BenQ TK850i実機レビュー!明るい部屋でも楽しめる4K対応のホームプロジェクター
更新日2024/11/26
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映画やスポーツ観戦、時にはゲームなどを大画面で高精細な映像を楽しめるホームプロジェクター。在宅時間が増え、自宅で楽しめる環境作りにプロジェクターを導入している方も増えています。
プロジェクターは夜に部屋を暗くして利用するイメージが強いかもしれませんが、昨今のホームプロジェクターは昼間の明るい部屋でもくっきり投写され、昼夜問わず一日中使うことができます。
ですが、様々なプロジェクターがあり、1つに絞り込むのは悩ましいかもしれません。そんな方におすすめするのが、DLPプロジェクターメーカーとして12年連続で世界シェアNo.1に君臨し続ける「BenQ(ベンキュー)」です。
この記事では明るい4Kホームプロジェクター「BenQ TK850i」の特長や使用感レビューをまとめましたので、特に昼間でも大画面で楽しめるプロジェクターを探している方はぜひ参考にしてください。
もくじ
BenQ TK850iの特長
「BenQ TK850i」は高輝度の4K UHDの高解像度を楽しめるホームプロジェクターです。
映像とサウンド双方に高い技術を搭載しており、映画・スポーツ中継・ライブ映像などを思う存分楽しむことができます。
- 4K UHD(3840×2160)の高解像度映像
- 3000ルーメンの高輝度設計で昼間や明るい場所でも楽しめる
- 最大200インチ(アスペクト比 16:9)の大画面投写が可能
- HDR10/HLG/3Dモード(3Dモードは1920×1080解像度)対応の映像表現
- 複数のインターフェイス搭載し、幅広い用途に利用可能
- Android TVを搭載、YoutubeやAmazon Prime Videoも気軽に楽しめる
- CinemaMaster Audio+2エンジンを搭載したパワフルな10Wのチャンバースピーカー
- 自動の台形補正搭載で設定も楽ちん
- VGP2021を受賞
BenQ TK850iはレンタルできますので、気になる方はお試し利用を検討してみてください。
[レンタル] BenQ TK850i 4Kエンターテイメントプロジェクター – Rentio[レンティオ]
HT3550iとの違い
同時期に発売されたBenQのプロジェクターに「3550i」との違いは、輝度(ルーメン値)と色再現性技術の搭載有無の2点です。
その他の映像表現スペックや本体サイズや重さは同じですので、明るさを取るなら「TK850i」、約10億7000万色の色再現性を取るなら「3550i」となり、重視するものからモデルを検討してください。
このようにニーズに合わせて複数の製品から選べるのも、BenQプロジェクターの魅力になります。
BenQ(ベンキュー)のHT3550iを実機レビュー!4K UHDで鑑賞するムービーモードが魅力のホームプロジェクター – Rentio PRESS[レンティオプレス]
製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
解像度 | 4K UHD (3840 × 2160) |
輝度 | 3000 ANSIルーメン |
コントラスト比 | 30,000:1 |
アスペクト比 | 16:9 |
投影サイズ | 40〜200インチ |
スピーカー | 5W×2 |
インターフェイス | ・HDMI×2(HDMI 2.0b/HDCP2.2) ・USB-A×2(給電用/USBリーダー用) ・USB (ミニBタイプ)×1 ・RS232(3.5mmジャック)×1 ・オーディオ出力(3.5mmミニジャック)×1 ・DC12Vトリガー(3.5mmジャック)×1 ・赤外線受信部×2 ・セキュリティバー |
電源 | AC100V-240V(50/60Hz) |
ランプ寿命 | 標準:最大4,000時間 エコノミー:最大10,000時間 スマートエコ:最大15,000時間 |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約380mm×263mm×127mm |
重さ | 約4.2kg |
Amazon税込価格 (2021年8月11日現在) |
196,000円 |
BenQ TK850iの実機レビュー
ここからは「BenQ TK850i」の実機を手に取り、スペックだけでは分からない部分も含めて順に確認していきたいと思います。
セット内容
「BenQ TK850i」に付属するセット内容は以下のとおりです。
- プロジェクター本体
- プロジェクターリモコン
- Android TV用リモコン
- 3mの電源コード
- Android TVのワイヤレスドングル
- 単4電池×4
- クイックスタートガイド
- 説明書
ノートパソコン約1台分のサイズ感
「BenQ TK850i」の大きさは約380mm×263mm×127mm(幅×奥行き×高さ)となり、13インチのMacBook Airを横に並べると写真のようなサイズ感です。ノートパソコンを一台置けるスペースがあれば、全く問題ありません。
天井吊り下げ設置も可能
「BenQ TK850i」は天井吊り下げ設置にも対応しています。
BenQには純正品の天吊り金具(CMP-80)も用意されていますので、もし天井に設置したい場合は合わせて購入を検討しましょう。なお、楽天市場店なら箱スレ・新品同様 のアウトレット品をお手頃価格で購入できるのでおすすめです。
4K HDRの鮮やかな映像表現
