HUAWEI MatePad T10を実機レビュー!2万円台前半で買えちゃう手頃なタブレット
更新日2024/11/26
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完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4i」をレビューしましたが、同時期に新たなタブレット3製品「MatePad New」「MatePad T 10s」「MatePad T 10」も発売しました。
特に「MatePad T 10s」「MatePad T 10」はHUAWEIタブレットのエントリーモデルとして、コスパの高さから購入を検討している方も少なくないと思います。
そこで、この記事ではタブレット3製品の中で最も手頃な価格で購入できる「HUAWEI MatePad T 10」の特長と実機レビューを紹介します。利用目的がエンタメ鑑賞中心で、コスパの高いタブレットを探している方にはピッタリの製品かもしれません。
もくじ
HUAWEI MatePad T 10の特長
「HUAWEI MatePad T 10」は2.5万円を切る価格で手に入るWi-Fiモデルのタブレット端末です。
タブレット性能としてはエントリークラスに属するためそこそこですが、動画視聴やインターネットサーフィンを楽しむ程度なら実用性十分な製品と言えるでしょう。
具体的なスペックや特長はこちらです。
- 約9.7インチのHDディスプレイ
- 迫力のあるステレオスピーカーを搭載
- スタイリッシュなデザイン
- 軽量かつコンパクトな本体
- 約5100mAhの大容量バッテリー
MatePad T 10sと製品スペックを比較
「HUAWEI MatePad T 10」のスペックを「MatePad T 10s」と比較した表を用意したので、両製品の違いをまとめました。
「MatePad T 10s」はディスプレイとサウンドのクオリティが向上している分、3,300円ほど価格が高くなっております。
項目 | MatePad T 10 | MatePad T 10s |
---|---|---|
ディスプレイ | 約9.7インチ IPSディスプレイ | 約10.1インチ IPSディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | HD(1280×800ピクセル) | FHD(1920×1200ピクセル) |
内蔵スピーカー | ステレオ 2基搭載 | ステレオ 2基搭載 ※Harman Kardonによるチューニング |
搭載OS | EMUI10.1(Android 10ベース) | |
CPU | HUAWEI Kirin 710A オクタコア (4×2.0GHz + 4×1.7GHz) |
|
GPU | Mali G51 | |
メモリ(RAM) | 2GB | |
ストレージ(ROM) | 32GB | |
外部ストレージ | microSD(最大512GB) | |
バッテリー容量 | 約5100mAh | |
カメラ | アウトカメラ:500万画素 インカメラ:200万画素 |
|
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz / 5GHz) | |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | |
インターフェース | USB-C | |
カラーバリエーション | ディープシーブルー | |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約240mm×159mm×7.9mm | |
重さ | 約450g | |
公式税込価格 (2021年5月15日現在) |
23,980円 | 27,280円 |
HUAWEI MatePad T 10の実機レビュー
実際に「HUAWEI MatePad T 10」を手に取り、その外観や使用感についてまとめます。
セット内容
今回はメーカーのサンプル版を借りたため通常の同梱品は含まれておりませんでしたが、「HUAWEI MatePad T 10」を購入すると以下のセット内容になります。
- タブレット本体
- ACアダプター
- USB-Cケーブル
- カードトレイ取り出しピン
- クイックスタートガイド
ペットボトル1本分より軽い
「HUAWEI MatePad T 10」を外箱から取り出してまず驚くのは軽さです。
重さは約450gと500mlペットボトルよりも軽く、外出先はもちろん、子ども用のタブレットとしても使いやすいです。
スタイリッシュなデザイン
価格や性能は抑えられているものの、見た目はハイスペック機と並んでも遜色のないデザインなので、想像以上に手にとったときの満足感は高い製品だと感じました。安っぽさが微塵もありません。
カラーバリエーションはディープシーブルー1色となっています。
ベゼル幅は太め
