認識して回避することができます。床に物が多い家やペットを飼っている家も安心です。
センサー・ナビ能力比較一覧表
現行モデル | 販路限定モデル | 販売終了モデル | |||
---|---|---|---|---|---|
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|
S6 MaxV | S5 Max | E4 | S6 Pure | S6 | |
マッピング | ○ LDSレーザー | ○ LDSレーザー | ○ Wジャイロ+モーショントラッキング | ○ LDSレーザー | ○ LDSレーザー |
リアルタイムマッピング | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
2眼カメラ | ○ | × | × | × | × |
障害物回避 | ○ | × | × | × | × |
スマホ連携
ロボロックは全機種Wi-Fiを使ってスマートフォンと連携が可能。
スマホアプリを使って、掃除開始・終了の指示や、掃除スケジュールの設定、掃除結果マップの確認、掃除エリアの指定などができます。
上位モデルではスマホアプリでできることがさらに増え、マップから進入禁止エリアを設定したり、複数エリアのマップを保存したり、掃除する部屋の順番を決めたり、水拭き禁止エリアを設定したりと、より細かい掃除設定が可能になります。
また、S6 MaxVでは掃除以外に便利な見守り機能を搭載。ロボット掃除機に搭載されたカメラを活用し、スマホアプリから留守中の家の様子を確認し音声を送信することもできます。ペットや子どもの見守りにも役立ちますね。
スマホ連携 比較一覧表
お手入れ
ロボット掃除機の中でもっともお手入れ頻度が高いのが、ダストボックスです。
ロボロックのダストボックス・フィルターは、全機種水洗いができるので衛生的に使えます。
ダストボックスの容量はいずれも大きめではありますが、スタンダードモデルのE4がとくに大容量となっています。
お手入れ比較一覧表
現行モデル | 販路限定モデル | 販売終了モデル | |||
---|---|---|---|---|---|
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|
S6 MaxV | S5 Max | E4 | S6 Pure | S6 | |
ダストボックス容量 | 460ml | 460ml | 640ml | 460ml | 500ml |
ダストボックス・フィルター水洗い | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Roborock(ロボロック) ロボット掃除機 比較一覧表 まとめ
充実した機能の割に低価格なロボット掃除機Roborock(ロボロック)シリーズ。
機能や価格を十分に比較検討して、自分にとって必要な機能を搭載したロボロックを選んでくださいね。
最後に、全項目をまとめたロボロック比較一覧表をご紹介しますので、ロボット掃除機選びの参考にしてみてください。
(※2021/3/8時点の価格)
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