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わんちゃん・猫ちゃんと暮らしている方にとって、掃除の悩みは尽きないですよね。
換毛期はもちろんですが、床には基本的に一年中ふわふわの毛やほこりが落ちているもの。カーペットや毛布などはすぐに毛だらけの状態になってしまいます。
そんなペットと暮らすお家のお悩みに特化して開発されたのが、AQUA(アクア)のコードレス掃除機 AQC-HF500。
2種類のブラシを搭載したヘッドで、布製品の繊維に絡まった毛までしっかりかき集めて掃除。自立してコンパクトに収納もできるので、取り出しやすい場所に置いておいて毎日気軽に使いやすい掃除機です。
今回は、そんなペットと暮らすお家のために作られたコードレス掃除機AQUA AQC-HF500を換毛期の愛犬がいる自宅で実際に使用し、その実力を検証してみたいと思います。
もくじ
ペットと暮らすお家向けのコードレス掃除機 AQUA AQC-HF500
AQUA(アクア)は、低価格家電で有名なハイアールのグループ会社。もともとは三洋電機という会社の白物家電部門で、洗濯機や冷蔵庫を得意とするメーカーです。
今回ご紹介するAQUA AQC-HF500は、同じハイアールグループであるイタリアの家電メーカーCandy Hoover Groupと共同開発した「ペットと暮らすお家向け」がコンセプトの掃除機です。
それでは、さっそく掃除機を実際に手に取りながらその特長を詳しくご紹介していきます。
同梱品一覧
- 本体、2Wayノズル
- パイプ
- ヘッド、ワイドケトリゴム×2
- ミニケトリノズル、予備ケトリゴム×1
- スキマノズル
- バッテリー、ACアダプター
- 壁掛けホルダー、取付用ネジ
- お手入れブラシ
- 収納バッグ
- 取扱説明書
2種類のブラシで家中の床をしっかり掃除
AQUA AQC-HF500のヘッドには、「ハイブリッド回転部」「extraブラシ」という2種類のブラシが搭載されていて、床に落ちている毛やホコリをしっかりとかき集めることができる仕組みになっています。
とくに床面の素材に合わせて付け替えられる「extraブラシ」は、ペットのいるお家向けの掃除機ならではの独自の機能です。
1. ハイブリッド回転部
ハイブリッド回転部は、青色の柔らかい毛素材と緑色のゴム素材の組み合わせでできた回転ブラシです。
大きなゴミから微細なホコリまでしっかりと集めて吸い込みます。ブラシに毛が絡まりづらいのも特長です。
2. extraブラシ(起毛布/ワイドケトリゴム)
extraブラシは、起毛布/ワイドケトリゴムのどちらかを床面の素材に合わせて選ぶことができます。
短い毛が密集した素材の「起毛布」は、フローリングや畳、毛足の短いラグに。硬いゴム素材の「ワイドケトリゴム」は、毛足の長いラグに最適です。
ワイドケトリゴムをフローリングや畳に使うと傷つく可能性があるので、基本は起毛布を取り付けておいて毛足の長いラグだけワイドケトリゴムに切り替えて使うと良さそうです。
布掃除に強い「ミニケトリノズル」ほかアタッチメントも充実
AQUA AQC-HF500は、ハンディ掃除機として使うときに便利なアタッチメントを多数付属しています。
とくに「ミニケトリノズル」は、布製品についたペットの毛掃除にぴったり。他の掃除機にはないタイプのアタッチメントです。
ミニケトリノズル
ミニケトリノズルは、起毛布とケトリゴム両方を搭載した布製品専用のノズルです。
布製品の繊維に絡まった毛をケトリゴムがかき取って、起毛布がキャッチ。ソファやベッド、毛布などをすっきりきれいにしてくれます。
2wayノズル
2wayノズルは、両端にブラシノズル/ソフトノズルがついていて、ひっくり返して手軽に付け替えられるアタッチメントです。
ブラシノズルは小物まわりなどに、ソフトノズルは家具・家電や棚の上などの掃除に活躍します。パイプの先に付ければ、高い場所の掃除にも使えます。
