BenQ GS50を実機レビュー!防滴&耐衝撃仕様でキャンプ利用にも適した高解像度モバイルプロジェクター

まーしー
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公開日2021/10/30

BenQ GS50を実機レビュー!防滴&耐衝撃仕様でキャンプ利用にも適した高解像度モバイルプロジェクター

バリエーション豊富なホームプロジェクターを揃える「BenQ(ベンキュー)」ですが、2020年7月に「GS2」、2021年10月に「GV30」と立て続けに新製品を投入し、モバイルプロジェクターのラインナップを拡充しています。

2021年10月末には、さらに新たなモバイルプロジェクターが加わることになりました。そこで、この記事ではBenQのモバイルプロジェクターGS50の実機レビューとGV30との違いを紹介します。

BenQのモバイルプロジェクターを検討している方にとって、どちらが自身の環境や用途に合っているのかポイントをまとめましたので参考になれば幸いです。


BenQ GS50の特長

BenQ GS50の特長

「BenQ GS50」は野外でも使えるハイスペックなモバイルプロジェクターです。

FHDの解像度・合計20Wの2.1chスピーカーとモバイルプロジェクターとして高い性能を持ちながらも、防滴・落下衝撃耐性を持つ堅牢なボディに魅力のある製品です。

バッテリーが内蔵されていますので、電源の無いキャンプ地でも映像や音楽を一台で楽しめるのも「BenQ GS50」の魅力です。

主な特長

  • FHDの解像度、10bitの色再現性で高精細な映像表現
  • 色域Rec709 97%の色再現性を持つ高画質な映像美
  • 3基のスピーカーを搭載する、2.1chスピーカーの臨場感あふれるサウンド
  • オートフォーカス機能&自動垂直台形補正が搭載
  • 防滴&落下衝撃耐性仕様でアウトドア利用も安心
  • Android TV 9.0を搭載
  • 最長2.5時間の連続使用ができる内蔵バッテリー
  • 小さな子どもがいる家庭でも安心できる目の保護センサーやペアレンタルコントロール
  • 収納力のあるキャリーバッグが付属

GV30との違い

BenQのポータブルプロジェクターGV30の実機レビュー

「BenQ GS50」の1ヶ月前に発売された「GV30」もモバイルプロジェクターです。スペックによっては同じ性能を持つ両製品ですが、基本性能は大きく異なります。

それぞれの特徴を踏まえると、できるだけ価格を抑えてコンパクトさを重視し、主に自宅(室内)利用を目的にするなら「GV30」、できるだけ高いスペックと野外でも使える耐久性を求めるなら「GS50」がおすすめです。

スペック項目 GS50 GV30
解像度 FHD(1980 × 1080) HD(1280 × 720)
輝度 500 ANSIルーメン 300 ANSIルーメン
色再現性 10bit(10億7000万色) 8bit(1677万色)
スピーカー 5W×2+10Wウーファー 4W×2+8Wウーファー
防滴/落下衝撃耐性 両方あり 対落下のみ
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約186mm×146mm×154mm 約120mm×185mm×195.8mm
重さ 約2.3kg 約1.6kg
公式税込価格 90,708円 69,800円

「GV30」の詳しいレビューはこちらを参考にしてください。
BenQ GV30を実機レビュー!常識を覆す高画質&高音質のモバイルプロジェクター – Rentio PRESS[レンティオプレス]

GS50の製品スペック一覧表

項目 スペック詳細
解像度 FHD(1980 × 1080)
輝度 500 ANSIルーメン
コントラスト比 100,000:1
色再現性 10bit(10億7000万色/Rec709のカバー率最大97%)
アスペクト比 16:9
投影サイズ 30〜112インチ
オートフォーカス
スピーカー 5W×2+10Wウーファー
※2.1 Channels Chamber Speakers
インターフェイス ・HDMI×1
・USB-A×1
・USB-C×1
・オーディオ出力(3.5mmミニジャック)×1
防滴/落下衝撃耐性 防滴:IPX2
落下衝撃耐性:70cmの高さから落ちても耐えられる(120回の落下テスト済み)
内蔵バッテリー 約2.5時間の連続再生時間に相当
※内蔵バッテリー使用時は200 ANSIルーメンに固定
通信規格 Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth:4.2
OS Android TV 9.0
電源 AC100V-240V(50/60Hz)
※USB-C充電(45W 15V/3A まで)対応
ランプ寿命 標準:最大20,000時間
エコノミー:最大30,000時間
サイズ
(幅×奥行き×高さ)
約186mm×146mm×154mm
重さ 約2.3kg
公式税込価格
(2021年10月30日現在)
90,708円

