HUAWEI FreeBuds 4iを実機レビュー!1万円以内で買える高コスパのノイズキャンセリング搭載イヤホン
更新日2024/11/26
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HUAWEI(ファーウェイ)のエントリーモデルとして2020年に発売された「FreeBuds 3i」よりも、さらにコンパクトになり性能が向上した完全ワイヤレスイヤホンが2021年4月20日に登場しました。
その名も「HUAWEI FreeBuds 4i」。
この記事では「HUAWEI FreeBuds 4i」の特長と実機レビューをまとめましたので、手頃なワイヤレスイヤホンを探している方は選択肢の1つとして検討してみてください。
もくじ
HUAWEI FreeBuds 4iの特長
「HUAWEI FreeBuds 4i」の魅力は1万円を切る価格です。ノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホンとしては、最安級のコスパの高さを誇ります。
具体的なスペックや特長はこちらです。
- カナル型の完全ワイヤレスイヤホン
- アクティブノイズキャンセリングを搭載
- 外音取り込み機能にも対応
- 約10時間連続音楽再生可能
- デュアルマイクの通話ノイズキャンセリング機能
- よりコンパクトで軽量に
- 直感的なタッチ操作
製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
イヤホンタイプ | カナル型の完全ワイヤレス(左右分離型) |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング 通話ノイズキャンセリング |
マイク | あり |
連続使用時間 (ノイズキャンセリング使用時) |
音楽再生:10時間(7.5時間) ※充電ケースも利用すれば最長22時間 音声通話:6.5時間(5.5時間) |
充電時間 | イヤホン:約1時間 ※約10分間の急速充電で約4時間分の連続音楽再生時間 充電ケース:約90分 |
ドライバー | 10mm ダイナミックユニット |
接続方式 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC AAC |
カラーバリエーション | レッド,セラミックホワイト,カーボンブラック |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
イヤホン:約21mm×23.9mm×37.5mm 充電ケース:約61.8mm×27.5mm×48mm |
重さ | イヤホン:約5.5g/個 充電ケース:約36.5g |
Amazon税込価格 (2021年5月12日現在) |
8,800円 |
HUAWEI FreeBuds 4iの実機レビュー
実際に「HUAWEI FreeBuds 4i」を手に取り、その外観や使用感についてまとめます。
ワイヤレスイヤホンといえば白か黒のカラーバリエーションだと思いますが、「HUAWEI FreeBuds 4i」には鮮やかなレッドが用意されていますので、耳元を飾るアクセサリーとしても面白いかもしれません。
セット内容
「HUAWEI FreeBuds 4i」に同梱されているセット内容は以下のとおりです。
イヤーチップが3種類ありますので、耳のサイズに合うものに付け替えて使いましょう。
- イヤホン(左右)
- 充電ケース
- イヤーチップ(S/M/L)
- USB Type-C充電ケーブル
- クイックスタートガイド
- 保証書
ロゴが入らないシンプルなデザイン
「HUAWEI FreeBuds 4i」のイヤホン本体にメーカーロゴが入っておらず、R/Lの記載もうっすら見える程度で非常にシンプルにデザインされています。
充電ケースはHUAWEI FreeBuds Proを踏襲し、従来よりも丸みを帯びた形状になりました。質感も程よいツルツル感で、ポケットやかばんから取り出しやすいのもメリットです。
サイズも従来製品の「FreeBuds 3i」より小さくなっており、収納に困らないコンパクトさです。
製品 | FreeBuds 4i | FreeBuds 3i |
---|---|---|
イヤホン (幅×奥行き×高さ) |
約21.0mm×23.9mm×37.5mm | 約19.8mm×23.7mm×41.8mm |
充電ケース (幅×奥行き×高さ) |
約61.8mm×27.5mm×48.0mm | 約80.7mm×29.2mm×35.4mm |
左右分離型だから片耳利用も可能
場面場面で環境音や話を聞く際に片側を取り外す機会は以外に多いと思います。
「HUAWEI FreeBuds 4i」は左右分離型の完全ワイヤレスイヤホンであるため、片耳だけでも途切れることなく使うことが可能です。
「スマート装着検出」をオフに
しばしば片耳からイヤホンを取り外して使う機会が多い方は、予め「スマート装着検出」をオフにしておくことをおすすめします。
「スマート装着検出」は取り付けた時に自動再生されるメリットがある一方で、片耳でも外せば自動で音楽も停止してしまいます。その度にタッチ操作で再開するのも面倒だと思いますので、取り外すことが多い方は「スマート装着検出」をオフにして利用しましょう。
「スマート装着検出」をオフにして取り外すと、その間も音楽再生は続くので電池の減りが早くなります。
長時間バッテリー、そして急速充電
「HUAWEI FreeBuds 4i」には約10時間の連続音楽再生を可能にする長時間バッテリーが搭載されており、充電ケースも使用すれば連続22時間(※)まで伸ばすことができます。
充電ケースに入れると急速充電ができますので、約10分間の急速充電で約4時間分の連続音楽再生時間を確保できるのも魅力です。
通勤/通学時のみ使用する方なら、平日5日間は一度も充電することなく使うこともできるかもしれません。
