ドウシシャのKamome K-CT1を調理レビュー!スチーム機能搭載の万能 コンベクションオーブントースター
更新日2022/10/27
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安い商品なら2,000円ほどで購入できるオーブントースターですが、せっかく買うなら、いつでも使いたくなるような、デザインも機能も充実したトースターを選びたくありませんか?
ドウシシャの愛着家電ブランドKamomeのスチームコンベクション オーブントースターは、そんなキッチン家電にこだわりたい方へおすすめの商品です。
この記事では「Kamome K-CT1」を実際に使って、詳しくレビューしていきます。
「愛着家電」というコンセプトのとおり、穏やかなデザインとシンプルかつ便利な機能で、毎日使いたくなるトースターですよ。
もくじ
スチームコンベクションとは?
“スチームコンベクション”という言葉、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか?
スチームコンベクションとは、蒸気を発生させる「スチーム機能」と熱風を対流させる「コンベクション機能」が一緒になった機能のこと。
レストランや給食調理場など大量調理の現場で使われるオーブンのほとんどに「スチームコンベクション機能」が搭載されています。
そして近年、スチームコンベクション機能が搭載された高機能なオーブントースターが、続々登場しているんです。
「Kamome K-CT1」はそんな高機能オーブントースターを家庭で手軽に使えるのが最大の魅力と言えるかもしれません。具体的な機能や特徴を一つずつ紹介していきます。
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Kamome K-CT1の特徴
スチームコンベクション機能付きのオーブントースター「Kamome K-CT1」。主な特徴は次の3点です。
スチーム機能とコンベクション機能を同時に使える
「Kamome K-CT1」には庫内奥に熱風を対流させるファン、本体下部にスチームを発生させるための水タンクが付いています。
スチーム機能がついた商品は数多くありますが、熱風を対流させるコンベクション機能付きのオーブントースターはそう多くありません。さらに言えば、「BRUNO crassy+ スチーム&ベイク トースター」にはスチーム機能とコンベクション機能が付いていますが、両方同時には使えません。
スチーム機能とコンベクション機能を同時に使える「Kamome K-CT1」は、より多彩な調理を可能にするオーブントースターなんです!
ファンで熱風を対流させることにより、食材にムラなく火が入り、蒸気で食材をしっとりと焼き上がります。
簡単に調理できる10のオートメニュー機能
「4種類も加熱方法があって便利そうだけど、うまく使いこなせないかも…」と感じる方は安心してください。
「Kamome K-CT1」には10のオートメニュー機能が備わっており、その機能だけでも十分トースターの性能を生かした調理ができるんです。
使い方は、トースターのつまみを回してボタンを押すだけ。
具体的なオートメニューの種類は、以下のとおりです。
トースト(2枚) | トースト(4枚) |
惣菜温め | ピザ |
から揚げ | もち |
グラタン | ロースト |
クッキー | 手作りパン |
オートメニューは、ほかのレシピにも応用できるので、公式サイトに掲載されているレシピや本体に付いてくるレシピブックを参考にすれば、調理の幅も広がります。
キッチンになじむナチュラルなデザイン
オーブントースターというと、角ばった形をしていたりメタリックな色だったりして、少し主張が強いイメージがありませんか?