BenQ GS50を実機レビュー

BenQ GS50の実機レビュー

特長やスペックだけでは分かりにくい部分もあると思いますので、「BenQ GS50」の実機を使ってみながら解説をしたいと思います。

実際に使ってみたい方は、GS50のお試しレンタルを活用して用途や生活に合った製品か確認してみましょう。

[レンタル] BenQ GS50 ポータブルプロジェクター – Rentio[レンティオ]

セット内容

BenQ GS50のセット内容

「BenQ GS50」に同梱されているセット内容はご覧のとおりです。

セットアップも簡単なので、届き次第すぐにでも使える内容です。

セット内容

  • GS50(本体)
  • 電源アダプター
  • 電源コード
  • リモコン
  • Android TVのワイヤレスドングル
  • 単4電池×2
  • 専用キャリーバッグ
  • クイックスタートガイド
  • 保証書 etc.

ナチュラルポップなデザイン

まず目を奪われるのが、ポップさを感じるデザインです。正面から後面にかけて白を基調としていますが、側面自然を想起させる緑をベースにした見た目が特徴的です。一見ラバー素材に見える側面ですが、実際は樹脂素材でありザラザラとした質感です。メインスピーカーも兼ねるワンポイントのオレンジマーク、茶色のハンドストラップとの組み合わせもおしゃれです。

外観から見える機能面を説明すると、正面にレンズ、後面にウーファーとファン排気口、両側面にメインスピーカーという配置です。スピーカーは全部で3基搭載されており、2.1chサラウンドの臨場感溢れる「treVoloオーディオシステム」が組まれています。

持ち運びやすいコンパクトさ

BenQ GS50のキャリーバッグ

「BenQ GS50」のサイズは約186mm×146mm×154mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約2.3kgあり、BenQのモバイルプロジェクターの中では大きい部類に入ります。

が、モバイルプロジェクターとは思えない映像表現とスピーカー性能を有しますので、室内移動はもちろん手ぶらキャンプやファミリーキャンプ等ならサイズは気にならないかもしれません。(山歩きを要する場合は向いていないかもしれませんが……。)

専用のキャリーバッグが付いていますので、電源コード類やリモコンもまとめてコンパクトに収納できる持ち運びやすさに考慮されている点も嬉しいですね。

投影角度の調整が簡単

BenQ GS50の角度調整

「BenQ GS50」の正面下部にあるボタンを押すと、最大15度まで傾斜を付けられる脚が出てきます。

ワンプッシュで勢いよく出てくるため、角度をつけた本体を持ったままボタンを押せばすぐ投影角度が固定されます。ホームプロジェクターのように脚をくるくる回して微調整を重ねなくても良いので、非常に簡単です。

高さが欲しければ三脚も活用

BenQ GS50には三脚穴も

投影位置を高くしたい方は、本体底面にある三脚穴を活用しましょう。

後で詳しく説明しますが、「BenQ GS50」には落下衝撃耐性も備わっているため、ある程度の高さまでなら安心して使えるのも強みの1つです。

シンプルで分かりやすい操作方法

BenQ GS50の操作性

電源を入れてすぐ使いこなせるようになるのも「BenQ GS50」の魅力です。本体ボタンは最小限で直感的に分かりやすいアイコンが印刷されています。

リモコンにはGoogleアシスタント・Prime videoのショートカットもついており、ポチポチと操作するだけで設定変更や画面切り替え、焦点合わせや台形補正なども簡単に操作できます。