スキマノズル
先端が細くなっているスキマノズルは、狭い場所や細かいところのお掃除に最適。
パイプの先に付けて長くすることで、家具の下なども奥まで届いてしっかり掃除できます。
収納も使い勝手もスマートなデザイン
イタリアの家電メーカーと共同開発されたAQUA AQC-HF500は、スタイリッシュな見た目も特徴的。
見た目だけでなく、使い勝手にも配慮された本体デザインになっています。
自立してコンパクトに収納
使用後は本体部分を外してパイプにかけると、自立してコンパクトに。クローゼットや納戸などに、場所を取らずに収納できます。
また、壁かけフックも付属しているので、お家の環境に合わせて壁かけでスリムに収納することもできます。
掃除しやすいフルフラット設計のヘッド
スティック時に操作しやすいように、ヘッドの可動範囲が広い設計になっています。
ヘッドは床面にぴたっとくっついて左右90℃に曲がるので、ソファやベッドの下も奥までしっかり届いてきれいにすることができます。
暗い場所でもゴミが見えるLEDライト
さらに、ヘッドにはLEDライトを搭載。暗い場所でもゴミが見えて残さず掃除することができます。
手元のLEDランプで電池残量とモードをお知らせ
掃除中は、手元のLEDランプで残りの電池量や運転モードが表示されます。
稼働時間の目安としては、
- 強(青色):約8分
- 標準(水色):約22分
- 弱(緑色):約34分
となっており、左側のランプが点滅し始めたら程なくしてバッテリー切れになります。
充電タイミングが一目でわかるので、掃除時間の調整にも役立ちますね。
着脱式バッテリーでどこでも充電可能
AQUA AQC-HF500は、着脱可能なリチウムイオン電池を採用。
本体に取り付けたままでも、本体から取り外しても、どちらの方法でもバッテリーの充電が可能です。
お手入れも簡単で衛生的
ダストボックスは、ワンタッチでフタが開いてかんたんにゴミ捨てできる構造。
ダストカップ、フィルター、ブラシなどはすべて水洗いできるので、衛生的に使い続けることができます。
AQUAのコードレス掃除機 AQC-HF500を実際に使ってみた
ここからは、実際に換毛期の愛犬がいる自宅でAQUA AQC-HF500を使って掃除をしてみた様子をご紹介します。
まずはスティック形状でカーペットの掃除
愛犬が日中過ごしているカーペットのエリアをスティック掃除機で掃除してみました。
起毛布のextraブラシ
はじめに起毛布のextraブラシを付けて掃除したところ、しっかりと吸引している感じはありつつもスムーズに動かすことができました。愛犬もすごく警戒…大喜びしていますね。
普段ロボット掃除機に毎日掃除をしてもらっているのですが、AQC-HF500で少し掃除機がけをしただけでもふわふわの毛が取れたのには驚きました。
ワイドケトリゴムのextraブラシを使用
続いて、ワイドケトリゴムのextraブラシに付け替えて掃除をしました。
このくらい短い毛足のカーペットだとワイドケトリゴムはかなり引っかかりが強く、押して掃除するには相当な力が必要でした。
かといってヘッドを持ち上げて引きながら掃除をするのは結構な重労働だったので、このカーペットには起毛布のextraブラシを使ったほうが良さそうでした。
ハンディ+ミニケトリノズルで掃除
ハンディタイプに切り替えて、布製品の掃除に強い「ミニケトリノズル」を使ってみました。
カーペットに毛を付けて掃除
先ほど一度カーペットをきれいにしてしまったので、ブラッシングで取れた毛をわざとこすりつけて掃除をしてみます。
カーペットの一部分が毛だらけに。
繊維に絡みついた毛まで、すべてきれいにすることはできるのでしょうか?
標準モードで一度カーペットの上を滑らせただけで、毛がすべてきれいになりました!
アップで探してみても、一本も毛が見当たりません。ケトリゴム+起毛布の組み合わせ、恐るべし…!
