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アウトドアの躍動感ある風景を撮影したいと考えて、アクションカメラの購入を検討中の方も多いのではないでしょうか。
近年のアウトドアブームによりさまざまなアクションカメラが登場しており、ポイントを押さえて選ばないと思い通りの撮影ができないので注意が必要です。
そこで今回は、用途別おすすめアクションカメラ9選と選び方を紹介します。
メリット・デメリットやデジカメとの違いも解説するので、購入の参考にしてください。
もくじ
アクションカメラとは
アクションカメラとは、アウトドアやスポーツのときに臨場感のある景色を撮影できる小型カメラのことです。
他のカメラとの最大の違いは体や乗り物に装着できる点で、撮影した画像はプレイヤーの動きを追体験できるような躍動感・アングルを実現できます。
バイクなどに装着できるカメラは「ウェアラブルカメラ」と呼ぶこともあり、軽量なのも特徴です。
アクションカメラのメリット・デメリット
アクションカメラの主なメリットは防水性・耐久性が高いこと、デメリットは稼働時間の短さなどです。
購入してから「こんなはずでは…」と後悔しないために、メリット・デメリットの両方を認識しておきましょう。
メリット
アクションカメラのメリットは、以下の通りです。
- 防水・耐久性が高い
- 操作が簡単
- 持ち運びができる
- 手ブレ補正機能がついている
- 超広角レンズで自撮りしやすい
防水・耐久性に優れているため、突然の雨や振動・衝撃がつきもののアウトドアやスポーツシーンでも安心して利用できます。
近年では画質や手ブレ補正機能が進化しており、超広角レンズで自撮りしやすいことからアウトドアだけではなく普段使いしている方も増えています。
デメリット
アクションカメラのデメリットは、以下の通りです。
- バッテリー稼働時間が短い
- 高画質は熱暴走しやすい
- センサーサイズが小さいため暗所ノイズが多い
- 背景をボカすなどの細かい調整は不向き
小型カメラに高機能をギュッと凝縮しているため、長時間利用したり高画質な映像を撮ったりすることでトラブルを引き起こす可能性があります。
アクションカメラとデジカメの違い
アクションカメラとデジカメの違いは、主に4つあります。
- 防水・耐久性が高い
- ハンズフリー撮影ができる
- 強力な手ブレ補正機能
- マウント(オプション)で撮影の自由度が高い
過酷な状況でも防水・耐久性を発揮し、アウトドアに最適である点が1番の違いです。
また、動きながら思い通りの映像を撮影するため、手振れ補正やマウントなどに対応しているのもアクションカメラの魅力だと言えます。
アクションカメラの選び方
アクションカメラの選び方には、8つのポイントがあります。
- 解像度で選ぶ
- 手ブレ修正機能の性能で選ぶ
- 連続撮影時間で選ぶ
- フレームレートで選ぶ
- 対応のSDカード規格で選ぶ
- 防水性能で選ぶ
- 水平維持機能で選ぶ
- 夜間モードで選ぶ
自分がアクションカメラを使うシチュエーションを想像しながら、チェックしてみましょう。
解像度で選ぶ
撮影した映像の使い道や予算に合わせて、解像度を選んでください。
アクションカメラの主な解像度は、「フルHD」「4K」の2つです。
両方とも聞き慣れた言葉ですが、改めて意味やメリット・デメリットを確認しましょう。
フルHD(フルハイビジョン)
フルHDは解像度が「1920×1080」ピクセルで、縦横比16:9を意味します。
4Kの普及率が高くなってきたものの、閲覧や作業環境に左右されにくいフルHDがまだまだ主流です。
4Kと比べて画質は劣りますが、データの負担が少なく高スペックのパソコンでなくても編集が可能です。フルHDのアクションカメラは、リーズナブルなので初心者にも気軽に購入できます。
4K
GoProで4K撮影した作例
4Kは解像度が「3840×2160」ピクセルのことで、フルHDが約200万画素なのに比べて4Kは約800万画素あります。
フルHDに比べて鮮明な映像となりますが、データ量が大きくなってしまうため保存先の確保や対応デバイスが必要です。
手ブレ補正機能の性能で選ぶ
動きを滑らかに表現しストレスのない映像・画像を撮るため、手ブレ修正機能の性能で選んでください。
手ブレ補正機能といっても動画のみ・静止画のみ・両方に対応したタイプがあるので、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
アウトドアスポーツなど激しい動きの中で撮影したい方は、手ブレ修正機能を重視して選ぶと失敗しないでしょう。
長時間撮影するなら連続撮影時間で選ぶ
バッテリー稼働時間が短いモデルもあるため、連続撮影時間で選ぶのもポイント。
屋外では電源が取れない場合も多く、一度限りの撮影チャンスを逃す可能性もあります。
登山やキャンプなど長時間のアクティビティに取り組む方は、連続撮影時間で選ぶのもおすすめです。
また、バッテリー性能とは別に発熱(熱暴走)によりカメラがシャットダウンして撮影が止まってしまう場合もあるので、その点はレビューや口コミを参照しましょう。
