HUAWEI FreeBuds 4を実機レビュー!開放型の心地よい装着感のノイキャン搭載ワイヤレスイヤホン
更新日2024/11/26
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音楽に没頭できるノイズキャンセリング搭載のイヤホンといえば密閉性の高いカナル型がメジャーです。ですがカナル型イヤホンを耳に装着したときの圧迫感・閉塞感が苦手、という方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、2021年7月30日に発売した「HUAWEI FreeBuds 4」です。オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンなので、カナル型よりも開放的な装着感を得られます。
そこで、この記事ではノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4」のレビューをまとめていますので、装着感や音質、音漏れ等の注意点など参考にしていただければ幸いです。
もくじ
HUAWEI FreeBuds 4の特長
「HUAWEI FreeBuds 4」の魅力はオープンイヤー(インナーイヤー)型の開放的なイヤホン形状でありながら、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載していることです。
没入感のある音楽を楽しみつつも、常に周囲の環境音が聞き取るる状態にありますので、デイリーユースに適した完全ワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。
- オープンイヤーの快適な付け心地
- アクティブノイズキャンセリングを搭載
- ユーザーの耳の形や装着状態を自動的に検出し、最適なノイズキャンセリングを選択する「アダプティブ・イヤー・マッチングテクノロジー」を採用
- 最長22時間の連続再生可能
- 直感的なタッチ操作
- デュアルデバイス同時接続でシームレスな切り替えが可能に
- IPX4の防水性能
製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
イヤホンタイプ | オープンイヤー型の完全ワイヤレス(左右分離型) |
ノイズキャンセリング | 開放型アクティブノイズキャンセリング 通話ノイズキャンセリング |
マイク | あり |
連続使用時間 (ノイズキャンセリング使用時) |
(音楽再生) ・イヤホン単体:4時間(2.5時間) ・充電ケース込:最長22時間(14時間) 音声通話:6.5時間(5.5時間) |
充電時間 | イヤホン:約1時間 充電ケース:約1時間 ※約15分間の急速充電で約2.5時間の連続音楽再生が可能 |
ドライバー | 14.3mm 大型LCPダイナミックドライバー |
接続方式 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC AAC |
防水性能 | IPX4 ※イヤホン単体のみ |
カラーバリエーション | シルバーフロスト,セラミックホワイト |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
イヤホン:約15.8mm×18.5mm×41.4mm 充電ケース:約58mm×58mm×21.2mm |
重さ | イヤホン:約4.1g/個 充電ケース:約38g |
Amazon税込価格 (2021年8月2日現在) |
18,480円 |
HUAWEI FreeBuds 4の実機レビュー
まずは「HUAWEI FreeBuds 4」の外観や機能面をまとめました。
過去にHUAWEI FreeBuds 4iとHUAWEI FreeBuds Proをレビューしているのですが、「HUAWEI FreeBuds 4」はそれらのイヤホンを足して2で割ったような製品です。
セット内容
「HUAWEI FreeBuds 4」に同梱されていたセット内容は以下のとおりです。
急速充電対応のUSB-Cケーブルが付属しますが、HUAWEIは独自の急速充電規格を採用しているので、急速充電を行うには充電器はなるべく正規品の「HUAWEI SuperCharge充電器」と組み合わせたほうが良いでしょう。
- イヤホン
- 充電ケース
- USB-C充電ケーブル
- クイックスタートガイド
- 安全上のご注意
- 保証とアフターサービスのご案内
スタイリッシュでコンパクト
同じオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンで有名な「Apple AirPods」を並べてみました。
形状・イヤホンサイズはほぼ一緒ですが、「HUAWEI FreeBuds 4」は光沢のあるカラーでスタイリッシュです。
イヤホン一個あたり4.1gと軽量で、充電ケースと合わせても50g弱、サイズもコンパクトなので常にポケットに忍ばせておくことができます。
片耳利用もできる完全ワイヤレスイヤホン
「HUAWEI FreeBuds 4」はBluetooth(バージョンは5.2)接続で使える左右分離型の”完全”ワイヤレスイヤホンです。
会話やオンラインミーティング、周囲の音を聞きながら作業したい方におすすめです。
「スマート装着検出」をオフに
しばしば片耳からイヤホンを取り外して使う機会が多い方は、予め「スマート装着検出」をオフにしておくことをおすすめします。
「スマート装着検出」は取り付けた時に自動再生されるメリットがある一方で、片耳でも外せば自動で音楽も停止してしまいます。その度にタッチ操作で再開するのも面倒だと思いますので、取り外すことが多い方は「スマート装着検出」をオフにして利用しましょう。
「スマート装着検出」をオフにして取り外すと、その間も音楽再生は続くので電池の減りが早くなります。
IPX4の防水性能
「HUAWEI FreeBuds 4」はIPX4等級の防水性能が施されています。
IPX4は300〜500mmの高さより10分間、全方向に10Lの放水を受けても有害な影響を受けないテスト結果を得た製品である証です。
写真はたまたまにわか雨に遭遇してしまった時に撮影したものですが、雨やスポーツによる汗程度なら問題なく使えるので安心してください。
防水性能があるのはイヤホン単体であり、充電ケースは防水性能が施されていません。
アプリ連携でこだわり設定も
「HUAWEI FreeBuds 4」にはスマホアプリ「AI LIFE」(App Store / Google Play)と連携することで、ジェスチャーの確認や割当やEQ、イヤホンを探す機能などの機能を利用することができます。
例えばジェスチャーの割当では、左右のダブルタップには以下の機能を割り当て、カスタマイズすることができます。
筆者はプレイリストで聴いて好みの曲をお気に入りリストに追加することが日課となっているため、左に「前の曲」、右に「再生/一時停止」を割り当てて使いました。
- 再生/一時停止
- 次の曲
- 前の曲
- 音声アシスタントを起動(Googleアシスタント etc.)