犬用ベッドを掃除
犬用のベッドの掃除にも「ミニケトリノズル」を試してみました。
首の角度が固定されているので最初は少し扱いづらさを感じましたが、慣れてくると楽に動かすことができました。
ケトリゴムが布に引っかかりやすいので、左手で反対方向に引っ張りながら掃除機がけをするのがコツです。
洗濯したばかりでそこまで汚れていないだろうと思っていましたが、かなりの量の毛が取れてしまいました。さすが換毛期、無限に毛が出てきますね。
モードごとの稼働音を検証
強 / 標準 / 弱の3つのモードで、それぞれの稼働音を騒音計で計測しました。
強モードでは85~87dB、標準モードでは79~81dB、弱モードでは78~80dB程度が計測されました。
標準 / 弱モードはそれほどではないものの、強モードではキーーーンという高音が少しうるさく感じてしまいました。
性格によってはこういった掃除機の音を怖がる子もいるので、別の部屋で使うなど工夫が必要かもしれません。
AQUA AQC-HF500を使って感じた魅力と注意点
ペットの毛に特化した機能を搭載しているコードレス掃除機AQUA AQC-HF500。
実際に毎日使った感想をもとに、AQUA AQC-HF500の魅力と気になる注意点についてご紹介します。
○ 毛が本当によくとれた
さすがペットと暮らすお家のためのコードレス掃除機というだけあって、本当によく愛犬の毛を集めてくれました。
我が家ではフローリングと毛足の短いカーペットで使用したため、起毛布のextraブラシを使っていましたが、ケトリゴムを使わなくてもかなりの毛が取れました。
とくに毛が抜けやすい種類のペットだと、毎日気軽に使えてパワーがあるコードレス掃除機が便利ですね。
○ 自立するのが嬉しい
AQUA AQC-HF500は、手元にバッテリーやダストボックスがあるタイプのコードレス掃除機にしては珍しく自立して収納することができます。
ヘッドの部分が垂直にロックされる構造になっているので、手元部分を取り外してパイプにかけると安定して自立します。
スティック状態でも一応立つのですがややバランスが悪く倒れやすいので、掃除の途中でちょっと立てておきたい場合には、万が一倒れても大丈夫なよう周辺に注意しましょう。
○ 操作説明が丁寧
AQUA AQC-HF500は、本体に日本語で細かく操作説明が記載されています。
パッと見は目立たないのですが、よくよく見ると説明書が無くてもわかるくらい丁寧な説明が各所に書かれています。
いちいち調べなくても使い方がわかるので、誰にでも使いやすく親切だなと思いました。
× 持ち上げるには重い
AQUA AQC-HF500は、スティック時重量2.3kgとコードレス掃除機のなかではやや重め。
別の階に移動するときやケトリゴムのextraブラシを使って引きながら掃除するときなど、片手で持つには少し重く感じました。
普通に掃除機がけをするときは負担には感じなかったので、ワンフロアで使うならそれほど気にならないかもしれませんね。
× extraブラシの付け替えが面倒
AQC-HF500のヘッドは2種類のextraブラシが付け替えられることが特長ですが、毎回の付け替えは面倒に感じてしまいました。
ワイドケトリゴムのextraブラシはフローリングには使えないので、フローリングが多い我が家では結局起毛布タイプばかりを使っていました。
せっかくの機能ですが、面倒くさがりの方はあまり頻繫に付け替えなくなってしまうかもしれませんね。
× お手入れの手間がかかる
AQUA AQC-HF500を使うとたしかにペットの毛が大量に取れるのですが、お手入れの手間が多く感じてしまいました。
起毛布ブラシには毛が付着しやすいので、起毛布自体のお手入れが必要になります。しかもかなりガッチリ絡みついているので、手で取り除かなければ取れません。
また、ワンタッチでゴミ捨てできる構造のダストボックスですが、こちらも毛が付着しやすくフタが開いただけではゴミが出てきません。
せっかくのワンタッチゴミ捨て機能ですが、結局手もしくはお手入れブラシで中身を出す必要があるのは、もったいないと感じた部分です。
AQUA AQC-HF500はペットの毛+布製品の掃除にぴったり
ペットと暮らすお家のためにつくられたコードレス掃除機AQUA AQC-HF500。
とくにケトリゴムを使うことで布製品のペットの毛掃除に最強の効果を発揮してくれました。
掃除機はレンタルで試せる
ペットの性格によっては怖がってしまうこともある掃除機。購入前に一度レンタルして使い勝手を試してみるのもおすすめです。
家電レンタルのレンティオでは、掃除機やロボット掃除機などを気軽にレンタルして試すことができます。
ペットの毛の掃除にお悩みの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
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