フレームレートで選ぶ
滑らかな動きを撮影したい場合は、フレームレートで選んでください。
フレームレートとは1秒間に撮れる画像枚数を表す数値のことで、高い数値のモデルほどよりスムーズな動きになります。
例えば「60fps対応モデル」は、1秒間に60フレームの記録が可能です。
バイクや自転車など動いている際に撮影する場合は、フレームレートが高いモデルを選ぶと満足できます。
対応のSDカード規格で選ぶ
使用機器によってSDカードの対応規格が決まっているので、注意してください。
アクションカメラに使われているのはコンパクトなmicroSDカードが多いです。
microSDカードは容量によって規格が分かれていて、microSD(~2GB)・microSDHC(4~32GB)・microSDXC(64GB~2TB)の3つに分類されます。
SDカードの容量は、最低でも64GB以上のmicroSDXCがおすすめです。
64GBあるとフルHDで約2時間、4Kで1〜2時間の撮影が可能です。
また、容量だけでなくデータ転送速度も重要です。
SDHCとSDXCには「UHSスピードクラス」(UHSは「Ultra High Speed」の略)と呼ばれる規格があり、「UHSスピードクラス1」(最低保障速度10MB/秒)と「UHSスピードクラス3」(最低保障速度30MB/秒)の2つに分かれます。
4K動画等、高画質で撮影する場合はデータ転送速度の速い「UHSスピードクラス3」を選ぶことをおすすめします。
不安な方はメーカー推奨のSDカードを購入すれば確実です。
防水性能で選ぶ
アウトドアでの撮影は雨や海・川など水濡れすることが多いため、防水性能で選ぶようにしましょう。
防水性能の中にも等級があり、よく撮影する場所やアクティビティの種類で防水レベルを選択すると後悔しません。
水平維持機能で選ぶ
傾きのない安定的な映像を撮るためには、水平機能で選ぶのがおすすめです。
水平維持機能とはカメラの向きを変更しても自動検知・補正する機能で、常に水平の画角を保てるのが特徴です。
いちいち画角をチェックしなくても良いため、両手が離せないバイクや自転車を運転する場合にも重宝します。
夜間モードで選ぶ
アクションカメラは基本的に暗闇の撮影に不向きなので、夜間モードの有無で選びましょう。
夜間モードがあると暗闇でも人や建物を鮮明に写せるため、キャンプなどのアウトドアで活躍します。
用途別のおすすめアクションカメラ9選
用途別におすすめのアクションカメラを紹介します。
選び方のポイントを参考にしながら、目的やアクティビティに合った一台を見つけてください。
DJI Osmo Pocket 3
DJI Osmo Pocket 3はVlog撮影におススメのコンパクトなアクションカメラの決定版。
どこへでもすぐに持っていける気軽さと高性能な撮影機能を両立した1台です。
2インチ回転式タッチスクリーン搭載で、大幅に操作性が向上したうえ、横向き撮影と縦向き撮影を瞬時に切り替えられます。
3軸メカニカルスタビライズ機構による手ブレ補正と、高速オートフォーカスで、撮りたい一瞬を逃しません。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 4K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 166分 |
フレームレート(4K時) | 60fps |
SDカード | microSD(最大512GB) |
防水性能 | なし |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | あり |
レンティオ編集部のレビュー
DJI Osmo Pocket 3使用レビュー!さらなる進化を遂げたVlog向けコンパクトカメラの決定版! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
GoPro HERO 13 Black
GoPro HERO 13 Blackは人気のGoProシリーズの最新モデル。
HDRに対応した最高5.3Kの高精細な映像や、手ブレ補正機能「HyperSmooth (ハイパースムーズ) 6.0」が大きな特長です。
本モデルではバッテリー性能が向上し、従来より連続撮影時間がアップ。
TV業界やYouTuberなどにも愛用されている、プロフェッショナルに使えるアクションカメラです。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 5.3K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 150分 |
フレームレート(4K時) | 120fps |
SDカード | microSD(最大1TB) |
防水性能 | あり |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | あり |
レンティオ編集部のレビュー