「HUAWEI MatePad T 10」のベゼル幅は四隅とも太く、実際よりもディスプレイサイズが小さく見えます。
同じサイズながら「MatePad T 10s」はベゼルが幅が細く、その分大きなディスプレイサイズ(約10.1インチ)になっているため、映像コンテンツ等により没入したいなら+3,300円払う価値があるかもしれません。
インターフェースについて
「HUAWEI MatePad T 10」のインターフェースは側面に電源と音量調節の物理ボタン、底面にUSB-Cポートとイヤホンジャック、スピーカー(上面にもう一基のスピーカー)があります。なお、ホームボタンはありません。
指紋や顔などの生体認証には対応しておらず、パスコードロックのみとなります。
「HUAWEI MatePad T 10」はスタイラスペン非対応のタブレットです。
カメラ性能への過度な期待は禁物
アウトカメラは500万画素、インカメラは200万画素と、「HUAWEI MatePad T 10」のカメラ性能は高くありません。テレビ電話やWebミーティング利用で”使える”くらいのスペックです。
上の写真はアウトカメラの撮って出しJPG画像ですが、解像度が低いせいかボワッとした感じの写真になっていることが分かります。
GMSではなくHMS
「HUAWEI MatePad T 10」はGMS(Google Mobile Service)に非対応なため、基本的にGoogleアプリのインストールおよび使用ができないタブレットです。
Google Playアプリも入れられないため、欲しいアプリは独自のアプリストアである「HUAWEI AppGallery」から入手しなければなりません。
もしくは「HUAWEI MatePad T 10」に搭載されているOS(EMUI10.1)はAndroid 10をベースにしているため、apkファイル(アプリケーションファイル)を直接ダウンロードして使うことお可能です。
Googleサービスのアプリのインストールおよび使用はできませんが、Webブラウザ上では「Gmail」や「Youtube」を問題なく使用できます。
Amazonアプリストアを活用する
apkファイルの中でも特におすすめなのが「Amazonアプリストア」です。
「HUAWEI AppGallery」になくても「Amazonアプリストア」ならインストールできるアプリもありますので、2つのアプリストアを併用することで、Google Playストアの穴埋めはほぼカバーできると思います。
画面分割が使いやすい
「HUAWEI MatePad T 10」には横向きで画面が分割される「HUAWEIアプリマルチプライヤー」機能が使えます。
左右の画面サイズは好きなサイズに調整できるので、WebブラウザでYoutubeを見ながらニュースを流し読みしたり、ショッピング時に2つの製品スペックを比較したりするのが容易になります。
「ニュースダイジェスト」「Petal検索」「U-NEXT for HMS」などが「HUAWEIアプリマルチプライヤー」の対応アプリになっており、対応アプリについては随時更新/追加されるようです。
バッテリーの持ちが良い
「HUAWEI MatePad T 10」は約5100mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
3日間電源を付けたまま、スキマ時間でYoutubeやニュースを見たり、アプリで少し遊ぶという使い方をしたのですが、50%程度のバッテリーが減っているだけでした。
長時間利用でも電池の減りを気にせずに使えるのは大きなメリットに感じます。
とりあえずのタブレットに選ぶならMatePad T 10の価格は魅力的
とにかく手頃なタブレットを探している方にとって「HUAWEI MatePad T 10」は良い選択です。特にこども向けに用意するだけなら、十分なスペックです。
ですが、「HUAWEI MatePad T 10s」を選ぶほうが満足度は高く感じるかもしれません。なぜなら、たった3,300円でFHDディスプレイとHarman Kardon監修による音質が手に入りますので、映画などの映像体験も存分に楽しむことができるからです。
そういう意味では、予算や利用目的によって選べることもHUAWEIタブレットの魅力の1つなのかもしれません。
タブレットやパソコンはレンタルできる
実際の生活や仕事において実用的か確認するには、一度使ってみるしかありません。タブレットやパソコン類は決して安い製品ではありませんので、できれば買ってから後悔はしたくないものです。
そのためにもタブレットやパソコンはお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、iPadのレンタルをはじめ、パソコン・タブレット・周辺機器のレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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