- なし
デュアルデバイス接続が可能
「HUAWEI FreeBuds 4」は「デュアルデバイス同時接続」に対応しておりますので、事前に2台までBluetooth接続しておくことで、音楽や通話の切り替えが非常にスムーズです。2台以上ある場合は、スマホアプリから接続/解除を行い、その時に合わせた組み合わせにすることも可能です。
対応デバイスは「iOS/Android/Windows/Mac」と一般家庭にあるものならほぼ全てに対応していると思いますので、テレワーク中の方にもおすすめのイヤホンです。
最長22時間連続再生可能な長時間バッテリー
バッテリーも必要十分な容量を有しており、充電ケースと合わせると最長22時間(ノイズキャンセリング使用時は14時間)の連続再生が可能です。イヤホン単体だと4時間(ノイズキャンセリング使用時で2.5時間)です。
実際に音楽を聞きながら作業をしていると、集中している分、バッテリーの減りは早く感じました。ですが、充電時間がとにかく短いので、バッテリーが切れてもすぐリカバリーできるので安心です。
イヤホンを充電ケースに入れると約15分で2.5時間分、1時間でフル充電になります。
HUAWEI FreeBuds 4を使ってみた感想
実際に「HUAWEI FreeBuds 4」を付けて外出したり、リモートワーク中に使ってみたりしましたので、その使用感を紹介します。
快適な付け心地
ノイズキャンセリングの没入感・静寂性を提供しつつも、カナル型と異なり長時間付けていても快適な付け心地でした。イヤーチップがないので圧迫感のようなものもありません。イヤホンも軽いので耳の負担が少ないように感じました。
「HUAWEI FreeBuds 4」は“10,000を超える様々な耳のデータを解析し、イヤホンと耳が接触する部分を8箇所にわけて外圧のシミュレーション分析”に基づいて設計された形状をしているので、ぜひ一度店頭などで使って感じてほしいと思います。
ノイズキャンセリングの性能
HUAWEI FreeBuds 4iをレビューしたときの同じ環境でノイズキャンセリングの性能テストをしてみました。
イヤーチップの付いたカナル型の「HUAWEI FreeBuds 4i」と比べるとノイズキャンセリング時の風切り音や車のエンジン音は取り込みやすいです。ですが、快適な装着感とトレードオフにあることを考えれば十分満足できる遮音性能でした。(ノイズ低減値は前機種の最大15dBから25dBへ改善されています)
室内でのノイズキャンセリングはほぼ完璧に遮音してくれるので、仕事や勉強におすすめです。
メリハリのある重低音を楽しめる音質
音質面ではメリハリのある重低音に特徴があると思います。実際に、「HUAWEI FreeBuds 4」には低音を増強するパワーエンジンが搭載されているようで、重低音の心地よい振動もダイレクトに感じます。
スマホアプリでは簡易なEQ機能も搭載されており、「デフォルト」「低音強調」「高音強調」から設定することも可能です。HIP HOPやEDMは「低音強調」、それ以外は「デフォルト」で聴くことが多かったです。
HUAWEI FreeBuds 4」の対応コーデックはSBC/AACなので、ハイレゾ音源に対応していません。
サウンド強化機能について
EQ以外にアプリには「サウンド強化」という機能があります。その機能を使えば、左右それぞれの聴力を元にバランスを取ってくれます。
筆者の場合は右の聴力が弱いのか、かなりアンバランスでした。。。テスト結果を適用した状態で音を聞いてみましたが、多少右側の高音域(ドラムのハイハットのような音)が強調されたように感じました。
- (ペアリング状態で)アプリを開く
- 「サウンド強化」をタップ
- 「サウンド強化」をオン
- 「カスタムプロフィールを編集」をタップ
- イヤホンを付けて静かな場所に移動し、聴力テストを開始
- 500〜4000Hz帯で大小様々な音が流れるのでテストを行う
- テスト結果を適用する
音漏れはそこそこします
ノイズキャンセリングはあれど完全に密閉されたイヤホンではないので、音漏れは注意したほうが良いと思います。ただボリュームが大きくなければ、個人的には気になるほどではありませんでした。(個人差があるので配慮は必要です)
遮音していると音漏れに気づきにくかったりしますので、適度な音量で楽しみましょう。
没入感と付け心地を両立したHUAWEI FreeBuds 4
「HUAWEI FreeBuds 4」はノイズキャンセリングと快適な装着感を両立させた完全ワイヤレスイヤホンです。特に仕事・勉強・映画鑑賞など、室内で長時間集中するシーンにぴったりの製品だと思います。
iOSやAndroid(GMS搭載スマホ)とも連携して使えますので、デイリーユースに使うワイヤレスイヤホンを探している方は、ぜひ「HUAWEI FreeBuds 4」を一度手にとってみてください。
ワイヤレスイヤホンはまずはお試しレンタルを
実際の付け心地や音質を知ってから検討したい方にはワイヤレスイヤホンのレンタルをおすすめします。
家電レンタルの「Rentio(レンティオ)」では、7泊8日からヘッドホンやイヤホンのレンタルを提供しており、借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできます。
多数のメーカーおよび製品を取り扱っておりますので、まずはレンタルで試してみてから購入判断をしてはいかがでしょうか。
[レンタル] ヘッドホン・イヤホン 買う前にお試し – Rentio[レンティオ]
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