GoPro Hero13 Black使用レビュー!12と比較してどう進化した?バッテリー性能が向上した最新機種を徹底紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Insta360 Ace Pro 2
Insta360 Ace Pro 2はライカ社と共同開発した高性能レンズに加え、1/1.3インチ8Kセンサーを搭載。
デュアルAIチップ搭載により演算性能が前モデルより倍増しています。
4K120fpsのスローモーション動画を撮影できるうえ、暗所撮影にも強く、4K60fpsまで対応するPureVideoモードでは暗所でのノイズ低減とダイナミックレンジ向上を実現。
さらに、2.5インチフリップ式タッチスクリーンを採用することで、セルフィー需要にも対応しています。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 8K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 180分 |
フレームレート(4K時) | 120fps |
SDカード | microSD |
防水性能 | あり(水深12mまで) |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | あり |
レンティオ編集部のレビュー(前モデル)
Insta360 Ace Pro使用レビュー!ライカと共同開発のアクションカメラは夜間撮影にもおすすめ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
DJI Osmo Action 5
DJI Osmo Action 5は、高性能な1/1.3インチセンサーを搭載した、最高クラスの画質を誇るアクションカメラです。
他機種と比較して防水性能も高く、防水ケースなしでも水深20mまで使用することができます。
10-bit&D-Log Mカラーモードにも対応し、プロフェッショナルな撮影も可能。
バッテリーの持ちの良さも魅力でバッテリー1つで240分の連続撮影に対応しています。
磁力を使ったクイックリリースにより、アクセサリーとの接続もスムーズです。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 4K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 240分 |
フレームレート(4K時) | 120fps |
SDカード | microSD(最大512GB) |
防水性能 | あり(水深20mまで) |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | – |
レンティオ編集部のレビュー
「DJI Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボ」キャンプ使用レビュー!夜間撮影対応のアクションカメラの実力を検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Insta360 GO 3S
Insta360 GO 3Sは、親指サイズの超小型アクションカメラです。
磁気ペンダントを使えば服に固定でき、録画ボタンを押すだけなので誰でも簡単に撮影できます。
手ブレ補正に加えて、水平維持アルゴリズムでカメラの動きに左右されず水平を維持できるのも魅力です。10m以内であれば遠隔操作も可能であり、撮影の幅が広がるでしょう。
急速充電に対応しており、30分間の充電で最大150分間撮影できるため急な外出のときでも少しの充電で長時間の撮影ができます。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 4K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 38分/140分 |
フレームレート(4K時) | 30fps |
SDカード | なし(内蔵型) |
防水性能 | あり(水深10mまで) |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | – |
レンティオ編集部のレビュー
Insta360 GO 3S 使用レビュー!進化を遂げた親指サイズアクションカメラで4K撮影!撮影可能時間や付属品についても細かく解説。 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Insta360 X4
Insta360 X4は、最大8Kの高画質で360度の撮影ができるアクションカメラです。
AI駆動のInsta360アプリのリフレームツールがあり、撮影後にアングルを決められるため細かな調整に時間を取られません。
シングルレンズモードを使えばアクションカメラとしても使用でき、4K60fpsで滑らかな撮影が可能です。
手ブレ補正のレベルも高く、FlowState手ブレ補正はどんな激しいアクションでもスムーズに撮影してくれます。