「BenQ TK850i」は4K(3840×2160)の解像度を有し、HDR-PRO™技術が採用されたホームプロジェクターです。HDR10とHLGにも対応しておりますので、SONY α7SIIIなどのシネマカメラで撮影/編集した動画(シネマティックVlog etc.)も存分に楽しむことができます。
また、明るいシーンのウォッシュアウト(白飛び)や投影サイズによる画質低下が起こらないよう自動で調整されるよう設計されているため、難しい設定不要で鮮明かつ臨場感のある映像を楽しむことが可能です。
Android TVを搭載
「BenQ TK850i」に付属するワイヤレスドングルを取り付けることで、Android TVを使えるようになります。YouTubeやPrime Videoなどの動画配信サービスをはじめ、スポーツチャンネルやゲームアプリをインストールして楽しむこともできます。
付属品にはAndroid TV用リモコン(右側)もあり、Prime VideoやGoogleアシスタンスへのショートカットボタンが付いているので使いやすいよう考えられています。
豊富なインターフェース、給電可能なUSB-Aも搭載
インターフェースはHDMI・USB-A・Micro USB・3.5mmのオーディオジャックと複数搭載されています。
USB-Aの1つは給電用としても使えるため、Amazon Fire Stickの電源も「BenQ TK850i」で確保することができます。
投影角度の調節脚が三脚
「BenQ TK850i」は前に一脚、後ろに二脚のねじ式調節脚が付いています。
前一脚だけ伸ばして斜め上に角度を付けたり、三脚とも伸ばして最大4cmほど浮いた位置まで高さを付けることが可能です。
台形補正は自動調整
投影角度がついても、「BenQ TK850i」には自動台形補正(垂直)が搭載されているので楽ちんです。
設置場所と投写位置に落差があっても、±30度まで補正が効きます。
フォーカスはマニュアル
「BenQ TK850i」にはオートフォーカス機能が搭載されていませんので、レンズ上のフォーカスリングで調整します。
フォーカスリングの下にあるズームリングで投影サイズを変更しても、スクリーンのサイズに関係なく、画像が隅々まで完璧に焦点が合った状態を維持してくれます。
BenQ TK850iを使ってみた感想
「BenQ TK850i」でPrime Videoをはじめ、いろんな動画配信サービスで映画・アニメ・音楽ライブなどを楽しんでみました。
結論から言えば、視聴体験が良すぎてテレビに戻るのが嫌になるくらいの満足度でした。
昼夜問わず鮮明な映像
3枚の写真はいずれも日中に投影した映像ですが、上からカーテン無し、レースカーテンのみ、遮光カーテンの部屋の暗さを変えています。暗い環境のほうが多少色の濃淡が分かりやすくなりますが、明るい場所でもコントラストがはっきりとしています。
昼間でも十分な明るさで鮮明な映像が流れるので、子供が起きている時間に一緒に視聴を楽しめるのは良かったです。
加えて4Kの迫力、解像感も素晴らしく、背景映像として流しておくだけでも生活の質を向上できるように感じます。
映像はRAKUEN 三好和義と巡る楽園の旅/Amazon Prime Videoより
音質が素晴らしく良い
映像よりも感動したのは、「BenQ TK850i」の音質です。
「CinemaMaster Audio+ 2」の5W出力ステレオスピーカーが2基(合計10W)が搭載されており、映画館のような演出あるサウンドを楽しめます。
一方で最低音量でもそこそこ大きいため、子供を寝かしつけたあとはオーディオジャックを使ってヘッドホンやイヤホンで視聴するのが望ましいかもしれません。
映像はBach, Christmas Oratorio – Philippe Herreweghe, Collegium vocale Gent/Amazon Prime Videoより
激しい動きのあるスポーツも鮮明に
「BenQ TK850i」のピクチャモードにはスポーツモードがあり、選択すると動きの激しいスポーツシーンも明かつ滑らかな映像表現に最適化されます。
先ほど紹介した高音質なサウンドと合わさり、スポーツならではの音や実況を楽しむには最高のプロジェクターでした。
本体側面には隙間を空けよう
ノートパソコン約1台分の大きさではありますが、本体側面(正面向かって左側)の通気口から熱い風が出るため、両脇には物を置かない環境が望ましいです。
本体にも熱風注意のアイコンが記載されていますので気をつけましょう。
テレビでは満足できない方におすすめのプロジェクター
「BenQ TK850i」は3,000ルーメンという明るさに特長を持つホームプロジェクターなので、昼夜問わず楽しめることからテレビの上位互換になりえます。
特に地上波を見る機会が減り、動画配信サービス(Youtube/Prime Video/DAZN/dアニメ etc.)を利用する事が増えた方にとってはぴったりのプロジェクターです。4K HDRコンテンツも少しずつ増えていますので、家での視聴体験を大幅に向上することができるでしょう。
夜だけでなく、昼間も楽しめる高精細なホームプロジェクターを探している方は、「BenQ TK850i」もぜひ検討してみてください。
プロジェクターはまずお試しレンタルを
実際の設置場所や配線、画質や音質を調べるには自宅で試すのが一番です。もしプロジェクターの購入を検討しているなら、まずは購入前にお試し利用をしてみてはいかがでしょうか?
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では最短3泊4日〜から様々なプロジェクターのレンタルを提供しています。
製品を気に入ればそのまま購入することも可能なので、購入前のお試し利用を活用しましょう。
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