「Kamome K-CT1」は、フォルムや取っ手、つまみなど、全体的に丸みを帯びたデザイン。
雰囲気がやわらかくて良い意味で主張しすぎないため、ナチュラルなインテリアにスッとなじんでくれます。
オーブントースターとしては大きめ
筆者が今まで一般的なオーブントースターしか使ったことがなかったためか、「Kamome K-CT1」を取り出したときの第一印象は「かなり大きい!」でした。トーストを4枚同時焼きできるので、奥行きが取られますね。
大きさはオーブンレンジとオーブントースターのちょうど中間くらいをイメージしてもらえると良いかもしれません。
場所は取りますが、ナチュラルなカラーと丸みを帯びたフォルムのおかげで圧迫感はありません。本体の色は公式サイトでみた画像よりも、やや薄めのアイボリーといった印象です。
セット内容
「Kamome K-CT1」のセット内容は焼き網とパンくずトレイ、ホーロー加工受け皿の3つ。
この他に、レシピブックと取扱説明書も付いています。
詳細な製品スペック
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
本体重量 | 約6.1kg |
ヒーター | 上下2本ずつ |
同時トースト枚数 | 4枚 |
タイマー | 1〜60分 |
電源コード | 約1.1m |
庫内の広さ (幅×奥行き×高さ) |
約26cm×28cm×9cm |
本体の大きさ (幅×奥行き×高さ) |
約40cm×41cm×26cm |
Kamome K-CT1を使ってみた!スチームコンベクション オーブントースターの実力とは
「Kamome K-CT1」を使って、食パン・チルトピザと冷凍ピザ・ノンフライから揚げ・ノンオイル焼き餃子を調理してみました。
どんな仕上がりになったのか紹介します。
食パン2枚を同時にトースト【オート調理】
「Kamome K-CT1」でまずはオーブントースターの基本、食パンをトーストしてみます。
タンクに水を入れ、一番左のメニューつまみを回してオートメニュー【トースト2枚】にセット。
取扱説明書に手順が詳しく書かれているので、すんなりとセッティングできました。
▲手前が冷凍した食パン、奥が常温の食パン。
若干焼き色にムラがあるものの、冷凍と常温どちらの食パンも表面はサクサク、中はしっとりもちもちの食感です。
普段使っているトースターよりも、明らかにパンの中に水分が残っていました。
スチームの効果は偉大ですね……。
チルドピザを焼いてみた!【スチーム調理】
続いて市販のチルドピザを焼いてみました。
こちらもオートメニュー【ピザ】で、簡単に焼き時間と温度を設定できます。
焼き上がりはチーズが絶妙に焦げ、ピザのふちと裏面がさっくさくの食感に。
自分で温度や焼き時間を調節するとうっかり焦がしがちなチルドピザも、お店のように絶妙な焼き加減になっています。
いい感じに溶けたチーズが、食欲をそそりますね。
冷凍ピザの焼き具合は……??【スチーム調理】
一方、冷凍タイプのピザも焼いてみたのですが……おや、焼き色やチーズの焦げ具合がいまいちかも…?
実はこれ、筆者が焼き時間をミスしてしまったんです。
レシピブックによると、冷凍ピザの場合は焼き時間を2分プラスするとのこと。
通常の焼き時間でも十分に食べられますが、冷凍ピザをよりおいしく食べたい場合は、焼き時間の追加をお忘れなく!
ノンフライでから揚げ【コンベクション調理】
コンベクション機能を活用すれば、油の処理が面倒なから揚げもノンフライで作れるんです。
味付けした鶏もも肉を天板に並べたら、オートメニュー【から揚げ】で調理スタート!(今回、市販のから揚げ粉を味付けに使用しました。)
焼き上がりはご覧のとおり。
粉が多めに付いていた部分は、少し粉っぽさが残っています。
しかし粉を薄くまぶしている部分は、皮の脂が染み出ていい感じの焼き上がりです。
油で揚げたときほどのサクサク感はないものの、十分「揚げ物感」を味わえます。
そして何より、お肉がぷりっぷり!!
パサパサした部分が一切なく、ジューシーで肉汁あふれるおいしさでした。
より表面をカリッとさせたい場合は、加熱時間を5分追加すると良いそうです。
ノンオイルでヘルシー焼き餃子【スチコン調理】
最後に紹介するのは市販のチルド餃子です。
どうしても、餃子をきれいに焼くのが苦手な筆者。
公式サイトで「ヘルシー焼き餃子」のレシピを見つけてから、「ヘルシーかつおいしく餃子が焼けるなんて!」と試したくて仕方ありませんでした。
さっと水にくぐらせたチルド餃子を予熱した天板に並べ、マニュアルモード【スチーム&コンベクション】220度で15分焼いていきます。
仕上がりは全体的にこんがりきつね色。
ひだの部分がパリパリに焼けて、いつもの焼き餃子とはひと味違った食感です。
軽くて、スナック菓子のようにいくらでも食べられます!