大型の2.5インチタッチスクリーンは頑丈なガラスで保護されているので、プレビューも安心です。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 8K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 135分 |
フレームレート(4K時) | 60fps |
SDカード | microSDカード(最大1TB) |
防水性能 | あり(水深10mまで) |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | – |
レンティオ編集部のレビュー(前モデル)
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DJI Pocket 2
DJI Pocket 2は、ポケットに入れて持ち運べるほどコンパクトなアクションカメラです。
携帯性が優れているのはもちろん、撮影を1秒で開始できるので決定的な瞬間を逃しません。
モーター搭載の3軸手ブレ補正のため、映画のような安定的な画角を保てます。
ハンドル部分に4つのマイクを内蔵しており、高画質な映像とともにその場にいるようなリアルな音を楽しめるでしょう。
AI編集に対応しており、編集が苦手な方やじっくり編集する時間が取れない方にもおすすめです。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 4K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 140分 |
フレームレート(4K時) | 60fps |
SDカード | microSDカード(最大256GB) |
防水性能 | なし |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | – |
レンティオ編集部のレビュー
DJI Pocket 2の使用レビュー!初心者でも写真や動画を手軽に撮影できるコンパクトカメラ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
レンタル利用者の口コミ
Insta360 ONE RS ツイン版
Insta360 ONE RS ツイン版は、レンズ交換による2通りの撮影方法に対応しています。
レンズ、モニターを搭載したコア部、バッテリーの3つのモジュールからできており、それらを組み合わせることで撮影を行うことができます。
ツイン版のレンズモジュールは、広角映像が撮影できる4K ブーストレンズと360度映像が撮影できる5.7K 360度レンズの2種類から選択が可能。
撮影したいシーンに合わせてレンズを交換することで、理想の映像に近づけることができます。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 4K ※360度レンズは5.7K |
手ブレ補正機能 | あり |
連続撮影時間 | 75分〜82分 |
フレームレート(4K時) | 60fps |
SDカード | microSD(最大1TB) |
防水性能 | あり(水深5mまで) |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | なし |
レンティオ編集部のレビュー
「Insta360 ONE RS ツイン版」実写レビュー!スノボで動画&写真を撮影して魅力を体感 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
GoPro HERO CHDHF-131-JP
GoPro HERO CHDHF-131-JPは、コンパクトタイプの新しいGoPro。
手軽かつリーズナブルなモデルで、高クオリティな4K映像が撮影可能です。
コンパクトながら耐久性も高く、水深5mまでの防水性能を備えています。
初心者向けのシンプルな操作性で、エントリーモデルとしてピッタリです。
スペック | 詳細 |
---|---|
解像度 | 4K |
手ブレ補正機能 | あり(アプリによる補正) |
連続撮影時間 | 60分 |
フレームレート(4K時) | 30fps |
SDカード | microSD |
防水性能 | あり(水深5mまで) |
水平維持機能 | あり |
夜間モード | – |
アクションカメラはレンタルもおすすめ
アウトドアやスポーツの躍動感あふれる映像を撮影でき、持ち運びしやすいアクションカメラ。
手ブレ補正はもちろん、4K撮影や夜間モードなど多機能なモデルが多く、満足度の高い映像を楽しめます。
自分の撮影したいシーンで使えるか不安に感じている方や、どれを買っていいか分からない方には家電レンタルの利用がおすすめです。
家電レンタルサービスのレンティオなら、納得いくまでお試しができるので購入の参考にしてください。
アクションカメラのレンタルなら | 短期、サブスク型月額制、送料無料 – Rentio[レンティオ]
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