※充電ケースに80%以上のバッテリーが残っている場合。また再生時間はANCをOFF、音量を50%に設定し、AACモードを有効にした場合。ファーウェイラボのテスト結果に基づきます
防塵防水機能なし
ちなみに「HUAWEI FreeBuds 4i」は防塵防水性能を有していません。そのため汗をかくスポーツ利用や天候が悪い中での利用は控えたほうがよいでしょう。
HUAWEI FreeBuds 4iを使ってみた感想
「HUAWEI FreeBuds 4i」を数日使い続けて、ノイズキャンセリングの具合や音質、装着感なども確認しました。
以前にHUAWEI FreeBuds Proをレビューしたのですが、個人的には「HUAWEI FreeBuds 4i」のほうが好みのイヤホンでした。
装着感はグッド
個人的にはストロークが長めのイヤホンを使い慣れているので、装着時のバランスが良くて使い心地が良かったです。歩いたり、多少走ってもずれ落ちることもありませんでした。
真っ赤のデザインは赤のキャップに合わせても映えるので、レッズサポーターやカープファンにもおすすめです。ちなみに筆者のはNFLの49ersのベースボールキャップです。同じチームを応援している方がいれば嬉しいです。
ノイズキャンセリング搭載のカナル型イヤホンほぼ全てに言えることですが、遮音性の高めるているためにどうしても耳の圧迫感は生まれます。
軽快な装着感を好む方はインナーイヤー型のイヤホンで調べ直してみましょう。
「HUAWEI FreeBuds 4i」のイヤーチップは独自設計のため、サードパーティー製のイヤーチップは(ほぼ)使えません。イヤーチップのフィット感に重きを置いている人には、選択肢の少なさがデメリットになるかもしれません。
ノイズキャンセリングの具合
騒音計で85dB前後ある交通量の多い場所で「HUAWEI FreeBuds 4i」のアクティブノイズキャンセリングを試したところ、ほぼ遮音されたので大満足の結果でした。
外部音取り込みをオンにすると、しっかり走行音や周囲の環境音も耳に入ってきますので、長押し操作の機能を事前にカスタマイズしておけば切り替えもスムーズになって便利になります。
デュアルマイクの通話音質をチェック
ノイズキャンセリングを試した同じ場所から通話(通常の電話とLINE電話)をしたところ、若干のノイズは聞こえるものの、音声はクリアに聞こえているとのことでした。
少しガヤガヤしているカフェや職場でのWeb会議等では、実用性が高いのではないでしょうか。
クリアでバランスの取れた音質
音楽配信サービスでクラシックやポップス、ロック、ヒップホップ、それからSONYのお試し用ハイレゾ音源で視聴しましたが、クリアでバランスの取れた音質にまとまっていると感じました。
個性がないと言えばそれまでですが、筆者の場合、ノイズキャンセリングで特徴のある音楽(低音域が強かったり中音域が目立ったり etc.)を聞くと疲れてしまうので、心地良く聴き続けられるちょうどよい音質でした。
操作性は良し、カスタマイズも可
「HUAWEI FreeBuds 4i」は左右それぞれタブルタップと長押しの2種類の動作でイヤホンをコントロールします。
ダブルタップは左右それぞれ好きな機能を割り当てることも可能です。デフォルトは左右どちらも再生/停止が割り当てられています。
長押し操作については、左右どちらもノイズキャンセリング/外部音取り込み/両方オフの3段階切り替え機能になり、これも1つだけデフォルトで切ることができます。
筆者はスマホアプリで左のダブルタップに再生/停止、右のダブルタップに次の曲(スキップ)、長押し操作についてはノイズキャンセリング or 外部音取り込みのどちらかに切り替わるようカスタマイズして使っていました。
アプリのペアリングと操作方法
「HUAWEI FreeBuds 4i」は専用アプリ「AI LIFE」(App Store / Google Play)をインストールし、スマホとペアリングして使用するとタッチ操作の役割変更やスマート装着検出のオン/オフの設定ができるようになります。
ペアリング方法は画像のようにBluetooth接続で簡単にできますので、アプリの活用もおすすめします。
充電ケースから取り出しにくい
HUAWEI FreeBuds Proのレビューで挙げたデメリットと共通するのですが、イヤホンの表面がツルツルしているので初めてケースから取り出すときは苦戦するかもしれません。
正面凹みの部分に指の腹を当てて斜め上に押し出すようにすると取り出しやすいので、慣れるまで何回か練習しておくと外出時にあたふたすることがないのでおすすめです。
1万円でもお釣りがくるコスパ最高のノイキャン搭載ワイヤレスイヤホン
「HUAWEI FreeBuds 4i」について色々レビューしましたが、1万円でお釣りが来てしまうくらいの安さで、完全ワイヤレスイヤホンとして高い性能を有しているのは反則級のコスパの高さではないでしょうか。
例えば3色全て購入しても30,580円のAirPods Proより安く済んでしまいます。
日常生活で使えるイヤホンを探している方なら、「HUAWEI FreeBuds 4i」は後悔の少ない選択になるはずです。
ワイヤレスイヤホンはまずはお試しレンタルを
実際の付け心地や音質を知ってから検討したい方にはワイヤレスイヤホンのレンタルをおすすめします。
家電レンタルの「Rentio(レンティオ)」では、7泊8日からヘッドホンやイヤホンのレンタルを提供しており、借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできます。
多数のメーカーおよび製品を取り扱っておりますので、まずはレンタルで試してみてから購入判断をしてはいかがでしょうか。
[レンタル] ヘッドホン・イヤホン 買う前にお試し – Rentio[レンティオ]
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