Kamome K-CT1を使ってわかった魅力と注意点
シンプルでやわらかなデザインと、便利な機能が魅力的な「Kamome スチームコンベクション オーブントースター K-CT1」。
実際に使ったことで気付いたおすすめポイントと注意点を紹介します。
○ ムラなく火が通る
オーブントースターを使っていて気になるのが、食材の火の通り加減にムラができてしまうこと。
「Kamome K-CT1」はコンベクション機能が付いているため、食材にムラなく火が通ります。
筆者が持っているオーブントースターにも天板が付いており、生肉を焼いて調理したことがあったんです。ところが仕上がりは、端のほうが焼けていなかったり、表面が焼けて中心が生焼けだったり、加熱ムラがかなり気になる結果に。
「Kamome K-CT1」は熱風を対流させるコンベクション機能があるため、庫内全体に熱が行き渡り、食材をムラなく加熱できます。
実際に作ったノンフライから揚げも、均一に火が入り、ぷりぷりジューシーな食感でした。
○ オートメニューの仕上がりが優秀
従来のオーブントースターは、食材や料理にあわせてワット数(電力)と焼き時間を調整するものがほとんど。しかし、説明通りに設定しても思ったように焼けず、ワット数を上げたり、焼き時間を伸ばしたりしていたんです。
「Kamome K-CT1」は、完全にオートメニュー任せで大丈夫。
トースターもピザもから揚げも、設定通りに焼くだけで絶妙な焼き加減に仕上がります。コンロ調理で気にしていた調理時間や温度も、一切気にする必要がありません。
調理に悩む時間が減るので、食事作りがかなり楽になりますよ!
○ 前扉を外して掃除できる!
オーブントースターでパンやピザなどいろいろなものを焼くと、どうしても前扉が汚れてしまいますよね。
「Kamome K-CT1」は前扉が完全に取り外せて、細かなパンくずや油汚れを掃除しやすい点がおすすめです。
外すときは焼き網を乗せる部分を手前に引き、扉と本体を連結させている金具を取り外し、扉に付いているつまみを左右に動かして、扉を留めるピンをずらして外すだけ。
取り外しやすいので、気持ち的にもお手入れハードルが低くなるので、かわいい見た目を維持したくなっちゃいますね。
△ スチーム時の音がやや大きい
「Kamome K-CT1」で唯一気になった点は、スチームを入れる際の音が大きいこと。
スチームが入った途端「ゴポゴポ、ガガガッ」と、比較的大きな音が鳴りました。
とはいえ通常の動作音が静かなため、スチーム音が際立って大きく聞こえてしまうだけの可能性もあります。
ずっと音が鳴り続けるわけでもないので、「少し大きな音がする」と心構えしておけば問題ないでしょう。
Kamome スチームコンベクション オーブントースター K-CT1で料理をおいしく簡単に!
食パンをサクサクもちもち食感に焼けるのはもちろん、オートメニューでさまざまな料理を作れる「Kamome K-CT1」。
一般的なオーブントースターよりはサイズが大きめですが、お手入れがしやすくデザインもおしゃれで、つい毎日使いたくなる商品です。
「実際に置いたときのサイズ感や使い勝手を確認してから購入したい」という方は、ぜひ家電レンタルを利用してみてください。
オーブントースターはお試しレンタルがおすすめ
「キッチンの置けるスペースや置いたときの違和感がないか確認したい」
「必要な性能がちゃんと搭載されているのか、価格とバランスが良いのか実際使ってみたい」
そんな方にはオーブントースターのお試しレンタルがおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、オーブントースターのレンタルも提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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