初回のセットアップも画面の案内に沿ってポチポチと進めるだけなので、機械が苦手な人でもすぐに使いこなせるでしょう。

Android TVのドングル設定が簡単

これまで複数のBenQのプロジェクターレビューをいくつか行ってきましたが、「BenQ GS50」はドライバーやピック不要で簡単にセットアップができます。

上面の「GS50」と書かれた箇所をスライドさせると蓋が開きますので、付属のドングルを差し込むだけで完了です。

オートフォーカスと自動台形補正機能で楽ちん

「BenQ GS50」にはオートフォーカス機能と自動垂直台形補正が搭載されているので、焦点合わせや画面の微調整に時間を取られることがありません。ちなみに、オートフォーカスは約1秒で完了します。

投影位置が変われば自動で検知して調整してくれますが、微調整を行いたい場合はリモコンからもすぐ確認することができます。

USB-Aから給電可能!複数のインターフェースを搭載

「BenQ GS50」には複数のインターフェースが搭載されています。HDMI×2(内1つはAndroid TV用のドングル)・USB-A・USB-C・オーディオ出力(3.5mmミニジャック)の4種類です。

「Amazon Fire Stick」に必要な電源は「BenQ GS50」のUSB-Aから得られるので、配線もスマートに活用することが可能です。

写真の一番右にあるスイッチングは「キーパッドロック」です。ロック状態にするとボタン操作ができなくなりますので、子どもがボタンを押して設定を変更するのを防ぐことができます。

モバイルバッテリーでの急速充電が可能

BenQ GS50のUSB-C急速充電

「BenQ GS50」のDisplayPortと急速充電規格のPower Delivery(PD)も兼ねているため、モバイルバッテリーからでも充電できます。

キャンプ等のアウトドアシーンでも使いやすいモバイルプロジェクターなので、USB PDに対応するUSBケーブルとモバイルバッテリーやポータブル電源も用意しておくといいでしょう。

[2021最新]ポータブル電源のおすすめ15機種を比較!大容量でキャンプにも活躍するポタ電の選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

IPX2の防滴仕様

BenQ GS50は防滴仕様

「BenQ GS50」の防滴仕様はIPX2です。防滴フィルムで保護されており、緑色の側面の内側には1mm厚の防水TPUインナーも採用されています。小雨や軽い水しぶき程度であれば本体の外に排出される構造になっているため安心です。

完全な防水ではないため、使用環境には十分気をつけたほうが良いでしょう。

IPX2の保護の程度とテスト内容防水保護構造
200mmの高さより15度の範囲で10分間、3〜5mm/分の水滴を浴びるても有害な影響を受けない

70cmの落下衝撃耐性

BenQ GS50の落下衝撃耐性

「BenQ GS50」は70cmからの落下衝撃耐性があります。120回の落下テストも実施済みとのことです。

三脚利用や野外利用をすることが多い方にとっては安心の仕様です。

ただ落ち方によってはレンズが割れたり、欠けたりすることもあると思うので、落とさないように気をつけて使用することに限ると思います。

BenQ GS50を使ってみた感想

BenQ GS50を使った感想

「BenQ GS50」を使って検証したことや使用感をまとめました。

モバイルプロジェクターとしては高いスペックの製品なので、特に使い込みたい方にとってはベストな選択肢になるかもしれません。

豊富なピクチャモードで汎用性が高い

BenQ GS50のキャンプファイヤーモード

「BenQ GS50」には使用状況に応じた視聴環境に最適化できるように、7種類のピクチャモードを搭載しています。中でもユニークなのが、ほのかな光が灯る薄暗い環境下(シネマモードよりも明るい場所)でも鮮明に映し出される「キャンプファイヤーモード」です。

室内環境だけでなく、野外利用でも状況に合わせた設定を簡単にできるため、非常に汎用性の高いモバイルプロジェクターだと感じました。

高解像度、広色域、高コントラストの映像表現が最高

BenQ GS50の映像がキレイ

※映画『インセプション ( 2010)』より
レオナルド・ディカプリオが演じる、コブ
© 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

FHD(1920×1080)の高解像度・100,000:1の高いコントラスト比・10bit(10億7000万色)の広い色域によって表現される映像は、モバイルプロジェクターとは思えません。特に色のグラデーション部分がキレイに見えます。

加えて2.1chの「treVoloオーディオシステム」が、映像の臨場感を高めてくれるのでハッキリ言って最高でした。想像よりも重低音が響くので、映画鑑賞にはぴったりです。

モバイルプロジェクターとしては高価格帯の「BenQ GS50」ですが、どこでも映画館のように楽しめることを考えると納得感のある性能だと思います。

包まれるようなサウンド体験

※放課後ディストラクション (2018) やくしまるえつこ
© 2018 みらいレコーズ. All Rights Reserved.

「BenQ GS50」部屋の中央に置くと、全体に広がるメインスピーカーのサウンドと後ろから覆いかぶさるようにウーファーの重低音が響くので、心地よい視聴体験ができます。映像美もさることながら、個人的には音響の良さが映像体験を底上げしているように感じました。

最近、Amazon Music HDに空間オーディオ(Dolby Atmosおよび360 Reality Audio)対応楽曲が増えたので、Bluetoothスピーカーとしても楽しみました。

「BenQ GS50」一台で高性能プロジェクターと2.1ch音響をこなすので、お得感があります。

子供がいる環境に優しい設計

「BenQ GS50」は、動画にあるアイプロテクションセンサーの他にキーパッドロック、ペアレンタルコントロールが搭載されています。小さな子どもがいる環境でも安心して使えます。

使ってみて気づいたのですが、子どもがいる家庭にとって落下衝撃耐性や防滴仕様であることも後押しになるポイントだと思いました。アウトドア利用を想定していなくても、壊されにくい設計であることは安心材料の一つですね。

500 ANSIルーメンの明るさについて

BenQ GS50の輝度

「BenQ GS50」の輝度は500 ANSIルーメンと、モバイルプロジェクターの中では高水準のスペックです。

とはいえ、ホームプロジェクターと比べると明るい場所での投影は厳しいです。

上の写真は日中に投影したもので、左からカーテン全開・レースカーテンのみ・レースカーテン+遮光カーテンと徐々に暗くしたときの鮮明さを比較したものです。

内蔵バッテリー使用時の注意点
「BenQ GS50」を電源に繋がず、内蔵バッテリーで稼働させる際は200 ANSIルーメンに固定されます。できるだけ高い輝度で使いたい方はポータブル電源等で電源を確保して使いましょう。

天井投影は安定するが注意点も

BenQ GS50は天井投映もかんたん

「BenQ GS50」で直方体の形状をしているため、天井投映時も接地面が安定します。FHDの解像度で天体観測の映像を流すのはとてもキレイでした。

一方でファンの排気口とウーファースピーカー、それから電源入力ポートが塞がってしまいます。特に内蔵バッテリー使用時は200 ANSIルーメンに固定されてしまうこともあり、それが気になる方もいらっしゃるかもしれません。

もし天井投影するなら、写真のように完全に塞がらないように置くのがベストです。

オールマイティなモバイルプロジェクター

BenQ GS50の実機レビュー

数あるモバイルプロジェクターの中でも、FHDの高解像度・広色域かつ高コントラスト・臨場感あるサウンドと、映像体験にここまでのこだわり抜いたものはなかなか見られません。

どうせ買うならできるだけ最高のものを。モバイルプロジェクターの購入を検討している方は、一度「BenQ GS50」の魅力を体験してみてください。

プロジェクターはまずお試しレンタルを

実際の設置場所や配線、画質や音質を調べるには自宅で試すのが一番です。もしプロジェクターの購入を検討しているなら、まずは購入前にお試し利用をしてみてはいかがでしょうか?

家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では最短3泊4日〜から様々なプロジェクターのレンタルを提供しています。

製品を気に入ればそのまま購入も可能なので、購入前のお試し利用を活用しましょう。

[レンタル] ベンキュー(BenQ) 製品の一覧 – Rentio[レンティオ]

プロジェクター本体 一覧 – Rentio[レンティオ]

[レンタル] スクリーン 一覧 – Rentio[レンティオ]

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